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2010年12月22日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――同級生

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 同級生(卒業生) 中村明日美子 著 で。


同級生 ってタイトル、ほかにもありそうだったんで、
著者名付きで。
正しい恋愛の名作だと思う。
うん、名作だと思うよ。同性愛モノだけどね。
だから読み手を選んでしまうかもしれないけれど、
とてもいい話です。

以前、書いたことがあるが、
わたしにとって重要な恋愛(するのも読むのも)の要素は、
1:容姿 2:性格 である。
たいていのひとの必要最低限の条件である、
1:年齢 2:性別 にはこだわらない。
だから、つまんねえ異性間の恋愛モノと
おもしろい同性間の恋愛モノなら、
同性間の恋愛モノを選択する。
だって、マンガだよ、おもしろいのが一番でしょ。
小説だろうが料理の本だろうが、おもしろいのが一番でしょ。
なんでわざわざ、つまんねえ話を読まねばならんのだ。
逆に言うと、わたしが勧める同性愛の話は、
とてもとてもおもしろい(はずだ)。
おもしろいです。

ストーリーは、
成績優秀な眼鏡の佐条とバンド少年草壁。
共通点がまったくなさそうな二人が、
合唱祭をきっかけに知り合い、意識するようになる。
そんで二人は――って話。

初めて読んだとき、
変わったボーイ・ミーツ・ボーイだなと思いました。
ええと、最近のBL(ボーイズラブ)は、
過激というか、やりすぎというか、
おいおい最初っからそんなにトバしてどうすんだ、
いろいろな物事をスッとばして、最終行為に至っちまってるよ、
と個人的に思ってました。
なのに、この 同級生 は過激場面はありません。
普通の恋愛モノみたいです。
いや、最近の過激なGL(ガールズラブ。少女漫画のこと ※わたしの造語)より、
ずっと慎重な進み方です。
まあ、チューこそはあったものの、
あとは主人公たちの日常と進捗がゆるく描かれていて、
一巻目では、過激になりません。

でもさ、恋愛ってそういうもんじゃねえの?
相手が同性だろうと異性だろうと、
思うように進まなくて
「ああああああ」って頭を抱えたり、
「わたしは異常なのか、これが普通なのか」って自問自答したり、
「嫌われちゃったかなー(涙)」などと七転八倒したり、
するもんじゃねえの?
そりゃ、フィクションとノンフィクションを混ぜるのは危険だが、
でもさ、恋愛ってそんなズバズバ進んで、
「お願い、わたしをさらって!」「おk!」みたいにはならないんじゃないの。
なんつーか、こう、もどかしさってのも、
恋愛の重要な要素ではないだろうか。
そのあたりが、この 同級生 ではよく表現されていると思う。
普通のBLとは違います。GLとも違います。
著者の中村様特有のペース。
もどかしくて、「あああっ」ともだえるのが、恋愛だよな。
そんな恋愛モノだ。
お勧めです。

あと、わたしは中村様のほかのマンガも買い始めた。
全部そろってないので、まだ信者とは言えぬかもしれぬが、
中村様テイストの支持者である。
お小遣いの枠があるからさー、
一気に全部は揃えられないんだよな。
アマゾン見ながら、ギリギリと爪を噛むわたし。(アムロ・レイ)

とにかく、まず、とりあえずは、 同級生 を読んでみてください。
そして、恋愛のもどかしさ感にもだえながら、
卒業生(二巻目と三巻目) を買いに走ってください。
そしたら、いいことがあるから。
卒業生 の続きも気になるけどなー。完結だもんな。
一緒にもだえようぜ、そうしようぜ。
そして、中村様をたたえようぜ。

以上、ホラは一割程度で。
ホラをもっと入れようとしたんだけど、
真剣に中村様を布教しようとしたら、けっこう少なくなった。
今日のわたしは真面目である。
真面目なホラです。

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