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2015年12月20日 (日)

空を飛ぶ方法。その1。

どうもこんばんは、
「福ロス」(福山雅●氏の結婚により精神的なダメージを受けること)を
「副都心線の遅延状況」だと思っていた黒羊男爵です。
使用例:
大学生1:「いやー、今日も副ロスがひどくってさ」
大学生2:「あー、まあな、人によってはひどいらしいよな」
大学生1:「ホント、かんべんしてほしいわー」
大学生2:「ホントな」
ね! 違和感ないでしょ?! 会話として成立するでしょ?!
俺、おかしくないよね?!
執事の野郎、「これはこれは」とか言って、
メモ帳にごそごそ記入してやがりました。
(注意してくれない!)
どうやら俺の間違いを書き留めておいて、
どこかにUpするつもりらしい。
おまえはそれでいいのか、
それが主人に誠実な執事のありかたか!
いろいろ問題の多い男爵家です。
来年のお願いは「家内安全」「試験合格」で決まりです。

そんな俺が毎月の定期検診のために病院行き。
毎回入院するおなじみの病院なので、
「よう!」
とハイタッチする友人「斎藤君」がいます。
今日も後ろに点滴棒を引きずりつつ、
顔色が悪い笑顔の斎藤君とハイタッチ。
俺が後衛型自宅待機病人なら、
彼は前衛型通年入院病人です。
まあ、いろいろと悪いらしいです。
お互い、病状については
「俺ってホントに、病人でさ、アハハハハハ」
「俺もだよ、あはははは」で
済ませてしまうので、詳しくは知りません。
本人が言わないのに、別に知る必要ないしね。
そんなん知らなくても、
斎藤君がいいやつだって知ってるからいいしね。

そんな斎藤君が「あのさー、男爵さー」と切り出しました。
うぬ、これはお願いの声音!
俺:「断る!」
まず最初に用件を聞く前に断ります。
彼はいいやつですが、ろくでなしなんで。
斎藤君:「ええー、そこをなんとかさー」
俺:「い、や、だ! どうせまた無理難題なんだろ!
   『このはし渡るべからず』を泳いで何とかしろ! みたいな!」
斎藤君:「そこまで鬼じゃないよー。
    たださー、他の人にはちょっと難しくてさー」
俺:「他人には無理で、なぜ俺なら可能だと思うのだ?!」
斎藤君:「そこはホラ、男爵ってろくでなしだからさー。倫理とか甘めじゃん?」
俺:「俺もか! 俺もろくでなしか! まあ否定しないけどな!」
ここまでが用件を聞くまでの準備運動です。

俺:「で、なにをどうしたいのよ?」
斎藤君:「簡単なことだよ! 旅行に行きたいだけだから」
俺:「旅行……? 行きたきゃ行けばいいじゃない?
   それともなに、金がないの? 俺もないよ」
斎藤君:「違うよー、ないのはお金じゃなくて、余命だよー」

俺:「余命?! ヤバイ案件の匂いがするぞ!」
斎藤君:「ヤバイのは男爵じゃなくて、S村さんだよー」
俺:「もう話すな! その先を聞きたくない」
斎藤君:「じゃあ話すね。S村さんは長く入院してて、旅行経験がほとんどない。
    でも旅番組が大好きで、本当はドイツのクリスマス市に行きたいって思ってる。
    実際には旅行どころか、移動もままならなくて、ベッドに釘づけだけど。
    家族に心配させちゃうから、旅行に行きたいってことすら黙ってるけど。
    そんなS村さんを! 俺は旅行に連れていきたい!」
俺:「ベッドに釘付けの余命わずかな病人を家族に内緒でドイツ旅行?!
   何重に不可能が重なってるんだよ?!」
斎藤君:「だからさー、そこを男爵がなんとかすればいいんだよ!」
俺:「えっ、そこで俺の出番なの? 俺が出てきちゃうの?
   もうちょっと後でもよくない?
   たとえばS村さんのベッドにすがりついて泣きながら、
   「いいひとでした~」って言うくらいなら俺にも可能だけど」
斎藤君:「なんとかしてよ! 男爵は病人の星じゃんか!」
俺:「その星、スターじゃなくて、死●星じゃね?!」
斎藤君:「違うよ! 死兆●じゃなくて、冥王星だよ」
俺:「冥王星は惑星の定義から外れました!」
斎藤君:「男爵も人の定義から外れてるから大丈夫」
俺:「それ、ぜんぜん大丈夫じゃなくね?! むしろヤバくね?」
斎藤君:「で、俺はなにを準備すればいい?」

もう駄目です、斎藤君は完全にヤル気です。
眼がマジになってます。
こうなったら「医療法人●●会●●病院の伝説の二人組」としては、
やらざるをえません。
S村さんをドイツに連れていくしかありません。

俺:「うーん、方法はないこともないけど。本人が納得してくれるんならね」
斎藤君:「よっしゃあ!」

こうして、俺&斎藤君による「S村さんをドイツに連れていく会」が
結成されました。
はたして男爵はS村さんをどうやってドイツに連れていくのでしょうか。


以上、ホラ八割五分程度で。
旅行に行きたいってのは病人の夢だよね。
なかなか動けない・動くことができない病人の憧れです。
普通の生活がしたい、とか、
旅行に行きたい、とか、
ホントささやかな夢なんだけど、それが遠いんです。
だから俺はS村さんをドイツに連れていくことにしました。
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確かに、不可能は不可能でしょうね。
でも本人の了承があれば、
柔らかな心があれば、無理ではないとは思いますよ。
「このはし渡るべからず」って書いてあったら、
「じゃあ違う橋かければいいじゃんね」と思うのが俺です。
それでは 空を飛ぶ方法 その2 でまたお目にかかります(低頭)。

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