アニメ・コミック

2016年6月 5日 (日)

●5! B●!

以下、血界●線のファンブック・B● のネタバレを含むので、
いやんなひとはバックプリーズ。

●5! B●!
紙のサイズじゃないよ、地下鉄の出口の話でもないよ、
出たよ、出たよ、公式ファンブック!
ついに出た!
すげえ嬉しいよ、こんなに「出たよ!」って思ったの、
小学二年で夏休みに朝顔の鉢に芽が出た時以来だよ。
なんつっても、あんときは待ちきれなくて、
何度も鉢を掘り返してたから、
もう「死んだんじゃないですか?」とか
執事に言われて、すげえショックだったけど、
無事に芽が出た。
奇跡だと思った。
そんくらい嬉しい。
アニメ化も嬉しかったけど、
なんつーか、ファンブックが
ここまでデカい立派なファンブックが出るほど、
血界●線が認知されているというのが、ね……。
嬉しいんですよ。

なんつっても、俺の
「このマンガがおもしろい わたしが勝手に思うに」コーナーの
第一回は 血●戦線 でしたからね。
(そのときのエントリは下記)
http://blacksheep.txt-nifty.com/blog/2010/11/post-2005.html

カプセル・ヨード●ンキ にしようと思ってたのに、
勢いに負けてうっかり、●界戦線 になったんだよな。
2010年の11月の出来事でした。
えっ、もう5年は昔なの?
いやー、時が流れるのは早いのう……(感慨にふける)

当時はまだ二巻でしたからね。
ザップさんがここまでクズ認定になるとは思っていなかった。
スティーブンさんにここまで はまるとは思わなかった。
(最新刊の見開きページのスティーブンさんの立ち姿の美しさに、
思わず、「抱いてくれ!」と口走ってしまった)
クラウスさんは当時から大好きだったけど、
「理想の上司は?」で「松岡●造」ではなく、
「クラウス・V・ラインヘルツ」と答えるようになるほど
好きになるとは思わなかった。

もう大好き、ライブラ大好き!
●5! B●!
もちろん、DVD版のほうを買いました。
DVDもすげえ、楽しみにしてました。
DVDは賛否両論があると思いますが、
俺は、
「久しぶりに動くスティーブンさん見た!」
「クラウスさんがしゃべった!」(感●した!)
「スティーブンさんの「粗相す●な!」が聞けた!」
というだけでもう、目頭が熱い。
いや、アニメが終わってから、
もうずっと、アニメ欠乏症だったんだな、と思った。
いつものかけあいと、声と、動きに
飢えていたんだなって思った。
それから、フェムトの決め台詞ね。
「死●」があんなに素晴らしいとはね。
「●ね」の力の抜け加減が素晴らしいね。
キャストに恵まれたんだなあと思った。

たぶん、アニメに賛否両論出ちゃうのは、
それだけ、みんなにとって思い入れがある作品だからだろうなと思います。
あと 値段。
DVD付でこのボリュームで1500円くらいだったら、
たぶん、ブラボーの声が増えたと思う(無茶言うな!)
6000円は大人じゃないと買えないよね……。
子供には厳しいよね……。
俺は1ファンとして、
どうしても、もっと幅広く、深く、みんなに認知されたいって思うから、
もっと手に取りやすい値段だったらなあとは思った。
特に、子供に読んでほしいなあって。
だって、血界●線 って、「人の中の光」についての物語じゃないですか。
「人の中の魂の放つ光」についてのマンガじゃないですか。
だから、子供に、柔らかな心の子供に、
ぜひ読んでほしいなあって思う。
もちろん、大人にも読んでほしいけど!
血界戦●は、笑いと涙と崇高さとクズ(ザップ氏)が入り混じった最高のマンガです。
B●の出版を機に、もっともっと読者が広がるといいなあ。


以上、ホラ1割程度で。
もうね、ホントにね、ファンブックを開封するのが嫌でした。
尊くてね。自分の指紋がつくのが嫌でね。
でも、やっぱ見ずにはいられないから、開封したけど。
わたし的にはスティーブンさんの刺青についての話が
原作者のコラムでちょっと触れられていただけで、
「6000円の価値はあった!」と思った。
「粗相すん●!」を聞けただけで6000円の価値はあった。
クラウスさんの「感動し●」「スティーブン」が聞けただけで
耳が幸せだった。
もちろん、否定的な見方もあると思うけど、
俺はしがない、ちっぽけな1ファンなんで、
単純なんです。
嬉しくて、しかたないんです。
クラウスさんの「スティーブン」は幸せだったな……。
なんつーか、信頼がこもってるというかね……。
B●の方にも「若い頃からの関係」みたいな文があって、
「旦那と番頭、古い付き合い!」ってだけで嬉しかった。
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すんません、血界戦●未読の方には、今日のブログは意味不明でしたね。
でもこのブログは、俺が好きなように好きなことをするブログなんで!
こういう外角球の日もあります。
そういうときは、さらりと流していただいて、
また来週、違う冒険をしている俺ののたうち回る様を見に来てやってください。

2012年3月 2日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――黒子のバスケ

以下、ネタバレを含むので、いやんな方はバックプリーズ。

正直 このマンガは取り上げたくなかった。
だってわたしは
「え、バスケって何人でやるスポーツ?」というレベルの
運動オンチ。スポーツにはまるで興味がない。
五十メートルを走るのに、十二秒くらいかかるスペックなのだ。
(小学生に指をさされて笑われるレベル)
しかし、もう認めるしかないだろう。
特別CD同梱版と、通常版と、二冊も同じ十六巻を
買ってしまっては、認めるしかない……。
わたしは、このマンガが好きなのだ。
てなわけで、前置き長くなったけど、
今回は = 黒子のバスケ で。
スーパーバスケで。(NBAとかとは違う意味で)


あらすじっていうか、まあ、流れ。
時はバスケ戦国時代。
異国帰りの火神青年は和の国・日本の高校で
人としてありえないくらい影の薄い座敷ワラシな男子と出会う。
黒子というそいつはファミレスでウェイトレスさんに水を置いてもらえないくらい、
視認してもらえないくらい、存在感のないやつだったが、
確固たる自我を譲らない生意気な男で、
「ぼくもバスケやります」と言い切る。
しかも、なんと、バスケ超強いチーム・
かつて全国統一を成し遂げた覇者・
伝説の「キセキの世代」の幻の六人目だという。
黒子は、その存在感のなさを徹底的に
利用して、独自のバスケスタイルを作り出していた。
その他のキセキのメンツもすげえ強いらしい。
いいね、強い相手、いいねえ、
とバスケ小僧の火神はグッときて、バスケ部に入部、
黒子の「ぼくが影として、火神君を日本一にする計画」の生贄に大決定し、
ふたりはキャラが濃い先輩に囲まれて、
阿鼻叫喚の戦いの毎日を送るのだ。――ッて話。

