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2010年12月

2010年12月31日 (金)

次は節分だけど、恵方巻、もう買った?

正月は自主的にもう済ませてしまったので、
次の行事は節分である。
ヤバイ、2011年は全般的に前のめりな感じになりそうだ。
恵方巻き、買わないと。

けど、恵方巻き、売ってねえんだよ、イトー●ーカドー。
正月向けの寿司とか、飾り物とか、餅は売ってたけど、
恵方巻きは売ってなかった。
恵方巻きって、太巻きとは微妙に違うもんだよな?
太巻きでいいの? 食べて意味がある?
なんか悩みがいろいろ間違ってる気がするけど、
しょうがないから、今日は太巻きを食べるよ。



みなさまはよいお年を。
(みなさまはこれから新年だよね?
 わたしのように「あけてしまった」人はいないよな?)

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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――桃花流水

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 桃花流水(煌如星シリーズ) で。

本格チャイニーズ推理物シリーズです。少女漫画ですが、
男性だって十分に読める推理物です。
中途半端な推理物より、レベル高いです。

ストーリー紹介。
煌如星は超秀才で頭の切れる知事。
当時(清朝)の知事は、
警察も裁判も一手に引き受けていた。
彼は任地で遭遇する殺人事件を
鮮やかに解決していく――って話。
如星は美形で秀才。謹厳実直。
が、わたしが思うに、ちょっと性格が変(幼馴染に対する態度など)。
そのほころびが逆にいい味を出していると思う。
冷たくて、人間味がないキャラクターではなく、
時には殺人を犯さざるを得なかった犯人の心情に
共鳴しつつも、裁いていく。
読後感がいい推理物です。

このシリーズ、けっこうな冊数が出てますが、
事件のクオリティが落ちていないのは、
作者・藤田様の努力と才能ゆえと思いまする。
きっとすっごい量の時代考証と資料調査を行っている。
中国史が苦手な人は、このマンガのシリーズを
読んでみるといいのでは。
漢詩や、清朝に対する苦手意識が
薄らぐのではないかと思う。
絵もとてもきれいだしな。
内容、絵、ともにお勧めのマンガである。

世界史が苦手、というひとは、
マンガでいいから、どこか好きな国、好きな時代を
ひとつでも作ってみるといい。
少なくとも、そこだけは問題が解けるようになる。
そうするとたぶん、関連して前後の時代や
周辺の国の動きもとっつきやすくなるのではないか。
わたしは歴史に特に苦労はしなかったけれど、
苦手な子はもう本当に頭を抱えていたからな。
とにかく「覚えられん」と言っていた。
歴史物って、ひとによっては頭に入りづらいんだなあ。
おもしろいのになぁと思うのは、
つらくない人間側の一方的な意見で、
キライな人は
おもしろくもなんともないわ、単純につらいわ、って感じ。
だったら、まず入り口だけでもとっつきやすく。
マンガでいいのではないだろうか。

ちなみに、わたしがやっていた勉強法(?)は、とりあえず、
教科書に出てきた書物を本当に読んでみるってやつだった。
正直、お勧めしない。これは一般向きじゃないね。
実際に世界史に出てくるような本は中世くらいまで、
だいたい読んでる。西洋、東洋。日本もまあ、そこそこ。
だから、「イリアス」がなんで「イリアス」っていうか、
わかってるので、間違えたりしない。
「イリアス」は古典ギリシャ時代の叙事詩だが、
舞台はトロイの町。トロイの話なのに、
なんで「イリアス」っていうかというと、
トロイの町は別名「イリオン」とも言ったから。
こういうことを知ってると、間違えないよ。間違えようがない。
でも、この方法はあまり一般向きじゃないよな。
犠牲も多い。
つまり、歴史関連の本を読むあまり、
そのほかの教科はおろそかになる。
家庭科とか保健体育とかはもう、ボコボコである。
内職して本ばっかり読んでるんで、
授業なんて聞いてねえ。
いま思えば、かなりな犠牲を払っていた。
ていうか、もう趣味のレベルだよな。
「カンタベリー物語」を読んでる高校生なんて
滅多にいねえよ。
「ラーマーヤナ」にいたっては、
本が図書館に納入されて以来、借りたのはわたしだけだった。
こんなの、もう勉強法とはいえないかもな。
趣味だな。趣味だから、つらくなかっただけで、
歴史苦手な子には拷問のようなもんだよな。
苦手な子、頑張れ。苦しいと思うが、頑張れ。
ちなみにわたしは「頑張れ」という言葉が大嫌いである。
いかにも、上からの目線だ。
いかにも、他人事って感じ。
だから言い直して、「頑張れ」ではなく、「どうにかしろ」。
大丈夫、学校なんて普通は二十二、三歳で終わるから。
なんとかどうにか、つぎはぎでかまわない。最低ラインでいい。
乗り切れ。マンガ読んでもいい、音読してもいい、
なんとか乗り切れ。
そうしたら、大人になったら、勉強はしなくていいから。

つうか、大人になったら、別の勉強が必要になってくる。
(真面目に仕事する会社員をやろうとしたら)
時間管理術とか、マインドマップ的なものとか。
間違って出世なんかしちゃうと、
さらにマネジメントのための自己研鑽の勉強が必要になる。
ドラッガーみたいなものとか。
こっちはこっちで、苦手だとつらい。
いやもう、日本人は一生勉強ですわ。
あとはいかにして乗り切っていくかですわ。
わたしは、学生時代から、
はったりとホラでなんとかしている。
君なら、優秀だからなんでもできるよ、
事務でも営業でもできるよ、と言われたことがある。
人の目って意外と節穴よ? はったりとホラ、大事。
※ただ、そうやって買いかぶられた挙句、地獄を見たこともある。

では本日のお言葉はここまでで。
まあ、ホラ九割で。真実の一割は「本を読んでたよ」くらいで。
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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――アルジャーノンに花束を

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = アルジャーノンに花束を で。

名作だ。これ以外にも
著者・ダニエル・キイス様には「ビリー・ミリガンシリーズ」もありまするね。
そっちもいいけどね。今回は アルジャーノン で。
この話、いろいろ考えると涙が出そうになってくる。
「いろいろ」とは、まあ、おいおい、後で語りますが、
とりあえずストーリー紹介。

主人公チャーリーは知能に問題があり、
他人に馬鹿にされながら下働きを続ける毎日。
ところがある日、ある施術を受けたことから状況が一変。
チャーリーの知能指数は見る見る上がり、
天才レベルに。
同時に彼を取り巻く環境、環境に影響される彼自身の心にも
変化が訪れる。プラスの変化と、マイナスの変化が。
しかし、やがてチャーリーの知能は落ち始める。
施術は永久的な効果を持つものではなかったのだ。
彼は最終的には以前同様の存在となる――って話。

読んだ人全員が泣ける話かどうかは、わたしにはわかりません。
わたしは泣きませんでした。でも、泣いた人はたくさんいます。
わたしが泣かなかったのは、
チャーリーの運命が自分の運命だと思ったからです。
だから、「共感」しても、「可哀想」にはならなかった。
泣きそうになっても涙は出なかった。
ただ、うちのめされただけです。

知能が一時的に上昇し、再度下降する。
これが意味する恐怖は、筆舌尽くしがたいものがあります。
止めようもなく、自分が自分ではない、違うものになってしまう。
現在よりも、ある意味、白紙に、狂人に近い状態になってしまう。
わたしはそういう恐怖を感じたことがあります。

わたしの知り合いに認知症になった方がいますが、
夜、泣いてしまうそうです。
自分が、自分というものを構成しているパズルのピースが
どうしようもなく、どんどん欠落していってしまう。
わからなくなってしまう。
(頭が悪くなる、と彼は形容していましたが)
自分で自分の頭を殴りたくなるそうです。
皮肉なことは(彼自身もそれを認識していましたが)、
いっそ、すべてわからなくなってしまったら、楽になるということです。
そう、自分が変わってしまったということすらわからなくなってしまったら、
もう苦しむことはありません。
しかし、いま・おかしくなっている途中では、
その最終形になるのが伝えようもないほど怖い。
自分が壊れていくのが怖い。
この恐怖は、本当に味わったものにしかわかりません。

中島敦に「山月記」という話があります。
己の宿業が祟って、虎に変化してしまった男の話です。
男は言います。(以下、引用ではないです。文意です)
「いっそ虎になりきってしまったら、怖くないのに。
だが、たまに意識が人間に戻ったときは、
虎になりきってしまうことに、すさまじい恐怖と悲しみを覚える」
一度 手にしていた自分のピースが、欠けていく恐怖。
本当に恐ろしいものです。
わたし自身、何度か感じたことがある恐怖です。(病気持ちなのでね)
ただ悲しい、哀しい。止めようもない変化が恐ろしい。

アルジャーノンに花束を の主人公チャーリーは
とても優しい、勇気がある人間でした。
彼は自分がピースを失ってしまうことを知り、
それでも前を向こうとするのです。
それが「人間らしさ」です。
前を向こうとする姿勢が、人間らしさというものです。
だから彼は、知能的に大きなものを失ってしまっても、
人間らしさという最後の最後のピースだけは、
ずっとその手に握っていました。
それだけは、なにを失っても、彼のものでした。
最後に、「アルジャーノンに花束をあげてください」という優しさ。
ひとは恐ろしい絶望に対面して、現実に心を打ち砕かれても、
人間らしさと優しさを失わないで握っていられる。
アルジャーノンに花束を を
わたしはお涙ちょうだいの物語とは思いませんでした。
ひとつの選択、チャーリーが示す道筋だと思いました。
その道筋に乗っていってもいいんだよ。
そう、肩をたたかれた気がした。
いくつかピースを失ったとしても、恥じることはない。
絶望することもない。
顔を上げて、前向きに、優しく生きていけばいい。
それでいいのだ。
ピースを失う恐怖に、夜、ひとりで泣いてしまうかもしれない。
絶望のあまり、周囲に当たってしまうかもしれない。
そしたら、涙を拭いて、周りに謝って、
それからできるだけ前を向いて、優しさを忘れないで。
それでいいんだよ……。
これは優しい、優しい物語です。
優しい心の物語だと思うのは、
主人公の心が優しいからでしょう。

育児に疲れて、子供に当たってしまったお母さん、
業績が伸びなくて、会社で罵倒されたお父さん、
勉強ができなくて、叱られてばかりの子供。
世の中、いろいろあると思います。
そんなとき、この優しい物語を読んでください。
そして、チャーリーが持つ最後の二つのピース、
人間らしさと優しさを補給してください。
いろいろありますよ、人生ですから。
無くしたり、失ったりしますよ、生きてますから。
でも大事なものはしっかり握っていてください。
自戒の意味も込めて書きます。
しっかり握っていること。
チャーリーが教えてくれた忘れてはならないことです。

以上、真実を述べているようで、ホラ五割で。
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ただいま帰宅しました。これから12/30分の文を作成、Upします。

いま帰宅。大人って怖い。本気で遊び始めた大人って、本当に怖い。
いままでずっと拘束されてましたよ、忘年会場(三次)に。
晩御飯→カラオケ4時間→TV視聴4時間。
おかげで、AKB48の中で気になってた子の名前と顔が一致しました。
板野と渡辺と篠田というらしい。
長い間、彼女たちはわたしの中で、
「いってみヨーカドー」と「ツインテール」と「ショートカット」でした。
謎はすべて解けた。
万事解決して安らかに眠れると思いましたが、
12/30分のUpをしていない……。
これから書いてUpします。もう習慣になっているので。
誰も読んでなくても、書く!
なお、題材は「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス著を
予定しておりまする。
Upの際はよろしく。



寝かせてくれ!!
ホラゼロで。ノンフィクションで。
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2010年12月30日 (木)

トイレットペーパーを取り替えないヤツとは同居できない。

いまのわたしの心の叫びだ。
タイトルどおり、トイレットペーパーを取り替えないヤツとは同居できない。
トイレットペーパーを使い切っておきながら、
新しいものをセッティングしておかないヤツは、ひとでなしだ!
強く、強く思った。
いいか、ペーパーホルダーに手を伸ばして触った瞬間、
カラン、と芯だけが落ちたときの衝撃を想像してみろ。
空洞となったペーパーホルダーを凝視する絶望を想像してみろ。
いま、いまこの瞬間に、世界中の誰よりも紙が必要なのに!

携帯電話を持っててよかった。執事に非常通報した。
つまり、執事をたたき起こした。
(ウチの執事はもう歳なんで、夜が早い)
で、紙を持ってきてもらった。
とりあえず事態は終息したものの……この事件の犯人は誰だ?!
名乗り出ろ!



以上、ホラ0.001%で! 結論から先に言うと、ほぼノンフィクションだ!
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2010年12月29日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――D.Gray-man

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = D.Gray-man で。


最新刊とノベルズ出ましたね。もちろん両方ゲットですね。
オマケチラシの神田が最高です。
吐血してるところとか、最高です。

ストーリー紹介。
エクソシスト。それは千年伯爵が操る兵器AKUMAを
神より授けられた力(イノセンス)を使って
倒すことができる人間。
主人公・アレンもそのひとり。なのだが、彼は同時に
千年伯爵の兄弟・ノアのひとりでもあるらしく、
アレンとノアの人格が交代するようになってくる。
果たしてアレンはエクソシストであり続けられるのか。
それとも、世界の破滅を願う千年伯爵に協力してしまうのか。
さあ、どうなる? ――って感じの話。
D.Gray-man作者・星野様はむごい話を美しく描写する天才。
どうやら人間のエゴというのが、
D.Gray-manのテーマのひとつでもあるらしく、
最近は盛大に、アレン以外のひとのエピソードに入ってました。
神田ユウという、元祖ツンデレ男の話です。

わたしは神田が大好きでしてね。
ええもう、こういうひと大好きです。
神田は、ベタベタされるのが大嫌いで、
そっけないタイプ。実力ある一匹狼。
(※今回のエピソードで、アルマという少年には
 ツンツンしないという事実が判明)
神田みたいな人はかまうと嫌がられるのが、すごくわかりやすい。
わかりやすいからこそ、かまいたい。かまい倒したい。
実際に身近にこういうタイプがいたら、
毎日電話してメールして待ち伏せしてかまうと思います。
毎日どうでもいい話をどうでもいいとわかりつつ、
その耳に途切れなく流し込むと思います。
で、かまい倒して、相手が切れて、
「おまえの目的はなんなんだよ?!」と訊かれたら、
「愛してる」と即答します。相手の心を折るために。
たぶん、この程度じゃ、心を折れないと思うけど、
(この程度で折れるような小物には興味ない)
もちろん、いやがらせですね。
ええ、大好きなんです。こういうタイプ。
本当にいとしくて、独占したいですね。

わたしのひねりが入った性格が改めてわかったところで、
D.Gray-man の話に戻りますが。
主人公+エクソシスト VS 千年伯爵+ノア という構図が
もちろん大前提なのですが、
それ以外に、「聖戦に勝ちたいという人間のエゴ」も主題だと思う。
エゴというか、まあ、生き残りたいという素直な願望なのだが、
これがまたひどく醜く描写されている。
実際問題、最近はAKUMAやノアがやってることより、
人間がエクソシストにやってることのほうがヒドイ気もする。
普通の人間・エクソシストに選ばれていない人間は
AKUMAに襲われても、何の抵抗もできずに殺される。
人間には、エクソシストしかいない。
AKUMAに対抗するには、イノセンスしかないのだ。
しかし、イノセンスは神の恩寵、
人間に都合よく大量に適合者が見つかったりはしない。
だから、人間はどうにかエクソシストの数を増やそうと、
死んだエクソシストの脳移植のような残酷な計画も実行する。
移植の実験台になった少年たちは(神田やアルマですが)、
自分たちの成り立ちを知って、
そうまでして彼らを戦わせようとする人間のエゴに絶望する。
一般に、なにかと人類が戦う話って、
力がある人間(選ばれた戦士) > 力がない人間(普通人) ですが、
D.Gray-man の中では
力がある人間(選ばれた戦士) < 力がない人間(普通人) な時があるわけ。
力がなくても人間は、藁にもすがる思いで、
エクソシストの身体をいじくりまわして、
どうにかエクソシストを量産しようとして、
人間を同胞だと信じているエクソシストの心を
踏みにじるのですよ。
これがまた、容赦なく、エグイ。

D.Gray-man みたいな、
人間世界の存在がかかってるお話は
深いし、難しいよな。
世界ってなんだ、なにが正義なんだってとこで、
ひとりに一意見があると思う。
わたしだって、二意見くらいある。
人間のエゴはしかたないし、みんなが生き残るために
誰かが犠牲になってもしかたがないって意見もあると思う。
しかし、わたしの場合、第一の意見として、
その犠牲の誰か=大事な誰か だったら、
そんな救済いらねえよと思う。
ほかの人には悪いけど、世界を救いません。
逆のことも言えて、もし誰かが、
「大事なあの人と世界を引き換えになんてできない」と言ったら、
わたしは大納得して、そりゃそうだよね、しかたないね、と言う。
けど、この意見はあまり生産的ではないわな。

そこで、第二の意見が出てくる。
みんなで幸せになる努力をしよう、という意見だ。
犠牲として誰かひとりに世界をおっかぶせるのではなく、
違う方法を模索しようという意見だ。
つまり、問題のたて方がそもそも間違っていて、
「誰かを犠牲に」ってところが間違ってて、
犠牲にするような手間・時間があるんなら、
違う方法を探そうよ、ということだ。
人間は何のために脳みそを搭載しているのか。
単にブドウ糖を消費するためではない。
考えるためだ。
考えなきゃ、意味がないのだよ!
考えたら、別の方法があるかもしれないだろ。

D.Gray-man 読みながら、そんなことを、
つらつらと思っていた。
思っていたら、膨大な思考のわき道にそれていた。
このわき道、すげえ深くて沼みたいよ。
ある意味、こんなに考えさせられる D.Gray-man スゲえ。
スゲえマンガだ。
でもま、現実世界でも、
「正義ってなんだ」「世界ってなんだ」
「誰かを犠牲にする世界ってアリなのか」って、
問いかけは存在する。
自分なりの答えを考えてみるのもよかろう。
もしかしたら、ある日、突然 問われることもあるかもよ。
実際、わたしはポリシーを問われたことがある。
「他人をかばうってどういうことか」
そのときは、常日頃の主張どおりに動けたので、
まあよし。なんとかなった。
でもあのとき、失敗してたら、
すげえ自己嫌悪に陥っていたと思う。
だから、考え続けるのは重要。
考えないと、わからないこともある。

以上、ホラ八割で。
今日はそれっぽく、本当っぽくホラが吹けたと思うよ!
どこがホラで、どこが真実のわたしの意見なのか、
探してみるといいかもね。
ま、八割ホラだから、たいていホラだけどね。
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2010年12月28日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――見つめる野生

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 見つめる野生(EYE TO EYE) で。
え、そんな本、知らない? 聞いたことない?
うーん、そうかもね、だってこれ、「写真集」だし。
はい、来ました、今日は外角球の日です!
最近、外角球か児童文学かの二択になっている気もするが、
細かいことは気にしない。
でも、お勧めです。すごい迫力ある写真集だよ!

