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2012年9月

2012年9月23日 (日)

救えないものもある。でも、いつか助ける。

昨夜、書斎で本を読んでいたら、
買い物に出ていた執事から入電。
近所で車にはねられたばかりの子猫を
発見したとのこと。
どうしようかと動揺しているので、
「すぐ行く。動物病院に連絡しながら行くので、
とにかく待っていろ」と伝えて、
段ボール箱を抱えて現場へ急行。

でも、わたしがついたときにはもう、
子猫は動かなくなっていました。
現場には鮮血が散っていました。
執事が言うには、はねられた直後に遭遇した、
三分くらい動いていたが、すぐに動かなくなったとのこと。
段ボール箱を置いてわたしはしゃがみこみ、
子猫の呼吸を確認しましたが、
息をしていませんでした。ほぼ即死だったのでしょう。
「つらかったね、怖かったね、がんばったね」
そう、わたしは子猫に声をかけて、
「もう痛いことは終わったよ」と言いました。
執事は何も言いませんでした。

こんなことは、生きていればいくらでもある。
間に合わないこと、
指の間をすり抜けていくこと、
こぼれてしまうもの、
そんなの、いくらでもある。
自分の無力に打ちのめされることなんて、
いくらでもあります。

でも、わたしは、もしまた子猫がはねられたと聞いたら、
段ボール箱を用意して走ります。
「ご主人様が走られるところを、すごく久しぶりに見ました」と
執事は言いました。
そりゃそうです、わたしは走るのはキライですから。
ていうか、運動がキライですから。
わたしが走るのは非常事態のみです。
走るの大キライでも、走ればもし間に合うのなら、
わたしはいくらでも走ります。
救えるのなら、走ります。

非力と無力は違います。
本当に、今回は間に合わなかったけど、
間に合わないほうが多いけど、
こんなひどいこと、生きてればたくさん出会うけど、
けど、いつか、絶対にすくいます。
いつか、わたしの微力でも役に立つことがあると思います。
だから、わたしはあきらめません。
救えないものはたくさんあります。
むしろ、救えない場合のほうが多い。
現実は残酷だし、わたしは非力ですから。
しかし、絶対に、わたしはあきらめません。

我が家には常に空の段ボール箱がひとつ用意されています。
鳩でも猫でも犬でも、
倒れていたら、運んで助けるためです。
そりゃ、飼うことはできません。
鳩は野生動物だし、猫や犬を養う余裕はない。
小遣いが足りない。
でも、病院に連れて行くくらいならできる。
本とかティーカップとか買う費用を削ってでも、
動物を病院へ連れて行きます。
それから里親を探します。
間に合うなら。
間に合うなら、わたしは全力を尽くします。

いつか、間に合うことを信じています。
絶対に、あきらめません。

今日は雨が降っています。
子猫の涙雨です。




以上、ホラ二割くらいで。
現実ってやりきれないときがあるよね。
でもだからって「ムダだよ」って投げるのは違うと思う。
人間一人なんて非力だから、
結果的には無駄なあがきに見えるかもしれないけど、
やらないよりは絶対、いい。
わたしは、非力ですが、行動します。
昨夜 冷たい路上で死んだあの子猫にそう約束しました。
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2012年9月17日 (月)

病気が増えました。

えー、わたしは自称「七つの病気を持つ病人」なわけですが、
いままでブログでは具体的に
七つの病気がなんの病気かは触れられないまま、
称号だけが先行していたわけなんですが、
このたび、称号が変わることになりました。

「七と一つの病気を持つ病人」になりました。
パーティに新たにメンバーが加わったよ、よろしくね!