だいたい、こんな流れだったと思うけど。
違ってるかな、ははは。
重要なのは、主要キャラは、
もうハンパなくキャラが立っているということです。
モブ扱いのキャラと、そうでないキャラの落差が激しい。
そもそもわたしが十六巻を二冊も買ったのは、
通常版の背表紙のキャラが「高尾」だったから。
こいつはキセキの世代の緑間というツンデレ野郎の
相棒なんですが、本来なら、脇キャラで扱い軽いはずなんですが、
ソークール、ソーキュート、ソークレバー。
大好き。
高尾の笑いのツボとかもう、本当に大好き。
だから買っちゃったよ、通常版も!
背表紙が高尾じゃなかったら、絶対、買ってなかった……。
高尾と緑間のやりとりは抱腹絶倒です。
緑間は「なのだよ」口調のマイペース変人。
高尾は常識も分かりつつ、
緑間の気持ちも読み取りつつ、
自分も楽しいように振舞います。
最高です。
ホント、高尾大好き。

キセキの世代は全員それぞれ、
オリジナリティあふれる一芸(?)を持っていて、
キセキの世代と対戦するごとに
火神はどんどん成長していく。
黒子もどんどん成長していく。
消えるドライブとか、目から火花(?)が出るゾーンとか、
「へえ、バスケってこんなことできるんだねえ」と
感心してばかりのスポーツ初心者のわたし。
気のせいかな、
一部 人類の定義の範疇を逸脱しているように感じるけど、
でも、少年マンガってそういうものだよね。
キャプ●ン翼だって、地平線が見えるグラウンドだったし。
テ●スの王子様だって、特殊効果発動してたし。
某サッカーマンガでは化身が出るし。
あんまり遊●王と変わらないよね。
そう考えれば、別に変なマンガじゃないよね。
もともと、そういうものだからね。
バスケってそういうもんじゃないの?
運動しないわたしには、よくわかんないけど。
ちゃんと五人でプレイしてるから(五人でやるって、このマンガで学習した)、
まあ、問題ないよね、きっと。

黒子のバスケ は作者の「前のめり」精神が
とてもよく出ている、全力投球マンガです。
わたしの座右の銘も「死ぬときはドブの中でも前のめり」なので、
作者コメントは共感を呼ぶし、尊敬してます。
今度、アニメにもなるんだよ。
楽しみだよね。
あのバスケシーンが絵が動いたら、どんな感じなんだろう。
個人的には高尾の能力が! 気になります。
実は高尾には特技があるのです。
それは読んでのお楽しみ。
でも、緑間みたいな変人を
笑って許容できる思考の幅が広い高尾は、
本当に魅力的なキャラです。
ああいう風な人間になりたい。
ユーモアを常に忘れない高尾は、ある意味、わたしの理想です。
読んでて楽しいよ!

そんな感じで、
脇キャラである高尾をほめたたえて、今回は終わります。
え、主人公の黒子はどうなんだって?
いやホラ、黒子は影が薄いのが売りだから。
なんつうか、テーマとして取り上げるべきではないというか。
そういう存在じゃないというか。
表に出ちゃったら、黒子のいいところがかすんじゃう。
ね、だから、このマンガのメインは高尾ってことで、
いいんじゃないかな。
以上、ホラ二割くらいで。
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2011年9月 2日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――銀の匙

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は 銀の匙 で。


なぜに 鋼の錬金術師 ではないのかと思われるかもしれないが、
そもそもこの連載を知らない人もいるかもしれないので、
(サンデーだから、そんなひと滅多にいないと思うけど)
周知の意味で、 銀の匙 で。
いやー、荒川様なら、 鋼の錬金術師 かなあとも思ったんです。
取り上げるんなら。
錬金術には興味があって、いろいろ本も持ってるし、
やったこともあるし、
語りたいことはたくさんあった。
でも、知名度がある 鋼の錬金術師 よりも、
知名度が(じゃんかん低い) 銀の匙 をみなさまに勧めたいと思ったので。

自分の学生時代を振り返り、懐かしいと思いながら、
ストーリー紹介。
主人公はごく普通の一般ピープル。
だが、思うところがあり、農業高校に進学した。
ところが、その農業高校は一般ピープルの常識を
はるかに凌駕した場所だった。
逃げる子牛、早朝の実習、首ちょんぱされて殺される鶏、
肛門からひりだされる鶏卵、初めて触る牛・馬、子豚の去勢、
二十キロの校内マラソン、ゴミ拾い。
すべての内容が、主人公には未知の領域であり、
彼は学校と生徒たちに翻弄されながら、
がんばって寮生活を続けるのだ。――って話。
今のところは。

なんだか読んでて、 女二人のニューギニア を思い出した。
(※ 女二人のニューギニア の紹介は下記。)
http://blacksheep.txt-nifty.com/blog/2010/11/page3-6f8e.html
未知なるものに対する、一般人の拒絶反応と過剰反応は
似ているな。

あと、読んでて、スイスの母校がちょっと懐かしくなった。
主人公が入学した農業高校に似てるんですよ。
ええと、わたしが入学した学校は、
メインキャッチフレーズが「自然が豊か」でした。
一応、お貴族学校なのだが、
敷地は広大で果てが目視できず、自然林が広がり、
鹿・熊が出る。(警告看板がある)
職員の一部はライフルを所持。
敷地内には川が流れている。
鱒が釣れるよ。
噂では学校の敷地は、陸軍の敷地とゴルフ場の敷地に挟まれているらしい。
陸軍のほうから、砲弾の着弾音が聞こえることがある。
新入生校内オリエンテーリング と称して、
一年のときに、学校の敷地のとてつもねえ距離を
コンパス頼りに時間を競って歩く。
途中、陸軍がやってる訓練と同じ山越えがある
(角度が急すぎてオリエンテーリングなのに歩けず、
匍匐前進で山を越える)。
食堂で出てくる野菜・果物類はすべて学校内の自給自足、
果物泥棒が出る(飢えた寮の生徒が盗む)ので、
先生が畑を警邏して泥棒を摘発。

わたしの母校は農業高校ではなく、
普通の高校(むしろお貴族学校だから、ハイソなはず)なのに、
こんな感じで、入学した日から、わたしの顎は落ちっぱなし。
小学校からの持ち上がり組みはもう慣れた感じで、
ああうん、まあねって流してましたけど、
フロム・ジャパンの普通の学校から来たわたしは、
ナニコレ、お貴族ってどういうものなの? って思いました。
とにかく、とてつもない田舎だったんです。規模が違う。
いろんな意味で、現代日本人には異世界だった。
一応、貴族として、乗馬やダンスも習うのだが、
早朝の馬の世話や地道なダンスのレッスンなど、
華美な貴族生活からは想像できない努力が求められる。
ダンスも慣れれば楽しいが、慣れるまでが鬼。
ワルツだのフォックストロットだの、
足と背中がつりそうになりながらの猛特訓。しかも笑顔で!
厳格なテーブルマナー。ナイフとフォークだけでリンゴ剥くの、
めっちゃくちゃ大変やで!
キリスト教系だから、早朝からミサがある。
ミサで歌われる賛美歌は全部ラテン語。
司祭が唱える歌唱形式の文言もラテン語。
意味なんかわかるか。
賛美歌の数は半端なく、それだけで一冊の本になってる。
キリスト教の祝祭日に行われる特別ミサには、
でかいゼンマイ(山菜の)みたいな杖持った司教が
司教区からやってくる。
学校には修道院が併設されており、
シスターもいるんで、季節折々のミサ・儀式がある。
ご飯を食べる前にはお祈り、
朝礼の後にもお祈り、
終礼の後にもお祈り、
寝る前にもお祈り、
おまえら、どんだけ神頼みすれば気が済むんじゃ!
しかもお祈りの内容は全部違うよ!
もちろん、暗記要!
学校におかれている絵画は複製とはいえ、
ラファエロ、ティツィアーノ、ダ・ビンチ。
ピエタがそのまんま置いてある。
行動の目安になるのは、時計じゃなくて、
塔の鐘の音。(塔がある)
学校敷地内には教会・墓地(!)まであり、
修道院で亡くなったシスターが永眠している。

