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2013年11月

2013年11月26日 (火)

大バカヤロウの弔意。

今回はしょっぱなに注意書き:
 全ホラです。
 全ホラだと言うことを念頭にご覧ください。

去年の今日、あのひとが亡くなりました。
忘れられない。
今日、本当は命日だから、
花を持ってお墓へ行こうと思ってました。
きれいな花を供えたいと思ってました。
(着ていく服まで用意した)

ところが。
今朝、いつものごとく、オレの体調が大確変。
熱が勃発して寝床から動けない状態に。
しょうがないので、
ブログ上で墓参りします。

墓参りで言いたかったこと。

ひさしぶり。
話したいこと、たくさんあった気がしたけど、
実際にその場になると、
なんかなんも出てこないな。
もう、いないんだな。
オレの本(銀河英●伝説・全巻)を
借りパクしたまま学校卒業して、鬼籍に入って、
この大バカヤロウ。
おまえ、自分を何歳だと思ってんだ。
まだ死んでいい年齢じゃねーだろ。
やりたいこと、いっぱいあったんだろ。
好きな人だっていたんだろ。
大事な人だっていたんだろ。
おまえにおいていかれて、
泣いてる人がいるんだよ。
おいていくなよ。
かといって、連れてもいくな。
ただ、おまえがいればよかったんだ。
もっと生きててくれれば、
毎日が普通で、欠落がなくて、
それでよかったんだ。
いつか会えると思っていられたんだ。
オレは、おまえに叩き起こされたよ。
おまえの死に、叩き起こされた。
「普通の毎日」の毎日が普通じゃないって、
壊れるもんなんだって、思い知った。
死んじまうなんて、
おまえは大バカヤロウだ。
ホント、大バカヤロウだよ。
大バカヤロウ。

なんつーか、故人に言いたいことの結論が、
「大バカヤロウ」になってしまうあたり、
オレも終わってます。
もっと言いたいこと、たくさんあったと思うのに、
すべてが「大バカヤロウ」に結実してしまうあたり、
終わってる。
いつもの語彙はどこへ行った。
修飾語や形容詞はどこへ行った。
……どっか遠くへ行きました。(失踪)
少なくとも、脳から出て行きました。

もっとさあ、
「おまえがいなくても、しっかり生きていくから
大丈夫だ」とか、
「一年経ったな、みんな元気だよ」とか、
大人なことを言いたいと思ってたけど、
実際に一年経って、命日になってみると、
「早死にしやがって、大バカヤロウ」しか出てこないわ。
お酒が飲めたら空のグラスを前に痛飲するんだろうと思うけど、
飲めないから、もうどーしよーもねーわ。
おまえ、大バカヤロウ。
オレ、大バカヤロウ。
ホラ吹きの弔意なんて、この程度か。
オレも修行が足りねえなあ。
ホント、まだまだだわ。


以上、全ホラで。
ここに至る、いきさつは下記日記を読むと
理解できるかと思われます。
(あのひとをしのぶ:
http://blacksheep.txt-nifty.com/blog/2012/12/post-6922.html

去年はなんつーか、美しく深い悲しみって感じだったけど、
今年はもう、「大バカヤロウ」の一言だよ。
もちろん、オレが。
今でもやっぱり、大好きだよ。
墓参りにいけなくても、熱が出てても
本当に、大好きだよ。
これからもずっと大好きだ、大バカヤロウ。
なんだか、全ホラの上、
罵詈雑言まみれの非常に見苦しいブログになってますが、
今日はどうかご容赦ください。泣く代わりにわめいてます。
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2013年11月24日 (日)

初めてのあなた。

前回までのあらすじ:
 貧乏仲間の画家に「金がない」と言う理由で
 手作りワンピースを提供したわたし。
 布から洋服を作るその作業は通称「シャランラ♪」と呼ばれる、
 シンデレラの魔法使いのおばあさんの魔法である。
 本来、ホラ吹きであるオレにシャランラ♪ が使えるわけがないのだが、
 そこは人一倍手先が器用なオレ、
 なんとかワンピースを完成させ、画家を人生初デートに送り出すことに成功した。
 で、その後日談なんだが……。