で、見つめる野生(EYE TO EYE) はなんの写真集なのか。
女子高生か、アイドルか、天体か、廃墟か、海中か。
――もちろん、違います。 見つめる野生(EYE TO EYE) は動物の写真集です。

っていうと、かわいい動物がかわいいしぐさをしている的な?
なべ猫的な? 来年、ウサギ年だし、もしかしてウサギの写真集?
――もちろん、違います。野生動物の写真集です。
野生動物を、野生動物専門の写真家・フランス・ランティング様が撮影しました。
わたしはこのひとの写真集を以前にも購入していて、
気になる人だなと思っていたので、
目をつけてました。
そして、書店にて 見つめる野生(EYE TO EYE) を発見、
即購入しました。


この人の写真の最大の魅力は、
野生動物の意志が感じられるところだと思います。
アマゾン画像の表紙を見てもらえればわかりますが、
表紙がいきなり、クーガ(ピューマ)のドアップです。
(アマゾンには英語版と日本語版があるっぽいので、
 「見つめる野生」で検索したほうがよいかと)
クーガのまだらのグリーンの瞳が、じっとこちらを凝視している。
心をわしづかみにされますよ。その目の力の強さに。
動物に心がないとか、考えることがないとか、
そういうことはありえない。このクーガの視線を見ればわかる。
彼らにも心があり、物事を考え、強い意志がある。
動物に対する尊敬にあふれた写真集です。

見つめる野生(EYE TO EYE) というタイトルは、
「視線と視線」「目と目」というところから来ていて、
いろいろな動物の視線が、目が取り上げられている。
もちろん、白眉は表紙のクーガですが、
それ以外にも、ゾウやオランウータンの目もある。
こちらを見つめるオランウータンの目なんか、
本当に思慮深く見える。
オランウータンという名前は「森の人」という意味だが、
本当に年老いた、さまざまな経験をつんだ人間のような視線。
また、暗い海を背景に金色に輝くナンキョクオットセイの子供は妖精のよう。
人魚ってこういうもんじゃねーのと思わせられる。

写真集は
一頭の視線から、二頭の視線、たくさんの視線というふうに
写真が構成されていて、ページをめくるごとに
新鮮な驚きがある。
水を飲むライオンたちは全体的に色が赤茶かかっている。
サバンナの朝の光景なのだ。
光の様子まで画面から伝わってくる。

動物が好きな子供には、この写真集を、鉄板で! 勧める。
子供が読むには大きいし、重いかもしれないが、
一緒に一ページずつ開いていってあげて欲しい。
世界にはこんな生き物がいるのだ、
こんな存在がいるのだ、
こんな色があるのだ、
こんな目があるのだと教えてあげてほしい。
子供でも大人でも、次のページはどんなだろうかと
わくわくしながらページをめくることができる写真集だ。
世界を知ることができる写真集です。
部屋からあまり出られないという子供にも、お勧め。
わたしはベッドで寝込みながら、この写真集を見ている。
病気で寝込んでいると、世界がとても小さく萎縮してしまいがちだが、
(重い本なんで腕が疲れるけど)
この本を見てると、世界は広い、
いろいろなところへ行ってみたいと思う。

わたしはマグナム(カメラマンのほう)にも興味があって、
ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」なんかを読んだりもするが、
カメラマンという職業をとても尊敬しております。
歴史上でカメラが出始めたころ、画家たちは失職の恐怖におののいたが、
実際はそんなことはなかった。
なぜなら、ある画家が語ったように、
「写真は実物を実物以上に見せることはできませんから」。
たしかに写真は、実物よりもよく写すことはできない。
しかし、絵画と同じように、内側に踏み込むことはできるのだ。
絵画にしか伝えられないものがあるように、
写真にしか伝えられないものもあるのですよ。
どちらもそれぞれ素晴らしい。
素晴らしい職業ですね。

素晴らしいが、画家も写真家も、
食べていくのが大変な職業でもある。
才能ってのもあるしね。
一流といわれるのはごく一部で、
ほとんどのひとは生活するのがやっとだろうな。
芸術系ってみんなそうだよな。
小説家とかもそうだと思う。
わたしは虚言のひとなので、
虚言でひとつの物語を仕上げ、他人を感動させ、
動かすことができる作家をとてもとても尊敬しているが、
生活するの、大変みたいだからな。
兼業の人もいるし。
黒羊男爵邸 は写真家・画家・作家を大応援しているぞ!
どんどん、いい作品を出してくれ。
そして、世界はこんななんだって、見たこともないことを教えてくれ。
待っている。

以上、今日はホラ二割で。
ホラが少なめなのは、相変わらず寝込んでいるため。
腕(指)を動かすのが大変なんだよ。
いやあ、「趣味=病人」とはいえ、よく寝込んでんな。
持病について、あまり真剣に悩んでないけどな。
こんな日もあるわな。

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2010年12月27日 (月)

あけましておめでとう。新年の誓い。

みなさま、あけましておめでとう。
早い? 早すぎる? いやいや、気にしないで、んな小さなことは。
今、わたしは気持ちも新たに、新しい誓いをする気分なのだ。
アレでしょ、大掃除もまだなのに、新しい誓いをしたらおかしいでしょ。
だから一足早く、あけてもらいました。
なので、あけましておめでとう。
年賀状がまだ来ないなあ。遅れているのかね?
みんな、ちゃんと12月25日までに出した?
無理だった? じゃあそのせいで配達が遅れているのかもしれないね。

あけてもらって、で、新しい誓いですが。
心も新たに、「ホラを吹こう」と思います。
混じりけなしの、純粋なきれいな気持ちで、
真っ白なホラを吹き続けようと思います。
いつか、ハリウッドで長編巨大映画になるような、
偉大なホラを吹きたいです。
この夢は不可能ではないと思います。
ひとり目のホラ吹き男爵は映画になってますから。マジで。

みなさまは新年にあたり、どんな誓いをたてられるのでしょうか。
わたしが思うに、無理なく達成できるような誓いは、
誓いじゃありません。
それは単なる日常です。
わたしは! ここに、心を鬼にして! 
他人にホラを吹き続けることを誓います。
つらい、とてもつらい(涙)。
はぁ、つらいなあぁ(涙)。
でもやるぞ、やり続けるぞ。
いつか映画化されるその日まで、
わたしは頑張り続けます。



以上、100%ピュアなホラで。
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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――シャーロック・ホームズの冒険

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は満を持して、 シャーロック・ホームズの冒険 で。

世界一の探偵といったら、やっぱりこの人でしょう。
わたしは真剣に彼を尊敬していますよ。(※フィクションを尊敬する危険人物)
イギリス、ロンドンのベーカー街まで、
ホームズの家を見に行ったことがあるよ。
工事中だったけどな。また行きたい。

なにゆえ、今日、シャーロック・ホームズなのか。
もちろん、理由があります。
クリスマスがすんで二日後。つまり今日。
この日に、ワトソンがホームズに
クリスマスの挨拶に行くのですよ。当時は別居してたからね。
こんな細かい情報まで、わたしは拾いますよ。
その話のタイトルは「青いガーネット」(新潮文庫より)。
これも、いい話でね。
(「も」というのは、ホームズにはいい話が他にもあるから)
ホームズの探偵術が素晴らしく発揮されていて、
宝石盗難事件の真相に近づいていくのだ。
名台詞もある。
「私はシャーロック・ホームズという者です。
ひとの知らないことを知るのが、私の商売なのでしてね」
(新潮文庫・「シャーロック・ホームズの冒険」より)
なんだか日本語がおかしい気もするが、
ホームズがかっこいいので、もうそれでいい。

「緋色の研究」もかっこよかったなあ。
緋色の研究=殺人の調査
=いわば世間というたくさんの糸の中から、
殺人という緋色の糸をたぐること、という、
意味のタイトルなんですよ。
「探偵」とはそういう職業だと、言っているのですよ。

かっこいい!! かっこいいですよ、
ちょっと、こんなかっこいいひと、世界に何人もいませんよ。
(※ホームズはフィクションの人物です。
 興奮のあまり、男爵は混乱しているようです)
グラナダTVのシャーロック・ホームズの冒険も視聴してたぞ。
ジェレミー・ブレットがもう、むちゃくちゃカッコイイ。
あのテーマ曲もいいね。バイオリンでね。
クラシカルで哀愁があってね、あの曲のCD買いました。
家でたまに聞いている。
わたしの小さいころからの夢のひとつが、
「ベーカーストリートイレギュラーズ」に入会することですからね。
論文が書けないので無理ですが。
(入会にあたり、ホームズに関する論文の提出が必要)
最初にホームズ物を読んだのは小学校二年くらいかな?
わたしは骨の髄からシャーロック・ホームズ支持者ですよ。
イレギュラーズに入れないから、信者とは言えないが、
支持者だ。ホームズは神。わたしにとっては、神だ。
だから、今日、クリスマスを終えて、
しみじみした気持ちで「青いガーネット」を読むと、
ため息がでますよ。
ああ、ホームズの日常とシンクロしている……。幸せだ。

これを書きながら、
華字が(間違い)、鼻血が出てきた。
興奮のあまり。
今日、ホームズと時空を共有していることが本当に嬉しい。
(※シャーロック・ホームズはフィクションの人物です。
 現実に存在したことはありません)
鼻血拭きながら、ホームズをたたえます。
ホームズはわたしの理想である。
頭がよくて、性格に(少し)ひねりが入っていて、
タフで、冗談がわかる。理想。マジ神。
引退なんてせんでいい。
いつまでもベーカー街にいて、世界一の探偵として、
事件を解決しているといい。

いま、ココアを持ってきたウチの執事が画面をチラ見して、
「ご主人様、ホームズ様は架空の……」と言いかけたので、
思い切り足を踏んでやった。
そんなことを言うな。言わんでいい。わかってる、わかってるけど!
ホームズが大好きなんだよ!
みなさまもホームズをたたえましょう。
世界でかっこいい男選手権をやったら、
表彰台間違いなしだよ、ホームズは。
ぜひ、読むべし! たたえるべし!

以上、ホラ三割で。
フィクションとノンフィクションの境がだんだん
あやふやになってきたよ! 危険信号だね!
でも最近はいいお薬があるから、大丈夫さ!

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歯が欠けたので、歯医者送りに。

タイトルどおり、歯に穴があきました。
詰め物が取れたらしい。
歯医者に行かねばなりませんので、
本日は病院→歯医者のコンボ。
歯医者のあと、拝み屋さんとか、
スピリチュアルカウンセリングとか、
新興宗教とかが
入っていたら、大不幸人生に大決定。
別にわたしは不幸じゃないですけどね。
まあ、こういう日もありますよ。そう思う。

本当、病院でポイントカード作ってくれないかな。
すぐにギフト券もらえるくらい
ポイント貯めるのにな。
じゃあ、行ってきます。
(カウンセリングには行かないよ)



ホラ一割で。
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2010年12月26日 (日)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――テルマエ・ロマエ

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回 = テルマエ・ロマエ で。

いや、超有名だってことくらい知ってますよ。
だが、わたしだって店頭で購入してるんですよ。
わたしだってお勧めしたいのですよ。

ストーリー紹介。
古代ローマと現代日本の風呂事情。
以上。

 Q:おいおい、なんじゃこりゃ?
  もうちっと真面目に紹介せんかい。
 A:いやだって、有名でしょ、帯にもあらすじが書いてあるでしょ。
  だからもう、こんなんでいいかと思ったのよ。(スネている)

――大変失礼いたしました、自分で自分の頭を
   スリッパで叩いておきました。
改めてやり直させていただきます。

ええと、主人公はルシウスという古代ローマ人。
風呂の設計を生業としている。
ある日をきっかけに、なにがどうしたのかわからないのだが、
現代日本の風呂場へタイムトラベルできるようなってしまった。
といっても、ルシウスの意志でできるわけではなく、
ルシウスが水場(風呂場)にいるときに、
急激に勝手に現代日本の風呂場にワープしてしまうという、
不思議な現象。
このタイムトラベルで得た知識を元に、
ルシウスはローマの風呂事情に革命を起こしていく。

まず古代ローマ物というところで、
血がたぎりますね。
幼いころより読みふけっていた
「カイウスはばかだ」や
「カイウスはひらめいた」の舞台となっているローマ。
キケロはラテン語で勉強したし、
シェークスピアのジュリアス・シーザーも読んでる。
親近感があります。わたしのホームグラウンドですね。

主人公のルシウスはすごく真面目な仕事人間。
まるで現代日本のサラリーマンのような性格。
彼の心情はとっつきやすくて、話もわかりやすい。
そして、似たようなマンガが存在しない。
古代ローマの風呂のマンガなんて、
誰も描いたことねーよ。
このマンガの特徴は、その素晴らしい個性だと思います。

大前提として、
ルシウスがタイムトラベルする、ということを知っていれば、
お話自体はだいたい一話完結ですね。
皇帝のからみとか、奥さんのからみとか、
ずっと話を貫いている柱はありますが、
エピソードは一話完結的。
今後の展開がすごく気になるマンガです。
なにせ風呂場マンガ。
ネタが尽きることはないのだろうか。
オチはいったいどうなるのだろうか。
目が離せません。

わたしにとっては、このマンガは小ネタの宝庫。
ラオコーンとか、ハドリアヌス帝とか、いちいちウケる。
このマンガ、すっごく時代考証されているぞ、たぶん。
だから、世界史苦手ってひとは、
このマンガを読んでみるといいかもしれない。
少なくとも、古代ローマは興味をそそる対象になると思う。
学生にお勧めですな。
ほら、あれですよ、古典が苦手な学生は
「あさきゆめみし」を読むといいってのと同じ。
あれは源氏物語ですけどな。

今日は、頭痛のため、短めで。
ホラも少なめで。0.1割くらいかな?
いや、誰かがわたしの頭蓋骨の内側で
鍛冶場をやってるらしいんですよ。
無断営業は止めて欲しいんだけど、
ズッコーン、ズッキーンと、
刀を打ってるみたいな擬音の痛みが走る。
いま現在進行形で痛いです。
今日はもう寝ます。
もし明日も痛かったら、病院へ行かんとならんかもしれん。
病院でスタンプカードとか作ってくれないかなあ。
ポイントカードとか。
そしたらすぐに図書券が当たるくらいは
ポイント貯まるのに。
ちなみに、診療科ごとの診察カードの枚数を
幼いころ、友人と競ったことがあります。
友人も病気がちな人だったので、ふたりで、
「これはレアだよ、脳神経外科のカード!」
「こっちは内科アンド外科のワンペア!」
「くっそう、ならこっちは耳鼻科と眼科だ」
「なにおう、それなら外科に整形外科をつける!」
などと遊戯王カードのように遊んだことがある。
引き分けになりましたけどね。
いい思い出です。

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2010年12月25日 (土)

ごめん、やっぱりホラあった。

さきほどUpした
「この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。
――グリーン・ノウの子どもたち」の感動的な文で
終わりのほうに「ほぼホラゼロ」と書いたが、
やっぱりホラが混ざってた。混ぜたの忘れてた。
ここまでくるともう、本能的な虚言癖。恐ろしい。
てなわけで、さきほどの文は修正して、
ホラ「二割」で。
二割もあったのかよ! という突っ込みはすでに
自分で自分にしました。ごめん。
悪気はないの。ただ、ホラ吹きなの。



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(お気に召す人なんかいるのかよ?!)