こんな感じの学校だったので、
日本に戻って普通の大学入って、
友達ができたとき、
「どんな高校だったの?」と訊かれたら、
もう答えようがない。
いや、一生懸命答えても、
「フィクション?」とか言われちゃう。
「マンガでありそうだね、アハハ」って返される。
マリア様が見てる を地で行ってました。
あまりにも突き抜けているので、
常人には理解してもらえない。
銀の匙 の主人公の気持ちが、方向性は違うけど、
ちょっとわかるよ。
オレもそうだったよ、初めて見たときはそうだった。
なにもかもがありえない、そう思ったよ……。

銀の匙 の主人公の同級生たちはみんな、
将来の夢・方向性が決まってる。
そりゃ農業高校をわざわざ選んでるんだから、
決まってるよね。
けど、主人公だけは「……」で決まってない。
この気持ちも、わかる。
お貴族学校では、将来なんて既定事項。
だって結婚相手まで決まってるんだから。
学校出た後、どうやって生きるか、
みんな当然のようにのたまう。
「爵位とマナーハウスを継いで、地主」
「婚約者と結婚して、モナコに住む」
「ジェット族」
(※ジェット族とは、世界中をジェット機で旅行しながら、
旅に生きる超金持ちのこと。所持金ハンパない)
オレだけ、異端児。
うん、たぶん、オレは日本に戻って、
大学出るかな。そのあとはわかんない。
(この時点で高校一年なので、大学以降のことは見通しが立たない)
へえ、卒業後、イギリスに来る機会があったら、
ウチの領地に遊びにおいでよ。
歓迎するよ!
ありがとう。イギリス旅行なんてできるかな……。
(我が家は貧乏貴族)
自分と周囲のこの温度差は、なかなかツラいもんがある。
銀の匙 の今後の主人公の動向に注目。

今から思えば、おもしろい高校生活でした。
滅多にできない経験をたくさんしたよ。
でもさ、そりゃ「今から思えば」なんであって、
当時はもう周囲についていくだけで、
イッパイイッパイなんだよね。
わたしのこの学校生活のことを
「小説に書いたら?」と薦められたこともあるが、
出版社の人に学校生活を説明したら、
「そんなありがちなフィクション、売れませんよ」って言われた。
笑う大天使 とか マリア様が見てる とかで
お貴族ハイソ学校なんて、とっくに世に出てる。
だから、新鮮味がないって言われた。
……実体験なんだけどね。
現実って難しいね。

そんな感じで、今後も 銀の匙 に注目していく感じで
今回は終わり。
ホラは四割くらいかな。
日本人の「ありえねえ」って、けっこう「ありえる」んですよ。
世界はいろいろおもしろいよ。
人生を広げる意味で、いろんな経験ができるといいかもね。

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2011年8月 3日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――蜂の巣

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 蜂の巣 で。
峰倉様といえば、なぜ 最遊記 ではねえのかと
思われる方もいるかもしれないが、
短編集 蜂の巣で。
ええと、 最遊記 は好きです。初版から買ってる。
ですが、ちょっと冊数が多いので、
(もちろん、集める価値はあると思うが)
一冊にまとまってる 蜂の巣 にしました。
WILD ADAPTER も好きよ、俺は。
ていうか、峰倉様の世界観が好き。

上記は限定CD付きバージョンですね。CDなし版もあります。

愛情があふれて零れ落ちて、
むしろなくなってしまったストーリー紹介。
ある種 SFですね、この話。
大震災が起きて、首都が名古屋に移転してしまった日本。
治安の悪化が激しい東京では、
臓器売買目当ての死体荒らしが横行。
ほぼ新鮮な臓器=貴金属 的な感覚になっとる。
当然、死んだ後に悠長に嘆いている時間はなく、
死んだらすぐに保健所の「葬迎屋」が死体を引き取りに来て火葬する。
この物語は、「葬迎屋」の日常と、
「葬迎屋」と敵対する臓器売買組織のボスの日常――って話。

わたしは個人的に峰倉様の言葉選びのセンスがすごい好きなので、
台詞いっこいっこがもう、いちいちツボですね。
それから、峰倉様のSFッぽい話は、
「ああ、本当にありそう」って感じがして、
それも好き。
物語には、「完全に架空」「ありそう」「現実」の三パターンがあると思いますが、
(これはどの程度、フィクションを内包しているかによる)
(あと、物語の設定の説得力の強さにもよる)
峰倉様のSFは「ありそう」だと思う。
臓器売買目当ての死体荒らしとか、
実際、起こりそうだよなと思う。
わたしはこの「ありそう」ってタイプかつ発想が斬新な話が好き。
それから「葬迎屋」が直面する日常――さまざまな死は、
それぞれよくできてる。
ヤクザの死体とか、
子どもの借金のカタに売られる父親の死体とか、
恋人の別れとか、
この物語・蜂の巣 は短編集なんで、
一話一話のページ数は本当に少ないんだけど、
まとまってますね。

個人的に好きなキャラクターは、臓器売買組織のボス。
陽気なお茶目さん。
笑いながら、人を殺すタイプ。
(ええと、ヘルシングのナチのボスと似たタイプかなあ?
ちょっと違うか。あっちは戦争狂だからな)
人の死に道義的な意味を見出さないキャラは
けっこう好きですね。(現金価値的なものはわかるのさ、もちろん)
死と直面した狂ったユーモアってのを、ラスボスが持っていると
いい感じに頭オカシイ・強大なラスボスが出来上がると思います。
ブラックユーモアの化身みたいなラスボス。
この短編集だけでは、葬迎屋とボスの直接対決は描かれませんが、
限定版の付録CDドラマには収録されている。

そう、この 蜂の巣 通常版と限定版がある。
わたしが買ったのは普通に本屋にあった通常版なんで、
わかりませぬが、
おそらく、楽しい対決になっていると思われます。

→と思っていたが、どうしてもどうしても、
 かわいい恩田さんをナマで聴きたくて、
 (※恩田さん=臓器売買組織のボス)
 買ってしまったよ! 限定版も。
 つまり、我が家には今、蜂の巣は二冊ある。

 このカネがない時に! 初めから限定版買ってればよかった
 と思っても、出会ったタイミングが悪かった。
 仕方ねえモンは仕方ねえ。だから。
 買うよ。
 買ってやるよ。
 ああ、買うよ。
 踊るよ。
 誰かの掌の上で踊って、お金をちゃりんちゃりん落とすよ!

