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2011年1月27日 (木)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――夢をかなえるゾウ

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 夢をかなえるゾウ で。


これってコーチングの本? ビジネス書? いやファンタジー?
本の分類と立ち位置がよくわかりませんが、
いい本です。とてもいい話です。

ヨレったストーリー紹介。
変わりたいけど変われない、
パッとしない毎日をタラタラと送る主人公・ぼく。
そこへ、関西弁でしゃべる怪しい神様が降りてきた。
ゾウの形をした神様の名前はガネーシャ。
一日ひとつ、ガネーシャのアドバイスをこなしていけば、
パッとしない自分が夢どおりの存在になれると言う。
二日酔いでちょっとヤケクソ気味に
ぼくはガネーシャに従うことにした――って話。

いつも夢見ている夢がかなえばいいなあと思いませんか。
でも、思うだけじゃダメです。
踏み出さないと。実行しないと。
けど、いったいなにをなにから実行すればいいのかな?
自分の夢だけど、意外と出発点がわからないもんです。
たとえば野球少年が「メジャーリーガーになりたい」と
考えたとして、ヨシ、と決意して、
毎日素振りを三百回繰り返せば、絶対なれるもんでしょうか?
なれない場合もあるよね。
というか、なれない場合のほうが多いよね?
そこらへんのケアを、ガネーシャはどうやってくれるのでしょうか?
どうですか、ガネーシャさん。
知らんがな。という答えが聞こえてきそう。
そんなことは、この本買って読めばええがな。
そうなんですが、そうですね。

なんというか、「夢をかなえる」という言葉には
魔力があって、
「ある日、突然、ものすごい幸運で、楽々と
素晴らしい才能を発揮して大成功する」というイメージがある。
というか、わたしはそういうイメージを持ってる。
正直なところ。
だから、書店でこの「夢をかなえるゾウ」を見たとき、
やったあ! と思った。
この本を買えば、わたしの夢がかなう。
無理かもしれないと思っていた、
あの夢がかなうのだ。
でも実際に、この本のガネーシャの教えは、
魔法のような呪文ではなかった。
夢がかなうって、そういうのじゃない。
そういうのじゃないんだ、というのが、
「夢をかなえるゾウ」の教え(?)だった。
なんというか、自分の夢ばかり見ているのは、
ベクトルが自分に向きすぎている。
もっと他人を大切にして、
他人に応援してもらえるようになれば、
自分も幸せになれるし、
みんなも幸せになれる。
そういう人・そういう夢がかなっていくのだ。
やっていれば楽しくて、
他人を楽しませることもできて、
みんなが笑顔になれる。
そういうのを目指していこう。
わたしはこの本から
こんなメッセージを受け取りました。

もちろん、夢に向かって
実行動を取ることも大切です。
でも、夢というのは自分だけ・自分ひとりではかなわない。
そして、自分が変えることができるのは、自分だけ。
他人を、自分の都合のいいように変えることはできない。
そう考えると、
自分の夢は自分だけの夢じゃなくて、
ほかの人に語れるような、
他人に喜んでもらえるような夢じゃなきゃいけない。
このへんが難しいよなあ。
わかってても、なかなかできないよなあ。

この、夢をかなえるゾウ の最大の特徴は、
「これってどうなんでしょう、ガネーシャさん」と
訊きたくなるところだと思います。
つまり、この本を読むと自分の心の中に
ガネーシャがやってきて、
「あかん、あかんがな、自分」とか
「やってもうたな、自分」とか言ってくれるようになります。
(※男爵は人一倍妄想力が強いので、
 男爵だけに起きる現象かもしれません)
心の中に、他人が住むんです。
そして、自分の行動や目標に対して、
ああだ、こうだ、言ってくれる。
でも最終的には、その他人は消していかなきゃなりません。
依存しちゃったらダメだからです。
だからガネーシャは、心に必ず住んでくれるけど、
必ず最後はお別れを言わねばなりません。
それがちょっとさびしいね。
でもガネーシャは 夢をかなえるゾウ だからね。
最後になにかを残してくれる。

この本は、じんわりと心があったかくなる本です。
ガネーシャ自身が本の中で言っています。
ワシが言ってることは、みんな、ほかの本にも書いてあるがな。
そうです、ビジネス書なんかを開けば、誰もが書くことなのです。
でも、ガネーシャのレンズを通すと、
もっとはっきり見えてくる。
もっとわかりやすく話してくれる。
ガネーシャ自身が、他人を喜ばせるからです。
一生懸命、応援してくれるからです。
ね、この本を読めば、あなたの夢は
少なくとも、ひとりは応援してくれる存在がいます。
ガネーシャはきっとあなたのことを、
励まして、けなして、笑って、応援してくれると思います。

今日は、そうですね、
ホラは四割くらいでしょうか。
ホラというか、妄想が多いね。うん。
わたしの勝手な妄想が非常に多い。
ええと、上記の事柄はあくまで、
わたしが本を読んだ感想であって、
イコール本の内容ではないので、
ご注意ください。
読んでみたけど、てめえ、ぜんぜん違うじゃねえか、
という苦情は受け付けません。
ホラですからね。夢とユーモアと心のゆとりですから。
とりあえず笑ってください。
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