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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――グリーン・ノウの子どもたち

以下、ネタバレを含むので、いやんな人はバックプリース。

今回は = グリーン・ノウの子どもたち で。

クリスマスって言うと、これか、
光の六つのしるし か、
喜びの箱 か、
クリスマス・キャロル(物語のほう) か、
ポアロのクリスマス かなあと思いまするが、(全部舞台はイギリスだね)
児童文学のよさを布教するために、
グリーン・ノウの子どもたち で。
魅力あるおもしろい物語が好きなのに、
グリーン・ノウシリーズを知らない人(もしくは子供)は損してる。
間違いない。

で、ストーリーですが。
だいたいのお話というのは、主人公は人間か、
もしくは 動物 か、とにかく生命体ですが、
このシリーズの主人公は、少年トーリーではなく、
舞台となっている古い屋敷グリーン・ノウであろう。
イギリスの田舎にある古い古い石造りのお屋敷。
このお屋敷の中で、トーリーは不思議な経験をする。
とても歳をとったおばあさまに招かれて、
屋敷を訪れたトーリーは、
過去に屋敷に住んでいた少女たちとの出会い、
屋敷に刻まれた歴史の中の出来事を追体験し、
屋敷になじんでいく。
彼はここで冬休みを過ごすのだが、
屋敷で経験するクリスマスは
とても想像力をかきたてる素晴らしいもので、
自分の犬をプレゼントにもらう。

美しい文章で、イギリスの魅力ある屋敷と
季節が描写されています。
この一冊を読んだだけで、
ああ、イギリスの田舎のクリスマスを
体験したいなあと思うに違いなし。

トーリーみたいな経験をしたいもんだと、
子供のころ思ってました。
遠縁に古いお屋敷に住んでいるおじいちゃんか、
(古い屋敷+おじいちゃん=冒険 はナルニアだね)
おばあちゃんがいないかなあと思いました。
いませんでしたが。
なので、自分がそういう存在になりたいと考えている。
だから、昨日と今日、知人とその家族を
家に招いたりしてるんだが、
なかなか「グリーン・ノウのおばあさま」のようにはなれないね。
今日とか、朝から寝込んでたしね。
寝込みがちなお坊ちゃまといえば、
秘密の花園 だが、ウチの花園は壊滅状態だからね。
(※庭師が出ていってしまったため)
とりあえず、少年少女たちと楽しく話をしましたよ。
やっぱり少女はプリキュアになりたいと思い、
少年は仮面ライダーになりたいと思っているらしかった。
日ごろ、どんな情報に接しているか、わかる。
子供の中には、話もしないでゲームばっかりやってる子もいた。
あんまりお話を読んでもらってないだろ。
いい物語に接していないだろ。
想像力が身につかないよ。想像力がないと、人生つまらないよ。
でもわたしは、説教するようなタイプではないので、
自ら本を朗読しました。
そしたら、子供らはおとなしく聞いていましたよ。
別に物語がキライなわけでも、
物語に魅力がないわけでもないんだね。
知らないんだよ。もったいない。

もし、お子さんもちの方でこのブログ読んでる人がいたら、
お勧めの児童文学のどれでも一冊でいいから、
子供に読んであげてください。
冒険好きなら 楽しい川べ とか楽しいし、
おとなしい子なら シャーロットのおくりもの でもいいし、
想像力が豊かな子なら、今回の グリーン・ノウの子どもたち が
いいと思う。
でも本当は、どんな物語でもいいんだ。
楽しく、わくわくするような経験をさせてあげてください。
損だから。物語を知らないというのは、本当に本当に、損だから。

以上、男爵からのクリスマスのお願いです。
サンタさんにはかなえられないお願いです。
こんなこと、できるのは家族くらいしかいません。
お願いします。

今日のホラはほぼゼロで。
クリスマスくらいは、ホワイトで過ごそうと思います。
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クリスマスおめでとう。

みなさま、クリスマスおめでとう。
わたしは腹が痛くて寝込んでいるが、とりあえずおめでとう。
起源となったイエス・キリストの生涯を考えると、
忸怩たるものがあるが、おめでとう。
イブからクリスマスまでひとりっきりで過ごした人、おめでとう。
イブからクリスマスまで家族で過ごした人、おめでとう。
イブからクリスマスまで他人と過ごした人、おめでとう。
今朝眼が覚めたら、隣に知らない女(男)が寝ていた人、おめでとう。
なんだかもうよくわけがわからなくなっているが、おめでとう。
なんでおめでたいのか意味不明だが、おめでとう。
日本全国に、おめでとう。



以上、ホラ三割で。
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2010年12月24日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――王室スキャンダル騒動

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 王室スキャンダル騒動 で。

知らないかもねー、白泉社なんだが。遠藤淑子様なんだが。
ちょっと前のマンガだからね。
でもいいマンガです。強いマンガ。
主人公の心がとても強くて、温かいマンガである。

以降、いつものような不親切な紹介。
ヨーロッパの片隅にちっちゃな公国がある。
そこのプリンセス、エヴァンジェリン姫が主人公なんだが、
もうやることがハンパない。
考えは珍妙なのに、行動力がありすぎ。
国に金がない、という現実を前に、
政略結婚を企てたり、
出稼ぎに行ったりする。
もちろん、うまくいくはずなくて、政略結婚は失敗するし、
出稼ぎもうまくいかない。
でも姫君は自分の国が、国民が大好き。
国民の為に、ユニークな方法で今日も頑張り続ける。

エヴァンジェリン姫のキャラがすごくいい。
一生懸命なんだけど、ギャグっぽくて、
笑いながらも真剣なことを言う。
ずっと王室で育ったのに、他人の痛みがわかる人で、
人の心にまっすぐ届く言葉を言うお姫様です。
わたしが「この台詞、すげえ。
世の中にはこんな見方があるのか」と思ったのは、
姫がハンターに追われる鹿をかばったときの台詞。
「あなたが今かばったところで、
しょせん、世界じゃいっぱい鹿は死んでる。
それはどうするんだ」とハンターに言われて、
「わたしがかばえば、百頭死ぬところが
九十九頭で済む。それでいいじゃないか」と答える。
(台詞は原典どおりじゃないです)
そのとき、本当に唖然とした。目から鱗だった。

わたしはどちらかというと、シニカルに
ハンター側の考え方に立っていて、
「どんなに努力したって、自然は崩壊するし、
世界はひどいし、とめようがないから、
自然保護だの人道支援だの、やるだけ無駄だろ」と思っていた。
でも、違う。違うんだよ。
「シャーロットのおくりもの」を紹介するときにも書いたけど、
「非力となにもしないのは、イコールではない」んだよ。
ここで鹿を一頭助ければ、死ぬ鹿は九十九頭で済む。
もし誰か、ほかにも鹿を助ける人がいれば、
死ぬ鹿は九十八頭で済むかもしれない。
もっと少なくなるかもしれない。
もしかしたら、一頭も死なないで済む日が来るかもしれない。
「希望」って、そういうものなんだ。
希望は、そうやって見つけていくものなんだ。
世界をよくしようとする努力は、けして無駄ではない。
いまはまだ、鹿一頭かもしれない。
でもそれでいいじゃないか。ゼロじゃないんだ。
ゼロではないのだ。

エヴァンジェリン姫は、正しい。
もし自分が自分の国のトップを選ぶことができたら、
わたしは彼女のようなひとを選びたい。
王室に忠誠を誓えと言うのなら、
彼女のような姫君を守りたいと思う。
彼女はもう、その存在が、希望のようなひとなのだ。
そう思いましたよ。
同時に、自分が人の上に立つ時、
彼女のように在れるか考えて、冷や汗を流しましたよ。
いや、あのね、プリンセスと男爵だったら、
求められるものも違うし、
なによりウチは「ホラ吹き」ってメンタリティが根幹だから、
別にエヴァンジェリン姫みたいな人になる必要はないんだが、
それでも、下についた人にとって、いい「上」でありたいと思った。
ガキのころに勉強させられた帝王学なんかさ、
人の上に在るときに、なんの役にも立たないよ。
本当、クソの役にも立たねえよ。
「希望」をどうやって見つけるか、そっちのほうが重要だよ。
希望がなかったら、人は動かないよ。
真摯さと希望がなかったら、人の上に立つ資格はない。
そういうことがわかるマンガだ。
すごいマンガだよ。

もちろん、マンガだから、(大前提)フィクションなんだけどね。
しかし、フィクションが本物の人間に影響を及ぼすとしたら、
もう、ただのフィクションじゃないよな。
ある意味、生きてる・ノンフィクションだと思う。
たとえば、わたしがWWFのサポーターになったのは、
マンガや本の影響があるからなのだが、
現実にWWFのサポーターがひとり増えてるんだから、
フィクションがノンフィクションに働きかけているよな。
偉大なフィクションは、ノンフィクションを変えます。
本当に力を持ちます。
死ぬまでに一冊でも多く、
そういう偉大な物語にめぐりあいたいと思う。
そういう出会いこそ、読み手冥利に尽きますな。

以上、三割ホラで。
ホラが混じるのは仕方ないよー、男爵なんだから。
感動系でもさー、ホラはホラよ。
でも本当も混ざってるからさ。
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あの曲を聞いてしまった……。その2

聞いてしまった……。クリスマスイブまで頑張ったのに、聞いてしまった……。
17:12分ごろ、Wham!のLast Christmas を
ジャンプの次の発売日をチェックしようとして、
某ファミリー●ートの店内をさまよっていたところ、聞いてしまった。
ご丁寧にDJから「Wham!のLast Christmas、リクエストでした~」と
曲名まで駄目押しに完璧に聞いてしまった。
おいおい、今日は24日なんだぜ?
今日さえやり過ごせば、たぶん聞かずに済んだはずなんだぜ?
やっぱりコンビニは危険地帯だったか……。

ヤケクソになるわたし。多数のおにぎりを勢いで購入し、
店の前の道路でむさぼり食う。
そしてそのおにぎりのゴミを、怒りのあまり、
わざわざ移動して、近くのサン●スのゴミ箱へ叩き込むわたし。
路上で立ち食いはダメです、とか、
ゴミはそのコンビニのゴミ箱へ、とか
そもそもクリスマスシーズンに Wham!のLast Christmas を
聞きたくないとかいう天邪鬼っぷりもオトナ気ないです、とか
いろいろなものをぶっちぎって、怒り心頭。
あと、十分、十分、あとに入店してたら、
聞かずに済んだのに……!
究極的には、今日のディナーのためのサブシェフの買出しに
付き合ったのが悪かった。
招いたちびっ子向けにシャンメリーがあるといいですよね、
赤と白と両方あると、きっと子供たちはちょっと嬉しいですよね、
行ってきます、と言われて、
そうか、ならジャンプの発売日が気になるし、
わたしも行こう、って言わなきゃよかった。

結局、ディナーの前におにぎりをたらふく喰ってしまい、
ぜんぜん食欲がないまま、
クリスマスディナーを食べることになった。
シェフが一生懸命仕込んだ、鳥の海塩包み焼きは
食べる寸前に、塩の塊をばかっと木槌で割って鳥が出てきて、
「おおおおっ」と招いた友人たちとその子供らにオオウケだったが、
わたしは食べる気になれなかった。
ひとつ予定が狂うともうダメだな。全部ダメだな。
悲しみのあまり、わたしは子供たちに
ほとんどホラを吹けなかった。
クリスマス特攻隊長としては、
不甲斐ないこと極まりない。
だから、わたしは子供たちに言ってしまった。
「今年はサンタさん、日本には来ないらしいよ」

オトナ気ない。本当にオトナ気ない。
泣き始めた子供らに囲まれて、
がっくりと本気でうなだれるわたし。
ダメだ、ホラにユーモアが足りない。
対照的に、本気で落ち込んでるわたしと子供たちを眺めて爆笑するオトナたち。
お酒が入っていると、たいていのデコボコは
どうでもよくなるらしい。
酔っ払いって、最低ですね。
ダメなホラ吹きって、最低ですね。
……。

クリスマス本番、明日はいい日になりますように。
以上、ホラ五割で。

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2010年12月23日 (木)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――シャーロットのおくりもの

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回の本は = シャーロットのおくりもの で。

泣きます。感動の涙がガンガン出ます。プレゼントに最適。鉄板で!
児童文学をナメたら、イカンぜよ。
名作中の名作だと思ってます。
だから、いまだに版が途切れないんだろうな。

では、相変わらず不親切なストーリー紹介。

とある農場に一匹のブタがいた。
気はいいのだが、頭はそんなによくない。
そのブタの頭上に、ある日、蜘蛛が巣を張り始める。
蜘蛛の名前はシャーロット。とても頭がよくて優しい蜘蛛。
シャーロットはブタと友達になるのだが、
恐ろしいことに気づく。
なんと、ブタは大きくなると、いなくなる(食べられてしまう)のだ!
そこからシャーロットのブタの救命活動が始まった。
どうにかして、このブタは特別なブタであり、
殺してはならないと人間に伝えなければならない。
でも、一匹の蜘蛛にできることなんてタカがしれてる。
そんな中、シャーロットはアっと驚く行動に出て、
人間たちを動かす。
やがてシャーロットは目的を達成するのだが、
逆に、もう彼女の寿命は長くはなかった……って話。

泣く。泣くよ。マジ泣く。
シャーロットの最期のあたりなんか、字が涙で見えない。
たった一匹のブタと、たかが一匹の蜘蛛の話だぞ?
それがもう、涙なしには読めない。
シャーロットの最期の言葉とか、涙腺が崩壊。
繰り返しすが、たった一匹のブタと、たかが一匹の蜘蛛の話だぞ?
でも心にガツンと食い込んでくる。
「非力」ということと、「何もしない」ということは、
イコールではないのです。
非力でも、伝わるものがあるんです。
たった一匹の蜘蛛でさえ、頑張れば、友達の命を
助けられるんです。
この本の邦題、「シャーロットのおくりもの」の「おくりもの」とは
なんなのか、とても考えさせられる物語です。
もし、お子さんにあげるクリスマスプレゼントに
「本」を考えていたら、鉄板で、マジ間違いなく、
この本、「シャーロットのおくりもの」がお勧めです。
大人でも、子供でも、心を動かさせられる「一生懸命」と
「真の友情」がここにあります。大切なものがあります。

いま、この文を書きながら、
わたし自身が話を思い出して泣きそうだ。
初めて読んだときはワーワー泣いた。
わたしは、シャーロットほど、友達の為に
一生懸命だったことがあっただろうかと自問した。
この優しい、賢い蜘蛛ほど、頭の正しい使い方を
知っていただろうかと自問した。
そんで、蜘蛛が嫌いじゃなくなった。
そんなお話です。
読めてよかった。めぐり合えてよかった。
そう思います。

今日は、究極にホラゼロで!
ホラなんか入れないよ、
だって「シャーロットのおくりもの」の話だよ!
感動のあまり、虚言が入る隙間なんかねえよ。
いい話は完成度が高くて、イジリようがないんだよ。
そういう意味ではやりづらいね。

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2010年12月22日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――同級生

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 同級生(卒業生) 中村明日美子 著 で。


同級生 ってタイトル、ほかにもありそうだったんで、
著者名付きで。
正しい恋愛の名作だと思う。
うん、名作だと思うよ。同性愛モノだけどね。
だから読み手を選んでしまうかもしれないけれど、
とてもいい話です。

以前、書いたことがあるが、
わたしにとって重要な恋愛(するのも読むのも)の要素は、
1:容姿 2:性格 である。
たいていのひとの必要最低限の条件である、
1:年齢 2:性別 にはこだわらない。
だから、つまんねえ異性間の恋愛モノと
おもしろい同性間の恋愛モノなら、
同性間の恋愛モノを選択する。
だって、マンガだよ、おもしろいのが一番でしょ。
小説だろうが料理の本だろうが、おもしろいのが一番でしょ。
なんでわざわざ、つまんねえ話を読まねばならんのだ。
逆に言うと、わたしが勧める同性愛の話は、
とてもとてもおもしろい(はずだ)。
おもしろいです。

ストーリーは、
成績優秀な眼鏡の佐条とバンド少年草壁。
共通点がまったくなさそうな二人が、
合唱祭をきっかけに知り合い、意識するようになる。
そんで二人は――って話。

初めて読んだとき、
変わったボーイ・ミーツ・ボーイだなと思いました。
ええと、最近のBL(ボーイズラブ)は、
過激というか、やりすぎというか、
おいおい最初っからそんなにトバしてどうすんだ、
いろいろな物事をスッとばして、最終行為に至っちまってるよ、
と個人的に思ってました。
なのに、この 同級生 は過激場面はありません。
普通の恋愛モノみたいです。
いや、最近の過激なGL(ガールズラブ。少女漫画のこと ※わたしの造語)より、
ずっと慎重な進み方です。
まあ、チューこそはあったものの、
あとは主人公たちの日常と進捗がゆるく描かれていて、
一巻目では、過激になりません。

でもさ、恋愛ってそういうもんじゃねえの?
相手が同性だろうと異性だろうと、
思うように進まなくて
「ああああああ」って頭を抱えたり、
「わたしは異常なのか、これが普通なのか」って自問自答したり、
「嫌われちゃったかなー(涙)」などと七転八倒したり、
するもんじゃねえの?
そりゃ、フィクションとノンフィクションを混ぜるのは危険だが、
でもさ、恋愛ってそんなズバズバ進んで、
「お願い、わたしをさらって!」「おk!」みたいにはならないんじゃないの。
なんつーか、こう、もどかしさってのも、
恋愛の重要な要素ではないだろうか。
そのあたりが、この 同級生 ではよく表現されていると思う。
普通のBLとは違います。GLとも違います。
著者の中村様特有のペース。
もどかしくて、「あああっ」ともだえるのが、恋愛だよな。
そんな恋愛モノだ。
お勧めです。

あと、わたしは中村様のほかのマンガも買い始めた。
全部そろってないので、まだ信者とは言えぬかもしれぬが、
中村様テイストの支持者である。
お小遣いの枠があるからさー、
一気に全部は揃えられないんだよな。
アマゾン見ながら、ギリギリと爪を噛むわたし。(アムロ・レイ)

とにかく、まず、とりあえずは、 同級生 を読んでみてください。
そして、恋愛のもどかしさ感にもだえながら、
卒業生(二巻目と三巻目) を買いに走ってください。
そしたら、いいことがあるから。
卒業生 の続きも気になるけどなー。完結だもんな。
一緒にもだえようぜ、そうしようぜ。
そして、中村様をたたえようぜ。

以上、ホラは一割程度で。
ホラをもっと入れようとしたんだけど、
真剣に中村様を布教しようとしたら、けっこう少なくなった。
今日のわたしは真面目である。
真面目なホラです。

