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2011年3月21日 (月)

22時をすぎると小腹が空かない?

ふと、小腹が空いた。
軽く、調理パン的なものが食べたい。
別に執事を呼ぶまでもないことなので、
キッチンをあさりに行くと、
食糧棚をがさごそ触ってるメイドがいた。
「なにしてんだ?」
「ッ、ご、ご主人様!」
メイドは飛びあがる。わたしは尋ねた。
「どうしたの、こんな夜中に。
ハウスメイドはもう勤務時間終わりだろ。
寝るなり、遊ぶなりしてればいいのに」
「す、すみません、わたし、ダイエット中なんですけど、
どうしても、どうしてもお腹が空いて、
お菓子の買い置きとかなくて、
つい、台所を……」
「あー。なら、気にしない。わたしも一緒。
ダイエットはしてないけど、小腹な感じ。
この時間帯はねー、小腹なんだよ。
ラーメンでもいいけど、今日はパンだな。
なんかいいのあった? 菓子パン的な」
「パンはないみたいですけど。
あの、地震の影響で」
「牛乳が手に入りにくくなってるから、
シェフもパンを作りづらいんだろうね。
お店にも売ってないだろうしなー」
わたしは棚を見て、
「じゃあ、作るか」と言った。
パンがないなら、作ればいいじゃない。
「え、でも、いま作りづらいって」
「そりゃ本式のフランスパンは作りづらいだろうけどね、
わたしは別に本式フランスパンじゃなくてもいいんで。
今は調理パンな気分」
冷蔵庫を開けると、ソーセージがあった。
これでいいや。
「ちゃっちゃと作っちゃおうか」
「ご主人様、パンなんて作れるんですか」
「作れるよー」
わたしはぬるま湯にオリーブオイルを垂らして答えた。
「牛乳+バターの代わりに、
水とオリーブオイル。で、ドライイースト投入、
砂糖と塩、あと強力粉。
発酵はめんどくさいから、レンジでチン」
(十分後)
「焼くよー」
(十五分後)
「できたよー」

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「すごい、ご主人様、
ひきこもりニートよりなにもできないって、
噂だったのに!!」
メイドが感嘆する。わたしは眉を引きつらせた。
「いったいどんな噂を誰がまいているんだ。
今度、詳しく聞かせなさい。
ま、今はさめないうちに食べよう」
メイドと二人で、キッチンの片隅で
パンをむさぼりくう。
適当に作ったけど、焼きたてだからそこそこうまい。
片付けはパンを焼いている間に済ませている。
「腹もいっぱいになったし、さて、仕事に戻るか」
メイドが一礼した。
「ありがとうございます、ご馳走様でした」
「いいよ、お礼なんて。
あ、そうだ、じゃあ今度、『ご主人様=何もできない』って
噂を聞いたら、本当に何もできないんだよって、
強調しておいて」
「え、否定するんじゃないんですか。
だってご主人様、実はシェフもいらなさそうなのに」
「逆にしといたほうが、真実がわかったときに
ギャップと反応がおもしろいでしょ。
じゃあね、おやすみ」
わたしは、ダイエット中だがパンを喰ってしまったメイドに
手を振って別れた。
きっと、明日の朝、体重計に乗って後悔するんだろうな。
わたしを呪うんだろうな。
ククク。
本当は食べ物が見つからないほうが、
ダイエットにはよかっただろうね。
まあ、わたしの関知するところではないが。



以上、ホラ一割で。
この時間帯は本当に小腹だよね。
でも、ここで食べてしまうと、しっかりと夜の間に
ぜい肉となって身についちゃうのが困るところ。

そろそろまたマンガと本でホラを吹き始めようかと思います。
いまは世の中、大変なことばかりだけど、
だからこそ、できるだけ明るい、
読んだ人が笑っちゃうような楽しいブログにしたいです。
未熟者なんで、どこまでできるかわからないけどな。
義援募金とオーナー参りは継続中だよ。ずっと続けるつもりです。
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