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2015年12月13日 (日)

「貧乏・友の会」特別会 第53回「な●でも鑑定団」!

前回までのあらすじ:
 黒羊男爵は貧乏時代に仲間と創設した
 「貧乏・友の会」というお楽しみ会を主宰している。
 この会は「金はないけど、人生楽しんでいこうぜ!」という会で、
 今までに 黒歴史・闇鍋の会、「天高く馬こゆる」秋を楽しむ会、などなどが
 開催されている。

どうもお久しぶりです、黒羊男爵です。
はい、どうにかベッドから離れられるようになりました。
で、早速 企画しました 第53回「なんで●鑑定団」!が
開催されました。
JUN様を特別ゲストにお迎えして行われたこの会は、
つまり、
「箱の中身はなんじゃいな!」という会です。

男爵:「では、開催いたします、第53回「●んでも鑑定団」!
    司会はわたくし黒羊男爵、
    今回は特別ゲストにJUN様をお迎えして行います!」
JUN様:「すみません、ちょっと質問があるのですが」
男爵:「はい、なんでしょうか」
JUN様:「箱の中身はなんじゃいな、という会だと聞いてきたのですが、
     これはいったい、なんの会合なんでしょうか」
男爵:「あ、これは失礼いたしました、言葉が足りませんでした。
    つまり、貧乏・友の会の会員が自慢のお宝を持ち寄り、
    それがなんであるかを当てる、という会です」
JUN様:「お宝ですか。というと金目の……」
男爵:「いえ、それはありません。ウチは貧乏・友の会なんで。
    金でははかれないようなお宝が登場いたします」
JUn様:「ちょっとどういうものか、よくわかりませんね」
男爵:「それでは、実際に品物を見てみましょう!
    エントリーNo1:大工 のお宝です!」

大工:「ウチの倉庫にあったぜ。自慢の逸品だ」

運ばれてきたのは、腰ほどの高さの木製の箱で、
取っ手のようなものと吐き出し口のようなものがついています。

JUN様:「これはなんですか?」
大工:「知らねえ!」(力いっぱい)

JUN様:「えっ」
男爵:「JUN様、これが何かは我々審査員が判断するのですよ」
JUN様:「もしかして価値も……?」
男爵:「はい。このような正体不明のお宝が続々と登場いたしますので、
    テンポよくさばいてまいりましょう」
JUN様:「でもこんなの、見たことないですよ?」
男爵:「それでいいんです。さばけばいいんで。
    JUN様はこれがなんだと思われます?
    ぼやっとでもいいんで」
JUN様:「大工さんの家にあったんですよね?
    というと、なにか大工に関係するアイテムでは」
男爵:「いいところ来てますね! 惜しい!」
JUN様:「えっ、これがなにか知ってるんですか」
男爵:「はい。なんでも知ってるんで、わたしが審査員役なんです」

男爵:「ズバリ、申し上げます。このお宝は、「とうみ」ですね!」

JUN様:「とうみ……?」
男爵:「どういう漢字かまでは知りませんが、
   TVの鉄腕ダ●シュのダッシ●村で脱穀に使われていました。
   金銭価値的には、欲しい人があんまりいなそうなので、
   1000円くらいじゃないですか」
JUN様「1000円ですか。ちょっとそれは安すぎるのでは」
男爵:「じゃあ、このお宝は10000円で!
   よかったね、大工、暫定1位だぞ!」
大工:「やった! 10000円か、けっこうな金額だな!」
JUN様:「ええっ、そんなアバウトに?!」
男爵:「さあ、続々とやってきますよ、テンポよくさばいていきましょう」

貧乏・友の会が誇る天然の破壊兵器・画家、登場。

画家:「これはねー、もう値段がつけられないと思うよ!」
男爵:「では、お宝を、どうぞ!」

紙粘土で作られた左手らしき物体が登場。

JUN様:「あ、これはわかりました、紙粘土細工ですね」
男爵:「そうですね! 俺が中三の時に作りました」
JUN様:「えっ! 男爵さんが作ったんですか」
男爵:「学校の課題で作りました。
    で、学期末に重くて持ち帰るのが面倒なので、捨てようとしたら、
    画家が欲しいと言うのであげました」
画家:「なかなかよくできてると思うよ! 芸術家の目から見てもね。
    価値があると思うな!」
JUN様:「ええー……」
男爵:「JUN様、これ、いくらくらいなら買います?」
JUN様:「画家さんはタダでもらったんですよね?」
画家:「うん! でもいいものだと思う」
JUN様:「300円くらいじゃないですか。当時の紙粘土代として」
男爵:「そうですね! JUN様がおっしゃるので、300円で!」
画家:「あ! 暫定2位だね! さっすがわたし!」

