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2015年2月

2015年2月23日 (月)

ボッキボキ。

前回までのあらすじ:
 2月22日に簿記二級を強制的に受けることになった黒羊男爵。
 しかし
 試験2週間前にはストーカ●から熱烈なファンレターが届き、
 試験1週間前には38度の熱を出して寝込む始末。
 こんなんでオレ、簿記受かるの?!
 受からせてもらえるの?!
 男爵の受験結果は、いかに?!

すんません、(冒頭謝罪二回目)
昨日、更新できませんでした。
寝込んでました。
いや、簿記の受験会場には行ったよ?
行って、ちゃんと受験番号と名前、書いてきたよ?
答えがちゃんと書けたかどうかは、神の味噌汁だけど……。

つまり、俺はどうやらまた、
「ヤッちまった」らしいです。らしいというか、間違いないです。
もうボッキボキでした。
合格フラグ、折れまくりでした。
これで合格できたら、ちょっとオレのヒキはおかしいね。
異常なヒキだね。
ていうくらいのボッキボキぶりでした。

なにせ試験会場へ向かう途中、
「ipho●e」というのぼりを「Ip home」と読んでしまうくらいの体調不良です。
「ホーム」ってなんだろ、て思った。
そんなこんなで、
「受かるほうが不思議だよ!」てな感じの惨憺たる結果に終わりました。
ここまで突き抜けるといっそ清々しいですね。
家庭教師のS先生にも報告したところ、
「……6月、だな」と言われました。
どうやら執事からオレの体調不良の件が報告いってたらしく、
珍しく罵られませんでした。
次の簿記二級は6月。
今度こそ、合格しないと、後がないです。
その前に、風邪ひかないようにしないとね。

以上、ホラ二割程度で。
「やっぱねー、こうなると思ってたよ」って方、
「6月ガンバ!」って思った方、
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出直し、出直しですよ。
また一からコツコツとやるしかない。

2015年2月15日 (日)

お約束という名の魔王。

前回までのあらすじ:
 今月22日(来週だね!)に簿記二級を(無理やり)受けることになった黒羊男爵。
 ただでさえ追いつめられているというのに、
 ストー●ー・近藤裕子(仮名)様から熱烈なファンレターが届き、
 追いつめられ度が更にヒートアップ。
 俺の人生、どっちをむいても行き止まりってどういうことなの……?!
 さあ、今週の男爵はどうなっているのだろうか……?!

寝込んでます。
すんません、近況が開始一行で終わってしまいました。
ええと、ス●ーカー対策とか試験勉強とか、
いろいろやらねばならないことがあるのですが、
「38度を超えておりますね。三日目ですが」
体温計を確認した執事は冷静な声で言いました。
「やっぱし。そんな気はしてたんだよ……」
俺はうめきました。
なにせ「現実は小説より奇なり」を地で行く人生です、
試験前の一週間・大事な追い込み期間ともなれば、
「事故か、病気か、冠婚葬祭に巻き込まれると思ってたんだよ……!」
「さようでございますね、
去年の夏の中小企業診断士試験の前も寝込まれていましたね。
まあ、インフルエンザではないことだけが救いでございますね」
「この状況でどうやって勉強しろって言うんだよ!」
「まあ、無理でございましょう」
「けど、家庭教師のS先生は納得してくれるのか」
「ご納得なさらないでしょうねえ、合格しないと」
「これから一週間で簿記二級とれたら、
俺は合格手記を発表して一儲けするわ!
だって 二十日で受かろう! 教材の六日目くらいなんだぞ、まだ」
「まあ、ご主人様の人生は
山あり谷あり海あり砂あり熱あり氷あり、という感じでございますからねえ。
試験前には、車にはねられるか、寝込むか、
試験日を間違えるかというパターンになってしまいますね、どうしても」
「俺の人生に潤いのオアシスはないのか、平和な平地はないのか!」
「拝見していると、ないようですねえ。
縦になったリアス式海岸のような、上下動の激しい地形しかありませんね」
「縦になったリアス式海岸て、それどんな重病人の心電図だよ?!」
「まあ、この展開も、お約束といえばお約束でございますね。
予想できたにもかかわらず、回避できなかったのは、
ご主人様の日ごろの行い、というところですね」
「嘘だろ、俺、ここ二週間、外出時はずっとマスクしてたんだぜ?!
行いには十分すぎるほど注意していたのに。
どうやって、どこから風邪菌を拾ってきたんだか、
俺が逆に白血球に聞きたいわ!」
「可能性としまして、ご主人様の免疫システムが、そもそもザルなのでは?」
「その可能性は捨てきれないが……」
俺はせき込みました。
ああもう、すべてが「負け犬」というサインを示しています。
どうしたもんだろうか……。


