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2011年2月 6日 (日)

寝込んでいたわたし。バレンタインの買出しを約束することに。

節分の日の深夜から、ずっと寝込んでました。
なにもかも執事が悪い。逃げる鬼役の執事が悪い。
執事が邸内をどこまでも逃げるから、
豆をまくわたしもどこまでも追いかけねばならず、
わたしはここ数年で一番走りました。
結果、筋肉痛と全身のだるさ、腹痛、頭痛に見舞われ、
寝込んでました。

そんなところへ、女友達から連絡が。
「ひさしぶり。ねぇ、黒ちゃんってチョコ詳しいよね」
「それなりに。デパート系のメインどころは全部食べたが」
※黒ちゃんとは「わたし」のことだ。
※実はわたしはチョコにうるさく、
 デパートでこの季節にコーナーを作るような
 ブランドはほぼ食べたことがある。ホントに。
※チョコを食べ過ぎて寝込んだこともある。

彼女は言う。
「すっごくおいしくて、他人が知らないブランドのチョコない?
彼氏にチョコをあげたいんだけど、
有名ブランドだといかにも、って感じでしょ?
手作りって感じでもないの。大人の男性向きがいいの。
違いがわかる女というところをアピールしたいから、
知る人ぞ知るってチョコがいいんだ」
「あー、なるほど。普通にピ●●●●●●●あげても、
ブランドチェックしてる高級志向の女って感じだもんな。
頑張ってるけど、頑張りは買うけど、珍しくはない」
「でしょでしょ。だから、お勧めを、お勧めのブランドを教えて」
「タダじゃイヤだ」
わたしは言った。
そう、いまのわたしは女性の助けを必要としているのだ。
バレンタインのケーキ用材料の買出し。
それには女性に同行してもらわないと困るのだよ!
「教えてあげるから、バレンタインの買出しに付き合ってくれ」
「買出し? なんで? 自分用に?」
「違う! ちーがーう! これにはよんどころのない事情があってだな」
わたしは正月から抱えている、
おばあさまの無茶苦茶な要求の話をした。熱く話した。
誰も聞いてくれない話だったので、感極まって、
途中で涙が出た。鼻水も出た。
「と、いうわけなんだよ、ズズッ」
「わかった、わかったわよ。一緒に行くわ」
彼女は不思議そうに了解してくれた。
「孫の作ったチョコレートケーキ(大ハート型(死))がほしいなんて、
あんたのおばあさん、変わってるわねぇ~」
「変わっている、などという一言ですむ問題ではない!」
思わず、わたしはギレン・ザビ口調になってしまった。
「はいはい、じゃあ、一緒に行ってあげるから、
ブランド教えて」
わたしはアドバイスする。
「ルメトルというベルギーのチョコレートメーカーがある。
ここのフレークトリュフが、わたしは一番好きだ。
これを勧める。あまり人は知らないし。
たぶん今は通販じゃないと入手できないんじゃないかな。
いますぐググれ」
「いくらくらいなの? 正直、あまり予算が」
「一箱六百円未満」
(2010/02/07調べ。楽天ですが、簡単にググッただけですが、
六百円いかないのもあるね。)
「六百円? え、そんなに安いの?
ゴ●●●のトリュフが二粒買えるかどうかじゃない。
大丈夫?」
「だが、うまい」
わたしは断言した。
「口触りはサクサクしっとりで、
舌の上でさっととろけてなくなる食感、
ちょうどいい甘さ、
いくつでも食べられてしまう、魔法のようなトリュフなのだ。
こんな直球でおいしさに特徴があるトリュフは珍しい」
「そんなにおいしいの?」
「間違いない。レ●●●●、レ●●●●、テ●●●●、
ロ●●●、デ●●、ル●●●●●●● その他、
数年にわたり、国内外の二十以上のブランド、
メーカーのトリュフを食べ比べた結果、わたしの結論は、ルメトルだ」
もちろん、人には好みがあるので、わたしがいいから
みんながいいとは限らない。
だが、もし「お勧めは?」と訊かれたら、
良心に恥じずに「ルメトル」と即答できる。
値段も良心的だし、値段以上においしい。
「今年の流行は、デコチョコと詰めチョコ、
あと数年来の流れで友チョコがあるが、
大人の女性が大人の男性にあげるのなら、
しかも舌の肥えた、年上の男性にあげるのなら、
ブランドではなく、味で選べ。
なんなら、事前に自分用に買って食べてみて、
納得したら贈ったらいい。値段的に可能だろう」
「そうね、そうしようかな」
彼女は納得した。
「ありがとう。じゃあ二月十二日に買出しに付き合えばいいんだよね」
「よろしく頼む」
「じゃあまたね」
「また」

さて、これでわたしは一歩進んでしまった。
十二日に彼女と材料を買出しして、
十三日にはチョコレートケーキの仕込みを
しなければならない。
(わたしが作るチョコレートケーキは
 一晩寝かせたほうがおいしいのだ)
そして十四日の午前は箱根、午後は自宅でチョコだ。
あああ……。
バレンタインを作った人なんて、
みんな死ねばいいのに(真顔)。
というか、もうみんな死んでいるかもしれないけど。



以上、ホラ五割で。ルメトルのところは本当です。
ためしに食べてみて損はないよ。
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