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2012年3月

2012年3月29日 (木)

男爵とボキボキ。

3月も終わりますね。
ええと、なんで3月の終わりにこだわるかって言うと、
2月末に受けた簿記の結果が来るからです。
(わたしが簿記でボキボキになった話:
http://blacksheep.txt-nifty.com/blog/2012/02/post-7f18.html

で、今日、結果が来ました。

……受かりました。

しかも83点で。

(証拠の書面)
20120329_2

ボキボキじゃなかった!
ぜんぜんボキボキじゃなかったよ、ハイジ!
だから立ち上がったのね、クララ!
そうよ、もう、仁王立ちよ!
たくましい、たくましいわ、クララ!
このまま土俵入りするのね!
ええ、もちろん! どすこい! どんとこい!

後半、意味がわからなくなってますが、
それくらい嬉しかったってことです。
どんだけヒキが強いんだ、俺。
だって、第三問なんて、どうやっても
貸方と借方が合わなくて、
(簿記はひとつの紙を左右に分けて使い、
 左右の合計は必ず一致する)
「もうわかんねーわ、正直、投げだわ」と思ったけど、
満点だったよ! なにコレありえない!

というわけで、欲しかったあの本、買います。
二万くらいする本だけど、
買っちゃいます。いっちゃいます。

と同時に。
これは新たな戦いの幕開けでもあります。
簿記三級は個人商店が対象、
株式会社の面倒をみたいなら、
簿記二級をとらねばならんからです。
六月までに二級の内容が頭に入るのか、俺?!
この流れのまま、このまま、二級、いっちゃいたい!
三級にはコレがいいよって、トラックバックくれた方、
ごめんなさい。
もう三級には用がなくなりました。




てなわけで、今日は喜びのホラ、ゼロで。
いやもう、こんな嬉しいノーホラ、初めてじゃないの。
今までは血だるまのノーホラだったじゃないの。
最後の一週間、ジャンプを我慢して
勉強した甲斐があったわ。
裸エプロン先輩もきっと、ことほいでくださるに違いない。
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2012年3月25日 (日)

世界に広がる病人の輪。

「病人」ってさ、
たまたまインフルエンザにかかった子どもから、
もう末期の重病患者まで、
幅広く受け入れている単語ですよね。
懐が広いよ。
もちろん、わたしもそのひとりですが、
当然 世界には病人は他にもいます。
わたしにも、実は、病人仲間がいます。
以前、とある病院に入院したときに同室だった人で、
いまだに退院できていないので、
ステータスは常に「病人」です。
まあ、わたしが「後衛・自宅警備型病人」なら、
彼は「前衛・戦地常駐型病人」ってことです。
仮に彼の名を「斉藤君」としましょう。

斉藤君とわたしは入院したときから、
異常なほど気が合いました。
それは、同室になったときに挨拶で、
(W:わたし S:斉藤君)
W:「今日から同室になりました黒羊男爵です。
  特技はホラを吹くこと、職業は病人です。
  わたしの言うことは絶対に信じないでください」
と言ったら、
彼は真面目な顔で細い片手を差し出しながら、
S:「どうも、はじめまして、
  子供のころからここに入院している斉藤です。
  特技は点滴棒をガラガラ持ちながら走ること、職業は病人です。
  明日には病室からいなくなってるかもしれませんが、
  どこへ行ったのかは追求しないでください」
と返しました。
素晴らしい。素晴らしい返しでした。
わたしたちは強く握手し、親友になりました。