以上、そんなわけで、ス●ーカー対策・試験対策どころか、
(ばい菌に対する)防衛対策すらおぼつかない状況です。
ええもう、ホント、試験前に寝込むなんて、
お約束中のお約束の展開ですね。
この状況にはホラなんて混ぜようがないですよ。
ですから、今週はホラ三割程度です。
(三割も混ざっとるやないかい、というツッコミはスルーの方向で)
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人生、あきらめが肝心ですが、
そんなこと言い出したら、俺の人生、何一つできません。
お約束という名の魔王の支配下から一生出られないでしょう。
だから、あきらめるわけにはいきません。
少なくとも、試験会場でシャーペンを置くまでは。
置いた後はもう、無我の境地ですけどね。
何事も引き際が肝心です。
あれ、さっきと言ってることが真逆やないかい、というツッコミはスルーの方向で。
熱が38度あるんで、多少の論理破綻はご容赦ください。
(180度の転換が「多少」という範疇かどうかは置いておいて)

2015年2月 8日 (日)

普通人。

前回までのあらすじ:
 黒羊男爵を襲った新たな不幸・『スト●カー』……!
 世の中には物好きがいるもんだよ、という執事の率直な感想はさておき、
 男爵と「とっても親しくなりたい」と手紙を書いてきたストー●ー・近藤裕子様(仮名)に
 男爵はどう接するのか……?!

「要するに、大事なのは、傾向と対策だ。
とりあえず、この手紙からわかったことをあげていこう」
俺は恐怖でガクガク震える手を碇ゲンド●風に組んで宣言しました。
「わかることといえば、男爵様の最近のプライベートが
ほぼ筒抜けになっていることですね」
執事が応えました。
俺は言います。
「もう一つあるだろ、
つまり、この手紙を書いてきた近藤さん(仮名)は
俺ととっても親しくなりたいと言ってきている。
俺のことが大好きで、
好きで好きでたまらない、ぜひお話ししたい、と」
「本当に、物好きもいるものですねえ」(深いため息)
「感心してる場合か!
執着をこじらせて刃傷沙汰になったらどうすんだ!」
「そうなったら、そうなった場合でございますね。
救急車を手配いたします」
「心の底から、霊柩車じゃないことを祈ってるわ!」
俺はふう、と大きく息をついて自分を落ち着かせ、
「だから」とつづけました。
「だから、事態を打開するために、対策としてある作戦をとろうと思う」
「作戦……?」
執事は目を丸くしました。

「これから言うことは、俺の感想だぞ、あくまでも。
ストーカ●には千差万別があり、
それぞれ個別対応が必要だと思う。
だから、どの●トーカーにも有効な対応はない、と思う。
で、あくまで、この近藤さん(仮名)に限定した場合の話だが、
この近藤さん、俺に対して著しく夢を見てると思う」
「それはさようでございますね。
ただの変人、変わり者のごく潰しのご主人様のことを、
選ばれし人とか呼ばれていましたね」
「ああ、どうやらアウトサイダーに対する憧れがあるらしい。
もっとも、俺は別にアウトサイダーになろうと思ってなってるわけではなく、
単なる変人だから、結果的にアウトになってるだけなんだが、
近藤さん(仮名)はそうは思わなかったみたいだな」
「しきりに、
あなたと話したい、あなたにならわかってもらえる・
あなたとわたしはわかりあえる、と書いておりましたね」
「話せばなんでもわかるってのは幻想だがな。
残念ながら、俺自身にはアウトサイダーへの憧れが皆無なため、
近藤さん(仮名)と共感し合うことは永遠にないと思う」
「で、どうなさるのですか」
「要するに、憧れがなくなればいいんだ」
俺の言葉に、執事は瞬きします。
「憧れを、なくす、ですか?
どういう意味でございますか」