予想通り、恩田さんは楽しそうだった。
お仕事は楽しいのが一番ですからね。
どんな仕事でもな。
個人的には、もっともっと長く聴いていたかったな。
よくまとまっているドラマCDだなと思いましたが、
顔見せ的な要素があったので、
次のドラマCDを、と考えてしまった。
先が気になる! 先が気になるのだよ!

死体を扱っている以上、
話の内容はブラックユーモアっぽくなるのは当然ですが、
シニカルな笑い、狂気っぽい笑い、
泣きたくなる現実、直視できない事実なんかが
入っていると、もう「ブラボー」ですね。
わたしは現実に嘘をついていないフィクションが好きです。
バラ色現実とかありえねえような現実を描写されると、
正直、萎えます。
だって、作者の勝手が過ぎて、読者が想像する余地もねえもの。
残酷でもいい、不条理でもいい、
実際に直面している現実に対して、
優れたフィクションがどう話をつむぎだすのか、
それが知りたいです。
それが見たい。

だから、蜂の巣 は続巻が欲しいです。
これが一冊限りだったら、もったいないでしょ。
さっそくですが、続巻を作ってください。
お願いします。
ええと、誰にお願いしたらいいのか、わかりませんが、
お願いします。
こういうのって、ファンレターを出すべきなのか?
だが、好きすぎてもうわけがわからない状況なので、
(極貧なのに、同じ本を二冊買うくらいだからな)
いまファンレターを書いたら、
電波なファンレターが出来上がると思う。
そしてそれはたぶん、続巻に結びつくことはなく、
むしろなにかの規制にひっかかってしまう、気がするよ……。
なので、このブログで発信。
どうか続巻が出ますように。
わたしに代わって、全国二千五百万人の恩田さんファンが
スゲエ長くて熱いファンレターを書いて、
編集部がファンレターで埋まり、
アマゾンで売上ランキング上位に入り、
ものすごいスピードで(※光速くらい。来月あたりで続巻が出るとよい)
続巻が出ますように。
祭壇を築いて、邪神に祈ります。

以上、ホラ三割くらいで。
ちょっと宙に浮くくらいホラで。
我が家に二冊 蜂の巣 があるのは真実だ。
なんとかならねえかなと考えているが、
なんともならねえな。
だって、恩田さんがかわいいからな。
恩田さん×2 になっている以上、
もうどうしようもねえ。
帯の内容が違うことだけが救いだな。
ええそうなんです、二冊は帯の内容が違います。
それを知っているのは、両方を購入したひとだけさ、
クックックックック。(本屋で見たひとも知ってるけどな)

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あと、恩田さんファンの方もどーぞ。

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2011年7月17日 (日)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――鋼鉄の華っ柱

以下、ネタバレを含むので、いやんな人はバックプリーズ。

今回は 鋼鉄の華っ柱 で。
三巻出たよ。即買いました。


なくてもいいようなあらすじ。
現代日本のあるところに、天国生まれと称される
とてつもないお坊ちゃまがいた。
生まれは大財閥、生誕時には笑顔で
GJサインを決めていたという伝説の持ち主だ。
彼は誇り高く常に紳士として振舞っていた。
ところが、資本主義って本当にコワイですね、
ある日、あっちゅー間にお坊ちゃまの実家は没落。
不渡りを出して両親は逃げ、
高校生のお坊ちゃまとおつきのジイ、
警護役だった姉弟の四人が取り残されました。
社会の頂点からどん底へ落ちた四人。
資本第一のこの世は、
底辺から頂点へは登れない法則になっている、と
シビアなことを言うお坊ちゃま。
ところが、このお坊ちゃま、無言で「オレ以外は」と付け加える。
ここから、お坊ちゃまの大逆転劇が始まった。
最初に元知り合いからタキシードをゲットして、売り払い、
五千円を入手。
それから宝探しのつもりで埋めていた金(キン)の代金・六十万円を元手に
つぶれかけていた便利屋の会社を購入。
没落からほんの数週間で、小さいとはいえ、会社の社長になる。
さらに高校生として、お貴族学校から庶民学校へ転入。
もちろん、庶民たちはてぐすね引いて復讐の機会を待っていた。
お坊ちゃまたちの運命やいかに――ッて話。

これね、このマンガね、たぶん、下手な経済書に勝ると思うよ。
読んでると、人と人の交渉術、
いかにして人間関係をまわして得をして上昇していくか、ってことが
描かれてます。
ある意味、現代版わらしべ長者。
お坊ちゃまは、当初、お坊ちゃまだから
何にもできないと思われていたが、
実は物凄い計算君で、抜け目ない、狡猾な男だった。
彼は自分の自尊心を傷つけることなく、
「紳士」という自分のポリシーを壊すことなく、
会社でも学校でも、どんどんのしあがっていくのだ。
すごいよ。
人間関係って、こうやってさばいていくのね~ってため息が出る。
そりゃ、フィクションだから、都合がいいようにはなってるんだろうけど、
それにしてもお坊ちゃまの世渡り術が見事すぎる。
没落後、たった一日で、住処と冷蔵庫(ツードア)、テレビをゲット、
数週間で、会社をゲット、
その後、庶民学校内でも忠実な手下をゲット、
一部 土下座とかしているのに、
あくまでも紳士としてふるまって
この上昇っぷり。
お坊ちゃまがどこまで昇るか見届けたくなります。
たしかに、このお坊ちゃまの鼻っ柱は「華っ柱」で
鋼鉄製でしょう。だって一度も折れてねえもん。

社会に出ると、同じミスをしたのに、
「謝って許される人」と「謝っても許されない人」が出てきます。
まあ、社会っていうか、学校内でもそうだと思うけど、
なんでか分かれちゃうんだよね。
そんで、「許される人」はミスをしたにもかかわらず、
なぜか人気者になったり、好かれたりする。
両者の違いはなんなのか。
このマンガを読むとわかります。
お坊ちゃまと警護役の姉弟の弟が対比で描かれてますが、
弟がミスをして苦労して超えようとする(でも超えられない)難関を
お坊ちゃまは軽々と超えていくのだな。
弟は常識人で、普通人。
ある意味、お坊ちゃまは異常なんだが、
お坊ちゃまの物事をさばくやり方が鮮やか過ぎて、
逆に普通人の弟が気の毒になってくるくらい。
同時にちょっと納得する。
ああ、そうか、出世するやつってこういうやつなんだろうな。
自分が出世できないのは、こういうところが駄目なんだろうな。
そういうのがちょっとわかるマンガです。

お坊ちゃま=生活能力ゼロとは限りません。
わたし自身、生粋のお貴族ですが、
生活能力はたぶんそこらの大学生よりもある。
家事もすべてできるし、働けばそこそこのボーナスももらえるし、
家が倒れても、実は別に困らない。
でも、このマンガの主人公のお坊ちゃまには負けます。
オレはここまで人間関係を計算して行動はできないなー。
でも、そうなんだよ、「あいつはお坊ちゃまだからよー」って、
悪口にならない場合があるんだよ。
お坊ちゃまでも、ナメられない。
普通人以上のスペックがある場合もある。
ま、本当に、箸にも棒にもかからねえような、
どうしようもねえ馬鹿お坊ちゃまもいるけどな。
つか、たぶんそっちのほうが多いけどな。
けど、例外はいるよってことで。
気をつけたほうがいいです、生まれ育ちで人を判断したらアカン。
痛い目を見るかもしれないよ。
先入観はないほうがいいよ。