そうなんですよ、
先々週の土曜日、ようやく完成したワンピースを持って、
画家は我が家を出て行きました。
翌日の日曜日が、
画家の生まれてはじめての異性とのデートの日 でした。
わたしは成り行き上、
「あいつ、大丈夫か」
「ワンピース、着用に耐えられるのか」
とかなり心配していました。
既製品の高価なブランド服着ていっても
場合によっては散るのが恋の道ですからね。

「でも、相手からデートに誘ってきたって言ってたからな」
そもそも向こうからのアクションなわけですから、
こちらの一方的な片思いよりも成就の可能性はあります。
「デート場所は動物公園だし、そんなに金もかからないだろうから、
そうそう極貧だってボロも出ないだろうし」
内面は、その、あの、アレですが、
外見が普通にワンピース着てデートにうきうきしている女子に見えれば、
望みはゼロではない。
「ただ、あいつ、しゃべるとなあ。大丈夫かなあ」
けど、一応、画家と公園で何度か話した上で、
相手はデートに誘ってるわけだから、
多少 画家が人の道を踏み外した発言をしてもなんとかなるかも。

わたしは、日曜日、終日 緊張して過ごしました。
携帯電話のそばに常にいました。

しかし、日曜日の夜、画家から電話はかかってきませんでした。

月曜日も、
火曜日も、
水曜日も、

何事もなく、携帯が鳴ることはなく、過ぎていきました。

ついに木曜日の夜、わたしは
「もう我慢できん!」と、
(本来、オレは迷惑かけられた側だから、
 向こうから結果を連絡してくるのがスジってもんだろ)
(でも待てなくなった)
画家に電話をかけました。

家電話は例の短い留守電でした。

うーむ、出ないか。
じゃあ、携帯に着信を残しておこう。
ワン切りして待つこと三十分。
木曜日の夜九時過ぎに、画家から着信がありました。
ひったくる勢いで携帯に出たオレ。
「もしもし!」
「……男爵、わたし画家だけど、さっき電話した?」
「おまえ、電話したもしないもないだろ!
デートはどうなったんだよ、
ちゃんと相手のハートをゲットできたのかよ?
オレも一応 関係者なんだからさ、
事後報告の連絡くらいあってもいいだろーが!」
「えー……ダルーい……」
「ダルいっておまえ……」
心配していたのに、なんて言い草だ。
こいつ、本当にオレの友人か。
いや、本音がダダ漏れてしまうところなんて、
まさにオレの鏡なのだが、
それにしたって、
「ずいぶんテンション低いじゃないか。
生まれてはじめてのデートだって、
あんなにうきうきしてたのに。
……あれか、やっぱワンピースがなんかマズかったか」
だとしたら、オレにも微妙に責任があるよーな……。

「ワンピースぅ? ああ、アレね。
別にどってことなかったけど」
「? どってことないってどういう意味だ?
ちゃんと相手に「おめかししてるぞ」って伝わったのか?
それとも、無理だったのか?」
「伝わったけど、意味がなかった」
「は?」
意味がないとはどういうことだ。
仮にもデートで女性がおしゃれしてきたら、
褒め言葉の一つくらいかけるのが、男の甲斐性ってもんだろ。
「褒めてもらえなかったのか?
そりゃまあ、手作りだけど」
「褒めてはもらったよ」
「! なんだ、デートはうまくいったんじゃないか」
わたしは安心しました。
よかったー、一応、気になってたんだよな。
オレのワンピースのせいで
デートが失敗したらどうしようって思ってた。
成功したんなら、よかった、よかった。
苦労した甲斐があった。

しかし、画家は次の言葉でオレにトドメを刺しました。
「褒められても、ぜんっぜん意味なかったけどね」
「へ? だって雰囲気よくなったんじゃないのか?
褒めてもらって、ちょっとテレた感じでお礼を言って、
それから、こう、なんていうか、盛り上がるって言うか」
「褒められても、ぜんぜん、まったく、意味がなかった」
「どういうことだよ?
褒められても意味がないって、わけがわかんねーぞ」
「だって」
画家はすこし湿った声で言いました。
「だって、褒めてくれたの、彼の奥さんだったから」
「……は?!」
奥さん?!
デートに奥さんってどういうことだよ。
てか、奥さんってそもそもどういうことだよ?!

