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2010年11月27日 (土)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――グラン・ローヴァ物語

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は グラン・ローヴァ物語 だ。
作者・紫堂様には他にも名作がたくさんあるが、
(辺境警備とか好きだな)
あえて、ここは グラン・ローヴァ物語 で。


タイトルのグラン・ローヴァってのは
「放浪の賢者」って意味で、
世界で一番偉い(?)賢者のことだ。
主人公の詐欺師・サイアムはひょんなことから
グラン・ローヴァと知り合い、旅することになる。
旅の途中で、サイアムは世界に影響する力を得てしまうのだが、
同時に、人類の業を知り、
その力の使い方を考えなければならなくなる。
彼が出した結論は――。って話。
深い。深いよ、このマンガ。
最後のほうの
「許してくれるからこそ 傷つけてはいけないのだ」ってとこで、
わたしは泣いた。マジ泣きした。
 世界っていったいなんだろうね。
 人類は世界をどうすべきなんだろうね。
 このままでいいのかな。
そんなことを考えさせられるぞ。
このマンガはけっして説教くさくないし、
考えさせようという意図が透けて見えるわけじゃない。
読んでいくうちに、考えずにはいられなくなるんだ。
それは物語の力だよな。想像させる力だ。
語り手の力量だよ。
紫堂様をわたしはすごい尊敬しているぞ。
いつかわたしも、立派なホラ吹きになって、
人々を感動させられるようになりたいな。
感動して、笑わせられるようになりたい。
そりゃ、最後はネタバレして笑わせなきゃダメさ、
ホラはね。そこが物語と違うかな。
ホラはユーモアだからね、オチがないとな。

自分で物語を作るとしたら、どんな物語を作る?
絶対ハッピーエンドじゃなきゃダメかな?
それとも心にしみじみ沁みる切ない結末?
どれもありだよな。どれでもいい。
だが、わたしの執事は以前、
「わたしはハッピーエンドがいいです」と言っていた。
なぜ? と訊いたら、
「みんなが笑顔で終わるのがいい。
笑顔がこれからも続いていくのがいい。
ホラも物語も。わたくしはそう思います、ご主人様」
って言っていた。
あいつ、黒ミサやったり、女に騙されたりするけど、
根はすげえ真面目で、何事に対しても真剣なんだよな。
もし、全世界のひとが、みんなあいつみたいだったら、
戦争なんてなくなるんだろうな。
ああ、そしたら、でも、つまらなくなるかもなあ。
あいつ、笑うのは好きだけど、笑わせるのは下手だから、
笑いがなくなっちゃうかも。
じゃあダメだね。いろんなひとがいないとね。
やっぱり、多様性が世界を支えているんだな。
そう、結婚詐欺をやるようなやつがいるんなら、
そいつらを、呆然とさせるようなひともいなきゃならないよな(笑顔)。
現在 わたしは悪だくみ中なので、
人を陥れることを考えているのだが、
ヒッジョーに楽しいな。ああ、ヒッジョーに上機嫌だ。
人の足元に穴を掘るのって、なんでこんなに楽しいんだろう。
とか言ってるときに、自分の足元に穴掘られてたりするから、
要注意だな。

以上、半ホラくらいで。(2/3ホラくらいかな?)
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