このマンガ、続編がとても楽しみです。
まだまだ続いていくと思うんで、
まだまだお坊ちゃまは昇っていくと思うんで、
買い続けるつもり。
作者・西森博之様はあの「天使な小生意気」
「今日から俺は!!」の作者でもあります。
レベルとクオリティは保証済だね。
今後も注目していくぞ。

今日はホラ三割くらいで。
やっと通常運転に戻ってきたよ。
やっぱ、いい加減なこと書いてると落ち着くわ。
真面目にやってると、お尻がムズムズするからね。
人間、慣れないことはするもんじゃないぜ。
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2011年3月24日 (木)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――毎日かあさん

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 毎日かあさん(西原理恵子人生関連)で。


大好きですね。
まあじゃんほうろうき から読んでます。
西原様の生きざまが好きです。
この世でいちばん大事な「カネ」の話 は子ども必読。

毎日母さんは、ストーリー的なストーリーはありません。
基本 エッセイに近いマンガなんで。
設定として、
・漫画家兼母・西原様
・子ども・兄ひとり、妹ひとり
・亡き父
の四人の話です。
小学生の子どもの話はマジ笑います。
いたよ、こういう子ども。クラスにひとりはいた。

ちょっと待ってよ、このマンガ、
もしかして、ほぼノンフィクションなの?
ええと、わたしの日常は、ホラが入ってるので、
部分的にフィクションです。
フィクションでこのテンション。
なのに、西原様はもしかして、ノンフィクションなのに、
あのテンションなの?
まあじゃんほうろうき のころから、
テンパリ人生を送られているなあと思っておりましたが、
お母様になられてからは、さらにグレードアップ。
これがほぼノンフィクションなら、(たぶんノンフィクションだが)
やっぱり尊敬に値する方ですね。
たしか、 鳥頭紀行(できるかな だったかも) で
廃棄された原潜(原子力潜水艦)に乗って、
笑いをとろうとしたときに、タダモンじゃないと思いましたが、
(そこまでやるという姿勢がもう、普通じゃない)
出産を経験すると、背脂がおつきになられて、
もはや神のステージへ。
マニ車ぐるぐるへ。
尊敬するしかない。

わたしは基本、自分で笑いをとろうとする方を尊敬します。
だって、みんなを笑わせようとするんだよ。
明るくしようとするんだよ。
他人をおとしめてイヤな笑いをとるんじゃなくて、
自分で身体張って笑いをとる。
偉い。かっこいい。

しかも西原様はたぶん、取材系はすべて自費。
まあじゃんほうろうき の麻雀地獄も自費。
あのころはお友達にキャッシュディスペンサー扱いされてた。
払い込んだ金額が違う。
だって、点数計算もできないのに、麻雀プロとうってるんだよ。
普通に考えて、そりゃ勝てるわけないだろ。
でもそこで、その地獄の土俵際で戦うのが西原様。
たまには勝ったりもした。
基本、ご著書を拝見するに、西原様は
「なにかと戦って笑いをとる」方ですね。
麻雀プロしかり、税務署しかり。
そう、税務署とも戦う。
なかなかいないですよ、個人で税務署とあそこまで戦う方は。
戦うときは、旦那とも戦う。
でも、旦那様は西原様の戦友だったと思います。
戦って戦って、最後は笑っていた戦友だったと思いました。

いったい、人は自分の人生を変えるような相手に、
一生で何人出会うでしょうか。
もしかしたら、出会う人全部かもしれません。
必ず、出会いには影響力があって、人生が変わるかもしれません。
でも中には、超・ド級の彗星並みの影響力を持つ相手が
います。
わたしにも、一人~三人いましたが、
西原様にとってはきっと、
旦那様がその相手だったのではないでしょうか。
きっと西原様の人生は旦那様に出会われて変わった。

毎日かあさん の旦那様との最期の場面、
わたしはもう、大泣きに泣きました。
わたしは まあじゃんほうろうき から西原様のマンガを読んでます。
なんだか他人事とは思えませんでした。
知り合いの、友達の旦那が死んだような気がしました。
旦那様はマンガにもよく出ていて、
長所も短所も、ありのままに描かれていました。
いいところだけの人間なんていません。
旦那様には、大きな大きな欠点がありました。
でもそれを、ご自身の意志で克服して、家族のところへ帰ってきた。
それから、家族と静かに暮らして、楽しく暮らして、
逝かれました。
旦那様が亡くなったとき、西原様は、
いままでさんざんいろいろ画き散らしてきたけど、
このときに、今この瞬間に、子どもたちにかける言葉が
出てきませんでした。
それでも、子どもたちは。
一番最初に、泣いている西原様を笑わせようとしました。
いい子どもたちです。
人生でなにが大事か、ちゃんとわかってる子どもたちです。
成績が悪かろうが、素行が悪かろうが、なんだろうが、
少なくとも、お父さんが亡くなったときにどうしたらいいか、
人として一番の一番の大事な芯がわかってました。
悲しいことがあったときは、悲しんでいる人と一緒に悲しむんです。
それから、笑わせるんです。
笑わせるんですよ。
あなたがいてよかったって、伝えるんです。
それができなきゃ、ダメなんです。

これは本当に難しいことです。
大人になった今も、わたしは自分がちゃんとこれができるか、
自信がありません。
すごく悲しんでいる人に、それでもあなたがいてよかったと伝える。
こんな難しいことは滅多にありません。
これに比べれば、プロポーズなんて簡単です。
単純に、愛してるからずっと一緒にいてくださいって言うだけです。
あとは玉砕するか、鐘が鳴るかというだけで。
でも、本当に悲しんでいる人に、傷つけずに近づいて、
笑わせるのって、すごくすごく難しい。
これはわたしの一生の課題です。
いつか、わたしの大事な人がすごく傷ついて泣いているときに、
そっと近づいて、わたしのホラで笑わせることができたら、
もう、わたしは人生に大満足です。
それで死んでもいいです。大往生です。
わたしのホラのクオリティの究極の目的は、これです。
西原様のお子様は自然体でクリアできましたが、
わたしにはなかなか難しいですね。
まだまだ修行が足りません。

そんな感じで、修行する方向で今日はホラ三割で。
いやー、難しいですよ、なかなか。
修行するしかないですね。
つまり、ホラを吹きまくるしかないですね。
要するに、フィクションが多くなるわけですね。話が膨らむ方向へ。
日々精進あるのみですわ。
ホラ三割じゃ少ないな、もっともっと増やさないと。
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2011年3月 4日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ゆず

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = ゆず(ゆずシリーズ) で。


須藤真澄様の名作・飼い猫のゆずシリーズです。
このシリーズ、あまりにも好きすぎて、
最終巻の 長い長いさんぽ がいまだに買えません。
買ったら、読んじゃうから。
読んじゃったら、泣くから。