そう、新しい病気が加わりました。
その病気はわたしの頑丈なユーモア精神すら
打ち砕きかねない病気です(ペガサス流星拳)。

……。
…………。
ここまでひっぱると、その病名を言わなきゃ駄目ですよね?
……。
…………水、虫に…………なりましたっ(嗚咽)!
ありえない……っ(血涙)

足にね、水疱ができて、すごくかゆくて、
これなんだろ、また薬のアレルギーかなって
思ってたんだけど、
よりによって、水虫、か!
この病名か!
いままでも、「死にそうで死なない病気」だの、
「今は支障がないけど将来、駄目になりそうな病気」だの、
「ときどきトイレにこもらなきゃならない病気」だのに
なってきましたが、
よりにもよって、水虫か!

笑いしかとれねえじゃねえか!!
なんで悲劇的な病気にはかからないの?!
どうして「プッ」(笑)っていう病気になるの?
(全国の水虫患者の方、申し訳ありません(土下座))
なってみてわかったけど、
この病気、地味につらいよ。
むっちゃくちゃ、足がかゆいもん。
でもウチの執事は、医者から病名を告げられたら、
顔を背けてせきをするフリして笑いやがった。
「プッ」って吹き出しやがった。
畜生!
本人は大真面目だっつの。
オレの足が、足がぁ!
とんでもないことになってるうぅ。

えー、現在 治療を継続中なので、
今回はオチがないまま、
このまま、今日のブログはもうオワリです。
つか、出オチだろ、この病名。
今年の夏はたまたま革靴はいて外出することが
多かったからさ。
たぶん、むれたんだろうね。
でも、なんでよりにもよってこの病気……!
ペガサス流星拳で木っ端微塵になるオレの心。

とうぶん、立ち直れません。




以上、ホラ三割くらいで。
もういっそホラ十割だったらよかったのに。
こんな現実、見たくなかったよ。
どうせ病気が増えるなら、
もっとカッコイイ病気がよかった。
いや、水足かっこ悪いって思ってるんじゃないよ、
ただ、わたしが水虫になったら、
みんな同情するより笑うんじゃないかと
危惧しているだけ。
どうですか、心配してくださいましたか。
それとも、「プッ」が出ちゃいましたか。
こういうところで、日ごろの人徳が出るよね。
人徳、ないよね……。うん、自覚はしてる。
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2012年9月 9日 (日)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――大転落

以下、ネタバレを含むので、いやんな方はバックプリーズ。

みなさま、電車には乗ったことがありますよね?
もしくは、バスでもいいです、
とにかくなんらかの公共機関、公共の場で、
「岩●文庫を読んでいる」サラリーマンと
「週刊少年●ャンプを読んでいる」サラリーマンがいたら、
どっちのほうが頭がよさそうだと思いますか?
もちろん、前者だろうって?

浅はかですよ! そりゃ思い込みってもんです。
本 > マンガだなんて決まってない。固定観念です。
そんな思い込みを一蹴するには、
この本をどうぞ。
前置きが長くなりましたが、
今回ご紹介するのは 大転落 です。



これはいわゆる、「ヤッちまった」本、
日本が世界に誇る「硬い」岩●文庫が
とちくるってしまった(褒め言葉)一冊です。
そう、●波編集部はなんで
こんな珍奇な(褒め言葉)書籍を
取り上げようと思ったのか。
わかりません。
わかりませんが、グッジョブです。
この一冊を読めば、
「岩●=硬い」という印象が風の前の灰のように
崩れ去るのは間違いなし。

わたしの偏見に満ちた物語の概要は以下。
主人公・ペニーフェザー君は
英国の某有名大学に通う
クソ真面目で冗談の通じない学生。
だが他の学生のどんちゃん騒ぎに巻き込まれて、
なぜか無関係だったはずのペニーフェザー君が
退学処分に。
ここから彼の人生「大転落」が始まった。
元はと言えば、エリートだったはずのペニー君だが、
就職先の学校で数々の事件に出会った挙句、
どん底の刑務所に放り込まれる。
そこからどうにか脱出し、
結局、彼は偽名を使って
元いた大学に戻ってくるのだった――。って話。

