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2010年11月

2010年11月30日 (火)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――園芸家12カ月

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は 園芸家12カ月 で。

聞いたことない? うん、普通 知らないと思うぜ、この本。
こんなタイトルだが、この本は園芸の専門誌じゃない。
カレル・チャペックというおっさん(?)が書いた
園芸家の一年間を記したエッセイだ。

ただのエッセイじゃねえよ、すげえ熱いエッセイだ。
まあ12カ月ってタイトルに入ってる通り、
まずは冬(早春)の園芸家のありさまから
始まるんだが、熱い。すでに熱い。
新しい種にわくわくしたり、温度計叩いたり、
「園芸家ってこんなにアクティブなの?!」と思うような
生態が明かされている。
やがて季節が移ろっていくと同時に、
園芸家のやるべきことや興味の対象も変わっていくのだが、
終始一貫しているのは「熱い」。フィーバー。
なんというか、ごひいき野球チームの接戦を
ビール呑みながら観戦してるおやじのようなテンション。
自分ちの庭の状況に一喜一憂したり、
新種の花が咲くのを恋人に会うかのように待ちわびていたり、
天候をくそみそにののしったり、
常に高いテンションで一年を過ごしている。
こんだけテンションが高いと長続きしないんじゃないかと思うが、
おそらくそれを何年も続けているのが園芸家。
とても読みやすい文体で、おもしろいことが連続するので、
「女二人のニューギニア」並みのお勧め度。
いいよ、おもしろいってば、この本。

我が家にも庭はあるが、荒れ果てているぞ。
庭師が失踪してしまったので、
もうどうにもならん。
カレル・チャペックみたいなひとが来てくれると、
たぶん天国に近い場所になると思うんだが、
いまは賽の河原に類似した状況だ。
なぜ庭師が失踪したかというと、
これまた長い理由があるので、省くが、
とりあえず、ウチにむいていなかったのだ、としておく。
先日 執事の執事を募集したみたいに、
庭師も募集しようかなあ。
でもさ、庭師は仕事のスパンが長い(年単位)だから、
誰がいい庭師なのかわかりづらいのよ。
やっぱ推薦状を持ってる人を募集だろうか。
屋内にいい執事、屋外にいい庭師がいてこそ、
貴族の館として万全なわけで、
いまは片肺運行中みたいなもんだ。
いずれ真剣に考えるぞ、庭師問題は。

以上、すがすがしく全ホラで。いい加減全開で。
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悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その三。(最終回)

これまでのあらすじ:
我が黒羊男爵家の執事を騙した結婚詐欺師の美知子さん。
美知子さんは人類とは思えぬダルマ型の身体を持った生物だったが、
わたしは復讐のため、執事の名を借りて美知子さんに接近、
うまく会うことができた。その席上でわたしは話し始める――。

