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2015年4月

2015年4月26日 (日)

今週のS先生の名言。その2。

前回までのあらすじ:
 八月に中小企業診断士(経営コンサルタントの資格)を受験する黒羊男爵。
 だが、試験までもう残り四か月となったのに、
 あまりにも現実をなめきった怠惰な生活を送っていたため、
 家庭教師のS先生がブチキレて、軍隊式の生活を送ることになってしまった……!
 「努力は夢中に負ける」ゆえに、努力する奴は「夢中になって努力しろ」という
 名言を吐いたS先生。ラリった名言に開いた口がふさがらない男爵。
 最低一日五時間は勉強するというS先生の計画だったが、
 ある緊急事態が発生し、S先生、男爵ともに戸惑いを隠せないことに……。

「38度ですね、今日も」
執事が体温計を眺めながら
平坦に報告しました。(二回目)
「うぬう……!」
S先生はベッドの傍らで腕組みし、仁王立ちです。
「なぜこの大切な時期に風邪などひくのだ、おまえは……?!」
「そんなこと言われても、知らないですよ、
免疫機能の不調の原因なんて。
むしろ俺が訊きたいですよ、責任者出てこいですよ。
だって、もう三日以上、38度なんですよ」
ひえピ●をおでこに貼って俺は答えました。
そうなんです、先週 ブログを更新できなかったのは、
S先生の監視の目もありましたが、
体調不良もありました。

「けど、どうしようもないですよ。
俺の人生には予測不可能・回避不能な事態なんて
日常茶飯事ですよ。
勉強はとうぶん無理ですね」
俺は目を閉じて横になって言いました。
「うぬう、うぬう……」
S先生は悔しげに唇をかみます。
「常日頃から病人として薬を飲んでいるから、
熱さましもあまり効かない体質で、
発熱するなど……!
こんなことが許されていいのか、
摸試はもう二カ月後だぞ!」
「許すも許さないも、しょーがないでしょ」
俺は繰り返し言います。
「だって熱が出てるんですもん。
こんなゆだった脳みそで、勉強なんて覚えられるわけがねーですよ」
熱が下がるまでは、勉強は無理ですね。
そう言い加えました。
すると。

S先生の表情がぱっと明るくなりました。

「そうか、そうだったのか……!」
「は? なんですか」
「風邪をひいたり、体調不良になったりすることは
日常茶飯事だと言ったな?」
「はい、言いましたけど」
「発熱もよくあると」
「まあ、そんなニュアンスは言いました」
「つまり、発想を変えればいいのだ!」
「は?」

ついていけていない疑問顔の俺に、
S先生は胸を張って、得意げに断言します。

「『おまえの平熱は38度』、そう考えればいいのだ!」
「はいい?!」
「そうだ、そうだったのだ。
平熱が38度であれば、これもまた通常運転中ということで、
勉強に支障はない。
さ、運営管理の過去問を開け」
「はあああ? え、だから、俺は病人なんですよ?
人の話、聞いてますか?」
「おまえが病人なのは、日常だろうが」
S先生は再び、あの名言を口にします。
「『おまえの平熱は38度』、これで何の問題もない」
「……。……」
俺は唖然としてS先生を見あげ、それから、
「誰か―、誰か助けて!
ここに脳が破綻している重病人がいるよ!」
と絶叫しました。
そんな俺の膝の上に、テキストと過去問が積み上げられます。
「さ、始めるぞ」
「『おまえの平熱は38度』って意味が分かんないんですけど!
人間として、おかしいんですけど!」
「大丈夫だ、おまえが人としておかしいのは通常だろう」
「おかしいのは、俺じゃねーよ、あんただよ!」
「何を言う、平熱が38度の人間のほうが稀だろうが」
「だから、それがおかしいって!
執事、執事ー!
あれ、あいついない! 畜生、こんなときばっかり逃げやがって!」
「さあ、学習計画を進めていくぞ」
S先生は生き生きとして話をとっとと進めます。
俺はもう、
「ついていけないよーーっつっ!」
誰か助けて。



以上、ホラ二割程度で。
ちょっと、ちょっと、ねえみんな、
おかしいのは、俺とS先生どっちだと思う?
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「うん、S先生は正しくて男爵が間違ってる」と思われた方、
「いや、S先生の思考回路はちょっとありえない……」と思われた方、
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執事は、いつも、ここぞというときにいません。
くそう、世渡り上手め。
あいつに比べると、自分が世渡り下手だと痛感します。
でもとりあえず、誰か、俺を助けて!