とにかく、いろいろありえません。
ペニー君自身は超がつくマジメ人間なのですが、
周囲のキャラがありえないほどおかしい。
詐欺師だの犯罪者だの、とにかく
ペニー君の人生は周囲に振り回されて、
爽快なまでに転がり落ちていきます。
それから、ペニー君について作中で
作者が「こんなつまんねえやつ」的なメタ発言をかます部分まであります。
作者の態度もありえないです。
一読すれば、
「岩●=マジメ=ペニー君」という印象が
ブッちぎられて、崩壊します。

わたしはタイトルが気になって、
なんとなくこの本を買い求め、
夜中に読んで、死ぬほど笑いました。
現代日本でも十分に通用するブラックユーモアに
満ちています。
お勧めです。
もし、学校の先生に
「なんでもいいから感想文を書け」と言われたら、
そしてとりあえず真面目っぽい本を選ぶ必要があったら、
この本を選ぶとよいです。
曲がりなりにも天下の岩●文庫なんで、
何も知らない先生はスルーしてくれるかもしれません。
もっとも、内容が超・前衛的なんで、
感想文なんか書いたら、
一発で説教されますけどね。
だから、わたしのアドバイスなんかまともに
受け止めちゃ駄目ですよ。
はっはっはっ。

いやーでも、この本はね、
もっと世間の人に読んでもらってもいいと思う。
間違いなく、この本は岩●文庫からの刺客です。
挑戦状です。
この本が、ディッケンズだのシェークスピアだのに
混じって売られているという事実がもう、
シュールギャグです。
書店で見かけたら、お手にとってみてください。
もっとも本には相性があるから、
ちょっと見てみて駄目そうだったら、
そっと本棚に戻してください。
過激な本なんで、無理な人は無理ですね。

以上、ホラ二割程度で。
とにかく●波文庫の印象が変わりますよ。
それは保証します。
もっとも、わたしはホラ吹きですがね。
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2012年9月 2日 (日)

勢いでやった。後悔はしていない。

相変わらず病人生活送ってます、
黒羊男爵です、どうも。

えー、わたしは病人ですから、
食事制限があるんですよ。
すい臓が弱いんで、
油モノNG。
当然、肉、脂っこい魚NG(鯖で撃沈したこともある)
カップラーメン? ふざけてんのか?
ジャンクフード? おいおい、なめんなよ。
宅配ピザ? 我が家にはそんなものは存在しない。
「よそはよそ、うちはうち」、宅配圏外です!
地図上は宅配圏内だがな!
チョコレートと生クリーム? 早めの自殺か?

そんなわたしですが、こらえきれない時もある。
そう、自殺行為とわかっていても、
食欲に負けるときだ。
いまがそのとき。
だってね、マ●クが週末限定セットなんか作ってるから
いけないんだよ。
1000円でこのボリュームって夢マボロシじゃないの。
ドリームですよ、ドリーム。
イトー●ーカドーに●ックが入店してるのもよくなかった。
本屋に行った帰りに、吸い寄せられるように、
マッ●の店内へ。
「いらっしゃいませ、ご注文は?」
この笑顔に逆らえるわけがないじゃないですか。
「ええと、この1000円のセットで」
「かしこまりました。お飲み物は」
「コーラ」(※清涼飲料水も禁止されている)
「かしこまりました」

ヒャッフー! 祭りだぜええ、今日は祭りだぜえ!
見ろよ、このボリューム、
これが全部、俺ひとりのものなんだぜええ!
バーガー三つに、
ポテト二つに、
コーラ三つ、
ナゲットもあるんだぜえ!

……食べました。
勢いよく食べました。
ほんっとうに、幸せでしたね。

それから。
それから、いまわたしは戦地にいるわけです。
このブログを携帯から更新しているわけです。
腹がくだりまくりです。
下品なオチで申し訳ない。
でもさ、病人とはいえ、わかりきっていたオチとはいえ、
やらずにはいられなかったんだよ。
はっちゃけずにはいられなかったの。
まだまだわたしもオトナじゃないですね……。




以上、ホラ二割くらいです。
ああ、もう、ホラよりも真実のほうがイヤだ。
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