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2010年12月21日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――三国志男

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 三国志男 で。

超クソゲー と同じ匂いがしますね。サブカルっぽいですね。
でもそんなことはどうでもいいんです。おもしろければ。
三国志男 はおもしろいです。期待を裏切らないですよ。

ストーリー紹介の前に、
今回は読むにあたって、大前提があります。
「三国志を知っていること」「愛していること」「読んでいること」
ここで「三国志知らない」という人々は、もう脱落です。
残念。今日は外角球の日だったと思って、流してください。

さて、では「三国志を知っている人」向けのストーリー紹介。
主人公=作者は「三国志大好き」。
好きが祟って(?)、ついに舞台の中国まで
本当に行ってしまった。
彼は広い中国全土を、三国志の登場場面を求めて
東奔西走する。
ああ、ここが馬超の墓か、赤壁か、関陵か、と
いちいち現場に行っては感動とツッコミの嵐。
オレの知ってる趙雲はこんなジジイじゃねえとか、
ゲームのグラフィック確認してから人形作れとか、
三国志に魂を捧げた人間ならではの
感動と感想がちりばめられている。
文章もわかりやすくて読みやすい。
「三国志好き」なら、共感と涙を呼ぶこと間違いなし。

話が変わるが、実はわたしの出身地は、観光地なのだ。
言えば、「ああ、有名だよね」と返されるような場所。
出身地が出てくる小説とかもあって、
小説の舞台の場所には記念碑が立ってる。
でも、市民は日常の中で誰も気にしてない(と思う)。
だから、三国志男が中国の三国志遺跡を巡っている途中で、
「現地人はなんでこんなに貴重な、大切な場所を
ないがしろにするのか」というツッコミを入れるのだが、
他人事とは思えない。
毎日に埋没してしまうのですよ、歴史なんて。
申し訳ありません。

でも、やっぱり、三国志男 を読むと、
三国志男の気持ちになって、
「なんで放置プレイなんだよ、こんな貴重な場所を!」と
叫んでしまう。
三国志といえば、中国歴史モノの最高峰。
日本人はそう思ってるけど、
中国人はどう思ってるんだろう。
あまり興味ないのか? 学校で教わらないのかな?
たしかに、三国志は「正史」ではないけれど、
関羽なんかは神様になってるくらいだから、
三国志は有名だと思うんだけどなあ?
なのに、どうして、大喬・小喬の人形は
あんなデキなの?(三国志男 参照)
こういうことは、観光客・日本人側からだけ見るのは
不公平です。
だから、現地人・中国人の友達が欲しい。
中国人からの視点を教えて欲しいと思います。
いつか、中国人の友達と三国志について
熱く語るのが夢ですね。
そのときは必ず、傍らに 三国志男 があると思います。

今日は真面目に 三国志男 について語りました。
本当は別の、涙すること間違いなしの
児童文学を取り上げようかなと思ったのですが、
昨日のお題のマンガが うしおととら で
感動路線だったので、
翌日の本まで感動モノだとウザイかなと思い、
三国志男 へ走りました。
ちょっと走りすぎたかもしれません。
明日以降は自重して、
地道なブログに戻りたいと思います。

以上、まるでホラはないような文章で、
ホラ五割で。ええ、半分はホラです。
三国志男 がおもしろいというのは
ホラではないですがね。

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2010年12月20日 (月)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――うしおととら

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = うしおととら で。

名作だ。こんなかっこいい中学生、見たことない。(あたりまえ ※フィクションだから)
いや、わたしはたまにフィクションとノンフィクションの
区別がつかなくなるので。危険ですね。
ええと、繰り返しますが、
こんなかっこいい中学生 見たことなかったです。
蒼月潮。妖怪のとらを解放してしまう主人公の少年ですが、
めちゃくちゃかっこいい。
容姿がというのではなく、なんつーか、漢気? っての?
出会う少女たちが惚れまくるわけですよ、
見てて「そりゃそうだよな」と納得できるくらい、
気持ちがいい少年です。
性格的に、おそらくホラ吹きと対極に位置している。
一本 芯が通った性格で、誠実で、優しくて、器が大きい。
って、おいおい、こんな性格のヤツ、現実にいんのかよ?!
――いなくてもいいんです。うしおととら を読めば何回でも会えるので。

ではストーリーですが。
妖怪退治モノです。主人公のうしおはある日、
獣の槍で封印されて大妖怪・とらを解放してしまう。
ここから うしおの冒険が始まり、
なりゆきで うしおととらは 妖怪たちの世界へ踏み込んでいく。
最終的には 白面の者 と呼ばれるすげえ強い狐の妖怪と
戦い、勝利する(勝利と言っていいんだよな?) という話。
とにかく、うしおがかっこいい。
あと、とら もかっこいい。とらは基本 性格はオレ様なのだが、
うしおに頭が上がらない(?)。
とら だってかっこいいですからね、妖怪かもしれんが、
女子が惚れても不思議はないのだ。

連載当時、うしおととら の冒険に本当、釘付けでしたよ。
コミック出るたびに狂喜乱舞しながら本屋へ直行してた。
初めはよくある妖怪退治モノかと思えたが、
次第に話に深みが出てきて、設定が入り組むようになって、
最終決戦のころには、「人の運命とは」「遺志とは」みたいなことまで
考えさせられるようになっていた。
あと、妖怪と人の共存とかね。
これは自然と人間の共存と読み替えることもできる。
そんなことまで考えてしまう話でした。名作だ。名言も多い。
作者の藤田様は、すぐれたストーリーテラーだと思いました。
いまでもそう思っておりまするが。

先日、WWFのサポーターに登録した。
月々決まった額をWWF(世界自然保護基金)に寄付するというもの。
お小遣いからやりくりして、本当に小額だが、
寄付し続けることにした。
このお金でシベリアの虎を追い出さずに済んだり、
アマゾンの密林を育てたりできればいい。
最近、世界とか自然とかについて、
どうしたらいいのだろうと考えこむことが多い。
上からの目線で、「保護」と考えて
(ホモ・サピエンスという名称がすでに上からッぽくて嫌いだが)
自然を見るのではなく、
それこそ うしおが妖怪たちにしたように、
普通に、気持ちよく一緒にいられたらいいのになあと思う。
実際、日本は開国するまで自国領土内で
絶滅した動物はいなかった。
狼や熊、朱鷺(トキ)とだって、なんとか一緒に住んでいたのだ。
日本には狼を神の使いだと信仰する神社だってある。
本当は、日本人は自然とうまくやっていく方法を
知っていたはずなのだ。
八百万の神というと、一神教的な目には、
多神教的と見られてしまうが、
日本は神と自然の境目がとてもゆるくて、
単純に、自分という存在を取り巻くあらゆるものを
尊敬していたのだと思う。
それは凄いことだ。
自分が大きな世界の一部にすぎず、
自分以外のものを尊重するという姿勢は、
めぐりめぐって、自分を守ることにもなる。
昔の考え方が、すべていいとは言わない。
間違ってることもあるだろう。
でも、すくいとるべき、正しい考えもあったと思う。
日本人は、本当は自然とどう一緒に生きていくか、
やり方を知ってたんだよ。
ほかの国ではとてもできないことを、
自然体でやってたんだよ。昔はね。
だから、いまも、自然とうまくやっていけたらいいなあ。

うしおととら で、人にすみかを追われる妖怪の話が出てくる。
そのとき、うしおは泣いて、「ごめん」と言う。
別にうしおが追い出すわけじゃないけど、
うしお自身が小さなころ、大切な場所を追い出されたときの
悲しみを覚えていて、その妖怪の気持ちがわかって
泣くのだ。
ごめん、本当につらいよなあ。
こんなこと、しないで済めばいいのに。
いつまでも一緒にいられたらよかったのに。
(上記の言葉はマンガどおりではないです。引用ではないです)

うしおととら は名言が多いマンガだが、
もうこのときのうしおの気持ちは、直球でズドンと来た。

ごめん。いつまでも一緒にいられたらよかったのに。

人間がここまで壊してしまった自然に言うべき言葉って、
これ以外にあるんだろうか。
逆に、「いつまでも一緒にいる努力」以外になすべきことって
あるのだろうか。
そう思う。
わたしは本が好きだ、マンガが好きだ。
でも、その裏には紙の材料・パルプという犠牲になっている
たくさんの木々がある、林がある、森がある。
きっとそこに住んでいた生き物たちだっていた。
彼らに、わたしはどんな言葉をかければいいのだろうか。
本のページをめくるとき、たまにそういうことを考えて
指が止まる。
いろいろ考えるよ。いろいろ考えながら、生きているよ。

でも不思議と、人間をホラで騙すことには
罪悪感はないのだな、これが。
木が切り倒される映像を見ると心が痛むが、
なついてくる子供に、ホラを吹き込むことにはまったく抵抗がない。
まあ、わたしのような人間のことを、一言で言えば、
「ろくでなし」ということになるのだろうが、
ホラなんてちょっとした日常のスパイスですよ。
いいじゃないですか。
夢とユーモアなんですから。
そう怒らないで。笑ってください。

こんな感じで、終わりのほう残念な感じで、今回は終わり。
ホラ五割で(意外と少ないかも)。
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2010年12月19日 (日)

一回目と二回目のクリスマスパーティーでのホラの違いは。

ああ、さっき書き忘れたんで、追加。
今年一回目のクリスマスパーティーと二回目のパーティーでは、
子供に吹いたホラのクオリティがぜんぜん違う。
一回目は出席者が多く、かつ全員がサンタ服のため、
犯人の識別は不能と考えて、
大胆に、斬新なホラを子供に吹き込みました。
二回目は知った顔しかいないので、無難なホラにしました。
これは保身ではない。
来年もパーティーに呼んでもらうための布石である。
卑怯と言ってはいけない。



以上、ホラはほぼゼロで。
よい子のみんなは、こんな卑怯な大人にならないようにね。約束だぞ。
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二回目のクリスマスパーティー終了。

本日、今年二回目のクリスマスパーティーがあり、
とても楽しく過ごした。
今日はケーキバイキング方式で、並んでいるケーキから
好きなものをとって食べるというパーティー。
わたしは食事制限があるので、もっぱら見るほうだが、
参加メンバーが知った顔同士だったので、
話が盛り上がり、来年もぜひまたこのメンバーで集まりたい、
よいお年を、と言って散会した。
今日もちびっ子が来ていたので、
きちんとサンタクロースについて知識を教えておいた。
世界の人口が増えたため、
サンタクロースは最近とても忙しいので、
オーダーは一度しか受けてくれないこと。
欲しい物が途中で変わった場合は、
逆にペナルティとしておもちゃを持っていかれるので、
最初の欲しい物の選択は慎重に行い、
きちんと手紙に明記するように、と指導した。
これで子供らは両親とうまくやっていくだろう。
自分の性格のよさに満足。
来年あたり、サンタクロースからの手紙を
送ってあげてもいいかもしれない。
もちろん、本当にフィンランドから取り寄せて。
(確かそういうサービスがある)
ここで、自分で書いた手紙を送っちゃいけない。
ホラなのだから、夢がなければならないので、
手紙はちゃんと、
本物のサンタクロースからの手紙でなければならないのだ。
当然、ちびっ子は内容がわからないだろうが、
それがわたしのホラに対するこだわりだ。
わたしのホラのクオリティでもある。
来年が楽しみだ。



以上、ホラ三割程度で。
子供にホラを吹くのは、本当に楽しいですね。
でも、最低の大人ですね。よい子はホラ吹きになっちゃいけないぞ。
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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――グラスハート

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。
今回は = グラスハート で。
若木様の傑作だ。


(新装版のほうをご案内)
わたしは これと ブギーポップ、 されど罪人は~ が
一人称多視点物語としては
頭ひとつ抜けて完成度が高くて、素晴らしいと思っている。
この三つの物語と並ぶ一人称多視点物語は、
錦秋 と 貧しき人々 くらいかなと思ってる。
まあ後の二つは文学だからね。
とにかく、グラスハートはおもしろい、
あっという間にひきこまれる。
いいね、グラスハートシリーズは大好きですね。
全巻持ってるけど、リニューアル中だから、
また買い揃えようかな。

ストーリー紹介。
最初の主人公は音楽少女・朱音ちゃん。
バンドを首になってしょげてたところへ
あんたのドラムが欲しいっていう妙な電話が入ってきた。
そんで、朱音ちゃんは謎のバンド テン・ブランク に加わり、
個性豊かな他メンバーと音楽を作るようになる、って話。

朱音ちゃんは喜怒哀楽がけっこうはっきりしてて
感情移入しやすいタイプ。
出てくるキャラはみんな一癖も二癖もあるけど、
だいたいのひとは「音楽」に対してとても真摯な姿勢。
わたしは音楽とは縁がないから、
彼らがどこまで深く音楽と結びついているのかわらかないが、
もし、これが音楽ではなく活字だったのなら、と仮定すると、
登場人物たちの、のめりこみっぷりも理解できる気がする。
いい音楽に会って感動したり、
どうしてこんなダメな曲が売れるんだろうと怒ったり、
すぐれた作り手を尊敬したり、
そんな感情の動きに共感できる気がする。

グラスハート は音の作り手の物語なんだけど、
同時に音の聞き手の物語でもある。
朱音ちゃんみたいに、憬れてる人に声をかけてもらって、
一緒に音楽作ろうって言われたら、そりゃ嬉しいよな。
命 削って作りますよ。
で、真摯な作り手は、真摯な聞き手でもある。
音楽を大事にしてる。それが伝わってくる物語。
文字で読む音のお話です。
この物語は必読ですよ。心の栄養ですよ。
間違いない。

十二歳くらいのころ、先生や両親に、
あなたはまだまだこれから可能性があるからいいわね、と言われていた。
その言葉が、わたしにはまったく理解できなかった。
年齢と可能性になんの関連があるのか。
やりたいと思ったのなら、十五歳だろうが、
五十歳だろうが、百五十歳だろうが、やりゃいいじゃねえか。
そりゃ年とったら達成できる可能性は低くなるし、
ハードルもあがるけど、でも可能性がゼロになるわけじゃない。
子供相手に「いいわねえ」なんて言ってる暇があるんなら、
あんたがやりたいことに真剣に打ち込めよと思ってた。
世間に馬鹿にされてもいいじゃねえか。
死ぬとき、満足できるんならいいじゃねえか。
こんなことを言う大人は前のめりの姿勢が足りない。そう思った。
あれから十年以上がすぎて、
もう誰もわたしに「まだまだ可能性があるから」なんて言わなくなったが、
わたしは勝手に自分には可能性があると思っている。
十代のころもそう思ってたし、
前のめりで倒れるまで、そう思ってると思う。
やりたいことはやればいい。
難しいなら、努力すればいい。真面目に。
目標まではいかないかもしれない。
でも、やらないよりはぜんぜんいいんだよ。
自分に誇りを持てるんだ。
だから、やりたいことをやろう。(※注意:犯罪以外で)
(法に触れる行為はやってはいけません)
そう思う。
だからわたしは、青春モノっていわれる グラスハート が
好きなんだと思う。
いくつになっても、砕けても輝いているグラスハート。
名作だ。

以上、本日のホラは七割で。ちょっと多いかなって感じで。
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一回目のクリスマスパーティー終了。

ただいま帰宅いたしました。
いやあ、楽しいパーティーでしたね。
家令のトニーは行くのやめたほうがいいって言ってたけど、
行っちゃいました。
以下、出発時のやりとり。
「ご主人様、本当に今日のパーティーに行かれるのですか」
「行くよ、そりゃ。今回のパーティーのために、生まれて初めて
ドンキホーテに行ったんじゃないか」
「体調もお悪くていらっしゃいますよね。頻繁にトイレに行かれて」
「ああ、腹が痛くて下ってるけど、いつものことだろ。
この程度で外出やめてたら、わたしは二度と家から出られないよ。
大丈夫、自家用車の運転手に言えばコンビニでトイレ借りてくれるから」
「それにしても」
家令のルークは言った。
「そのかっこうは、いかがなものかと思うのですが」
「そうか? 似合ってるじゃないか」
わたしは得意げに赤い服の胸を張った。
今回のパーティーにはドレスコードがある。
参加者はサンタの格好をしなければならないのだ。
そのために、わざわざアキバのドンキホーテまで衣装の調達に行った。
「まあもう、なにを申し上げても無駄でございますね」
家令のハリーはそう言って肩をすくめた。いやみなヤツだ。
で、わたしは家を出た。

楽しかったぞ。会場中がサンタ。赤色一色。
そのせいか、初対面でも好きに話せた。
「いやあ、髭が似合ってますね。どちらで購入されたのですか」
「そうですか。アキバで一式そろえました」
「ああ、どうりで。いいサンタ服ですね」
「ありがとうございます。あなたもよく着こなしていらっしゃいますよ」
こんな感じで、フォッフォッフォと笑いながら、
髭を触るわたし。
ちびっこもいたけど、サンタ。
「お髭長ーい。なんでそんなに長いの」
「それはね、無人島に行ったときに魚を釣る糸にするためだよ」
「どんなお魚を釣るの?」
「マグロ」
想定としてはインド洋の無人島だ。
ついでに、幼子にマグロについて
新知識を叩き込むわたし。
マグロっていうのはね、大きなお魚で、
好物は人間の子供なんだよ。
でも大丈夫、わたしが釣ってあげるから、
そしたらバンバン叩きなさい。
マグロは叩きに弱いからね。
叩くと、身がオオトロになるから。
いいね、今度パパとママに
なにか食べたいものは? って訊かれたら、
「マグロのオオトロたくさん」って言いなさい。
間違いないから。
そこまでホラ吹いて、幼子に手を振って別れる。
幼子はキャッキャいいながら、両親のところへ走っていった。
後日が楽しみだ。