「なんでも言ってください。
きっとお役に立ちます」
わたしは、はにかむように笑ってみせた。
「ひっしーさん……」
美知子さんは視線(らしきもの)をテーブルの上に落とし、
ふるふると震え始めた。
なんだ、故障したのか?
「うう、うわぁああぁん」
ダルマは両目らしき裂け目からからなにか液体をこぼす。
なんだろう、これ。
予想ができないので、触れないように注意しよう。
「あたしぃ、あたしぃ、そんな親切なこと言われたことなくてぇ」
美知子さんは言った。
「もう本当につらくてぇ、誰かにすがりたかったのぉ」
よし! 流れがこっちにきているぞ。
「実は、実はぁ、すごい困ってて、もうパパもママも限界でぇ」
「どうしたんですか」
「弟の、弟の渡米費用なんだけどぉ、足りなくてぇ。
あと三百万、どうしても必要なのぉ。
もう、どうしたらいいのか……わかんなくてぇ」
ひっしーさん、わかってくれるぅ? とダルマが言った。
うん、よくわかるとも。
これが結婚詐欺というものなんだね。絵に描いたような詐欺だ。
おそらく、わたしが自主的に協力を言い出したから、
二軒目でやるはずだった演技を早めて、
ここで始めたのだろう。
ここからが正念場だ。
「……苦労したんでしょう、美知子さん。
わかります、わかりますよ」
「ひっしーさん」
「でも、もう心配しないで。わたしがついています。
何も心配せずに、任せてくれればいいんです」
「本当にぃ……?」
「ええ、すべてお任せください。
誠意の証拠をお見せしますから」
わたしは微笑み、ふところへ手をやった。
財布を出す。分厚くカードと札束で膨れたサイフだ。
札束は子供銀行券だが、この際、厚さが出ればいい。
美知子さんの視線(?)が釘付けのサイフをテーブルに置き、
もう一度、内ポケットから違うものを取り出す。
細長い封筒だ。昨日、カラープリンターで作った小道具だ。
封筒を半分開き、中のチケットがのぞくようにする。
「明後日ですけど、これでいいですよね。
安心してください」
「明後日ぇ?」
「はい」
脳裏で場の伏せカードを開く。
わたしはサイフをしまった。封筒を指先で示す。
「明後日、朝十時のニューヨーク行きの便のチケットが
四枚あります。ご両親と美知子さんと弟さん。
これで渡米できますよ」
「――……」
ダルマの口らしき器官が開いた。
わたしは語り続ける。
「パスポートはもうあるし、渡米する体力も
問題ないようですから、この便で行っちゃって下さい。
ホテルと国内線も手配済みです。
手術にはわたしの父の友人で、
世界的な心臓外科の権威である
カリフォルニア大学の
アーノルド・ワイズ教授のスケジュールを空けていただきました。
手術成功率八十七%です。
大船に乗ったつもりで、ご遠慮せずにどうぞ」
牛革の手帳を開き、日付を確認するふりをした。
ダルマは固まっている。
「……ぇ……」
「飛行機はもちろんファーストをご用意しています。
付き添いの医療チームも手配済み。
明後日の四時にはリムジンでお迎えにあがります。
三百万円なんて水臭いじゃないですか。
あとは美知子さんたちが荷造りするだけですよ」
よかったですね、と言って、わたしはシャンパンを飲んだ。
お酒がおいしい。さっきとは別の飲み物のようだ。
「もっとも、荷造りも看病しながらでは
たいへんだと思ったので、
引越しセンターの荷造りサービスを手配してあります。
正確には荷造りの指示だけ、出していただければけっこうです。
おたくはどちらですか。
電話番号と住所を教えてください」
「え……」
「やだなあ、美知子さん、そんなに気を使わないでください。
大変だったんでしょう? もう全部一気に解決ですよ。
遠慮なく、ご自宅の電話番号と住所をどうぞ。
引越しサービスとリムジンがうかがいます」
「えぇぇとぉ……」
ダルマは左を見て、右を見た。なにかを探しているようだ。
「さあ、電話番号と住所を。話が進まないじゃないですか」
わたしは笑顔で迫った。
「ちょっとぉ、いますぐってのはぁ、都合がぁ……」
「あ、そうですか。いつならいいですか。
スケジュールを変更します。そういうことはお任せください。
で、電話番号と住所を教えてください」
「電話番号と住所……」
ダルマはあわあわと頭部を回転させ、
「ご、ごめんなさいぃ、ひっしーさん、わたしのことは忘れてぇ!」
赤いバッグを抱えて飛び出そうとした。
はしっとその手(らしきもの)を、わたしはつかんだ。
「どうしたんですか、美知子さん。
さっきまであんなに楽しそうだったのに。
今日は遅くなりそうだって言ってたじゃないですか。
さあさ、座って、電話番号と住所をどうぞ」
「……くぅぅ……」
ダルマが震えながら座る。わたしはにこやかに言った。
「もし電話番号と住所が無理でしたら、
すべての計画をキャンセルしなければなりません」
「あ、はいっ、キャンセルでぇ!」
「アメリカは訴訟国家ですから、
きちんとキャンセルしないと訴えられるかも。
日本の警察に介入されるのもイヤでしょう?
キャンセル料金が発生します。
飛行機そのほかもろもろ込みで、
ちょうど三百万円。
電話番号と住所が無理なら、
払っていただけますね?」
「じゃ、じゃあこれから電話番号を言いますぅ」
「おっと」
わたしは携帯電話を取り出した。
「電話番号をうかがったら、すぐにかけてみます。
ご連絡は早いほうがいいですから。
じゃあ、どうぞ」
これでもうデタラメな番号を言うことはできない。
「……ぅぅぅ、三百万か、電話番号ぅ……」
チェックメイト。
ホラ吹きにかかれば、
ウソつきなんて、この程度だ。