JUN様:「(大丈夫だろうか、この集団……。
     ボケしかいないような気がする……)」

男爵:「次の方、どうぞ!」

パンの配達車の運転手が登場。
なにやら紫の布をかぶせた物体を捧げ持っている。

男爵:「おっと、これは貴重品の予感……!」
運転手:「さっすが男爵、イイ勘してる。
    これは我が家に先祖代々伝わるお宝だ」

布の中から、出てきたのは、

JUN様:「なんですか、これ。なにかのミイラみたいな……」
男爵:「あ、わかりました。これはあれですね」
JUN様:「あれ、ですか」
男爵:「はい、あれですよ、うろこもついてますしね、間違いないですね!」
JUN様:「ヒントがうろこですか。でもなんか小さな人の顔みたいなのもついてますね」
男爵:「ええ、人間と魚を混ぜたんですね。気持ち的には。
   実際には、たぶん、猿と鯉じゃないかと思いますけど」
JUN様:「ま、まさか、人魚のミイラ……?」
男爵:「正解です! いやー、珍品ですね。
   運転手、これはいい仕事だよ!」
JUN様「(は、初めて見た……)これに値段付けるんですか」
男爵:「JUN様だったら、いくらなら買います?」
JUN様:「……タダでもいらないです……」
男爵:「おっと査定金額は0円です! 運転手、残念!」
運転手:「くっそお、もっといくと思ったんだけどなー」
男爵:「JUN様が駄目って言ったら、駄目だから。残念」

JUN様:「それにしても男爵さん、全部ご存知でしたね」
男爵:「無駄に物知りですから! 一銭の得にもならないですけどね!
    今まで、俺の知らない出品物が展示されたことはないですよ。
    じゃあ最後、最後の方、どうぞ!」
三児の母:「ウチにはこんなものしかなくて」

なにやらかぎ爪的な曲がった鉄の棒がついたシャベル的なものが
やってくる。

JUN様:「あ」
男爵:「おっとこれは……。かなりな変化球が。
   うーん、これはすぐにはわからないかもしれない。
   形状から察するに握って使うもの、たとえば園芸とか、農作業とかで」
三児の母:「違います」
男爵:「えっ、違うの?」
三児の母:「ぜんぜん違います。方向的には逆かな」
男爵:「逆? うわ、初めてだわ、この俺がぜんぜんわからないなんて」

JUN様:「あの」

男爵:「はい?」
JUN様:「わかった、気がします」
男爵:「え、これがなにかわかったんですか?
   だって園芸と関係ないんですよ?
   地面を耕す系じゃないんですよ?」
JUN様:「言ってもいいですか?」
男爵:「どうぞ!」

JUN様:「これ、潮干狩り用のシャベル、ですよね」

三児の母:「当たりです!」

男爵:「うーん、そっちかあ、海系だったかあ!
   これは一本取られましたね!
   JUN様、おさすがですね!
   じゃあこれ、おいくらだと思われます?」
JUN様:「あの、違ってたら失礼なんですけど、
   潮干狩りのシーズンに百●均一でご購入されたのでは?」
三児の母:「すごい。当たってます!」
男爵:「つまり、100円ということでしょうか。
   では、第53回「なんでも鑑定●」一位は、
   大工の出品した10000円の とうみ で決定です!
   おめでとうございます!」
大工:「ありがとうございます」
男爵:「大工、記念にこれをあげる」
JUN様:「えっ」
画家:「えっ」

俺は大工に画家が出品した紙粘土細工を渡しました。
だってこれ、元は俺のもんだし。
だったら、あげてもいいじゃんね。

画家:「男爵、わたしにくれたじゃん!」
男爵:「気が変わった。あとやっぱりなんか特典があると盛り上がるから。
   それでは第53回「な●でも鑑定団」」はこれにて終了です。
   特別ゲストJUN様、ありがとうございました!」
JUN様:「いえ、こちらこそありがとうございました」



以上、ホラ九割五分程度で。久々なんでホラ度が高めで。
JUN様、お名前を貸してくださり、ありがとうございます。
JUN様抜きには今回のホラはありえませんでした。
本当にありがとうございます。
失礼の段は、どうか、お許しください。
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「おお、久々にホラ吹いてるな!」と思われた方、
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JUN様、やりすぎてたら、本当に申し訳ありません。
悪気はありませんので、ご容赦いただけれ幸いです。
ちなみに、「これはお宝ではなく、ゴミなのでは……」と思われた方、
第53回というところにご注目ください。
はい、初めからネタバレしておりましたよ。
貧乏・友の会では、こんなお宝がでてくる日もあります。

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コメント

あははははーーー!!
面白すぎです。ホラだらけって楽しいですね。
人魚のミイラの件で、爆笑してました。
河童のミイラと思ったので、予想と違いましたが。
何はともあれ、登場させていただいて、
しかも、特別ゲストで・・・・光栄です。
第53回!伏線まで。構成力ばっちりですねー。
また遊びにいきまーす!

jun様、こんばんは。
お久しぶりです。
なにやら執事はjun様とやりとりさせていただいたようですが、
失礼がなかったでしょうか。
頭が固い執事ですので、ちょっと心配しております。
今回はゲスト出演、ありがとうございました。
またいらしていただける日を楽しみにしております。
コメント、ありがとうございました(敬礼)!

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