「つまり、近藤さん(仮名)は俺がアウトサイダーだから憧れて、
執着して、手紙を書いてきたわけで、
俺が普通の一般人だとわかったら、失望するだろう。
失望して去っていくだろう。
失望して、殺しちゃう場合もあると思うから、
そこらへんのさじ加減を慎重にしなければならないが、
とりあえず、『男爵は普通人だよ?』作戦を展開し、
近藤さん(仮名)の幻想を慎重に、崩していかねばならない」
「具体的にはどうされるのですか」
「毎日 家の前を掃除して、近所の人には にこやかに挨拶する。
可能ならば立ち話もしたい。
それから、本や漫画も、そうだな、
当面は教育委員会が推薦するような作品を買って読む。
もちろん、買った際のレシートは必ずゴミに出し、
近藤さん(仮名)の眼に触れるようにする。
公園を散歩する場合は、必ず一度は、
「かわいいわんちゃんですね」と言って誰かに話しかけるようにする」
「つまり、社交的な一般人という仮面をかぶるわけですね」
「仮面とは人聞きが悪いな」
俺は真剣な表情で言います。
「確かに俺にはアウトな一面がある。
実際問題、おまえは人間失格と言われたら、
「イエッサ!」と笑顔で返答するしかないかもしれない。
だが、やろうとおもえば普通人であることもできる。
面倒くさいから、今までは自宅内ではやらなかっただけだ。
それをやろうと思う」
「問題は、失望が暴走して裏切られた、と思われた時ですね」
「そうだな、その場合、殺意をいだかれることもあるからな。
適度に、適切に、ゆっくりと憧れを削っていかねばならない。
これはもちろん、全部のストーカ●に対応できる策ではない。
たまたま、今回の近藤さん(仮名)が俺に憧れていて、
その内容が手紙でわかったからできることだ。
恋愛がこじれたり、暴力が関係するような場合は、
当然のことながら、別の対応、別の手段をとるべきだ」
「つまり、近藤さん(仮名)はス●ーカーとしては
まだまだぬるい、ということでしょうか」
「そうとも言える」
俺は額の冷や汗をぬぐい、大声で断言します。
「ここに! 『男爵は普通人だよ?』作戦の開始を宣言する!」
「またまた、妙なことになりましたね」
執事はシニカルに笑い、低頭しました。
「かしこまりました、ご主人様」
――てなわけで、作戦開始となりました。次週へ続く。


以上、ホラ八割程度で。
本当にストーカ●に悩まれてる場合は、
安易に俺のような対応は取らないでくださいね。
マジ、失望から殺意に変わる場合もあると思うので。
つまり、あくまでも俺のこの話はホラだから成立しているということです。
現実問題を処理するときに、
ホラ話は 絶対に、参考にしないでください。
男爵からの真面目かつ真剣なお願いです。

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憧れってのは儚いものですよ。
儚いから、いいんですよ。シャボン玉と同じです。
本当なら、そっと、セピア色になるまで、いい思い出になるまで、
自分の胸だけにしまっておくのが、ベストだと思います。

2015年2月 1日 (日)