そんな感じで、パーティーは盛り上がり、楽しく散会した。
いいパーティーだったなあ。来年も呼んでもらいたい。
会場に着くまでに三回、コンビニのトイレを借りたけど、
そんなことは些細なことだね。
腹が痛いとか、どうでもいいことだね。
なによりも子供たちの無垢な笑顔。
笑顔に、わたしは癒されましたよ。
明日はまた別なクリスマスパーティーだ。
準備しなきゃな。



以上、ホラ七割で。
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2010年12月18日 (土)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――笑う大天使

このマンガがおもしろい。今回は= 笑う大天使 で。

名作ですね。ドラマ化もされたよな。
アニメが見たかったけどな。ちょっと、残念。
有名なマンガだから、知ってる人多いと思うけど、
いつものように不親切な紹介が下記。

ストーリー紹介。
一貫教育の女子校・聖ミカエル学園。
お別れの挨拶が「ごきげんよう」なお嬢様学校に、主人公・史緒が転校してくる。
勉強ができ、スポーツ万能でみなの喝采をさらった彼女だったが、
実は一般庶民だった。学校では猫をかぶりまくる史緒。
だがささいなきっかけから、ふたりのクラスメートに庶民だということがバレてしまい、
逆に開き直って、三人は脱・お嬢様な行為にふけるようになる。
そこへ誘拐事件が絡んで――って話。
話にメリハリがあって、引き込まれる。
笑いもファニーで楽しい笑いだぞ。お勧め。

この話さー、「マリア様が見てる」もなんだけどさー、
わたしの母校が舞台のような話なんだが。
以前、通ってた学校にシスター(修道女)がいたって、
チラッて触れたことがあったが、
カトリック、お貴族一貫教育で、
最上級生が最下級生の面倒をみるシステムがあって、
寮があって……って、うちの母校なんだが。
あまりにもデキすぎてる母校だから、
大人になってできた友人に「こんなんだったよ」と話しても、
むしろホラだと思われるんだよな。
いや、現実なんですけど。
海外だからかなあ? スイスじゃ珍しくないと思うんだけどな?
学校で猫をかぶる史緒たちの気持ちは、痛いほどよくわかるぜ。
なにせ周囲はホンマもんの貴族、お嬢様、お坊ちゃま。
そんな中で異端者・黒羊のわたし。
わたしも爵位は持ってるけど、爵位持ってる同級生なんてゴロゴロいた。
寮から帰るおうちは城館ってやつもいた。
なんつーか、レベルが違うよ。なんだかんだ言っても、
日本には男爵以外の貴族はいないからよ、
周囲にあわせるのに、苦労したぜ。
ダンスだの、音楽だの、乗馬だの、
全部、はったりとホラで「デキてるチック」で乗り切ったけどな。
日本人がフィクションだと思ってる状況って、
意外とノンフィクションなんだよなー。
そう思うと、笑う大天使 の内容が身に迫ってくるぜ。
ああ、本当、卒業できてよかった。
いろいろ裏工作を働いて、猫とか狐とかかぶっていたが、
なんとか留年せずに卒業できてよかった。
いまだに単位が足りない夢を見るからな。
日本の常識って、世界の非常識なんだぜ?
これ本当。
本当のホラ。

じゃあこれから、ちょっとクリスマスパーティへ行ってくる。
ドレスコードがあるのが面倒くさいが、しかたない。
クリスマス、クリスマス・イブにはすでに予定が入っているので、
今年一回目のクリスマスパーティは今日になったのだ。
二回目は明日。

以上、ちょっとわたしの過去がわかった今回でした。
ホラはまあ八割くらいじゃない?
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2010年12月17日 (金)

あの曲を聞かない対策。

今年はすでに山下達郎の「クリスマス・イブ」を聞いてしまった。(12/11)
だが、まだWham!のLast Christmasが残っている! まだ聞いていない。
昨日 ローソンでEXILE版は聞いてしまったが、
Wham!ではないので、ギリセーフだ。

今後、クリスマスに向けて取りうる対策としては、
 1:コンビニに行かない。
 2:デパート、量販店、カラオケボックスなど
  有線が入る場所へ行かない。
があげられるが、どうだろうか。
なにせ、「クリスマス・イブ」は自宅でテレビのドラマの中で流れるのを
聞いてしまったという大不運。
それに「コンビニに行かない」という対策はかなりの犠牲を伴う。
ジャンプとヤングジャンプの購入をあきらめることになるからだ。
(これらは趣味の購入物なので、執事をパシらせたりはせんよ)
ジャンプか、それとも Last Christmas か……。
難しい問題だ。(碇司令のポーズで、苦く呟くわたし)
だが、わたしは戦う。クリスマスまで。
クリスマスまでLast Christmasを聞かないことを目指して、戦うぞ!

これは個人的な(定番を聞きたくないという天邪鬼的な)こだわりなので、
他人は、失笑するだろうな。実際、執事は笑った。
だが、だが、人には譲れない一線があるのだよ。
わたしは戦う、戦うぞ。
立て、国民よ!(ギレン・ザビの語調で)



結局、どうなったかは、また後日。
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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――雨柳堂夢咄

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今日は = 雨柳堂夢咄 で。

(せっかくなので、画像がある最新刊を表示)

連載二十周年 + 画業三十周年 おめでとうございます!
連載ももう二十年になるのかあ。
いやあ、感慨深いですな。
第一巻購入から十五年以上が経過……。
思えば遠くまで来たものよのう。
コミックは毎回購入しておりました。
記念集も購入しました。基本だ。
大好きですね。ってか、ここで取り上げるんだから、
好きに決まってますね。

雨柳堂夢咄 は短編がまとまっているコミックである。
ストーリーは下記。
雨柳堂という骨董屋に、
器物に宿るもののけが見える店主の孫・蓮がいる。
雨柳堂夢咄はこの店を訪れるもののけと蓮、
または、蓮や蓮の周囲の人間が関わるもののけの物語。
怖い話はあまりない。
登場するもののけ達もどこかユーモラスで憎めない。
わたしが一番好きな話は九巻の「午後の清香」である。
この話は、たまたま購入した中国の茶壺で
お茶をいれようとする大学教授の前に
茶壺の精が現れて、茶のいれ方や茶葉について
あれこれ注文する、という話。
蓮のお客様のその大学教授はイギリス人なので、
茶壺に紅茶入れたり、
お湯の温度が間違ってたりして、
そのつど茶壺の精は「だめ、だめ」とプンプン怒って、
最終的にはお茶をいれることを拒否する。
そこで困った教授は蓮に相談し、
茶壺の精が満足する中国茶をいれることになる――って話。
この茶壺の精が本当に憎めなくて、
本人、真剣に怒っているのだが、怒るさまがかわいい。
うちにも茶壺があるが、こんな精が宿っていたら
毎日紅茶をつぎ込んじゃうぞ。
うん、怒るところが見たいから、
セイロンとかダージリンとか、
中国茶じゃないお茶をあえていれる。
ぬるめのお湯で(→これ、紅茶では最低である)。
あとは、四巻の「桜の国にて」も
趣きと余韻があって大好きだな。
こういう怪異譚だったら、遭遇してみたい。
昔は桜の木でよく妖精を見たんだが、
最近は見ないなー。
正夢は相変わらず見るけどな。

うちの母方は神主の家系で、
母や兄弟も正夢を見る。
母が絶好調だったころは、
「●●さんに会いそうな気がする」と言って、
次の角を曲がったら、本当に会ったそうだ。
だが、母方はとても大きな蝋燭問屋だったが、
三回の火事で文無しになったという話も聞くので、
まあ、ホラだな。うちは代々ホラ吹きの家系。鉄板で。
父方は父方でまたいろいろあるんで、
やはりわたしは純粋種の男爵である。
ホラ100%。日常的に虚言的。
でもさ、妖精はかわいいし、見て楽しいが、
落ち武者の生首的なモノを空中に見たときは
さすがに引いたな。あれはなんだったのかな。
悪気はなかったけど、反射的に「うわ、ぶさいく」と言ってしまった……。
傷つけてしまっただろうか。少し反省する。
本人、気にしてたかも。すまなかった、この場で深くわびる。
そういうモノって、会えばそりゃビックリするが、
あまり怖いとは思わない。生きてる人間のほうが怖いよな。
そういうモノに刺されたことはないが、
生きてる人間には走る車の前へ押し出されたことがあるからな。
あれ、打ち所が悪かったら死んでたぞ。
車にはねられて、派手に空中を飛んだらしいからな。
十メートルは飛んだって、目撃者の天ぷら屋のオヤジが言ったようだ。
オヤジもビックリしただろうよ、店頭で天ぷら揚げてたら、
目の前を子供が飛んでくんだからよ。
その場面を想像すると、ちょっと笑う。
そうだな、交通事故に遭うし、病気持ちだし、
わたしはけっこう不運なのかもしれないが、
ユーモアのセンスがあるからよ。むしろ笑っちゃうな。
いま生きてるから、いいじゃねえか。
ノー問題。

以上、今日はホラ七割で。逆に言うと、三割は本当だ。
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2010年12月16日 (木)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――黒後家蜘蛛の会

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 黒後家蜘蛛の会 で。

来たァ、来たァ、来たよォッ!! アシモフ 来た!

アイザック・アシモフ。SF、生化学、シェークスピア、推理物まで
書きこなす超人。雑学王。
月刊ニュートンに楽しいコラムも連載してた。読んでたぞ。
訃報に接したときは、本当に、本当に悲しかった。
知り合いが死んだみたいだった。

で、黒後家蜘蛛の会 ですが。
これは短編ミステリー集です。
いくつかの読みきりの短編が一冊にまとまってる。
短編の舞台は ミラノレストランというレストラン。
黒後家蜘蛛の会は、高級レストランに月一で
集まって食事をするというクラブである。
こう書くと「金持ちしか集まってねえんじゃねえの」と
誤解を生むかもしれないので、言っておくと、
黒後家蜘蛛の会のメンバーは化学者、数学者、弁護士なんかに
混じって、画家だの、作家だのもいる。
あと忘れてならないのが、給仕のヘンリー。
で、ですよ、
わたしがアシモフのスゲえところだと思うのは、
推理の短編シリーズなんていっくらでもあるなかで、
黒後家スゲえと思うのは、
「殺人がない」のである。
いや、ある場合もあるが、ほとんどない。
だいたいの依頼は物がなくなったとか、人を探して欲しいとか、
場所を探して欲しいとか、
いわゆる広い意味での「謎」を
黒後家蜘蛛の会のメンバーが会の席上で解いていくのだ。

 Q:死体もない、警察もいない、
  これでミステリーとして成立するのですか?
 A:成立するんですよ、秀逸なミステリーとして成立するんです!

黒後家は素晴らしい! しかも、ウィットがきいていておもしろい!
アシモフ様を祭壇を築いて拝め!!
ああ、拝め。拝むだけの価値はある。
読めばわかる、いままでのミステリー観が変わる。
血みどろだけが脳の使い方じゃねえよ。
殺人だけがミステリーじゃない。
こんなに、殺人なんていうカードを使わなくても、
素晴らしい「謎解き」があるじゃないか。
ワクワクするような「謎解き」があるじゃないか。
ミステリーの新ジャンルを、アシモフは作ったと思う。
彼は偉大な作家だった。

正直に、わたしは彼を尊敬している。
このブログを読んでいるとわかると思うが、
「わたしは信者である」というフレーズが
何回も出てくる。
好きを通り越して「信者」になってしまうのだ。
残念ながら、わたしはアシモフの信者ではない。
なぜなら、彼の著作を全部読んでいないからだ。
だから信者を名乗る資格はないが、
尊敬している。彼は本当に素晴らしい作家だった。
それだけでいい。
それだけでいいのだよ、諸君!
あとは祭壇を築いて、魔法陣描いて(以下略)

長いミステリーは疲れるからちょっとイヤとか、
おもしろくて読みやすいミステリー探してますとか、
キャラのかけあいが楽しいミステリーなら読んでもいいとか、
そういう人には、鉄板でアシモフの 黒後家蜘蛛の会 を勧める!
おもしろいです。ああ、おもしろいよ。最高だよ。

以上、今日はほぼホラ抜きで。
あっても一割くらいで。(あるんじゃねえか)
実はこれから、病院にいかねばならんので(またか)、
ちょっと駆け足になってしまった。すまぬ。
持病が治らなくてのう。病院通いが続くのだ。

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2010年12月15日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ハチワンダイバー

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = ハチワンダイバー で。

マンガのほうは本よりもメジャーなものが取り上げられますな。
それだけおもしろい=メジャー=人気があるんだろうね。
できるだけ、みんなが知らないおもしろいマンガを
取り上げたいと思うが、
メジャーが混じるのはしかたない。おもしろいから。

囲碁のマンガは ヒカルの碁 くらいしか思いつかんが、
将棋のマンガは多いよな。
前に取り上げた 3月のライオン もそうだし、
月下の棋士 とか、もちろん、ハチワンダイバーも。
一時期、月下の棋士 にハマってさあ、
将棋の駒をつまんで眉間に皴を寄せて勝負師のポーズ
とかやってた。
アホや。
ハチワンダイバーはそういう心配はないですね。
真似できるようなことが出てこないですからね。
なにせ、マス目にダイブするんですから。

ストーリーとしては、
プロの棋士になりそびれてアマで金を稼いでいた菅田青年。
ある日、アキバの受け師といわれる女性・ソヨにこてんぱんに負ける。
そこから菅田の勝利への努力と、
ソヨへのほのかな恋情が始まった。
菅田君は将棋一筋で生きてきた人なので、
ソヨが唯一にして至高の女神。
ソヨは副業でメイドで働いたりしてて、
菅田はメイドモードと将棋モードのふたつの顔を持つソヨに
完璧に惚れる。
で、ソヨが目指していた復讐――鬼将会という将棋の裏集団を潰すことを
手伝うようになる。
現在は、鬼将会に乗り込んで将棋で戦ってる最中。

脇キャラたちも個性豊かでおもしろいよ。
澄野さんとか、チッチとか。
ただ、容赦なく話の都合でキャラがお亡くなりになるようなので、
(奇跡を信じたいとも思うのだが、無理かな……)
読むにあたっては覚悟が必要ですな。
外伝としてザンガードというアキバを守る
ヒーローの話があるみたいだが、
コミック派のわたしは未確認。
おもしろいらしいので、早くコミックにして欲しい。

ハチワンダイバーを読むと、菅田の成長ぶりに感動しつつも、
複雑な気持ちになる。
あと十年早く、菅田の努力と才能が開花していたら、
彼はプロになることができたんじゃないだろうか。
銀河英雄伝説でキルヒアイスが
「ひとはのぞむときにのぞむ実力を持てない」みたいなことを
言ってたと思うが、まさにそう。
ソヨと出会ったからこその現在の菅田の成長なのだが、
いまさら過去にタイムマシーンで戻るような都合のいいことは無理だが、
プロになることができたらよかったねとも思う。
将棋の人も、囲碁の人も、スポーツの人だって、なんだって、
プロを目指す人はプロになれればいいと応援する。
それはやっぱり「夢」だから。
そういう意味では、菅田はいま将棋に関しては
かつてないほど充実しているのかもしれない。
かつてないほど、目覚めているのだから。

もちろん、プロ以外の道だってある。
プロになれなかったからといって、
人生が終わるわけじゃない。
たとえば、絶対にあきらめないという人もいるかもしれない。
将棋でいたよね、アマからプロに入った人が。
そういう人もいる。
でも、違う道を選んでもいいと思う。
自分を無理やり納得させながら、悔し涙を流しながら、
いつか嬉し涙を流せるようにって、他の進路をとってもいい。
みんな好きなように生きたらいいさ。
その代わり、やったことの責任をとらんとならんが。
死ぬときに、「うむ、だいたい後悔なし」と思えれば
(「完全に後悔なし」は無理だと思うんで)
それでいいじゃないですか。じゃないですか。
わたしの座右の銘は「死ぬときはドブの中でも前のめり」だ。
竜馬の言葉だったかな?(確証はない)
前のめりで、基本姿勢は前のめりで。

だから、ハチワンダイバーは勇気をくれるマンガです。
プロ(本道)じゃなくても、もがいてあがくことの意味を、
いつか菅田が教えてくれるだろう。
そう思います。

以上、六割ホラくらいで。
ええっ、こんなしみじみした終わり方なのに、
六割もホラなの?
はい、ホラです。どこがホラかは秘密である。

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2010年12月14日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――中国名詩選(中)

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 中国名詩選(中) 岩波文庫 で。


ええと、今日はやや外角球の日ですね。
毒草を食べてみた と 中国名詩選 どっちにしようか迷って、
いや! いま漢詩のおもしろさをつたえずにしてどうする! と
勝手に思い、これにしました。
意外かもしれぬが(もうすでに免疫になってるかもしれないが)、
わたしの守備範囲は広いのだ。
もちろん、西洋の詩だって読む。
ボードレールは大好きですね。
もっと古い古典時代、ギリシア時代の詩も読むし、話も読む。
ルバイヤードだって読むぞ。
日本の詩だって読むがな。
詩人ってのは本当にすごい人たちだと思うぞ。
短い文字に思いを託して、名文に昇華する。
並みの才能ではできんし、後世に残らない。
希少動物です。