「ちょっと待て、デートじゃなかったのかよ、
てか、既婚者だったのかよ?!
おまえ、そんなこと一言も」
「わたしも知らなかったんだもん、
仕方ないでしょ!
デート、デートだと思ってたのに」
「どういう風に誘われたんだよ」
「11月に、動物公園で一緒に食事でもどうですかって」
「……デートに誘っているように聞こえるな。
動物公園で食事が普通なのかどうかは別として」
「食事は出たよ、彼の奥さんの手作りのお弁当が」
「だから、奥さんってどういうことだよ」
「彼、その、「家族ぐるみで食事はどうですか」って意味で言ってたみたいだった。
なんか、わたしが貧乏画家で
あんまりいいもの食べられないの、知って、
それで、せめて栄養をって、で、誘ってくれたみたいだった。
わたし、勘違いして、ふたりっきりだと思って行ったら、
おっきなお弁当抱えた奥さんと、ふたりの子どもがいた」
「――……もしかして、だから動物公園……?」
「そう。子供づれだから。
最初から、最初からわたしの勘違いだったんだよっ!
ごめんね、迷惑かけて!」
画家はそう怒鳴ると、電話口で泣き始めました。

なんということでしょうか。(BeforeAfter風に発音してください)
わたしは久々に唖然として言葉をなくしました。
口が達者で、ホラが達者で、
「てめえの墓前にはクチナシの花を供えてやるよ」とまで
ののしられたことがあるこのわたしが、
二の句が継げずに絶句しました。

「……まあ、その、なんだ」
わたしはようやくどうにか言葉をひねり出します。
「これは『初めてのデート』は、また次にとっておけってことだろ。
もっといいひとが来てくれるよって、サインだろ。
今回は既婚者だったから、今回のデートはノーカウントだ。
人生の初めてのデートは、次こそ、いいやつとしろよ」
「わたし、は、初めてだったのに」
「うんうん、そうだな」
「い、一生懸命、おしゃ、おしゃれして」
「そうだな、頑張ったな」(オレが)
「行ったら、奥さんと子どもが」
「ありえないよな、大丈夫、こんなことは二度とねーよ。
それは保証する」
請合いながら、わたしは冷や汗を流していました。
ヤバイ、画家が一生 デートと縁がなかったらどうしよう。
今後、二度とデートの機会がなかったら、どうしよう。

それから、わたしは一時間以上かかって、
どうにか画家をなだめて、
泣き止ませて、
笑わせて、
電話を切りました。
最後のほう、かなり強引に笑わせたけど、
ちゃんと笑ってくれたから、いいだろ。
オレはベストを尽くしたよ。
でも、こんなことってあるんだなあ……。




以上、ホラ七割程度で。
ご飯に誘うときはさ、ちゃんと既婚者ですって言ってくれないとさあ、
巨大な勘違いするからさあ、
ホント頼みますよ。
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もしかしたら、画家は一生独身かもしれませんね。
でもそれでも、好きなことを好きなようにやれれば、
それで十分いい人生だとおもいます。

2013年11月17日 (日)

お守りの作り方。

先日、知人が亡くなりました。
もう十年以上の付き合いでしたが、
恩しかないような方でした。
温和で、芯が強くて、生き方が綺麗で。
誇り高くて、姿勢が綺麗で。
あんな綺麗な方、滅多にいない。
葬儀にも大勢の方が参列されていました。
親族の方が言いました。
「あのひとの悪口を言う人を聞いたことがない」
「あのひとが悪口を言うところを聞いたことがない」
本当に、心の美しい、綺麗な方でした。

去年の十一月にも
知人が亡くなっているし、
十一月が嫌いになりそうです。
本当は苦しい夏の後なので、
秋冬は大好きなのですが、
こうも訃報が連続すると、嫌いになりそうです。
来年の十一月は大丈夫か。
もしかして、俺自身の訃報があがったりして。

