« 悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その三。(最終回) | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――3月のライオン »

2010年11月30日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――園芸家12カ月

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は 園芸家12カ月 で。

聞いたことない? うん、普通 知らないと思うぜ、この本。
こんなタイトルだが、この本は園芸の専門誌じゃない。
カレル・チャペックというおっさん(?)が書いた
園芸家の一年間を記したエッセイだ。

ただのエッセイじゃねえよ、すげえ熱いエッセイだ。
まあ12カ月ってタイトルに入ってる通り、
まずは冬(早春)の園芸家のありさまから
始まるんだが、熱い。すでに熱い。
新しい種にわくわくしたり、温度計叩いたり、
「園芸家ってこんなにアクティブなの?!」と思うような
生態が明かされている。
やがて季節が移ろっていくと同時に、
園芸家のやるべきことや興味の対象も変わっていくのだが、
終始一貫しているのは「熱い」。フィーバー。
なんというか、ごひいき野球チームの接戦を
ビール呑みながら観戦してるおやじのようなテンション。
自分ちの庭の状況に一喜一憂したり、
新種の花が咲くのを恋人に会うかのように待ちわびていたり、
天候をくそみそにののしったり、
常に高いテンションで一年を過ごしている。
こんだけテンションが高いと長続きしないんじゃないかと思うが、
おそらくそれを何年も続けているのが園芸家。
とても読みやすい文体で、おもしろいことが連続するので、
「女二人のニューギニア」並みのお勧め度。
いいよ、おもしろいってば、この本。

我が家にも庭はあるが、荒れ果てているぞ。
庭師が失踪してしまったので、
もうどうにもならん。
カレル・チャペックみたいなひとが来てくれると、
たぶん天国に近い場所になると思うんだが、
いまは賽の河原に類似した状況だ。
なぜ庭師が失踪したかというと、
これまた長い理由があるので、省くが、
とりあえず、ウチにむいていなかったのだ、としておく。
先日 執事の執事を募集したみたいに、
庭師も募集しようかなあ。
でもさ、庭師は仕事のスパンが長い(年単位)だから、
誰がいい庭師なのかわかりづらいのよ。
やっぱ推薦状を持ってる人を募集だろうか。
屋内にいい執事、屋外にいい庭師がいてこそ、
貴族の館として万全なわけで、
いまは片肺運行中みたいなもんだ。
いずれ真剣に考えるぞ、庭師問題は。

以上、すがすがしく全ホラで。いい加減全開で。
お気に召したら、下記をクリック。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

« 悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その三。(最終回) | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――3月のライオン »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568051/50174107

この記事へのトラックバック一覧です: この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――園芸家12カ月:

« 悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その三。(最終回) | トップページ | このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――3月のライオン »