わたしはその後、一年ほどで退院し、
斉藤君は病室に残りました。
初対面のときに、
「明日にはいなくなってるかも(霊安室に行ってるかも)」
とか言っておいて、
斉藤君はしぶとく、粘り強く生き残りました。
というか、彼の戦いは現在進行形です。
やっぱり病院から出ることはできませんが、
捨て身のユーモアを失わず、お見舞いに行くと、
顔に四角い白い布をかけて息を殺して横たわっていたりします。
おいおい、そのシャレはいろんなものの境界線上だから。
わたし以外の人間だったら、笑えねーだろうが。
でも、わたしは笑いをこらえて涙を流しながら、
「斉藤君、斉藤君! あああああっ、いいやつだったのに、
最期に会うこともできなかった!!」といってベッドに取りすがります。
すると彼は、
「会えたよーん。久しぶりー」と言いながら、顔の布を外し、
ふたりで笑います。
そんな二人組です、わたしたちは。

昨日も、斉藤君のお見舞いに行ってきました。
するとやつは、白髪のカツラをかぶって、
目を閉じてじっと寝ていました。
わたしが「来たよー」と言いながら近づくと、
斉藤君は薄目を開けて、
「おやおや、赤頭巾、来てくれたのかい」と言いました。
わたしはすかさず、
「うん、おばあちゃんが元気になるように、
手作りのジャムを持ってきたよ」と返して、
斉藤君ご所望の特製ジャムのビンを見せます。

120324_1602001

斉藤君は軽くうなずいて「ありがとう」と答えたので、
わたしは続けます。
「おばあちゃん、おばあちゃんの耳はどうしてそんなに大きいの?」
「それはね、おまえの声をよく聞くためだよ」
「おばあちゃんの目はどうしてそんなに大きいの?」
「おまえをよく見るためだよ」
「おばあちゃんの手はどうしてそんなに大きいの?」
「おまえをしっかり抱きしめるためだよ」
「おばあちゃん……おばあちゃんのお口はどうしてそんなに大きいの?」
「おまえを、まるッと食べるためさあ!!」
ここでカツラをかなぐり捨てて
ベッドからわたしに襲い掛かる斉藤君。
わたしは「キャー」と叫びながら逃げ、
二人でベッドの周りを回ります。
「なにしてるんですか、斉藤さん!」
騒ぎを聞きつけた看護士がやってきました。
「あ、狼さん、猟師さんよ」「ギャーッ、やられたー」
ばたんと倒れる斉藤君。揺れる点滴棒。
怒鳴る看護士。
笑いをこらえて涙目になっている同室の患者たち。

その後、わたしたちは、
病室のリノリウムの床で正座させられ、説教されました。
「あんたたちは、元気なんだか病気なんだか、
はっきりしなさい!
ていうか、病人は病人らしく、寝ていなさい!」
婦長じきじきのお叱りをちょうだいしましたが、
わたしも斉藤君も懲りません。
たぶん斉藤君は、次にわたしがお見舞いに行ったときは、
また違うネタを用意していると思います。 
わたしもまた悪ノリするでしょう。

だって、笑わないとやってられないじゃないですか。
笑いたいじゃないですか。
病気なんて、ネガティブでマイナスなもん、背負って、
眉間にしわ寄せていたら、
やってられない。生きるのが難しくなっちゃう。
笑わないと。生き残るために、笑いが必要です。
――なーんて、ことは考えてません。
わたしは、ただ、おもしろいから、やってます。
たぶん、斉藤君も同じです。
以前、斉藤君に訊いたことがあります。
W:「あのさ、将来の夢はって質問、されたことないよね」
S:「ないねー。将来がないかもしれないから、
  怖くてできないんだろうねー」
W:「訊いてくれていいのにな。
  わたしはばら色の夢を語るのに。
  白いおうちに美人の奥さんとでっかい犬と子どもがいてさ」
S:「そうそう。で、駅至近の広い家の花壇にはパンジーが咲いてて。
  子どもが寝る前に絵本を読んだりする。
  病人でも、そんなごく普通の夢くらい、語ることはできるのにね」
W:「住宅ローンや学資ローンを度外視した堅実な夢ねWWW」
S:「庭の手入れとか、ペットの面倒とかをガン無視した夢だよWWW」
つまりは、現実を見ていない夢です。
まあ、上記は冗談ですが、でも、斉藤君もわたしも、
病気に負ける気はありませんでした。
身体が負けないんじゃありません。
「心が」負けるつもりはない、ということです。