この 中国名詩選 は時代別に分かれてて、
(中)の巻は三世紀半ばから八世紀半ばまでを取り上げている。
そう、なぜ(中)の巻にこだわったかというと、
唐代が入っているから、なのである。
唐代ですよ、杜甫ですよ、李白ですよ、陶淵明ですよ!
流星群のごとく、偉大な詩人が出ている。
というか、他の時代よりもわたし好みの詩を書いてるひとが
多いんですな。だから好きだ、唐代は。
杜甫とかって書くと、
「ええぇ、なんか固い感じ。あたし漢字嫌いだからァ」
みたいになるかもしれんが、それは喰わず嫌いだ!
原詩が難しいのなら、すぐれた日本語訳を読めばいいのです。
あと詩人の背景を知ると、おもしろくなるかも。
杜甫は貧乏で苦労したとか、李白はすげえ酒飲みだったとか、
陶淵明は役人業がイヤになって、田舎暮らしにひっこんでしまったとか、
背景は現代の人たちとあまり変わらないよ。
もちろん、中には頭よし・顔よし・才能もあるイケメンだっている。
誰がイケメンかは秘密。探してみるといいよ。
ヒントは「年年歳歳」だ。
でもさ、何世紀も後の現代にまで「イケメンだった」と伝わるってのは
すごいよな。どんだけイケメンだ。

話がそれた。
さんざん李白とか杜甫とか出しましたが、
わたしの一番のお気に入りは王維だ。
特に好きなのは「竹里館」という詩である。
漢字が難しくてここでは載せられないが、
日本語訳は下記みたいな感じ。(わたしのアレンジが入ってるぞ)

 誰もいない竹林に座り、
 琴を弾きながら、こころゆくまで歌う。
 深い山奥なので人は知らないのだけれど、
 月光がわたしを照らし出す。

ってな感じだ。原詩の良さの1/100も伝わってねえけどな。
中国名詩選(中) によれば、
この王維ってひとは、
お役所勤め中に内乱に巻き込まれて、
とっつかまったり、(後日赦免される)
当時中国に留学していた阿倍仲麻呂を見送る詩を作ったりした。
(ちなみに阿倍仲麻呂は帰国には失敗した)
役人がイヤで逃げ出した陶淵明とは、対極的な生き方かもな。
陶淵明ってのも わたしの好きな詩人だが、
フリーダム。ベリーフリーダム。
せっかく役人になったのに、こんな人生イヤだっつって、
逃走。田舎へ帰って隠居生活を送る。
もちろん、貧乏になったと思うが、それでも心は朗らか。
だから帰るときに作る詩は闊達なものになった。
脱サラしたいサラリーマンなんか、
陶淵明の詩に共感するんじゃねえかなあ。
漢詩はとっつきづらいと思われてるかもしれねえけど、
いい本にめぐり合えば、おもしろいと思うぞ。
この岩波文庫の 中国名詩選 は初心者にはちょっと固いかも。
でも読み込む楽しさもあると思うので、
機会があったら、見てみれば。
全部を読む必要はない。
パラ見して、あ、なんかイケメンって書いてある、
ちょっと見てみようという
読み方をしてもいいと思う。
楽しいのが一番だ。
だから、別に、普通の「漢文」の問題集レベルでもいいと思うよ。
教科書に出てくる漢詩だって、いいのがあるしな。
孟浩然の「春眠~」なんて、みんな知ってるだろ。
で、実際に春になると眠いよな。
そんなもんだ。
そんなもんです。

ちなみに、実際に学校で漢文を教わってたころ、
わたしは漢文が大嫌いだった。
レ点とか、否定とかわけわからねえ、と思ってた。
漢文に目覚めたのは受験のときだ。
受験時に初めて真面目に勉強やって、
文章が読み下せるようになって、
漢文、カッケーっと思うようになった。
読み下し文や翻訳もいいけど、
原詩のままの漢字だけのもカッコイイ。
なんていうんだ、
文字間の沈黙? 行間を読むっての?
そんなんがいいなあと思うようになった。
そうなるともう、漢文熱が止まらない。
一時期は友人宛の手紙に漢詩書いてた。
馬鹿だ。はい、馬鹿ですね。

以上、今日は三割くらいがホラです。
王維についてはホラ吹いてないですけどね。
ああ、それからイケメンが誰かはまあ、
探してみてください。
たぶんググればすぐ出てくるよ。
ヒントの詩はとてもしみじみとした味がある詩なんで、
読んでみてみれば。

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2010年12月13日 (月)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――鉄錆廃園

以下、ネタバレをふくむので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 鉄錆廃園 で。「錆(さび)」がタイトルと違う字だけど、
天下のアマゾン様が上記の文字で表示していたので、これで。
難しい字が出せなくて申し訳ありません。(土下座)

いやー、嬉しい、嬉しいぞ!
鉄錆廃園は十代のころに初めのほうを読んで、
さあ続きと思っていたら、掲載誌がなくなった。
もう無理か……。
だが、華不魅様の信者であるわたしは
グラマラス・ゴシップもそうだが、
どうしてもどうしても、あきらめきれなかった。
一天四海 や 夜光雲 も読んでる。
大好きなソダイとハザの話をあきらめられないぞ!
執念深く塩漬け所有すること●十年。
そしたら。
去年夏、やってくれました、新書館! 奇跡の新書館!!
愛してる、新書館!
続きをまとめて新装版で出してくれたよ!
さすが奇跡の新書館!!! ビバ、新書館!
かゆいところに手が届く新書館。
全巻新装版で再購入したぞ!

今回はストーリー紹介はしない。
なぜなら、わたしが去年の夏を思い出して興奮してしまって、
わけがわからなくなっているからだ。
ええと、とにかく、重要なのは、
 ハザとソダイ、
 ヴァレリーとエリス様、
あと シューサーとカラ。
全部ハッピーエンド(?)でした!!
ちなみにハッピーエンドとは、
「死亡者ゼロ」のこと。
完全にうまくいったかどうかは関係ないぞ!
完全にうまくいってなくてもかまわん。
生きているなら、可!
だからソダイとカラはある意味、残念な状態に。
もう終わりのほうの、ソダイとカラの会話が
ダメすぎて、ヘタレすぎて愛しい。
ああそうだったよな(思い出し)、ソダイってけっこうヘタレだよな。
うん、もう思い切ってプロポーズ受ければいいのに。
恋愛・求婚で重要なのは性別ではない。
容姿と性格だ!! わたしの持論である。
気が合わない・好みじゃない異性より、
楽しくてきれいな同性でいいじゃねえか。
それでソダイとハザが永遠に幸せになればいいのによ!
なにを迷う必要がある。
でもそこで悩むのがソダイだよなー。
こんな感じで、鉄錆廃園を持って転がること五時間。
祭壇を作って華不魅様と新書館をたたえること六時間。
すばらしい。
奇跡って本当にあるんだって思ったよなー(渋い背中で遠い目)。

さっき、
>恋愛・求婚で重要なのは性別ではない。
>容姿と性格だ!! わたしの持論である。
>気が合わない・好みじゃない異性より、
>楽しくてきれいな同性でいいじゃねえか。
と、書いたが、上記は、本当にわたしの持論である。
年齢、性別は障害にはならん!
好き嫌いの最重要ポイントは、容姿と性格だ。
好みじゃない女性とキアヌ・リーブス、
どっちと一晩ともにするかといわれた、キアヌで即答だ。
同じく、好みじゃない男性とアンジェリーナ・ジョリー、
どっちと一晩ともにするかといわれたら、アンジェリーナ即答だ。
自分の子供を作りたいなら、異性を選ばざるを得ないが、
わたしは子供にこだわりはないのでね。
男爵位は血縁ではなく、性格で受け継がれていくのでね。
自分が死ぬまでに、
ああ、こいつになら男爵位を託してもいい、という
根性曲がりに出会えればそれでよい。養子にする。
そう考えたら、ソダイ、やっぱハザと一緒になるといいよ。
そんで、イーサ・メルかかえたまんま、
みんなで幸せに暮せばいいじゃねえか。
そういう結論。

以上、今日は華不魅様と新書館をたたえる方向で。
賛美して、歌を歌って、祭壇を作って平伏し、
魔法陣を描いて(以下、略)
ホラは三割くらいだぜ。
あ、でも持論はだいたい本当だ。

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2010年12月12日 (日)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――あしながおじさん

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は あしながおじさん で。

タイトルはみんな聞いたことあるよね。
暗黒神話だの、悪魔の辞典だの、完全自殺マニュアルだのと
たのしい川べや七つの人形の恋物語、超クソゲーが
矛盾なく、平和に同居しているわたしの脳内。
もちろん、 あしながおじさん だって入ってるぞ。

ストーリー。
孤児院で育った貧しい主人公の女の子に、
突然 条件付の後援の依頼が入った。
条件を満たせば大学に行かせてくれるという。
条件ってなに? 援助交際? 写真や毛髪を要求される?
いやいや もっとコアな条件でした。
月に一回、学生生活を手紙で報告しろという条件。
それって新手のストーカー? 失った青春を取り戻したいニート?
そんな素敵な援助者様は正体不明。
車のライトに照らされた後姿しか見えなかった。
そのとき、影の手足がとてつもなく長く映り、
まるで蜘蛛みたいに見えたので、
主人公は援助者・ストーカーを
「あしながおじさん」と勝手に命名。
毎月、あしながおじさんへ手紙を送り始める――。

こんな感じの話です。
えー、ちょっと、フィルタがかかって
表現がゆがんでるかもしれないけど、
だいたいこんな感じです。
説明が一部かなり屈折してるかもしれないけど、
現代だったらこんな感じだと思います。
主人公の女の子・ジルーシャは、闊達でお茶目な性格で、
毎日楽しく大学生活を送ります。
彼女は大学生活の内容を、ストーカー、否、あしながおじさんに
こまごまと長い長い手紙にして送ります。
あしながおじさんからの返信はなし。
何本 手紙を送っても おじさんから返信は来ない。
(あしながおじさんの秘書から連絡は来る)
そうこうしているうちに、
彼女は色気づいて恋の季節を迎えてしまい、
あしながおじさんとの関係が微妙になっていくのである。
赤毛のアンの学生生活も楽しそうだったけど、
あしながおじさんのジルーシャの生活も楽しそう。
ちなみに、 続あしながおじさん という本もあり、
主人公を変えた続編があります。

おもしろいよ。ブギーポップとか、
すぐれたサスペンス的な一人称物語に慣れていると、
ちょっとメリハリやオチが物足りないかもしれないけど、
一昔前のアメリカの大学生活ってこうなんだ、って
わかるのが楽しい。
主人公のキャラも立ってるしね。
初めて読んだのはたぶん小学生のころだったと思うが、
楽しそうな生活だなあと思った。
ちょっと手が空いたときに
おいしい紅茶をいれながら
ちょこちょこ読んでいくくらいのペースがちょうどいい物語。
ある意味、嵐が丘 とかの対極に位置する作品かな。

わたしは大学生活の記憶があまりない。
一応、大学生活に目標があって、
「呑む・打つ・買う」はやってみるべしって決めてた。
そこの君、ろくでもない目標とか言わないように。
人生の頂点から底辺までを見てみたかったのだよ、わたしは。
一部は大学生活中には無理で、卒業してからやってみた。
結論として言うと、
みんなが言うほどおもしろくはなかった、正直。
本を読んでるときのほうがワクワクするし、
マンガのページをめくるほうがスリリングだ。
酒や女ではなく、活字中毒なのでね。
活字の海に溺れたい人なので、他の欲望が希薄なのだ。
うちの執事なんか、会ったこともない女と結婚しようと
思いつめたりしたのだが、
(もらった写真はウソで、結婚詐欺だったのだが)
ぜんぜん理解できない。
嵐が丘 みたいな感じが結婚したいという状況なのかなあ。
(ちょっと違う気がするが)
まあなんにせよ、恋愛はわたしには遠いですよ。
別に遠くでも問題なし。不自由なし。
それに結婚については、許婚がいるのでね。
はい、わたしは許婚がいます。
婚約は全力でブッチぎる予定ですが、いることはいるよ。
いつか許婚について話すかもな。

以上、話が転々とした あしながおじさん でした。
ホラは七割で。いつもより多めで!

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2010年12月11日 (土)

わたしの大冒険・第五位。

今晩、「このマンガがおもしろい」をアップした際に、
キリスト教のシスター(修道女)に
「なんでシスターになったんですか」って訊いた話を載せました。
シスターには
「召命があり、神様の声が聞こえたので、なりました」と
答えられました。
これはマジでイッちゃってる。
バックで全速力で逃げた、まで書きましたが、
後日談があります。
はい、後日談があります。大冒険です。
わたしは自他共に認める天邪鬼、ホラ吹き、ひねくれ者です。
だから、どうしても、どうしても
この一言を言ってみたかった。

「すみません、その神様の声って空耳じゃありませんか?」

一生を神に捧げるシスターに!
神の存在をマジ本気信じてる・命かけてるシスターに!
言ってしまいました。
わたし、言ってしまいましたよ。
これ、時代が中世ヨーロッパとかだったら、
火あぶりになりかねない発言です。
わたしの大冒険で五位に入る行為です。

シスターによっては
その場で首を絞められかねない質問でしたが、
そのシスターにはユーモアのセンスがあったので、
「空耳じゃありませんよ(笑)。あなたも聞けばわかります」
と言われました。

いまだに聞こえません。



以上、ほぼホラゼロで(ええっ?!)。
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あの曲を聞いてしまった……。

毎年クリスマスまで聞かずに済ませようと決意する曲。
Wham!のLast Christmasと山下達郎のクリスマス・イブ。
(嫌いというわけではなく、天邪鬼なので定番を聞きたくない)
が、本日夜 土曜ワイド劇場・タクシー運転手の推理日誌中の
タクシーで流れるラジオにてクリスマス・イブを聞いてしまった……。
デパートとか店舗は気をつけていたのに、
まさか自宅でドラマのタクシーのラジオで聞くことになろうとは……。
呆然とするわたし。
横で一緒にドラマを見ていた執事が笑うこと、笑うこと。
「今年もダメでしたね、残念でしたね、ご主人様!」と
ドヤ顔で言うので、思わず、
「おまえの前髪前線もな」と切り返してしまった。
室内はドラマの舞台の能登の外気温より、冷ややかな空気に。
だが、わたしは間違っていない。間違っていなーい!!
Wham!のLast Christmasは絶対に聞かないぞ。



以上、5%のホラで。しょんぼりと。

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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――HELLSING

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = HELLSING で。(カタカナ表記:ヘルシング)

いやあ、イッちゃってるなと思ってました、
このマンガ。好きな方向ですけどね。
なにがイッてるって、出てくるキャラが。
でも、宗教がからんでるとそういうもんだよね。

むかし通ってた学校にキリスト教のシスターがいたが、
(貴族育ちなんだ、わたしは)
神様がみなさんを見てらっしゃいますよ、って言ってた。
マジで。
で、好奇心旺盛なわたしは、その生物に聞いてみた。
「シスター、シスターがシスターになったきっかけというか、
動機はなんなんですか」
(=なんで神様に人生をささげとるん?)
「召命です。ある日、神様のお声が聞こえたんですよ」
「そうですか、へえ、やっぱりねえ」(全速力でバックして逃げる)
マジでした。
神様はいないと理解しているわたしには、
シスターは未確認生物状態。そんな感じ。

で、HELLSING ですが。
まず第一に、
ここに出てくるキャラはみんな気持ちがいいですね。
(婦警を除き)迷ったりしない! 悩んだりしない!
ヴァチカン十三課は、ばっさばっさ異教徒を切る、殺す。
主人公の吸血鬼・アーカードも迷わない。殺しまくり。
ナチの人たちも迷わない。殺しまくり。
きっぱりしてる。でもなにかを絶対的に信じてたらそうなるかもね。
そう思います。
第二に、
話がおもしろいのだ。一巻目はさほど加速感を感じないが、
三巻目くらいから深みとスピードが話に出てきて
のめりこむ。
吸血鬼物は元祖ドラキュラから菊池秀行様、屍鬼まで、
けっこう読んでると思うが、
どれともかぶってない。
ある意味、飽和状態の吸血鬼物でオリジナリティを出すのは
かなり難しいと思うぞ。そこをクリアしてる。軽々と。
第三に。
好きですね。ええ、好きですね。好きですね。
あとがきから察するに作者・平野様も、ニコ・ロ●ン好きだと思うが、
わたしもなんで、好きですね。

以上、三段論法により、HELLSING はおもしろいのだ!
読むべし!
ただ、絵が独特なので、受け付けないわという方もいるかもな。
そういう場合は、そっとマンガを置いてそのまま忘れるといいです。
そういうときもある。

吸血鬼には何人か友人がいますが、
みんな意外と普通ですよ。
最近は夜OKな仕事も多いしね。
血を欲しがるのはまあ、
そういう本能だからしかたないけど、
わたしは絶対に襲われないのでね。
わたしは毎日飲んでる薬の量がハンパじゃないので、
血液が汚染されてるって言われたよ。
健康な血液じゃないとやっぱ、マズイらしい。
別に血液くらい、吸血鬼にならんで済むなら、
あげるよって言ったんだけど、いらないって言われた。
あと、そもそも人を襲うと、その人も吸血鬼になっちゃって、
世界中が吸血鬼になって、人間がいなくなって、
食糧の血がなくなるのは目に見えてるんで、
自滅行為だから、極力 襲わないってさ。
最近は血液センターとちゃんとコネができてて、
おいしい血液がちょっと高価だけど、手に入るそうだ。
ただ、事業仕分けで仕分けられちゃったら困るって言ってた。
彼ら、血液がないと死んじゃうんで、
そのへんをちょっと考慮してあげてください。お役人様。

じゃあ、ほがらかに、本日はここまで、ホラ五割で。
ニコ・●ビンはいいねってことで!!
(え、マンガが変わってる?)

