« このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――うしおととら | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――同級生 »

2010年12月21日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――三国志男

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 三国志男 で。

超クソゲー と同じ匂いがしますね。サブカルっぽいですね。
でもそんなことはどうでもいいんです。おもしろければ。
三国志男 はおもしろいです。期待を裏切らないですよ。

ストーリー紹介の前に、
今回は読むにあたって、大前提があります。
「三国志を知っていること」「愛していること」「読んでいること」
ここで「三国志知らない」という人々は、もう脱落です。
残念。今日は外角球の日だったと思って、流してください。

さて、では「三国志を知っている人」向けのストーリー紹介。
主人公=作者は「三国志大好き」。
好きが祟って(?)、ついに舞台の中国まで
本当に行ってしまった。
彼は広い中国全土を、三国志の登場場面を求めて
東奔西走する。
ああ、ここが馬超の墓か、赤壁か、関陵か、と
いちいち現場に行っては感動とツッコミの嵐。
オレの知ってる趙雲はこんなジジイじゃねえとか、
ゲームのグラフィック確認してから人形作れとか、
三国志に魂を捧げた人間ならではの
感動と感想がちりばめられている。
文章もわかりやすくて読みやすい。
「三国志好き」なら、共感と涙を呼ぶこと間違いなし。

話が変わるが、実はわたしの出身地は、観光地なのだ。
言えば、「ああ、有名だよね」と返されるような場所。
出身地が出てくる小説とかもあって、
小説の舞台の場所には記念碑が立ってる。
でも、市民は日常の中で誰も気にしてない(と思う)。
だから、三国志男が中国の三国志遺跡を巡っている途中で、
「現地人はなんでこんなに貴重な、大切な場所を
ないがしろにするのか」というツッコミを入れるのだが、
他人事とは思えない。
毎日に埋没してしまうのですよ、歴史なんて。
申し訳ありません。

でも、やっぱり、三国志男 を読むと、
三国志男の気持ちになって、
「なんで放置プレイなんだよ、こんな貴重な場所を!」と
叫んでしまう。
三国志といえば、中国歴史モノの最高峰。
日本人はそう思ってるけど、
中国人はどう思ってるんだろう。
あまり興味ないのか? 学校で教わらないのかな?
たしかに、三国志は「正史」ではないけれど、
関羽なんかは神様になってるくらいだから、
三国志は有名だと思うんだけどなあ?
なのに、どうして、大喬・小喬の人形は
あんなデキなの?(三国志男 参照)
こういうことは、観光客・日本人側からだけ見るのは
不公平です。
だから、現地人・中国人の友達が欲しい。
中国人からの視点を教えて欲しいと思います。
いつか、中国人の友達と三国志について
熱く語るのが夢ですね。
そのときは必ず、傍らに 三国志男 があると思います。

今日は真面目に 三国志男 について語りました。
本当は別の、涙すること間違いなしの
児童文学を取り上げようかなと思ったのですが、
昨日のお題のマンガが うしおととら で
感動路線だったので、
翌日の本まで感動モノだとウザイかなと思い、
三国志男 へ走りました。
ちょっと走りすぎたかもしれません。
明日以降は自重して、
地道なブログに戻りたいと思います。

以上、まるでホラはないような文章で、
ホラ五割で。ええ、半分はホラです。
三国志男 がおもしろいというのは
ホラではないですがね。

お気に召したら、下記をクリック。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

« このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――うしおととら | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――同級生 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568051/50359680

この記事へのトラックバック一覧です: この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――三国志男:

« このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――うしおととら | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――同級生 »