エッセイマンガなんで、ストーリーッつうか設定。
作者・漫画家は ゆず という名のオス猫を飼っている。
この ゆず は弱虫(「よわむちの印」をほかの猫にクビに刻まれてる)
ちょっとハンター(スズメとか取ってくる)で
作者とは一緒にお散歩するくらい仲良し。
一緒にお風呂にも入る。
初めてゆずが来た日から、もう作者はゆずにメロメロ。
ゆずがかわいくてならない。
だけど、ゆずは外へ出る猫なので、いろんな騒動を巻き起こす。
たまには季節の花の匂いを身にまとってきたりして、
じーんとする時もある。――って感じ。

作者の溺愛っぷりは、猫飼いなら誰でも共感できる。
個人的には、猫を外へ出すのは危険なので、
(車、毒エサ、危ない人による危害など)
賛成できないけど、でも、猫に対する愛はすごくよくわかる。
わたしの婚約者も猫なんで。
え? バレンタインにわたしを襲った怪物?
なんのことですか?
あんなのとは絶対に結婚しませんよ。
わたしの婚約者は、かわいいにゃんこです。
話がそれたので、元に戻します。

この ゆずシリーズは ゆずがもらわれてきてから、
死ぬまでのお話・エッセイです。
残念だけど、本当に残念だけど、
猫の寿命は、人間よりも短い。
――いや、それでいいのかもしれない。
人間が猫をきちんと看取ってあげるために、
猫の寿命は人よりも短くていいのかもしれない。
でも、泣きますよ。そりゃ泣きますよ。
作者から見たら、うちのにゃんこのお話ですよ。
そんなの、他人事とは思えない。
犬だって、猫だって、鳥だって、なんだって、
愛して、大切にして慈しんできたものが死んだら、
人間は泣きます。
世の中には自分の子どもを洗濯機に突っ込む親もいますが、
正常な状態であれば、愛しているものにそんな行為はしません。
むしろ、代わりに自分が死ねたらくらいの勢いで、
泣くでしょう。

わたしの知る限り、哺乳類は、自分の実の子ではなくても
愛して、育てることができる動物です。
自分の子じゃないのに、ですよ。
わたしはこの愛情が、哺乳類の最大のいいところだと思ってます。
これは種族保存の本能から逸脱しています。
でも、動物には、他者を愛するという能力がある。
種族が違っても、猫を愛する犬がいる、
鳥を愛する猫がいる、兎を愛する人間がいる。
特に人間は相手が爬虫類だろうが哺乳類だろうが、
愛することができる。
カッコウのように託卵する鳥は別ですけど、
人間は種族が違う生き物を渾身から愛することができるんです。
これは、人間は、人間なら、
いろんな種族の間に立つことができるという証明なんです。
ホモ・サピエンスだ、考えるヒトだ とか言いますが、
わたしが思うに、
人間がほかの動物よりも優れているのは、
どんな生物でも愛することができるという一点だと思います。
人間は頭がいいから優れてるなんて、どうでもいいことです。
もちろん、ほかの動物でも他種族を愛する動物はいます。
でも人間はそれが顕著だと思うのです。
生まれてから、死ぬまで。
それこそ「死が二人を別つまで」、人間は生き物を慈しみます。
即物的な見返りは何もありません。
むしろ費用がかかって、犠牲にするものがあるくらい。
でも、人間は、猫を、犬を、兎を、ほかの生き物を、
自分の子どものように愛することができるんです。
わたしには、これが大きな救いに思えます。
実際問題、霊長類とか言っておいて、人間は頭が悪いです。
戦争はするわ、環境は汚染するわ、地球を壊す勢いです。
でも、人間にも長所がある。
「愛することができる」という長所がある。
これがあるから、まだ人間は捨てたモンじゃないと思います。
大きく言えば、人間は「地球」を愛することもできるんです。
おうちのにゃんこから、地球まで、心に入れることができる。
そんな生き物、ほかにいません。

ゆずから話が戻るつもりで、逆に大きく脱線してしまいました。
すげえ脱線。いつもタラタラと考えていた憤りが爆発しました。
すみません。
ええと、ゆずシリーズ は素晴らしいマンガです。
猫を飼ったことがあれば、共感の涙が、
猫を飼ったことがなければ、羨望の涙が、
出てくるだろうと思います。
ゆずは本当にかわいいにゃんこですよ。
素直で、ちょっと弱虫で、
でもちゃんと まま のところへ戻ってくる。
ノミーを大量につれてきて、ままを弱らせたりもしますが、
かわいい、愛すべき、にゃんこでした。
ご冥福をお祈りいたします。
やべえ、もう泣きそう。
最終巻の 長い長いさんぽ を読んでないのに、
ゆずの最期を想像しただけで、もう泣きそう。
わたしは動物モノはダメです。
人間モノなら、ある程度まで涙は出ないんですが、
動物モノはもう、蛇口を開けっ放しにしたように
涙が出てくる。
これは、別にわたしがイイヒトだからではありません。
自分も猫や犬を飼った経験があるので、
単純に感情移入しているだけです。
本当に、飼い主にとってペットは唯一無二の存在です。
代わりの猫なんていない。代わりの犬なんていない。
でも新しいにゃんこ、わんこがやってくることはあります。
そしたら、また精一杯、愛情を注いで愛してあげてください。
一代目、二代目と、愛して慈しんであげてください。
ゆずと同じです。
代わりの猫なんていない。どの猫も特別に愛しい、特別な猫です。

以上、本日はホラ五割で。半分くらいホラで。
人類の壮大な長所のところはまあ、やっぱホラだよね。
調子に乗って、吹きまくってるよね。
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2011年2月28日 (月)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――レベルE

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = レベルE で。


魁!! 男塾 とどっちにするか迷いました。
レベルE は完結してるからいいよね。
お勧めできるよね。
塩漬けじゃないからね。

勝手な思い込みのストーリー紹介。
地球にひとりの宇宙人がやってきた。
この宇宙人、バカ王子(これが正式名称)は
容姿端麗、頭脳明晰、性格最悪という厄介者。
このマンガには王子に関係するさまざまな事件が
記載されてます。
王子におちょくりまわされて、
王子を殺したいけど殺せない護衛隊長や、
王子にいじられまくって、
王子を殴りたいと思う地球人など、
出演人物のほぼみんなが、
「あんのクソ王子、×××してやりてえ!」
と思っているマンガ。
だいたい数話で完結するショート・ストーリー集です。
わたしは原色戦隊カラーレンジャーが好きですね。
王子の陰謀で、勝手に正義の味方・カラーレンジャーに
されてしまった小学生たち。(改造された?)
彼らは塾やデートや習い事もあるのに、
王子のせいで違う惑星へ連れ去られ、
カラーレンジャーに変身して魔王と戦うことに。
果たしてその結末は――って話。