わたしは燃え尽きて灰になったダルマを置いて、
レストランを出て、夜空へ向けて伸びをした。
手にはダルマ・美知子さんが書いた
三百万円の借金の念書を持っていた。
請求する気なんか初めからないが、
美知子さんはこれから借金の督促に怯えながら
生活するのだろう。
とうぶんはこれに懲りて、結婚詐欺はしないと思うぞ。

あーあ、よくよく考えたら、
くだらないことでホラを使っちゃったな。
ちょっとブルーになりながら、
わたしは念書を細かくちぎり始めた。
この程度のことにホラを使っていたら、
ご先祖様に叱られてしまうというもの。
執事が騙されて頭にキてしまったからの
行動だったのだが、
まだまだ修行が足りないぜ。
やるんなら、もっとスマートな方法があったかもしれないしな。
わたしはしょんぼりしながら、目に付いたゴミ箱へ
念書を捨てた。
未確認生物に接触してしまったし、
刺激的な夜だったが、やっぱり鬱屈しちゃうなあ。
執事、殴っとこうかなあ。

おじいさま、わたしはまだまだ、未熟者でございます。
今日は、帰ったら早く寝よう……。
いや、マンガ読もう……。



以上、そんな感じで、しょんぼりしながら成功したホラでした。
すべては純粋なホラで。ありえない出来事で!

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2010年11月29日 (月)

悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その二。

今日、我が家の執事を騙した結婚詐欺師・美知子さんに会った。
現れた「美知子さん」は外見は主にダルマに類似した、
日本語を解する二足歩行生物だった。
わたしと美知子さんはイタリアンの店に入り、
初めてのオフ会として、麗しい会話が始まったのだが――。