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2010年12月10日 (金)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――七つの人形の恋物語

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = 七つの人形の恋物語 で。


名作ですね。言わんでもわかるくらい名作ですね。
なにせ著者はあのポール・ギャリコ。
ストーリーテラーの巨匠です。
スノーグース や トマシーナ、 猫語の教科書 なんかも
読んでないとおかしいだろというレベルの方。
猫語の教科書 もお勧め。猫好きにはたまらない一冊。
これは猫が書いた猫向けのHOW TO 家猫になる の本。
すごいユーモアがあって、おもしろくて温かい作品です。
スノーグースの切なさもいいよなあ。
とにかく、ポール・ギャリコってたら、
すげえレベルの高い、スペックの高いストーリーテラーです。
間違いない。
そんなわけで、満を持して 七つの人形の恋物語。
深い、深いよぉ、この本は。

ストーリー:
何のとりえもない(と思われた)貧相な少女・ムーシュが
七つの人形が出ている人形劇の一座に出会う。
一座っても、人形は七つあるけど、
あやつっていたのは、ひとりの無愛想で心の冷たい男だった。
ムーシュは実はとても想像力が豊かな少女で、
七つの人形たちとのかけあいがうまく、
一座の中でかけがえのない存在になっていく。
しかし、いつまでたっても人形遣いの男は冷たくて――。って話。

七つの人形、とあるように一座には七人の人形がいて、
それぞれキャラがあって、
それぞれムーシュになついているのだが、
人形遣いの男は直接ムーシュには優しくしない。むしろヒドイ。
けれど、七つの人形たちはムーシュが大好き。
ムーシュが一座をやめるときも、とても悲しがる。
さて、男の本心は、人形たちの声なのか、
それとも人形を手放しているときの冷たい態度なのか。
これはある意味、救世の物語です。
男の世界が救われる物語。
いや、ムーシュも救われるのだから、なんというか、
ひとがひとを救う物語。
こういう物語を読むと、心に希望が湧きます。
すっごい泣く話じゃないよ(たぶん)。
なんというか、背中を押してくれる本。
落ち込んでたり、失望したり、マイナスになっているときに、
違うよ、それだけが全世界じゃないよって教えてくれる本。
舞台は世界だけど、舞台に出ているだけが世界じゃない。
この物語にはひとの心の深さが出てる。
人間は、ひとりの心に幾人ものキャラクターが住んでいる。
ひとりひとりのキャラの声も真実だし、
全体の声も真実。
それらが食い違っているように見えても、どちらも真実。
だから、あなたは間違ってないし、
世界だって、ひどいだけじゃない。
そんな感じだ。
それがぜんぜん説教くさくなく、なんというか、
物語を読んでいくうちに勝手にそう考えてしまう。
物語の力、語る力がハンパなく強い。
ポール・ギャリコは、やっぱりとてつもない作家。
レベルが違う。
今回は素直にポール様を賛美して終わるの巻。

以上、ポール様のお力にひれ伏して終了する。
ポール様の前では、ひとりのホラ吹きなんて
吹けば飛ぶようなもんである。
みなのものも、ポール様をあがめよ、たたえよ。
魔法陣を書け、召喚しろ、生贄を捧げろ。

ちなみに、ギャリコ様ではなく、ポール様というのは、
なんとなく、クマのプーさん的に
「ノースポールの「ポール」っぽいから」。
クマのプーさんを読んでいると、
わたしがいま言ってる、ノースポールのポールが
なにかわかります。
クマプー(クマのプーさんの個人的な愛称)も読むべし。
ていうか、必須だろ。基本だろ。
読んでいることが大前提だ。

今回はホラではなく、説教口調で。
だからホラは二割くらいで。(20%もあるんかい!)
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2010年12月 9日 (木)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――少年魔法士

以下、ネタバレを含むので、いやんな人はバックプリーズ。

今回は = 少年魔法士 で。
祝・連載再開!(ちょっと遅れてのお祝いだけど)


これで、 少年魔法士 をお勧めできるというものです。
連載が停止状態だと、お勧めしづらい……。
なぜなら、おもしろいマンガほど、待つ苦痛はつらいもの。
しかもそれが年単位での待機になると、
書店で、今月の発行予定・来月の発行予定表をチェックしては、
ああ、まだだめか、ああ、まだ出ないのか、と
年数×十二回の落胆の繰り返し。(いまはアマゾンでもチェックするが)
特にわたしは基本、コミック派なので、
コミックが出ない限り、現状がわからぬ。
だから、待ちの姿勢のまま
(株で言うところの塩漬け状態)に。
待っていました。待っていましたよ、一生懸命に!(涙)
でもすぐコミックでないから、状況がわからなーい!
レヴィはどうなったんだ(私的に最重要項目)、
人王はどうなったんだ(二番目に重要項目)
そうまでしてでも読みたいマンガ・ 少年魔法士。
ストーリーはこんな感じだ!

悪魔喰いの能力を持った少年カルノが
神霊眼を持つ少年イブキと知り合い、
人王と戦う話。

すげえ短くまとめてみた。
これだけ読んでもまったくわからん。
詳しく知りたい人は自分で探せ!
探す価値はあるお宝だ!

新書館はたまに奇跡を起こしてくれるので、
年単位の塩漬けマンガでも希望は捨てない。
グラマラス・ゴシップだろ、
原獣文書だろ、
アーシアンは決着ついたしな。
源氏は……あれは、さすがにもう無理だな(あきらめ)。
奇跡にも限度があるもんな。

少年魔法士 とおなじく、なるしま様の 原獣文書 も
超お勧めだ。おもしろい、
とにかく なるしま様のマンガは第一話のつかみがすごい。
もう一話目で引き込まれる。
稀代のストーリーテラーという称号は伊達ではない。

実はさっき、書斎のデスク前に座ろうとして、
産卵していた神に(←間違い。散乱していた紙に)
足を滑らせて、後頭部を後ろの壁に強打した。
頭が痛い。ひさびさに、たんこぶできるかも。
つーか、たんこぶできないほうが問題だよな。
今回以上に強打したこともあるが、
それでも大丈夫だったんで、たぶん大丈夫。
風邪はひいてるし、持病はあるし、
頭部は強打しているが、
それでもわたしはノー問題。
少年魔法士 がまた読めるんだぜ!
それを考えれば、人生には まったく問題はない。

以上、相変わらず、不親切でホラ的な内容で。
ホラはええとそうだな、今回は少ないよ。
たぶん一割くらいじゃないの(頭うってるんで自信ない)。

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2010年12月 8日 (水)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――超クソゲー

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は 超クソゲー(これが書籍名) で。

知ってる人いるかなー、この本。いないかなー。
知ってる君とは握手、握手。
知らない君には耳打ち、耳打ち。
ゲームに関する本はたくさん出てる。
攻略本からノベルズ、評論、などなど。
でも、ターゲットを「クソゲー」という一点に絞ったのが、
この本。
ズバリ、クソゲーについてのバイブル、だ。

まずはっきりさせたいのが「クソゲーの定義」。
この本によれば、「クソつまらねぇゲームのことである」。
(「超クソゲー」より引用)
だが、このクソゲーを自ら進んで購入し、
プレイする勇者たちがいる。
クソゲーをけなすことを報酬と考えるハンター。
クソゲーハンター。
この本は、クソゲーハンターによる
クソゲーの名門紳士録である。

二点目にはっきりさせておきたいのは、
わたしはゲームをほとんどやらない、ということだ。
わたしは金本位制ではなく、単行本本位制をとっているため、
収入はすべて単行本を基準に考える。
それくらいの活字中毒者だ。
だから、ゲームを買うお金があるなら、本を買う。マンガを買う。
しかし、ごくごく稀に、
「ああ、ゲームがやりたいなあ」と思うときがある。
ドラクエの新作が出たときなんかがそうだ。
いままで、自分のお小遣いで買ったことがあるゲームは、
六点くらいである。
が、いかんせん、ゲーマーではないので、
遊び方がよくわからない。
信長の野望なんか特にそうで、
戦略的だと言うから購入したが、
なにをしたらいいのかわからず、
ひたすら農業と金を払う外交に努めた結果、
平和な巨大農業国家を作ってしまった。
毎日稲作をしながら、
「このゲーム、単調でつまらねえなあ」と思ってた。
やがて、やってきた友人に、
「おまえ、間違ってるよ、遊び方が間違ってるよ」といわれて、
主権を友人に譲渡。
農業国家は解体され、天下統一へ動き出したのだった。
そんな感じだから、買うゲームなんて本当に少ない。
人生二十年でゲーム六本だぞ?
そこんところをよく覚えておいて欲しい。

で、だ。
以上を踏まえてみるに、
ゲームをしないわたしがクソゲーをつかんでしまう可能性は
かなり低い。だって、そもそも購入する本数が少ないから。

ある日、わたしは本屋で 超クソゲー という本を目にし、
即買った。
わたしの中のおもしろいアンテナにひっかかったのだ。
クソゲーってなにかもよくわからないままに買ったのだが、
この本を読んで納得。
そうか、この世にはクソゲーというゲームがあるのか。
そしてクソゲーには具体的に、この本に載っているような
ものがあるのか。
超クソゲー にはかなり大量にクソゲーが記載されていた。
ソフト名、内容、発売元、評価の星数などが
赤裸々に記載されている。
ゲームをやったことがあまりないわたしですら、
この 超クソゲー のレビューを読んだだけで
のたうちまわって笑った。
くだらねえ、おかしい、発想がありえない。
そんなゲームがたくさん載ってた。
巻頭を飾っていたのは、「●の挑戦状」。(●は伏字)
もはや伝説となっているゲームだ。
うわあ、こんなゲーム、買っちゃったひとがいるんだ。
そして、「どうしても解けないよぉ」と言って泣く小学生がいたんだ。
気の毒としかいいようがない。
そう思いながら、超クソゲー を読んだ。
そしたら。
そしたら、載っているじゃねえか!
わたしが購入したゲームが!!
えええっ、あれがクソゲーなのか?!
あ、でも……。そう言われるとそうかも……。
少なくとも、あのゲームは
信長の野望以上に意味不明だった。
というか、最後の最後でミッションをクリアし、
さあ、なにが出てくるだろう?! ってところで、
オオゴケした。
二百時間以上は軽く費やしていたゲームだった。

わたしは静かに 超クソゲー を閉じた。
ああ、もう、いまのわたしには、
泣く小学生を笑う資格がない。
二十年で六本、平均十年で三本しか買ってないゲームに
クソゲーが混入していたなんて。
なんてレアな。ものすごい確率だ。
そしてゲーム初心者のわたしは、
それがクソゲーとも気づかず、なんかやたら疲れるし、
楽しくないゲームだなあと思っていた。
無知。
すべては無知のなせる業。

超クソゲー はお勧めの本です。
ゲームやらないひとでも楽しめる本です。
ただ、気づきたくなかった真実に出会ってしまうかもしれない。
覚悟はしておいたほうがいい。

以上、今日はノンフィクションで。
ホラ抜きで!(ホントに?)

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2010年12月 7日 (火)

クリスマスツリーの起源。

あまり知られていないことだが、クリスマスツリーにもちゃんと起源がある。
ツリーはキリスト教が定着した七世紀ごろからの習慣で、
キリストの生誕を祝う際に、縁起がいいものを集めて飾ったのが始まり。
現在ではモミの木が主流だが、以前は松の木だった。
永遠の繁栄を願って、常緑樹が選ばれたんだな。
飾りつけに使用する、ベルやリース、リボンなんかにも意味がある。
ベルは金運を、リースは長い寿命を、リボンは美貌を象徴する。
おせち料理にも意味があるように、
日本人はあまり知らないけど、
クリスマスツリーにもちゃんと意味があるんで、
このあたりを考えながら、飾りつけるといいよ。



以上、すべてホラで。すべていま思いついた事柄で。
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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――スプリガン と ARMS

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は二作品、 スプリガン と ARMS で。


スプリガンは たかしげ 宙様・ 皆川 亮二様、
ARMSは
皆川 亮二様・七月 鏡一様。
皆川様つながりでまとめて。

スプリガンはねー、おもしろいよー。
古代の謎ダイスキな人には超お勧め。
あやしい文書とか、水晶ドクロとか好きなら、
読んでないと損だ。間違いなく損。
わたしは映画も見に行った。スゲかった。

ARMSは長編なのに、とてもきれいにまとまってる作品。
ふしぎの国のアリスを使用して、
ここまでうまく活かしている作品を他に知らない。
内容は、
宇宙生物的なものが出てくるから、SFかなあ。
構成がとてもよくできていて、
アリス関係の伏線をきれいに回収している。
あと、とにかく名台詞が多いマンガで、
引用になっちゃうとアレなんで、詳細は触れませぬが、
ARMS 名台詞、名言なんかでググると、
かなりたくさんヒットするぞ。
個人的には「軍隊と警察」なんかが好き。
警察は軍隊とは心意気が違う。
すげえカッコよかった。

名台詞と言えば「ジョジョ」とかもそうですが、
マンガの人物が「本当に語っているとき」がある。
(わたしは電波さんではない)
なんというか、
このキャラなら、こういうよね、
この台詞の裏にはこのキャラのこういう歴史がある、
って納得がいくような台詞は、
キャラが本当に語ってると思う。
泣かせようとか感動させようとかっていう意図が見えると、
名台詞は産まれない。
そのキャラだから、そのキャラしか言わないような言葉が、
名台詞になるのだ。
そういう意味では、キャラは生きてる。

うーん、電波さんではない、と思ったけど、
わたしは電波さんかもしれんな。
よくよく考えたら、十代のころは
人間と会話した時間と本・マンガを読んでた時間が
逆転していたから、
ホンマもんの人間のことがあまりよくわからんかもしれん。
本やマンガのキャラの言ってることのほうが、
わたしにとっては説得力あるかもなあ。
よく読書を推進しましょうとPTA的な、
教育委員会的な運動があるが、
あまりにも読書だけになるのもいかがなものか。
まず、人間と話して、それから読書しましょうのほうがいいかも。
さもないと、わたしのように、
「人間のことはわからんわー」みたいになるかもしれん。
まあ、わたしは成長環境が特殊だったからこうなっただけで、
普通のご家庭ではこのような現象は起こりえないか。
そうかもな。

話がだいぶそれてしまったが、
スプリガン も ARMS も、主人公の家庭環境は特殊。
特に ARMS。
ああいう家庭に育つとSWAT的な子供になるんだな。
でも、自分がそうなるのはイヤだけど(きつそうだから)
友達にひとりそういう人がいるとおもしろいな。
「なんだ、あいつまた欠席か」
「センセェ、彼、ご両親と一緒にヒグマ倒しにいきました」
「えーっ!」
みたいな。
「こないだ登った山、思ったより苦しくなくて、楽勝だった。
前回の山のほうがきつかったなあ」
「どこ登ったの?」
「富士山」
みたいな。
楽しいだろ、
こういう非日常的なスパイスが学校にあると!
そしたら、わたしは新聞を発行する。
彼に密着して、取材して、学園新聞を作りますよ。
事実にホラを入れて、
あることないこと書きまくりますよ。
なんだ、今やってることとあまり変わらない。

ホラ吹きはどこにいても、なにをしても、
ホラを吹いているものなんですな。
つまり、やっぱり、この文章にも
ホラが入っているわけです。
混入しているわけですよ。
どこまがホラで、どこが真実かはナイショ。
まあこういうのって、えてして、
ありえねえよ!的なことが真実で、
あたりまえでしょ的なことがホラですがな。

以上、今回はホラ50%混入で。
間違いなくホラが入っている状態で。
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2010年12月 6日 (月)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ブギーポップは笑わない

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は = ブギーポップは笑わない で。

大好きですね。
既刊は全巻持ってますね。
大好きですね(二回目)。
これはいわゆるライトノベルといわれる作品ですが、
わたしの中では文学とライトノベルには境がないです。
文章なんて、読みやすいにこしたことないだろ。
読みやすくて、話がおもしろかったら、
小説はそれでいいんだよ。それだけでいいんだよ。
読みづらくて、おもしろくない話に何の意味がある。
書き手が伝えたいことが伝わらなきゃ意味がない。
真剣にそう思うぜ。
だから、本当のホンマもんの純文学は
どこがおもしろいのか、たまに理解できない時がある。
読んでみて、ええええ~意味がわからんわ、となるときがある。
芸術を愛好しているが、
芸術に愛好されていないわたし。

さて、ブギーポップ だが。
これは学園物と呼んでいいのかな?
一冊目はまあ、そう呼んでもいいかなと思うが、
それ以降は学校があまり出てこない話もあるし、
学園物からははみ出すかもね。
ブギーポップの魅力は、わたしが勝手に思うに、
やっぱりデタラメに強い構成力、物語力。
(=マンガの ラヴァーズ・キス のような)
一人称・多視点物語の真骨頂、
「あのシーンは別なキャラから見たら別な意味があった」が
ばんばん出てきて、それも魅力的。
話にのめりこんでしまう。
さらに、一人称の物語で、構成上、
どんどんキャラと視点が変わっていくのだが、
見たいところにちょうどフォーカスが合っていて、
気持ちがいい。
つうか、ブギーポップ なんてメジャーな話、
いまさらわたしが力いれて言わんでも、
どんだけおもしろいか、みんな知ってるよな?
それでいいです。
みんなで輪になって賛美しようぜ。
讃えようぜ。

風邪を引きました。
え、以前もそう言ってた?
うん、あん時の風邪は治って、
いまは別な風邪を引きました。
常に流行の最先端を走ってるわたし。
左のリンパ腺がハンパなく痛いです。
あと、肋間神経痛が出てるらしくて、
あばらがめっちゃ痛いです。
天気は晴れてるんだけど、
夜中が寒いせいかな。
だから、姿勢が前かがみ。内股。
そういう態勢だと、違う場所が痛いみたいに見えます。
ですが、病人としての名誉のため、
はっきり言わせてくれ。
わたしが痛いのはあばらであって、股●ではない。
もう一度、言う。
病んでいるのは、●間ではない!(ギレン・ザビの語調で)

以上、最終的には ブギーポップ じゃなくて
股●にこだわった今回でした。(なんやねん)

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2010年12月 5日 (日)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ちはやふる

以下、ネタバレを含むので、いやんな人はバックプリーズ。

今日は = ちはやふる で。

メジャーなマンガじゃないですか!
めっちゃメジャーなマンガじゃないですか!!
賞もとってるじゃないですか。
でも、おもしろいから。
おもしろいと思ったから。取り上げます。

ストーリー紹介。
謎のウィルス・イッシュに感染してしまった主人公チハヤ。
ウィルス治療のために必要な薬草・ヒャクニンを求めて旅立つ。
旅の途中、僧侶・アラタ、戦闘家・タイチなどと出会い、
自ら成長しながら、戦っていく熱い青春RPG。

――違いますやん、これホラですがな!
100%悪ふざけですがな!!