職業・病人の斉藤君は厳しい食事制限があるので、
わたしがいくら手作りのジャムを持っていっても、
食べることはできません。
でも、彼は持っていくと心から喜んで、
「ありがとう」「必ず食べるよ」と言います。
わたしは斉藤君の言葉が事実ではないことを知っています。
斉藤君も知っています。
でも、斉藤君の言葉は真実です。
彼はきっとわたしのジャムを食べてくれます。
すべてをゴミ箱へ破棄しなくてはならなくても、
「この前のはおいしかったよ」と言います。
わたしは、彼が大好きです。
彼が、知り合ったころのまま、
変わらず彼自身でいてくれて、本当によかったと思います。
斉藤君はわたしの自慢の、病人仲間です。




以上、ホラ八割くらいで。
病人ってのは、本人の性格によって、
ネガティブにもポジティブにもなります。
辛いこともあるから、八つ当たりしても仕方ないかもしれない。
でも、斉藤君のように、周囲を明るくしようとする人もいる。
別に、病人全員が斉藤君のようになる必要はありません。
ただ、あなたはあなた自身で、それでいいんだと思います。
あなた自身に、価値を見出して、一緒にいてくれる友達が
きっとできると思います。
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2012年3月18日 (日)

男爵、再起動する。

今日の話。
気がついたら、知らない場所でした。
わたしは白い天井を見あげて仰向けに寝てました。
どこ、ここ?
わたしは何故にここにいるのだ?
頭いっぱいに疑問符がひしめきます。
いやいやいや、慌てずに落ち着け、オレ。
まずは白いベッドの横を確認。
テンプレだと知らない異性が全裸で
寝ているはずだが…
そして「昨夜はすごかったわね」とか、言われるはずだが。
いないな。
代わりに、
「お気がつかれましたか」
初老の見慣れた男――つまりウチの執事――が
ベッドサイドに座ってました。

「なにこれ。ここどこ?
なんでわたしはここにいるんだ?」
尋ねると執事は何度も首を振りました。
「昨夜はすごかったですよ、ご主人様」
「は?」
あれ? おまえがその台詞言っちゃうの?
金髪美女とかじゃなくて?
どんなシチュエーションなんだ?
ナニが「すごかった」のか、まったく想像できない。
「すごかったってナニが?」
執事は言いました。
「あれはご主人様が大切にされていた
正真正銘のヴィクトリア朝のアンティークでしたからねぇ。
ワイルマン窯の6ピースセット。
いまは4ピースになりましたが。現場は無残な有様でした」
「え、アンティーク? え、え……。
まさか、まさか」
「はい。木っ端微塵で。
ティーポットとシュガーポットが
犠牲になりました。
それくらいの被害ですんだので、
幸いなのかもしれませんが」
「幸いなわけあるか!
あれは、あれはティーカップ1セットで
30,000円はするセットだったんだぞ。
誰が壊したんだよ?!」
「ご主人様」
執事は言いました。
「本当に、記憶がないようですね」
「は? へ? 記憶? もしかして、わたしが……?」
「倒れたときに、派手に机から落とされたんですよ」
「倒れた?」
呆然とするわたしに、執事は冷静に言いました。
「簡単に言えば、ご主人様は昨夜、
書斎で強制終了されたのです。頭が。
記憶、どこまでございますか?」
「記憶…晩御飯食べて書斎へ行って、
百姓貴族の二巻を読んで…アレ?」
記憶が飛んでる。へ? どゆこと?
「ご主人様は意識がないまま、病院へ搬送され、
現在に至ります。
違和感や痛いところなどございますか」
「ないけど…」
久々だな、強制終了は。昔一回あったけど、
原因不明だったんだよね。
脳を輪切りにする検査してもわからなかった。