2015年4月12日 (日)

今週のS先生の名言。

前回までのあらすじ:
 今年の八月に中小企業診断士(経営コンサルタントの資格)を受ける黒羊男爵。
 だが、
 好きな言葉=「快適」
 嫌いな言葉=「努力・根性・汗」 という見事なまでの怠惰万歳人生。
 永遠にも思える人生の夏を謳歌していたキリギリス=男爵だったが、
 家庭教師のS先生の我慢がついに限界に達し、
 まあつまり、簡単に言えば、S先生がキレて、 
 事態は厳寒の冬へ突入、
 キリギリスは食べ物を求めてアリさんの家をノックするのだった……!

寒い、寒いっすよー!!
なんなんすか、ここは。
え、一気に零下50度? 北極並みじゃないですかー!
なんでなの、なんでこんなことになってるの?!

「これからは一日最低五時間は勉強する」
S先生は宣言しました。
「朝五時に起きて夜十時に就寝。
その間、トイレ、移動等の時間はすべて単語帳を見ること、
机に向かっているときは
インプット→アウトプットの繰り返しをひたすらすること。
残り四教科+二次対策、
これから四か月で、できるだけのことはするぞ!」
「ええええええええ、そんなことしたら、
オレ、死んじゃう……!」
「ふふふ、ちゃんと執事から聞いているぞ。
おまえ、大学受験の時、
一日十二時間以上勉強していたことがあるらしいな」
「そ、それは……!」
「半年で偏差値を一気に四十近くあげたそうじゃないか。
それに比べたら、一日五時間の勉強など大したことはあるまい」
「ちょっと待ってください、あのときはですね、
それなりにそうすべき理由があってですね、
仕方なくというか、
ちょっとおかしくなってしまって、あんなことになってしまっただけで」
「今回も、資格取得という立派な理由があるだろうが」
「いやでも、先生、あの言葉があるじゃないですか、
ほら、あの有名な言葉があるじゃないですか。
『努力は夢中に負ける』、っていう。
しょせん俺の努力なんて誰かの夢中に比べたら、
吹けば飛ぶようなもんで、
そんなことをするために
せっかく録画したワールドト●ガー見られなくなるなんて」
「お前こそ知らんのか、あの名言を」
S先生は腕組みをして、真顔で言いました。
「『努力は夢中に負ける』だから、
努力する奴は、『夢中になって努力しろ』!
そうすれば、おのずと勝つ!
魂に響く、いい言葉だ」
「ちょ、ちょま、待ってくださいよ、
そんな名言、聞いたことないスよ。
それ明らかに先生が今作りましたよね、
『夢中になって努力する』って意味が分かんないス。
変なクスリをキメてるとしか思えないような精神状態じゃないですか。
それ、脳内麻薬が出すぎて、おかしくなってますよ!
『夢中』と『努力』はイコールでつなげちゃダメなんじゃないですか?!」
「そんな宇宙の法則はない。
ゆえに、この名言は立派に成り立つ」
S先生は断言し、机の上に白紙の単語帳を積み上げました。

「まずは財務会計からだな。
基本の経営分析に使用する数式は暗記だ。
本来なら損益計算書や貸借対照表を見つつ理解するのだが、
まあ、基本的なところは暗記したほうが早いものもあるからな。
幸い、おまえが暗記物が得意だということは
執事に聞いてわかっている。
これがおまえがこれから試験日までに渡る白紙の海だ。
広々としているな、よかったな」
「ちょ、ちょっと、執事、執事!
おまえは先生になにをご注進してるんだ!
いったいどこから俺が暗記物が得意だというネタを」
「学生時代に般若心経や聖書の詩編を暗記したそうだな。
特に文献系なら、一度読んだものと未読の物は必ず区別がつく。
三回読めばほぼフルカラーで再現できるらしいじゃないか」
「それは! それはマンガや本だからできることで!
般若心経も詩編も今はもう忘れましたし!」
「忘れた分だけ、暗記できる余地が脳にできた。よかったな」
「どこまでもポジティブ?!
このひと、俺の話を全然聞いてないよ?!」
「ホラ、さっさと手を動かして単語帳を作る!」