すんません、悪ふざけです。
あまりにもメジャーなマンガなんで
ボケても誰かが突っ込んでくれるかなと思って
いま適当にストーリーを作ってみました。
合っているのは「熱い青春」だけです。

正しくは百人一首・競技カルタに青春をかける
主人公・千早ちゃんが活躍するマンガです。
いやー、いまどき珍しいくらい、
スレてない主人公です。熱いです。
競技カルタの大会へ出場し、
クイーンを目指して、戦っていく彼女。
千早ちゃんと太一くん、新くんの三角関係から
目が離せない。
互いが互いをとても尊敬しあっている三人なので、
誰と誰がくっついてもふしぎはない。
→ 太一くんと新くんがくっつくことはないのでは?
(脳内からのつっこみ)
誰と誰がくっついてもふしぎはない!(断言)
いいじゃないですか、恋愛よりも友情をとって、
オレやっぱおまえが大事だよってのもアリじゃないですか。

ええと、すんません(二回目)、
今日のわたしはテンションがおかしいです。
たぶんさっき、レベルE を
読んでしまったからだと思います。
今日は レベルE を
取り上げるべきだったのかもしれません。
いや、レベルE のせいにするのもおかしいですね、
すんません(三回目)。

ちはやふる は強くお勧めです。
男子も女子も、今後の展開にわくわくすると思うぞ。

あと最近気になってるのは「とめはねっ!」
おもしろい予感がする。
今度のお小遣いが出たら、買います。
たぶん来年に。
(12月度のお小遣いはすでに消化してしまった中旬のわたし)
サンタさん、わたしに図書券10万円分をください。
もしくはお年玉が欲しい。
わたしはお年玉が欲しいぞ!(→執事を見る。目をそらされる)

今日はこんな感じで、もうおしまいです。
明日にはいつもの調子に戻っていると思いますが、
思いたいですが、
今日はこんな感じで。
いい感じで。
以上、ホラのパーセンテージより、
捏造の内容がひどかった今日でした。

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2010年12月 4日 (土)

クリスマスのせつない思い出。

十二月に入ると、必ず思い出してしまう記憶がある。
……君との別れだ。
あの冬は寒い冬だった。
一緒にアツアツのメンチカツ買いに行ったね。
あんなにすぐに別れるだなんて、思ってもいなかった。
いまでも君の温かさを覚えている。
雨の日にしみこんできた水の冷たさも。

使いこんだスニーカー。
クリスマス後に知らないうちに
おかんに捨てられたスニーカー。
初めて自分で買ったコンバースのスニーカー。
穴が開いていたスニーカー。
さようなら。
さようなら、ぼくのスニーカー。



以上、純粋にピュアなホラで。
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2010年12月 3日 (金)

サンタクロースの起源。

一般によく知られているように、サンタクロースの起源は
キリスト教の聖人である。
聖ニクラウスと呼ばれていたドイツの神父で、
よいことをした子供たちに、クリスマスに
お菓子を作って配っていたのが始まり。
実は悪い子供に罰を与える黒いサンタもいて、
これは後に悪魔へと発展する。
ちなみに、ハロウィンの「トリック・オア・トリート」ってのも
同じ起源から来ていて、悪戯かお菓子か、
つまり罰かご褒美かってこと。
十二月なので、まず最初にサンタの起源を周知する。



以上、まあ、それっぽい情報も入れてるけど、
いま適当に作ったホラです!!
子供にお菓子配ってるだけで聖人になるわけないだろ。
そんなにキリスト教の聖人の基準は甘くないよ。
奇跡を起こさないとダメなんだよ。

すべてすがすがしい笑顔でお届けしました。
清らかなお子様の前でも堂々とホラを語りますよ、わたしは。
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クリスマス特攻隊。

さて、十二月だ。今月はクリスマスがある。
クリスマスがあるのだよ、諸君!!
エイプリル・フールがある四月と並んで、
正式にホラを吹きまくってもいい月!
赤い服着た年齢不詳の不審人物が
屋根の上に発見されてもOKな月!
「クリスマスだから」といえば、だいたい許される月だ。

わたしも、すでに活動を開始している。
子持ちの友人の家にはアドベント・カレンダーを配布し、
クリスマスについて洗脳を開始しているのだ。
クリスマス当日はなにをしようか。
あああ、楽しみだなあっ!!!
ある女の子はプリキ●アになりたいそうだ。
その夢を、シャランラとかなえてあげようかなあ。
それがいいかもしれん。
男の子はもう仮面ライダー世代に突入しているから、
変身セットでは物足りないかも。
ものすげえリアルな虫の玩具とかあげたらどうかな。
泣くかな。なんに使うかな。後日談が楽しみだ。
準備しないとな。
突撃あるのみ! ホラ吹きまくるぜ!!

今年は何日まで「ラストクリスマス」と
「きっと君は来ない」を聞かずにいられるだろうか。
毎年聞かないですませようとするんだけど、
薬局とか思いがけぬところで聞かされてしまうんだよな。
聞かないように頑張ろう(別に嫌いではない。単純に習慣で)

執事の執事の羊のひいちゃんに
赤いお帽子をかぶらせたら、かわいいだろうなあ。
ツリーはもう来てるし、飾りつけも済んだ。
あと、
今年のクリスマスはサンタになにをお願いしようか。
楽しみだなああああっ!
ああ、本当に、楽しみだなあっ。



以上、年齢に関係なくはしゃいでる感じで。
けっこうノンフィクションで。

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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――アジアンビート

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は、 アジアンビート で。知らんというひとが世界の99%かも。

著者は水月博士様。2002年初版発行のマンガである。
水月様は 悪魔のオロロン も好きで持っているが、
ここは アジアンビート で。

このコミック・アジアンビート は短編集で、
四つのお話が入っているのだが、
特に後ろの三つがお気に入り。
主人公の虫くんと
(ホモ・サピエンスだが「虫」と命名されている)、
幼馴染の雪ちゃん、
虫くんの妹のジャムちゃんの三人のお話。
すげえよ、始まって一ページ目でキスシーンあり。
先生と虫くんのキス。どんだけとんがってるんだ、って話。
幼馴染マンガという意味では、
っポイ! と同じなのだが、カラーがぜんぜん違う。 
なんというか、せつない。
なんでこの世界はこうなんだろうね、
やりきれないことがいっぱいあるよね。
きれえな、楽しいことも(ごくたまに)あるけどさ、って感じ。
虫くんは幼いころから父親から暴力を受けまくり。
ジャムちゃんは にいちゃんが親父のせいで、
死にそうになるのを見ながら育った。
幼馴染の雪ちゃんはいいやつなんだが、
母親が暴力団の組長の愛人で自殺しており、
精神的にちょっと亀裂が入ってるぞ。
どこをみても、無傷な人がいない、
よくマンガにありがちな幸せそうな人はいないマンガ。
でもどん底みたいだけど、
きれえなものもあるんだよ、
全部が全部、汚くてどうしようもなくて
悲しいだけじゃないんだよ、
って、最後に余韻が残るような物語だ。
この話は続きが読みたかったなー。
でも、三話で終わってるから、余韻があるのかなー。
他のジャンルでたとえると、スガ・シカオみたいかな。(違うか?)
世界には闇が厳然としてある。その前でヒトは小さい。
でも、小さいのがいとしい。負けてしまうのがわかっていて、
切なくなってしまうけれど、いとしい。
そんな感じ。
上質のマンガだと思うぞ。
世界について嘘をついていないと思う。
読んでみれば。
ただ、嘘をついていないがゆえに、
好き嫌いが分かれるかも。
わたしは好きだが。
世界に対して目をそらしたくないので。

高校生のとき、神様はいないということを理解した。
小学校五年生のときに、
物語はフィクション(架空)であるということを理解した。
どちらも普通のひとに比べると、たぶん、とても遅い。
それはわたしが特殊に育てられたからなのだが、
わたしから見ると、世界はとても美しく、とても残酷だ。

神様はいないということを理解したきっかけは、
あるアフリカの少女だった。
民族ゲリラが学校の寄宿舎を襲い、
男子は兵士にするため、女子は奴隷にするために連れ去る。
少女は奴隷となり、暴力を振るわれ、(もちろん性的な暴力も含む)
両手を手首で切り落とされて、戻ってきた。
神様はいない。少なくとも、人間が考えるような、
人間に都合がいい、善悪を峻別するような神様はいない。
その少女を見て、わたしはそう思った。
きっと彼女は何回も、神様助けてと祈ったに違いない。
きっと彼女は何回も、お父さん助けて、
お母さん助けてと願ったに違いない。
でも、誰もなにも、彼女を助けなかった。
彼女にこんな扱いをされねばならない罪があるのか。
とてもそうは思えない。
こんな恐怖と苦痛と屈辱に対面した少女に、
「神様はいるんです。悪いやつを裁いてくれるんですよ」なんて、
わたしにはとても言えない。
あとで裁くなら、なぜすぐ助けない?
助けられるのに助けないのなら、
神様とゲリラに何の違いがある?
ゆえに、世界の真ん中に
牧師様が説くような神様は存在せず、
空洞だということを、わたしは理解した。

だが、逆説的に、
このアフリカの少女のようなひとたちを
救うことができるのは、人間ではなく、
内なる神しかいないかもしれない。
もはや世界に対して絶望しか抱かない人々を救えるような存在は、
同胞であり、彼らを傷つけた人間ではなく、
神様のような存在しかないのかもしれない。
本当に、皮肉なことに。

いま、アジアンビート について書きながら、
そんなことをつらつらと思い出して、
考えこんでいたぞ。
世界って一体なんだろうな。
世界って一言でくくっちゃってるけど、それは
膨大な数の人間でできている。
人間ってなんだろうな……。
これを考え始めると、
キリがないので、もうやめます。(あっさり)
今日はもう十分考えました。
あとはおやつと夕飯について考えることにします。

以上、今日は全ホラで!(テヘッ)
こんな話、ホラ話ってことにしたほうがいいよ。
現実だったら辛いでしょ。
まあ、現実って辛いんだけど。

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2010年12月 2日 (木)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――図解 実戦マーケティング戦略

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は= 図解 実戦マーケティング戦略・佐藤義典著 で。


Q:えええええっ?! これ、文学じゃないじゃないですか!
A:そうです。マーケティングの本です。
Q:いままで紹介してきた本の傾向と違うじゃないですか?!
A:そうです。違います。ですが、今たまたま机の上にのっていたので、
取り上げました。
「たまたまのってただけ」でも、
おもしろい本しか家内に残さないので、大丈夫です。
この本はおもしろいです。
わたしのおもしろい引き出しに入っているので、
ノー問題です。わたしは守備範囲が広いのです。

以前、ちょっと書いたことがあるが、
わたしは子供のころ、帝王学というやつをやらされた。
そこでは戦略や戦術、人間心理、偉人伝なんかをやったのだが、
その影響で、けっこう戦略の本は好きだ。
もっとも、戦国時代の戦略の本をそのまま、
現代のビジネスに反映させるのはかなり無理があると考えている。
時代が違うだろ……。戦略の前提が違うだろ……。
いまの時代は土地をめぐって戦ってるわけじゃないし、
天下統一を狙ってるわけでもないだろ。
部下が上司に忠誠を誓ってるわけでもないから、
そのあたりを考えに入れようよ。
戦略のエッセンス的な、考え方的なものは
現代でも活かせるとは思うけどな。

で、このマーケティングの本ですが。
わたしの戦略好きにひっかかった本なのだが、
おもしろいよ。
どうやってお客を呼ぶか。
どうやってブランド、企業をプロデュースしていくか。
他の本はけっこう散漫な、アイデア集みたいのが多いのだが、
この本は分析から、戦略の立て方などを具体的に
詳しく話してくれている。
ここまで体系だってきちんと説明してくれて・一冊でまとまっている本は
あまりないような気がする。
企業にお勤めの方は読んでみるといい。
自分の会社への見る目が変わります。
使われている例も、「スタバ」と「ドトール」とかだから、
わかりやすいし、企業の舞台裏をのぞいた気分だ。
もっとも、いまのわたしは貴族なんで、
マーケティングの本を持っていても、何の役にも立ちません。
ぜんぜん使いません。昼寝の枕くらいにしかなりません。
無駄ァ、無駄ァ、無駄ァ、無駄ァ、無駄ァ、無駄ァ、無駄ァ、無駄ァッ!!
それでも、その本をあえて持っていて、
紹介するのが、わたしだ。
ドラッカーなんかも好きなんで、機会があったら、紹介するかも。

ええと、これからもこの本の紹介ブログは
タイトルに「わたしが勝手に思うに」とあるように、
勝手におもしろいと思ったものを取り上げていくぞ。
今回はたまたまマーケティングの本だったが、
おもてなし料理の本、美術入門書、ビジネス書、各種マニュアル、
おとぎばなし、TOTOのトイレットペーパーの本まで、
幅広く、おもしろけりゃ取り上げていく。
もちろん、文学や児童文学が多いとは思うが。
わたしはマニュアル系もたくさん持っているぞ~。
完全自殺マニュアルはまあ基本だが、
詐欺マニュアル、ヒモマニュアルなんかも持ってる。
別にやろうとしたわけではなく、
「おもしろそうだったから」買っているのだ。
今後も、たまに、今日みたいな外角球が混じります。
自分に合わない外角球の日は、
「あれ~、わけわからんわ」と流してくれていい。
でも、その本をアマゾンで検索くらいはしてみるといいよ。
視野が広がります。
おもしろいから。少なくともわたしはおもしろいと思ったから!!
こんだけ守備範囲が広いので、
たぶん、ずっとこのブログを読んでいくと
一冊くらいは「これ、超おもしれえぇっ」という本にめぐり合うと思うぞ。
その一冊のために、読みにきてくれると嬉しい。

以上、今日はホラ少ないよ! 1/3くらいのホラ!
でも1/3はフィクションッ。
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2010年12月 1日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――3月のライオン

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は 3月のライオン で。5巻出たよ。

前回の ラヴァーズ・キス が恋愛ものなら、
3月のライオン は空気マンガだよ。
ええ? わかりづらいって?
だから、空気なんだよ、空気。
なんとなく漂ってる雰囲気が極上のマンガ。
もちろんストーリーはしっかりしてるし、
キャラたちもみな個性豊かで(スミス最高!)、
おもしろいんだけど、
かもし出される空気がとても優しいマンガなのだ。
5巻の終わりのほうで、ちょっと不穏な感じになってきとるが……。

簡単に説明すると、主人公は騎士。いや、棋士。
将棋を指すプロで高校二年生(になった)。
これがナイーブな主人公で、
わたしだったらこんな迷わねえよ的なところで
丁寧にひとつひとつつまずいて、真面目に考えてる。
まあ、わたしは人生が人並み以上に
ザックリしていることにかけては定評があるので、
零くん(主人公)と比較にするのは不向きなのだが、
とにかく零くんは考え深いし、繊細。
なかなかうまく人の輪に入れなくて、悩んだり、
悲しんだり、義姉さん問題で動揺したりする。
そんな彼がある姉妹と知り合い、少しずつ
いろいろなことを得ていくマンガだ。
まだ続いている物語なので、
ラストがどうなるのかわからないが、
零くんにとって、幸あるラストであるといいな。
本当に優しい、真面目な青年なのだよ。

でも、そういうひとに対して、
えてして世の中は残酷だよな。
いままで幼稚園から考えて、
とても優しい友人が何人かいたが、
みな傷つきやすく、いじめられやすかった。
ガキ・子供の世界は不条理だから、
自分と少し違うだけでいじめたりする。
零くんみたいに、うまく自分を出していけない子は
それだけでいじめられたりする。
つらいよな。

もしも、わたしが零くんの立場だったら、
まず後藤を階段の上から突き落としに行く。
(直接攻撃では負けるので、間接攻撃で)
もしくは後藤の奥さんにブチまけに行く。
(直接攻撃では負けるので、精神攻撃で)
このように、卑怯な攻撃力を持っていると、
あまり繊細ではなく、ザックリした人生になる。
ある意味、ガッカリした人生になる。
どんな人生でも、まあ、好きなように生きたらいいと思うが、
優しい人には、優しくしたいな。
嫌なやつはどうでもいいけどよ。
かつて男爵を継いだときにわたしが父に言った台詞、
「好きな人を大事にできない・優しくできないやつはクズだ」は、
わたしのポリシーだ。
ひねくれものですから、と言って、好きな子いじめしたり、
傷つけたりするのは、器が小さすぎる! マイナスすぎる!
優しい人に優しくして「好きだよ、君が」と言われるほうが
ずっとずっと得だぞ。
もちろん、わたしは根性曲がりなんで、
晴れ時々意地悪だ。で、嫌がられて落ち込んだりもする。
忙しいね。まあね、それがザックリした人生だからね。

以上、半ホラくらいで。たぶん半分以上はフィクションで。
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