「しょうがない、ティーセットはあきらめるか……。
過ぎてしまったことだ……。
じゃあ、帰ろうか」
わたしはベッドからおりました。
今気が付いたけど、白衣を着せられてる。
わたしの服はどこだ? 下着は変わってないけど、
着替えさせてくれたのが美人だといいな。
「お待ちください、帰れませんよ。検査や医師の問診が」
「しても無駄だよ、前回わからなかったじゃん。
それに強制終了くらいで騒いでたら、
わたしは一生病院から出られないよ。
大したことじゃない。
死んでないから、大丈夫だ」
「もし末期の重病だったら、
どうされるのですか?!」

「どうもしないよ、ウチ帰ってマンガ読むよ。
わたしの職業は病人なんだぞ?
いつ死んでもおかしくないし、
死ぬ準備はできている。
マイパソコンに遺書も用意してある。
だから、時間を無駄にしないために、大切な日常に帰るんだ」
だっていつかは死ぬんでしょ?
明日、今日死ぬかもしれないでしょ?
わたしは子供のころから、自分が死ぬことを考えていました。
だから今さら、騒がない。
倒れた? 記憶が飛んだ?
それがどうした、今生きてるじゃないか。
死なずに生きてるじゃないか。
それが全てだ。それでいい。
「コレがわたしの生きざまだ。帰るぞ」
わたしが言い切ると、
執事は黙って低頭し、ついてきました。
いつもはわたしの不幸を嘲笑う男ですが、
何も言いませんでした。

半年にいっぺんくらい、
今回みたいにわたしの覚悟を確認するような出来事が起こります。
つまり、倒れたり、倒れたり、倒れたりするわけです。
わたしは抱えてる持病が多くて、
まあ、いつ倒れても不思議はありません。
頭痛、めまいなどが頻発するので、
正直、まっすぐに歩けない日のほうが多いくらいだ。
でもさ、だから、なんなんだ?
それがどうした?
それが、どうしたって言うんだ?
すくなくとも生きてるうちは、
病気に対する絶望が生きるのをやめる理由にはならない。
わたしは絶望しないからです。
シャレとユーモアがある限り、
ホラが吹ける限り、
わたしは絶望しません。

もうすぐ新しい本とマンガが発売されるんだぜ。
好きなマンガのアニメ化もある。
今年のダージリンの新茶のできばえも気になるところ。
あと、そろそろバナナケーキ焼きたいな。
ずっと欲しかったあの本、また古書店で探さないとな。

わたしは、やりたいこととか、好きなことがたくさんある。
だから、絶望しない。
だって、週に一度はジャンプが読めるんだぜ?
それを考えたら、絶望なんてするわけないだろ。
わたしよりも重病な方が絶望するのは、
それはもちろん、当然ですが、
「わたしは」血反吐はいても笑います。
それが、わたしの生きざまだからです。
ドブの中で、前のめりになるまで、笑うのが、
わたしの生きざまです。

ガユス、裸エプロン先輩、万歳!!
→いままでの生きざま論が台無し。


以上、ホラ三割程度で。
今日はあまり笑える要素がないので、
お気に召さないかなあ?
それでもいいよって方は、
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2012年3月 8日 (木)

プレゼント企画。再婚・妊娠がバレたときの言い訳・誤解答編。

ついにプレゼント企画も山場だよ!
てか、まだ続いていたんだね、この企画。
「みんながいつでも利用できるグッドな言い訳を作ろう」企画。
でも、「※ 絶対に使わないでね」企画。
使っちゃダメだよ! なにかが起きちゃうよ!
わたしは一切、責任をとりません。
ではでは、再婚・妊娠がバレたときの言い訳・誤解答編です。
地雷原を走り抜けろ!