「初めはロゼシャンパンなんかどうですか」
「いいわっ、美知子、嬉しいぃッ」
またくねくねと謎のしぐさをするダルマ。
わたしは話を続ける。
「メールにも書いたんですけど、
弟さんの容態はいかがですか。
今日はお姉さんを借りちゃって、大丈夫なんですか」
「いまは容態はだいぶ安定してるからぁ、
一日くらい、平気よぉ」
「話とかできるんですか」
「それくらいわねぇ」
「渡米する体力はあるってことですね、
よかった」
「心配してくれてありがとぅ」
ここで、またY字型ピースサイン+ウィンク。
この必殺技はダメージがハンパない。
あと二回もくらえば、わたしはテーブルに沈むだろう。
「あ、シャンパン来ましたね」
二人でグラスを掲げる。
「今日の出会いに」
「楽しい時間にぃ」
乾杯、とグラスを合わせる。
それだけでこちらのグラスの中身が
放射性物質に汚染されたような気がした。
大丈夫、わたしはデキる子。デキる子。
自分にそう言い聞かせて、シャンパンを含んだ。
美知子さんは一気にグラスを空けた。
「お酒、お強いんですか」
「強くはないけどぉ、ダイスキッ」
うげおっ! 「ダイスキ」ってところで
ダルマは丸い両手に顎をのせてウィンク。
予想外の攻撃にダメージ20000000000ポイント。
そういえば、わたしは数日前に
前頭部を怪我していたのだった。
古傷が開きそうだ。
「ひっしーさんはぁ、このお店、よく来るんですかぁ」
美知子さんが周囲を見回しながら言った。
正直、美知子さんは店の中で浮いている。
いや、人類としてももちろん浮いているのだが、
この店は客層がいいので、
紳士淑女が多いのだ。
だいたい一回の夕食で、ふたりでお酒込みで
七万~九万くらいだろうか。
わたしは店のランクに合ったかっこうをしている。
「父の代から来ています。ここぞっていうときだけですが」
「そうなんだぁ、お金持ちなのねぇ」
「そんなことはないですよ、不肖の不出来な跡取りです」
高い店には意味がある。舞台装置としての意味が。
そのために父もわたしも、この店を使うのだ。
「お金かあぁ……」
美知子さんは少し潤んだ目で
(たぶん目だと思う。左右対称に二個ついてるから)
わたしを眺めた。
「そっかぁ、貯金してるってメールにあったもんねぇ」
「ええ。
やっぱり素敵なひとにつりあう自分でありたいですからね。
自分にも投資しますし、
将来を考えて、貯金もしますよ」
「ちょっとうらやましいぃ……」
ダルマは呟いた。
「美知子さんにも、なにか、夢や目標はないんですか」
「いまはぁ、弟の渡米準備でいっぱいいっぱいだからぁ。
親も、わたしもぉ。
こうゆうゆとりがあるお食事って久しぶりぃ……」
運ばれてきた前菜はマジックのように
美知子さんの口の中へ吸い込まれた。
バキューム? その口はバキュームなのか?
身体構造が謎だ。
「やっぱり渡米の準備って大変なんでしょう?
パスポートはもうあるんですか」
「うん、パスポートはあるのぉ、ただ……」
「”ただ”?」
「なんでもないぃ」
ダルマは首を振った。
「あの、美知子さん」
わたしは脳裏でカードを切り始めた。伏せカードを場に置く。
「初めて会ったばかりで、
こんなことを言うのは失礼かもしれないんですけど」
「え、なあにぃ?」
「わたしは、美知子さんに、できることがあったら、
なんでもしてあげたいんです。
いえ、してあげるなんて言い方は傲慢ですね。
なにか、わたしにできることはないですが」
「ひっしーさん……」
「一目会って感じました。
なんでも、協力したいんです。
遠慮なく言ってください」
(その三へ続く)



以上、純粋なホラで。むしろもう妄想のレベルで。
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悪だくみ進行中。VS結婚詐欺・その一。