それならそれで別にいいけど。
知人が亡くなってから、
死ぬことが怖くなくなりました。
もともと、病弱で死ぬことはよく考えてたので、
普通人より死に対する免疫はあったと思うけど、
あの綺麗なひとや、
あの大好きだったひとが死んだのなら、
もう、死は怖くありません。
死に至る経過はまだちょっと怖いかもだけど。
痛かったり、苦しかったりしたらヤだな。
でも、「死」そのものは怖くない。
もう、怖くない。
わたしは、自覚している以上に、
亡くなったふたりがきっと大好きだったのでしょう。

遺族の方にお願いして、
遺髪をいただきました。
どうなんだろう、「遺体の一部」って考えると、
「怖い」と感じる人もいるんだろうと思いますが、
わたしは、あの方の一部だったら、
まったく怖くありません。
だから、せっかくいただいた遺髪で
お守りを作ろうと思いました。
いただいた当初は、
遺髪を大事に包んで握って泣いていましたが、
これから先もずっと一緒だから、
お守りにしよう。
それでずっと持っていよう。

きっと遺髪をもらったのはわたしくらいだから、
(現場にいた人間はみんな悲しむことで精一杯だった)
故人のお孫さんたちにもお守りを進呈しよう。
わたしは十年以上のお付き合いをいただきましたが、
お孫さんの中にはそんなに長く
話ができなかった方もいます。
だから、もし「差し上げます」って言って
「いらない」って言われたら、ひっこめるけど、
もしも「おばあちゃんのお守りなら、いる」
「欲しい」って言われたら、差し上げよう。

そんで、ググリまくって、お守りの作り方を学習。
だいぶわかってきた。
フェルトで作るってのが多いみたいだけど、
手元に桜文様が入った厚手の和紙があるから、
それで作る予定です。
あの方は花がお好きでしたから。
椿、山茶花、桜、沈丁花、芙蓉……。
いろいろなお花を差し上げて、たくさん話をしました。
先週の「シャランラ♪」といい、
今週の「お守り」といい、
自家製作が多いですね。
いや、売ってないものばかりだから。
布地から作るワンピースとか、
故人の遺髪入りのお守りとか、
売ってれば買うけど、
売ってないものばかりだから、
自分で作るしかないでしょ。

本当は、本当に大切な宝物っていうのは、
自分で作るしかないのかもしれないね。
お金で買えるものじゃないのかもしれない。

そんなことを考えながら、
お守りを作ってます。
お孫さんが気に入るといいのですが。

なんとなくしんみりした感じで、
今週は終わり。
さすがに今週はオレのテンションも低いです。
ホラには夢とユーモアと心のゆとりがつまってるけど、
訃報に接したら、全部ひっこむよ。
まだまだオレも修行が足りない。




以上、九割九分九厘ホラで。
えええっ、このしんみりした空気はどうなるの?!
だって、悲しいお話がホラのほうがいいでしょ。
たとえ、すべてがノンフィクションだったとしても、
それは、もうオレの心の中だけの話だよね。
今回のブログのホントかどうか具合は、
そっとしておいてください。
来週からはまた通常運転に戻りますから。
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そこらへんは聞かないのが粋(イキ)ってやつですよ。

2013年11月10日 (日)

魔法使いのおばあさん直伝のシャランラ♪

みなさまへご報告:
ブログ村のランキングが三位まであがりました。
先週の記事へのクリックをありがとうございます。
心優しい方がたくさんいたんだ(先週の日記参照)、とオレは思いました。

前回までのあらすじ:
 貧乏仲間の画家に頼まれ(強引に)(罠にはめられ)
 11月の画家の初デート用のワンピース(大秘宝じゃないほう)を
 作ることになったわたし。
 しかし、画家が「これでヨロ」と送ってきた材料は、
  ・ファスナー=バッグ用
  ・布地=起毛素材で印つけができない
  ・糸=黒(布地の色はモスグリーン)
 というトンデモ素材だった……!
 はたしてワンピース(ひとつながりの秘宝じゃないほう)は
 出来上がるのか?!
 男爵は伝説を作れるのだろうか!?
 シンデレラのおばあさんの魔法=シャランラ♪ は成功するのか?!