設問1:
「もう、どういうこと! 再婚してたなんて?!」

誤解答1:
「大丈夫、初めてじゃないから!」

誤解答2:
「あれ、言ってなかったっけ? いつだか、言ったよ、オレ」

誤解答3:
「運命って、あるんだよ」

設問2:
「どういうことなんだよ! 再婚してたなんて?!」

誤解答1:
「問題ないわ、心はバージンよ」

誤解答2:
「戸籍なんてただの書類でしょ」

誤解答3:
「え、言わなきゃいけなかったの?
あなたとわたしの仲だから、言う必要なんてないと思ってた」

設問3:
「どういうことなんだよ! 妊娠してたなんて?!」

誤解答1:
「これはいわゆる、ひとつの事故だよね。誰にでも起きるよ」

誤解答2:
「責任は彼にとってもらうから、安心して!」

誤解答3:
「あなたは知らなかったでしょ、わたしも知らなかったの」


以上で、どんなもんでしょうかね。
わたしはこの企画で
「大丈夫」って台詞を頻発してますが、
これは「無問題」と同じで、
根拠なくテキトーですが「OKっぽい」ので、
言い訳に使いやすいからです。
わたしの先輩がかつて、
「できてるチック」という言葉を仕事で使ってました。
これは「できてるっぽい」
「確証はないけど、出てきた結果はイイっぽい」という意味です。
ちなみに先輩の職業はプログラマーでした。
コンピュータ関係なんて、
1と0で表現可能な、ダメか成功か完璧に割り切れる
仕事であったにもかかわらず、
先輩は仕上がったソフトを動かしてみて、
真面目な顔で「うん、できてるチック」と言ってました。
そんなもんです。
あ、もちろん、これはノーテストのプログラミングを
推奨しているわけではありません。
仕事はきちんとテストして確証を持って
進めようね! 男爵とのお約束だよ!
でも、たまにファジーな表現が混じることもあります。
人間だからね。
たとえ割り切れる二進法で作られるものでも、
人間が作って、人間が使うものだからね。
そう考えれば、人間関係なんて
究極的に「できてるチック」なもんだよね。
保証はない、確証もない、でも成立してる。
だから、「大丈夫」という言葉が
人間関係の潤滑油になりえるんだろうな。

この企画では、言い訳の使用を厳禁しています。
それはなにかが起きてしまう可能性・大だからです。
今回は特に誤解答編なんで、
誤爆・誘爆の可能性が限りなく高いです。
使わないでね。
あ、あと、何も知らない知人に使わせるのもダメだよ!
これはホラだから。
この企画は純度100%の純粋なホラでできているから、
悪用してはいけません。
シャレなんだから、使わず、笑ってください。



そんな感じで、本日はホラ十割で。
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2012年3月 2日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――黒子のバスケ

以下、ネタバレを含むので、いやんな方はバックプリーズ。

正直 このマンガは取り上げたくなかった。
だってわたしは
「え、バスケって何人でやるスポーツ?」というレベルの
運動オンチ。スポーツにはまるで興味がない。
五十メートルを走るのに、十二秒くらいかかるスペックなのだ。
(小学生に指をさされて笑われるレベル)
しかし、もう認めるしかないだろう。
特別CD同梱版と、通常版と、二冊も同じ十六巻を
買ってしまっては、認めるしかない……。
わたしは、このマンガが好きなのだ。
てなわけで、前置き長くなったけど、
今回は = 黒子のバスケ で。
スーパーバスケで。(NBAとかとは違う意味で)


