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2016年1月31日 (日)

普通人一年生。その1。

前回までのあらすじ:
 ひょんなことから(ほぼ事故)→詳しくは妖怪話の「友達の友達。」をご覧ください。
 筋金入りの自宅警備員を社会復帰させることになったわたし。
 えええー、俺自身が社会復帰してるかどうか怪しい野生児なのに、
 あんな重度の自宅警備員を社会に放つことができるの……?!
 男爵の葛藤の毎日が始まった……!

「つまりだね、まあ、君はわたしの友達の友達だから、
友達みたいなもんなんだけど、
このままいくと君の人生は、簡単に言えば、
ツミ、つまり終わりということになるので、
わたしが君を社会復帰させることになったわけなんだよ」
俺がイヤイヤ切り出すと、
正面に座っている警備員は不思議そうな顔をします。
「拙者には話がいまいち見えないであります。
なぜ終わりなんでありまするか?」
「実際問題、お母さんが倒れて、
生活が困窮してるわけでしょ。
今はまあお母さんが復帰すれば何とかなるかもしれないけど、
お母さんは君よりも早く死ぬのよね、普通に考えて。
となると、お母さんが亡くなった後、
君はどうやって生きていくの?」
「それは考えたことがありませんでした……!」
「え、本当に? 一度も?
ちょっと君の危機意識って希薄過ぎない?
空気における窒素の割合くらい薄くない?」
「しかし拙者はずっとマリアンちゃんと生きていくつもりで」
「マリアンちゃん?」
「拙者の嫁であります」
自宅警備員は誇らしげにアニメの抱き枕を指さしました。
「拙者は、妻帯者でありますので」
「そのキャラ、マリアンちゃんっていうの……あ、そう……」
おまえ、この状況の空気読めよ。空気薄いのかよ、空気嫁だけに。
俺はもう、前途の多難さを思って、倒れそうになりました。


すみません、今週はもうこれくらいにさせてください。
ホラは九割程度です。
いや、俺自身、かつては自宅警備員みたいなもんだったんですけど、
なんとか更生してまあ、生きてるわけなんですけど、
現役で本気で自宅警備員やってる人と話すと
ハンパなくHP削られますね。
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確かに俺は今まで、重度のファッション・テロリスト、
食物を兵器に変えるフード・アサシンなどを更生させたことがありますけど、
自宅警備員は直球でキツいわ……。
とりあえず、目標は履歴書を書く、ですかね。
まずは「拙者」をやめてもらわないことには、
普通人になれませんね。

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