熱烈な。

こんにちは、黒羊男爵です。
今日は今朝 起こったとてつもねえ『不幸』について
語りたいと思います。
不幸慣れしてる男爵を襲った不幸。
それは。

「ご主人様、本日は封書が届いておりますが」
「は?」
今朝、朝食の後、執事が俺のところへ
一通の封書を持ってきました。
「あれ? 日曜日って郵便局の配送あったっけ?」
「ないように思いますが、届いておりました」
「年賀状の季節は過ぎたし、
誰からかな?」
ちょっとだけワクワクしながら、俺は封筒を裏返しました。
――近藤裕子(仮名)
「近藤? 近藤って誰だ?」
「お知り合いではないのですか。
ご結婚されたとか」
「だったら、普通、旧姓も書いてない?」
「裕子様というお名前をご存知は?」
「女性の友達は何人かいるけど、
下の名前までは覚えてないなー。
名字呼び捨てで呼んでるからなー」
「開けてみたらいかがですか」
「そうだな、話してても仕方ないからな」
俺は封筒を開封し、読み始めました。

「……ヤバイ……」
「はい? やはりお知り合いでしたか。
借金のお話とかですか?」
「いや、知り合いっつーか、他人っつーか」
俺は冷や汗をかきながら、
ひろげた手紙を執事に渡します。
「ちょっと読んでみて」
「よろしいのですか?
では失礼しまして。
拝啓、黒羊男爵様……」
読み進むうちに、執事の額にも冷や汗が出てきました。

「以上、『敬具』でございますね」
読み終わり、執事は丁寧に手紙をたたみました。
そして。

「ご主人様、あれほどナマモノは拾ってはならないと
常日頃から申し上げておりますのに……!」
「拾ってない! 俺は拾ってない!
むこうが勝手に拾われたんだよ!」
執事の絶叫に、俺も叫び返します。
だって、これって、この手紙って。
「知らねえよ! ホントに知らねえ人からだったんだよ!」
「ですが、ご主人様のお散歩ルートから
最近 読まれたマンガのタイトルまで把握されているではないですか」
「ていうか、これはいわゆるアレだろ、アレなんだろ!」
「……さようでございますね」
執事は眉間にしわを寄せて言いました。
「これは、アレ、でございますね」
「つまり、いわゆる、スト●カー……」
オレと執事の肩ががっくり落ちました。

「まあでもさ、差出人が人間の名前でよかったよな」
「どういう意味でございますか」
「これで『熱烈なファン』とかだったら、
俺は警察にお電話する。
なぜそうなるのかは、
トマ●・ハリスの『レッド・ド●ゴン』を読んでほしい」
「そのお話はバリバリのサスペンスではございませんか」
「サスペンスって言うか、まあ、連続●人モノだよな」
「ご主人様はそのようなお話に出演をご希望で?」
「嫌に決まってるだろ!
あんなん、読んでるからいいんであって、
本物の連●殺人鬼になんて会いたいわけがねーだろが!」
「ストー●ーというものが、本当に存在しているのですね」
「みたいだな。しかもシャイな●トーカーだ。
直接 話せないから、手紙を書くという……」
「より陰湿な印象を受けるのは気のせいでございますか」
「気のせいじゃねえとは思う」
俺は震える手で恐怖の手紙を引き出しにしまいました。
本当は捨てたいけど、
相手はモノホンのストーカ●、
ウチのゴミを漁ってる可能性がある。
ていうか、漁ってる。
じゃなかったら、知らないような情報が
手紙には書かれていました。

執事は言います。
「これから、どうなさるのですか」
「どうって……」
質問されたオレは固まります。
まだ実害があったわけじゃないし、
もともと関係してる人でもないから、
警察は動いてくれないかも。
だって単なるイタズラって可能性もあるわけだし。
「そうだな、じゃあ、こうしよう」
俺の発案に、執事が目を丸くするところで次週へ続く。


以上、ホラ八割程度で。
予想外の手紙って、ホント怖いですね。
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ただしマイナス方向の」って思われた方、
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いや、俺は文通を批判しているわけではないですよ。
文通友達というのもいいと思います。
ただ、その場合は、双方の合意があっての
文通なわけですよね。
一方的に送られてくる手紙は文通ではないよね。
マジ、ホントにこんなことあるんだなー。

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