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2010年12月17日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――雨柳堂夢咄

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今日は = 雨柳堂夢咄 で。

(せっかくなので、画像がある最新刊を表示)

連載二十周年 + 画業三十周年 おめでとうございます!
連載ももう二十年になるのかあ。
いやあ、感慨深いですな。
第一巻購入から十五年以上が経過……。
思えば遠くまで来たものよのう。
コミックは毎回購入しておりました。
記念集も購入しました。基本だ。
大好きですね。ってか、ここで取り上げるんだから、
好きに決まってますね。

雨柳堂夢咄 は短編がまとまっているコミックである。
ストーリーは下記。
雨柳堂という骨董屋に、
器物に宿るもののけが見える店主の孫・蓮がいる。
雨柳堂夢咄はこの店を訪れるもののけと蓮、
または、蓮や蓮の周囲の人間が関わるもののけの物語。
怖い話はあまりない。
登場するもののけ達もどこかユーモラスで憎めない。
わたしが一番好きな話は九巻の「午後の清香」である。
この話は、たまたま購入した中国の茶壺で
お茶をいれようとする大学教授の前に
茶壺の精が現れて、茶のいれ方や茶葉について
あれこれ注文する、という話。
蓮のお客様のその大学教授はイギリス人なので、
茶壺に紅茶入れたり、
お湯の温度が間違ってたりして、
そのつど茶壺の精は「だめ、だめ」とプンプン怒って、
最終的にはお茶をいれることを拒否する。
そこで困った教授は蓮に相談し、
茶壺の精が満足する中国茶をいれることになる――って話。
この茶壺の精が本当に憎めなくて、
本人、真剣に怒っているのだが、怒るさまがかわいい。
うちにも茶壺があるが、こんな精が宿っていたら
毎日紅茶をつぎ込んじゃうぞ。
うん、怒るところが見たいから、
セイロンとかダージリンとか、
中国茶じゃないお茶をあえていれる。
ぬるめのお湯で(→これ、紅茶では最低である)。
あとは、四巻の「桜の国にて」も
趣きと余韻があって大好きだな。
こういう怪異譚だったら、遭遇してみたい。
昔は桜の木でよく妖精を見たんだが、
最近は見ないなー。
正夢は相変わらず見るけどな。

うちの母方は神主の家系で、
母や兄弟も正夢を見る。
母が絶好調だったころは、
「●●さんに会いそうな気がする」と言って、
次の角を曲がったら、本当に会ったそうだ。
だが、母方はとても大きな蝋燭問屋だったが、
三回の火事で文無しになったという話も聞くので、
まあ、ホラだな。うちは代々ホラ吹きの家系。鉄板で。
父方は父方でまたいろいろあるんで、
やはりわたしは純粋種の男爵である。
ホラ100%。日常的に虚言的。
でもさ、妖精はかわいいし、見て楽しいが、
落ち武者の生首的なモノを空中に見たときは
さすがに引いたな。あれはなんだったのかな。
悪気はなかったけど、反射的に「うわ、ぶさいく」と言ってしまった……。
傷つけてしまっただろうか。少し反省する。
本人、気にしてたかも。すまなかった、この場で深くわびる。
そういうモノって、会えばそりゃビックリするが、
あまり怖いとは思わない。生きてる人間のほうが怖いよな。
そういうモノに刺されたことはないが、
生きてる人間には走る車の前へ押し出されたことがあるからな。
あれ、打ち所が悪かったら死んでたぞ。
車にはねられて、派手に空中を飛んだらしいからな。
十メートルは飛んだって、目撃者の天ぷら屋のオヤジが言ったようだ。
オヤジもビックリしただろうよ、店頭で天ぷら揚げてたら、
目の前を子供が飛んでくんだからよ。
その場面を想像すると、ちょっと笑う。
そうだな、交通事故に遭うし、病気持ちだし、
わたしはけっこう不運なのかもしれないが、
ユーモアのセンスがあるからよ。むしろ笑っちゃうな。
いま生きてるから、いいじゃねえか。
ノー問題。

以上、今日はホラ七割で。逆に言うと、三割は本当だ。
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