今日、我が家の執事を騙した
噂の結婚詐欺師・美知子さんに会ってきたぞ。
以下、だいたいの流れ。

待ち合わせの渋谷のモ●イ像前に到着して、
わたしは首をかしげた。
執事が美知子さんからもらったという写真の
AK●48の少女っぽい人物は存在していない。
一応、待ち合わせの合図として
わたしは「赤いジャケット」を着て
美知子さんは「赤いマフラー」をつけているという話だったのだが、
それらしい人類はいない。
強いて言うなら、全身赤に装った不審物がいるが、
ホモ・サピエンスというより、ダルマである。
A●B48との共通点は「二足歩行しているらしい」くらいだ(性別は不明)。
「ちょっと早く着いちゃったかな」などと呟いて、
わたしは待ちの姿勢になったのだが、
ダルマが接近してきた。
ん? なんだ? 二頭身の怪人が
妙に甲高い作った声でなにか言ってるぞ。
「えっとぉ、もしかして”ひっしー”さんですかぁ」
「はい、”ひっしー”ですけど」
なぜ、ダルマがそんなことを知っているのだ?
「きゃー、よかったぁ、あたしですぅ、”美知子”ですぅ」
「――は?」
「美知子ですっ。きゃはっ」
ダルマは眼の横にY型のピースサインを作って、
ウィンクした。
ダルマのセクシーポーズに「悩殺」されるわたし。
「悩んで殺される」とは、まさにこのこと。
ダメージ50000000000ポイント。
「でもお、ちょっとわかんなかったですぅ。
ひっしーさん、写真のイメージと違うしぃ」
「……え、そうですか?」
わたしは渾身の力で震える膝を支え、
どうにか笑顔らしき表情を絞り出した。
「こっちの角度から見ると、
ジャニー●の●潤とそっくりって、
私的にもっぱらの評判なんですが?」
ダルマはわたしを別の角度から眺めて、
「美知子、わかんないぃ」などとほざいた。
どうやらこの生き物・美知子さんは日本語を解するらしい。
意思の疎通は可能なようだ。
美知子さんの予想外の攻撃力に、
わたしのペースが乱れそうになる。
いかん、態勢を立て直さなければ。
「美知子さんこそ、お写真とずいぶん違いますよ?」
「やっぱりぃ? あたし、写真写りがすごい悪いって言われるんですぅ」
そっちのほうへ解釈が曲がるのか?
自分に都合がいいにもほどがある。
よかろう、それならば、こちらにも覚悟がある。
わたしはこの戦闘を受けてたった。
「立ち話もなんですから、どこかでお茶しませんか」
「え、お茶ぁ? もう夜なんだしぃ、
お酒の方がよくないぃ? 美知子はもう大人よっ」
ダルマはくねくねと身をよじった。
なんだろう、このしぐさ? 呪詛?
「じゃあ、あの店へ行きませんか? ご存知ですよね」
渋谷で有名なイタリアンの店名をあげた。
「ええぇ、美知子、あっちのお店のほうが好きぃ」
美知子さんは違う店名を言った。聞いたことがない店だ。
たぶん、店ごと結婚詐欺のグルだな。誰が行くか。
「じゃあ、二軒目は美知子さんが言われたお店にしましょう。
一軒目はわたしの選んだ店でお願いします。
ぜひおごらせてもらいたいんです。
かっこうつけさせてください」
「あ、そういうことなら、いいわぁ」
二軒目はアルコールが回ってるから、
一軒目より正常な判断が難しくなる。
だから美知子さんは「二軒目=難易度が下がる」
としてOKしたのだろう。
だが、わたしは二軒目に行くつもりはない。
「行きましょう」
わたしが歩き出すと、ダルマもよちよちと進んだ。
やはり二足歩行する生き物らしい。
「うふっ」
ダルマはわたしの腕に手を絡めて、顔を崩した。
「今日は、夜遅くなっちゃいそうぅ。泊りかもぉ」
「……夜ふかしは美容に悪いですよ」
かろうじてかわしたが、
ダメージ80000000000ポイント。
しかし、ここで引きさがったら、男爵じゃない。
わたしにもホラ吹きとしての誇りがある。
負けるわけにはいかないのだ。
(その二へ続く)



以上、マジ本気純粋なホラで。
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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ラヴァーズ・キス

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は ラヴァーズ・キス で。

吉田秋生様といえば、BANANA FISH 他、
名作がたくさんある。(ブランカ最高!)
だが、紫堂様と同じく、あえて、ここは ラヴァーズ・キス で。

ラヴァーズ・キス は短編を連ねた話である。
注目すべきはもうでたらめに強い構成力。物語力。
短編と短編が密接に関係し、
キャラとキャラのある場面が、
別のキャラから見るとこういうことだった、
という伏線が張られまくり。
切ない話もあって、キャラの心がいとおしくなるぞ。
たしか、実写映画化もされたはず。
あえてアニメにして欲しかったなあと思う。
吉田様の絵が動くところを見たかった。
同性愛もあるんで、
なかなかキャラに共感するのは難しいかもしれないが、
そこを共感へもっていってしまうところが
吉田様のすごいところ。
「一緒に死んでといわれたら」のくだりなんか、
恋愛中なら、みんな「ああ、そうかもね」と思うと思うぞ。
恋愛物マンガはあまり持っていないが、
ラヴァーズ・キス は大のお気に入り。