こんな感じで、一日が終わっていきます。
はたして俺は今年、中小企業診断士になれるんでしょうか。
なれない場合はどうなるんでしょうか。
ちなみに、先日受けた簿記二級は見事に落ちました。
やっぱりね。
そりゃ「iphon●」ってのぼりを「IP Home」って読んじゃうくらいの
体調不良でしたら、当たり前です(負け犬の遠吠え)
今年の夏は、熱くなりそうです……!(泣いてる)


以上、ホラ二割程度で。
ねえ、みんな、
『夢中になって努力しろ』ってアリだと思う?
おかしいよね、絶対、おかしい精神状態だよね?
こんなセリフを真顔で言うS先生はおかしいよね?
それとも、
「そ、そんな発想があったのか……!」って感動しちゃう?
俺は感動しなかったよ。
むしろヒいた。さざ波のように、沖合までヒいた。
あのひと、絶対おかしいよ……!
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ええとね、S先生になんか言い返したいんだけど、
うまく言葉が見つからないキリギリスです。
俺も屁理屈を言わせたら人並み以上だと自負してるけど、
あのひとは天然でおかしいから、かなわない。
天然って怖いよね……。

2015年4月 5日 (日)

なんか難しいっぽい。

前回までのあらすじ:
 八月に中小企業診断士を受験する男爵。
 だけどやっぱりグータラが治らず、
 今日も今日とてマンガ・読書にいそしむ。
 そんな男爵に、家庭教師のS先生が最終通告を出してきた……!

「このままの生活だと、おまえは今年も落ちる」
昨日、S先生は断言しました。
俺は「へ?」と答えて、
「なんの話ッスか?」
と尋ねると、先生はピンヒールで俺の足を踏みにじり、
「中小企業診断士に決まってるだろうが!
わかってるんだろうな、
中小企業診断士になれなかったら、
おまえの蔵書は燃えるゴミだぞ」と言いました。
「だとしても試験日まで、四か月もありますし……」
オレはワールドト●ガーの最新刊を読みながら
ヘラヘラというと、
「この馬鹿者!」
S先生の鉄拳がさく裂しました。
ダメージ50000。
俺のHPが一気に0になります。
「今日からお前は勉強しまくる君だ!
生まれなおせ!
いや、いっぺん死ね!
マンガとはサヨウナラだ、
ブログともサヨウナラだ!」
「ええっ、そんなことしたら、俺の生きる気力がなくなりますよ」
「だから、いっそ死んでこい。
死んで、生まれ変われ」
S先生は腕組みして仁王立ちです。
「試験日までマンガは禁止だ。
ブログも緊急時以外は禁止とする」
「ええええええええ……っ!」
「死ぬということは、そういうことだ」

なんということでしょうか。
俺の怠惰な毎日に、
ついにS先生が切れ、非常事態宣言が発令されてしまいました。
今後、ブログ、毎週 更新できるかな……。
いや、携帯からできるだけやってみますけど、
もし無理だったら、
「あ、男爵、今週は机に縛り付けられてるんだな」と
同情してあげてください。
更新できないとしても、悪気はないので。
むしろ、更新したい気は満々ですが、
S先生の監視は非常に厳しいので、
なかなか難しいのです……。



以上、ホラ一割程度で。
今週はおもしろいことがなくて、すみません。
ていうか、俺の日常が破綻寸前です。
マンガも本もない生活って……!
どんな地獄絵図ですか。
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そうなんですよ、執事のヤロー、
「わたくしは強いほうの味方でございます」とか言って、
S先生がいる間はS先生に下僕のごとく従ってます。
あいつ、誰が自分の主人かわかってねえな。
いや、わかってるかもしれないけど、
ぶっちぎってるな。
世渡り上手め。
早いとこ合格して、この地獄から抜け出したいです。

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