実は、今日が画家のデートの日でした。
昨日がつまり、ワンピースの最終納品日でした。
先週のブログにて、
「起毛素材ゆえに印がつけられない=裁断できない=完成しない」と
思われたワンピースですが。
ワンピースですが。



――この一週間で作りました(過去完了形)。



さあ、目をかっぴらいて、オレの伝説を見ろ!

before:送られてきた材料(布地+ファスナー)
Before_zenntai

(深呼吸して)「シャランラ♪」

after:完成したワンピース
After_01

課題だったファスナーはあえて前面に持ってきて、
デザインのポイントになるようにしました。
でも、これだけじゃ、つまらない。
普通のワンピースである。
そこで、オレの凝り性がまた発動して、
さらに、(深呼吸して) もう一度シャランラ♪

after:ファーありバージョン
After_02

去年の シャランラ♪ で残った材料を使って、
ワンピースにファーの襟と袖口を作りました。
これなら手作りに見えないだろ。

上記だけ見ると、簡単に「へー、できてるじゃん」て感じ
かもしれないけどね、
言っておくけどねえ!
今回は、本当に、本当に、たいっへん だったんだよ!

今週の詳細な経過は下記。

月曜日:布地に糸で印をつけることを思いつく。
(チャコペンでつけられないので、仕付け糸でカタチを縫い取る)
火曜日:糸で印をつける。
水曜日:裁断。
木曜日:緊急事態発生!
     起毛素材なので、一度縫うと解けない! と言うことが判明!
     つまり、縫うのは一発勝負のみとなった。
金曜日:縫う。ひたすらミシンで縫う。目と肩と腰が痛くなる。
金曜日・深夜:ファーの部分を作り始める。
土曜日:画家が引き取りにやってきた。
     やつの身長にあわせて裾の長さを調節、裾あげ。
     納品。
     疲れ果てて夕方から眠る。

もう起毛素材での シャランラ♪ は二度とやらない!
いや、そもそも シャランラ♪ 自体、
何回も、なんっかいも、「もう二度とやらない」って言ってるのに!
なんでこんな羽目になるかな?!
まだ腰が痛いよ!

どうですかね、てなわけで、
男爵は無事に(?) シャランラ♪ を完遂し、
画家をデートへ送り出すことに成功しました。
これでデートが成功しなかったら、オレはもう知らないよ!
オレは友人としてできることは全部やったよ!
なにか起きても、オレのせいじゃねーよ。
after でちゃんとワンピースになってるでしょ、どうにか。

このワンピース、秋冬物だから、
中に黒のタートルネックのセーターとか着られるように
じゃっかん、襟元を大きく取ってます。
その分、ファーで襟元の隙間が調節できます。
そのようなことを説明しながら
このワンピースを見せたとき、画家は無責任に、
「すごーい! できてるぅ」などと言ってましたが、
「できてるぅ、じゃねえよ! オレが布地から作ったんだよ!」と
オレは逆ギレ。
after だけ見てると、画家と同じリアクションになるかもしれないけど、
ワンピース作るの、本当に、本当に、大変だったんだからな!
だからシンデレラのドレスも12時までしかもたなかったんだよ!

魔法使いのおばあさんはねえ、
シンデレラのために、死ぬほど苦労したんだよ。
ガラス吹いて靴を作ったり、
カボチャくりぬいて馬車作ったり、
お姫様仕様のドレスを徹夜で縫ったりして、
もう本当に、息もたえだえだったの。
だから、12時以降は魔法が分解しちゃったの。
自分で一度でも シャランラ♪ をやってみると、
シンデレラの魔法使いのおばあさんのムチャぶりが
よくわかります。
おばあさん、シンデレラのためによくやったよ……(熱い目頭)。
オレもよくやった、自称・友人のために……(再び熱い目頭)。

オレはもう、シャランラ♪ はやりません。
特に、起毛素材でファスナー=バッグ用で
糸が布地と違う色 っていう シャランラ♪ は
もう二度とやりません。
まだ腰が痛い……。




以上、ホラ三割程度で。
七割の真実具合は証拠写真をご覧ください。
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もう二度とやらないけどな!(遠吠え)

2013年11月 3日 (日)

難問が続々と。

前回までのあらすじ:
 貧乏仲間の画家の初デートのため、
 ワンピース(着るヤツね)を作ることになったわたし。
 シンデレラのおばあさんの魔法=シャランラ♪ という作業である。
 しかし画家が送ってきた材料は、
 ファスナー=カバン用のとんでもねーブツだった。
 果たして男爵はワンピースを作ることができるのか?!
 相変わらず、勝ち目のない戦いが続くよ!