それにしても、吉田様の描く男性は色っぽい。
媚ではなく、艶がある。いいねえ、鎖骨万歳。
女の子も丸みがあって、かわいい、きれい。
また BANANA FISH みたいな
銃でがんがん撃ち合うような、超ハード物を
描いてくださりませんかのう。
三千円までなら出しますから。
三千円がわたしの限界値だ。
お小遣い制の悲しきサダメさ。

実は、いまわたしは元気がない。
話が盛り上がらないのはそのため。
今晩 体験した事柄があまりにも刺激的だったからだ。
いや、まさか、執事の結婚詐欺話が
こんなことになろうとは。
後悔はしていないが、二度とごめんだ。
ああもう、記憶から消去したいぜ……。
やっぱり、執事を一発殴っておこう。
いや、実力行使は男爵としてはNOなので、
今度、執事を派手に騙そう。
あ、ダメだ、あいつ おばあさまのTEL番を
持ってやがる。チクられたら、たいへんだ。
このやり場のないストレス。
こういうときはマンガを読むに限る。
横山三国志を一巻から読み直そう……。
今夜は徹夜だ。

以上、元気がないホラで。しょんぼりした感じで。
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悪だくみ進行中。次のブログ更新は20時以降予定。

本日は悪だくみ本番につき、
外出して、結婚詐欺女・美知子さんをやっつけるため、
悪だくみの内容や、
「これがおもしろい」のお勧めマンガなどの次のブログ更新は
20時以降になるもよう。



以上、ホラの業務連絡。
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悪だくみ進行中。今日会うことになった。

いままでのあらすじ。
男爵家の執事が結婚詐欺にあった。
ホラ吹きの家がウソにだまされるという侮辱に
立ち上がった主人のわたし(男爵)。
執事の代わりに結婚詐欺女・美知子さんと
連絡を取り合い、やがて――。

今日の夜、ついに美知子さんに会うことになったぞ。
1●時に渋谷のモヤ●像で、待ち合わせだ。
準備はできている。
くっくっくっ、呆然とさせてやるぜ。



以上、混じりけのない完璧なホラで。
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2010年11月28日 (日)

悪だくみ進行中。こんなメールを打ったよ。

To:美知子さん
Subject:お会いできませんか
From:ひっしー

美知子さん、
ひっしーです、こんばんは(^ ^)/
その後、弟さんの容態はいかがですか。
面会可能なくらいの状況なんでしょうか。
心配してます(> <)
わたしもぜひ美知子さんと実際に話してみたいです!!
渋谷でお勤めしてるんですよね。
明日、明後日にでも、会いたいです。
ご都合がよければ、何時くらいに渋谷のどこで
待ち合わせがいいか、お返事ください m(_ _)m
待ってます!!

美知子さんの大ファン・ひっしーより

---

(文章は、執事のものを真似しているぞ)



以上、混じりけのないホラで。
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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――悪魔の辞典