このマンガ、伝説の名台詞、「斜め上」が
記載されているマンガです。
今では当たり前のようにつかわれる「斜め上」ですが、
このマンガが発祥という説があります。
(違う説もあり)
バカ王子にはそれなりのポリシーがあって、
生命の危険に関わるようなことはみんなにさせません。
安全で、かつ悩みまくるようなシチュエーションを好みます。
また、自分のことを王子だからって
偉そうにしたりはしない。
結婚相手は別に王女様じゃなくてもいい。
このあたりが好感度ポイントなんでしょうが、
やってることがヒドイので、あまりポイントUpしません。
とにかく、バカ王子に関わると厄介事に巻き込まれる。
だからたぶん、「全スルー」というのが
王子に対する正しい対応法なのでしょうね。

もっとも、王子は積極的に色んな人間に関わってくるので、
全スルーは不可能っぽい。
うん、無理だね。おそらく。
こういう人が周りにいると、安心していられません。
友達にバカ王子がいたら楽しいかな? とちょっと思ったけど、
絶対にこっちになにかしてくるんで、
やっぱり友達にもいりません。
わたしは体力ないんで、変身して魔王軍と戦うとか
無理なんで。あと野球にも興味ないし。
バカ王子みたいな人は、本当に通りすがりの第三者として
読者として、関係するだけがいい。
そう思います。

でもかなり抱腹絶倒のシーンもあるので、
(カラーレンジャー最高)
お勧めです。こういう宇宙人もいるって考えると楽しいね。
メン・イン・ブラック という映画も宇宙人ネタですが、
ああいうノリに近い。とにかくバカっぽい。
お勧めのマンガです。
文庫版だと二冊なので、量としても手ごろ。
よろしければどうぞ。

あ、読んだあとに「てめえ、おもしろくなかったじゃねえか」という
苦情は受け付けません。
おもしろい基準は人それぞれ。
わたしがいいと思ったからといって、
みんながいいと思うわけではない。
あくまでも、「おもしろいって言うやつもいるな」程度に
参考意見としてください。

では今日はここらで。
ホラは少ないです。二割~三割くらい。
腹が痛いんで、今日はもう寝ます。
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2011年2月22日 (火)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――おそろしくて言えない

以下、ネタバレを含むので、いやんな人はバックプリーズ。

今回は = おそろしくて言えない で。
これがタイトルです。間違いありません。


初めて読んだとき、転がりました。
転がって笑いました。
おそろしい。

思い出によるストーリー紹介。
主人公・新名は実は霊媒体質。
鬼のようにたくさんの悪霊を背負って
毎日暮らしている。
もちろん、物凄い量の霊障に見舞われてる。
そこへ目をつけたのが、同じクラスの御堂。
実は、御堂は凄腕の拝み屋(?)で
新名の背負っているものがすべてわかる。
わかった上で、いやがらせをする。
名づけて「オカルティック・ハラスメント」という
新しいハラスメントだ。
霊の存在を否定する新名 VS 霊を全肯定する御堂の
戦いが始まった。
もうこうなったら、二人の戦いから目が離せない――って話。

笑います。
新名の不幸っぷりが悲しくて笑える。
自分がなまじ病気を背負ってるので、
完全に他人事とは思えない。
とにかく、新名は掃除機のように
行く先々で悪霊を収集して背負っていきます。
でも死にはしない。
それは背後霊のお母さんや犬が頑張ってるから。
そんな新名は、自分を不幸とは考えない。
ちょっと他人より運が悪いかもしれない。
でも、それを見たこともない
(いや、実は見てるんだが、霊だと気づいてない)
悪霊のせいにするのは、いやだ。
ここんところの新名は、すげえカッコイイですね。
本当にカッコイイ。
だって、人間ってちょっとツイテないと、
すぐになんでオレばっかりって考えるじゃないですか。
人身事故のせいで電車が一本遅れただけで、
今日はツイテねえなあと考えるじゃないですか。
けど、新名は違う。
悪霊のせいでかなり悲惨な目に遭ってますが、
でも、絶対にそれを誰かの、なにかのせいにしない。
自分の人生は自分が造るんだって思ってる。
当たり前だけど、ちゃんとそう考えることができるってのは、
すごいよ。
こんなカッコイイキャラクター、そうそういない。
わかりやすくカッコイイキャラなら、
そりゃマンガにはいっぱい出てきますよ。
ヒーロー系ならいっくらでもいますよ。
でも、自分を見舞う不幸にくじけない、地に足着いてるキャラって
どれくらいいますか。
ヒーロー系だって、「オレの運命だから」とか、
運命のせいにしたりしませんか。
新名はそんなことはしないんです。
ヒーローじゃない、普通の男子高校生だけど、
でも彼の精神はとても強くて正しい。
だからカッコイイ。
わたしにはそう思えました。

でもねー、そんな新名を苦しめまくるんですよ、
御堂が。
御堂は本当は、新名の悪霊を全部祓えるくらい
霊能力が高いんですが(宗教を作れという声があるくらい)
すべてわかってて、それでも新名へのいじわるを
欠かさない。この根性曲がり。ひねくれモノ。
大好きでしたね。ええ、大好きです。
カッコイイ新名も好きですが、
根性がひん曲がってる、「クククク」笑いの御堂も
大好きです。
要するに、愛情表現が屈折して複雑骨折してるんだよね。
御堂は、とにかく新名が霊の存在を認めるように、
ありとあらゆる手段で、霊の存在を訴えていきます。
新名は御堂のことを意地悪なヤなやつだなあと思いながら、
その意地悪をことごとくスルーして、
霊の存在を信じません。
なんだかんだ言って、御堂は新名が大好きなんでしょうね。

恐ろしいことに、新名は御堂の妹と恋愛関係になってしまいます。
そして、さらに恐ろしいことに、御堂は新名の妹(幼稚園児)に
目をつけて声をかけてきます。
二人はそれぞれの妹の彼氏になるのか。
このあたりは、もう、原作を読め! ですね。
いろいろと恐ろしい事態が平行して進行するんです、このマンガ。

やっぱり、病気がちなわたしにとって、
新名はヒーローですね。
霊のせいにするのはイヤだ、ってのは、
自分に置き換えたら、
病気のせいにするのはイヤだ、ってことになると思う。
たしかに寝込んだり、倒れたりしてるんだけど、
でも自分の人生を作るのは、病気じゃなくて、自分。
病気だけの・病気しかない人生になったりは、絶対しない。
これは自分だったら、ですよ。
わたしよりもっとシャレにならん病気と闘っている人は、
もちろん、病気のせいってアリだと思います。
ただ、自分は、笑える余裕があるうちは、
ホラにユーモアと夢が詰まってるうちは、
病気のせいにはしません。
笑います。だってコーヒーで倒れるんだぜ?
笑い事だろ。

大学生のときにリンゴ病になって、医者に笑われたことがある。
リンゴ病って小学生がなる病気なんだって。
成人がかかるのって本当に稀で珍しいらしい。
わたしは、どんだけ永遠の小学生なんですかって話。
わたしを診てる医者がもう、笑顔なんだもん。
横の看護婦も笑ってるんだよ。
こっちは身体だるいし、ほっぺも真っ赤だというのに。
でも、おかしいよね。笑うよね。
笑えるうちは大丈夫だよ。
笑えるうちは大丈夫。
仮に死んじゃたっとしても、笑ってればね。
やりたいように生きられたんじゃないの。
後悔はしないで生きられたんじゃないの。
そう思います。