あらすじっていうか、まあ、流れ。
時はバスケ戦国時代。
異国帰りの火神青年は和の国・日本の高校で
人としてありえないくらい影の薄い座敷ワラシな男子と出会う。
黒子というそいつはファミレスでウェイトレスさんに水を置いてもらえないくらい、
視認してもらえないくらい、存在感のないやつだったが、
確固たる自我を譲らない生意気な男で、
「ぼくもバスケやります」と言い切る。
しかも、なんと、バスケ超強いチーム・
かつて全国統一を成し遂げた覇者・
伝説の「キセキの世代」の幻の六人目だという。
黒子は、その存在感のなさを徹底的に
利用して、独自のバスケスタイルを作り出していた。
その他のキセキのメンツもすげえ強いらしい。
いいね、強い相手、いいねえ、
とバスケ小僧の火神はグッときて、バスケ部に入部、
黒子の「ぼくが影として、火神君を日本一にする計画」の生贄に大決定し、
ふたりはキャラが濃い先輩に囲まれて、
阿鼻叫喚の戦いの毎日を送るのだ。――ッて話。

だいたい、こんな流れだったと思うけど。
違ってるかな、ははは。
重要なのは、主要キャラは、
もうハンパなくキャラが立っているということです。
モブ扱いのキャラと、そうでないキャラの落差が激しい。
そもそもわたしが十六巻を二冊も買ったのは、
通常版の背表紙のキャラが「高尾」だったから。
こいつはキセキの世代の緑間というツンデレ野郎の
相棒なんですが、本来なら、脇キャラで扱い軽いはずなんですが、
ソークール、ソーキュート、ソークレバー。
大好き。
高尾の笑いのツボとかもう、本当に大好き。
だから買っちゃったよ、通常版も!
背表紙が高尾じゃなかったら、絶対、買ってなかった……。
高尾と緑間のやりとりは抱腹絶倒です。
緑間は「なのだよ」口調のマイペース変人。
高尾は常識も分かりつつ、
緑間の気持ちも読み取りつつ、
自分も楽しいように振舞います。
最高です。
ホント、高尾大好き。

キセキの世代は全員それぞれ、
オリジナリティあふれる一芸(?)を持っていて、
キセキの世代と対戦するごとに
火神はどんどん成長していく。
黒子もどんどん成長していく。
消えるドライブとか、目から火花(?)が出るゾーンとか、
「へえ、バスケってこんなことできるんだねえ」と
感心してばかりのスポーツ初心者のわたし。
気のせいかな、
一部 人類の定義の範疇を逸脱しているように感じるけど、
でも、少年マンガってそういうものだよね。
キャプ●ン翼だって、地平線が見えるグラウンドだったし。
テ●スの王子様だって、特殊効果発動してたし。
某サッカーマンガでは化身が出るし。
あんまり遊●王と変わらないよね。
そう考えれば、別に変なマンガじゃないよね。
もともと、そういうものだからね。
バスケってそういうもんじゃないの?
運動しないわたしには、よくわかんないけど。
ちゃんと五人でプレイしてるから(五人でやるって、このマンガで学習した)、
まあ、問題ないよね、きっと。

黒子のバスケ は作者の「前のめり」精神が
とてもよく出ている、全力投球マンガです。
わたしの座右の銘も「死ぬときはドブの中でも前のめり」なので、
作者コメントは共感を呼ぶし、尊敬してます。
今度、アニメにもなるんだよ。
楽しみだよね。
あのバスケシーンが絵が動いたら、どんな感じなんだろう。
個人的には高尾の能力が! 気になります。
実は高尾には特技があるのです。
それは読んでのお楽しみ。
でも、緑間みたいな変人を
笑って許容できる思考の幅が広い高尾は、
本当に魅力的なキャラです。
ああいう風な人間になりたい。
ユーモアを常に忘れない高尾は、ある意味、わたしの理想です。
読んでて楽しいよ!

そんな感じで、
脇キャラである高尾をほめたたえて、今回は終わります。
え、主人公の黒子はどうなんだって?
いやホラ、黒子は影が薄いのが売りだから。
なんつうか、テーマとして取り上げるべきではないというか。
そういう存在じゃないというか。
表に出ちゃったら、黒子のいいところがかすんじゃう。
ね、だから、このマンガのメインは高尾ってことで、
いいんじゃないかな。
以上、ホラ二割くらいで。
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