あんのやろう…………っ!
本当に、とてつもねーブツ送ってきやがって。

いや、ファスナーの件じゃないです。
あれはもうあきらめて、対策を講じました。
じゃあ、何が問題なのかって?
布地ですよ、あいつが選んで送ってきた
布地がとてつもねー代物でした。
(布地の写真が載ってる日記は下記
http://blacksheep.txt-nifty.com/blog/2013/10/post-e0fd.html

はじめ見たときは「モスグリーンかー」ってくらいの
感想しかなかったけど、
実際に作業に入ってわかりました。
あいつ、またアホやらかしやがった。

あのグリーンの生地は短い起毛素材でした。
手触りが良くて、暖かそうだよね!
これからのシーズンに大活躍のワンピースになるんじゃないの(^o^)。

違うわ!
大活躍どころじゃねえわ!
それ以前に、生地が起毛素材だから、
「チャコペンで印がまったくつけられねーじゃねーか」(がっくり)

説明しよう。
オレも正確な段取りはよく知らないのだが、
(知らずに作っているのだが)
一般に、洋服を作る手順は
「デザインを決める→布地を選ぶ→印をつける→裁断→縫製」
ではないかと思う。
まあ、今回はいきなし、
「デザインを決める→布地を選ぶ」の部分が逆転してますけどね。
布地ありきで作り始めてますけどね。
だが、問題はそれだけではなかった。
裁断するために絶対に必要な印つけができない。
布地が起毛素材なんで、型紙が浮いてしまって、
(さらに毛も邪魔して)
印がまったくつけられない。
ていうことは、どういうことかというと、

「裁断ができない……!」

ってことである。
そりゃそうでしょ、目印ないのに、裁断できるわけないでしょ。
袋物とかなら、まだフリーハンド・目分量OKかもしれないけど、
ワンピースは無理でしょ。

で、裁断ができないってことは、「縫製ができない」。
つまり結論として、「ワンピースは完成しない」。

さあ、ここからが男爵のあがきどころですよ!
印をつけられない・裁断できない生地を
どう扱って、ワンピースを作るのか。
シャランラ♪ は無事に完遂されるのか。
画家のデートは11月、
てことはもう、今月がタイムリミットだよ!
頭を抱える男爵ははたして、シャランラ♪ できるでしょうか。

それは来週のお楽しみ。
つまり、現状 まだ対策なんかできてねーよ、
バカヤロウ(罵詈雑言失礼・申し訳ない)

もうあれだよね、画家はオレになにをどこまで求めているのか
不明だよね。
こんなプロにも難しい条件でワンピース作れって、
(ファスナーはバッグ用だった)
(布地は印がつけられないものだった)
あいつはオレを何だと思ってるのか。
少なくともホラ吹き扱いはされていない気がする。
魔法使いのおばあさん扱いされてる気がする。
それこそ、シャランラ♪(ウィンク) ひとつで
ドレスが出来上がるよーなイメージ持ってるんじゃないの。
アホか! そんなことが人類にできてたまるか!
人類には地道な努力と作業以外に、
ドレスを作ることはできねーよ!

オレは手芸家じゃない、ホラ吹きなのに……。(遠吠え)




以上、ホラ三割程度で。肝心なところは真実で。
本当に、もうどうしたらいいんだよ。
オレが自腹で布地とファスナー買いなおしたほうが
早いんじゃないの。
でもそんなお金があったら、ヘタ●アの最新刊を買う。
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今週、どんなにランキングがあがっても、
オレは「きっと優しい方がたくさんいたんだ」と受け止めますよ。
半笑いの人も本当は優しい人だと思うんだ。

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