「おそろしくて言えない」はなにをおそろしくて言えないのか、
それはラストで明らかになります。
具体的には、新名が「●●●だなんて、おそろしくて言えない」と
思うのです。
霊にもくじけない新名が、おそろしくて言えないものはなにか、
確認してみるといいでしょう。ニヤリとしますよ。
楽しいマンガです。

では今回はここらへんで。ホラは三割くらいかな。
メインどころはホラ吹いてないからね。
今日も体調は相変わらずですよ。腹が痛いですね。
体調は今日のいい天気と反比例してますよ。
お天気いいし、いい機会だから、
これから神頼みに行こうと思います。
いえ、神様信じてませんけど、「夢をかなえるゾウ」に
課題として、お参りに行く、ってのがあったので、実行しようかと。
なにをお願いするかはナイショ。
あ、身体のことではありません。そんなのは後回しです。
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2011年2月20日 (日)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――忘れられたジュリエット

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 忘れられたジュリエット(伯爵カインシリーズ) で。


作者・由貴様には 天使禁猟区 など、
ほかに大好きなマンガもありますが、
今回は 伯爵カインシリーズで。
大好きですね。ヴィクトリアン好きにはたまらないですね。
ヴィクトリアンで、伯爵で、毒で、執事ですからね。
ものすごい勢いでポイント連打です。

追想と瞑想によるストーリー紹介。
主人公・カインは伯爵様。
といっても、ただの伯爵ではない。
毒を集めるのが趣味な危険な伯爵。
彼の行く先々に死がつきまとう。
カインは忠実な執事のリフとともに、
様々な殺人事件に絡み、解決していく。
だが、やがて、死んだはずだった父が
作る秘密結社に関わるようになり、
父と対決していく――って話。

作中に何度か出てくる毒の写実性とかは
もう、どうでもいいんですよ。
そんなことはささいなことです。
お話がおもしろけりゃ、いいんです。
実在する毒のほうが説得力はあるけど、
でも架空の毒でも問題はない。 
問題は毒ではない。
この伯爵カインシリーズの最大の目玉は、
主人カイン→←執事のリフの関係だと思ってる。

カインとリフはとても強い絆で結ばれており、
その絆は、結局、死をも乗り越えるのだが、
あのラストは切なくもあり、泣けました。

あのねえ、実際にもあるんだよ、
ああいう純粋で強い絆って。
わたし自身が持っていたことはないですが、
友人にひとり、ああいう絆を持っている人がいました。
友人の絆の対(つい)の人間は死んでしまうのですが、
友人は自殺してしまいました。
自殺と言っても、心の自殺ですけどね。
(身寄りがない未成年を保護していたので、
 本当に自殺はできなかった)
あれはもう、精神的な自殺と言ってもいいだろうね。
人が変わってしまいましたよ。
泣きも笑いもしなくなりました。
あんなによく笑う友人だったのに。
友人にとって、絆の人間は、すべてだったんですね。
心のすべてで、愛していたんでしょう。
相手が死んだときに、自分も死んだと思ったのでしょう。
いまは、ただ生きているだけです。
本当に、息を吸って吐いてるだけ。
多趣味な人間だったのに、全部やめました。
話すこともありません。何も言わないんです。
やらなきゃいけない手続きとかを、自動でこなすだけで、
情動というものが欠落してます。
その姿を見てて、息苦しいですよ。
家族はその友人を精神科医のところへ連れて行ったけど、
そんなもん、無意味だよね。
だって病気じゃないんだから。
病気じゃなくて、正常だったら、壊れてしまったんだ。
欠くことができない相手を失ってしまったら、
そりゃ、壊れてしまうよね。
医者にはどうしようもないよ。薬だって意味がない。
治るわけがない。
友人はたぶん、本当に死ぬまで、
人形のように生きていくと思います。
そんなの、友人の絆だった人は望んでいなかったと思うけど、
でも、半身を失ってしまったら、もう生きていけない。
そういう関係って、実際にあるんですよ。
互いにかけがえのない相手を持つ二人って、いるんです。

そう思うと、カインとリフの関係も息苦しいな。
苦しいけど、ちょっとうらやましくもあり、切なくもある。
さいごにカインが微笑していたのが、救いです。
笑ってた。笑うよね、これからも一緒だもんね。
そしたら、怖いものなんてない。
ただひとり生き残って人形のように生きるより、
ずっと一緒にいることを、カインは選びました。
その選択を、野次馬のわたしは、正しいと思います。
たぶん、それが正解なんだ。
家族とかは「なにがなんでも生きててほしい」って思うかもしれないけど、
生きながら地獄のような毎日を人形として過ごすより、
本人にとっては、
一緒に死んだほうが幸せなんじゃないかな。
だって、カインは笑ったんだよ。笑ったんだ。
ねえ、もうほかに望みなんかないんだよ。
相手がいればいいんだ。
相手がいればいいんです。
そういう関係を、持ったことがない人には
理解しがたいかもしれないけど、
でも、相手がいてこそ、生きられるんだね。
人形のようになった友人を見てると、そう思いますよ。
きっと、相手が死んだときに、一緒に死にたかっただろうな。
生き延びることなんて、ぜんぜん望んでいなかったんだろう。
でも大人だから、義務があるから、生き残った。
そしたら、もう笑えない、泣けない。人形として存在するだけ。
そっちの結末を見ているわたしには、
どうしてもカインの結末のほうが正しかったとしか思えない。
カインのほうが正しいよ。幸せだよ。
そりゃ周囲のみんなは泣くかもしれないけど、
でも本人たちにとっては、幸せだよね。

人は他人の人生を生きることはできません。
自分の人生しか、生きることはできません。
そう考えたら、後悔しないように、って考えたら、
なにがなんでも、死んでも一緒にいたほうがいいと思う。
もし、わたしにそういう、絆ができて、
対の相手ができたら、
わたしはそのひとのために生きたいと思います。
そして、そのひとと死にたいと思います。
それが幸せなんだと思う。
ほかに幸せなんてないよ。ずっと一緒にいるんだ。
それでハッピーエンドなんです。
ああもう本当に、そこまで一緒にいることができたら、
ハッピーエンドだよ。
生まれてきた甲斐があるだろう。
他人にはどういうふうにとられても。
気が狂ってるって思われるかもしれないけど、
でも、カインの笑顔を見ているとそう思う。
この世のすべてを手に入れるって、こういうことなんじゃないの?
恵まれた人生って、こういうことなんじゃないの?
カインの人生はしょっぱなから波乱に満ちてたけど、
最後、ハッピーエンドで終わったから、もういいよね。
それでいいよね。

今回はいつも以上に脱線しまくりで、
思い入れ過多なブログでした。
こんだけ思い込みと妄想が激しいと、
自分で言うのもなんだが、気色悪いな。
ちょっと、大丈夫なの? いろいろ。
ユーモアが足りなくて、ムズムズする。

なので、ここで空気を変えるために一発ギャグを。

イチゴが驚いた。ニョッホーッ!!
ブドウが驚いた。キョッホーッ!!

以上、ホラ八割くらいで。
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