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回の本は = 悪魔の辞典。アンブローズ・ビアス著 で。

なにゆえ今回は著者名がついているかというと、
オカルト系の本と見分けるため。
悪魔の辞典 って名前ですが、オカルトの本じゃねえよ。
辞書。ひねくれものが作った辞典だ。
(ちなみに中学のころ、この本を持っていたのが
 教師にバレて、説教の上、没収されたことがある)
辞典って、どういうこと? ッてなると思うが、
要するに、言葉とその意味を著者・ビアス流に定義した辞典。
たとえば、
「友情:
 天気のよい日は二人ぐらい十分乗れるが、
 悪い日にはたったの一人しか乗れない船。」って感じ。
(以上、角川文庫「悪魔の辞典」より引用)
こんな感じで、「結婚式」だの「一年」だのに、
「うわああ、こいつ、へそ曲がりだなあ」という定義が記載されとる。
ビアスのすげえところは、
一冊の辞典になるくらい、言葉に新しい定義を付与しまくったこと。
普通は考えても、新しい定義なんて二、三個だろ。
思いついて多くて五個くらい。
それが分厚い本になるくらい、考えられてるんだから、
おまえどんだけ根性曲がりなんだってこと。
でも、さらにすごいところは「ウソじゃない」内容だってとこ。
つまりさっきの友情の定義だって、
「そんな言い方しなくても」とも思うが、同時に
「人によっちゃ、そういうときもあるかもね」とも思える。
もし、彼が友人に恵まれていたのなら、
さっきみたいな定義は出てこないんじゃないかな。
少なくとも一度は友人に裏切られたことがある。
だから、ああいう定義になった。
一%の真実が含まれているから、文章がにがくて痛い。
皮肉的。冷笑的。
ゆえに「悪魔の」辞典。
わたしはホラ吹きだが、毒舌家でもあるので、
(つまり想像力をいやんな方向に悪用することもできる)
ビアスを尊敬している。
彼の人生にも興味を持ち、本とかで調べたが、
(なんでこんな根性曲がりができたのか、興味あるだろ。
つまり、どんな経験したら、こんなに根性が曲がるのか、
興味がある)
最期は「不明」なんだよね。メキシコで消息を絶ってそれっきり。
自殺したのか、事件に巻き込まれたのかも、謎。
興味をそそられるよなあ。
いつかもっと詳しくビアスについて調べてみたいと思ってる。

中学校のころ、ビアスはわたしのヒーローだった。
なぜならわたしも根性曲がりだからだ。
さよう、わたしは何度も
「この、へそ曲がり!」「なまけもの!(?)」と言われた。
しかし、世の中を斜めに見たことがない、
素直なよい子は男爵家を継げません。
ホラ吹いたことがない、正直な子は、
男爵家には不要!!
わたしは十五歳で男爵を継いだ。
つまり十五歳にして、立派なホラ吹きだったということだ。
わたしのホラ吹きは筋金入り!
ホラ吹き歴十年以上! ホラの被害者は両親に始まって、
祖父母、兄弟、友人、先生、その他、通行人に至るまで、
騙しておるわ! はーっはっはっは。
はーっはっはっは!

ええと、このブログを読んだ方にお願いです。
わたしが消息不明や他殺で死ぬのではなく、
ちゃんとベッドの上で人として、死ねるように、
いまちょっと祈ってください。
――世の中、神様はいないけどな。

以上、今日はほぼ真実で! 真実のホラで!!
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2010年11月27日 (土)

悪だくみに必要なもの。

カラープリンターが必要だ。
あと画像ソフト。それから、それっぽい封筒。
これらは明日、購入してくる。

その他として、
念のため、使ってるっぽい高そうな牛革の手帳。
ブランド物のバッグと靴。お気に入りのワインレッドのジャケット。
全体的に高価そうなかっこうってことだ。
最後に、脳みそ。
それくらいかな。


以上、100%ホラで。

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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――グラン・ローヴァ物語

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は グラン・ローヴァ物語 だ。
作者・紫堂様には他にも名作がたくさんあるが、
(辺境警備とか好きだな)
あえて、ここは グラン・ローヴァ物語 で。


タイトルのグラン・ローヴァってのは
「放浪の賢者」って意味で、
世界で一番偉い(?)賢者のことだ。
主人公の詐欺師・サイアムはひょんなことから
グラン・ローヴァと知り合い、旅することになる。
旅の途中で、サイアムは世界に影響する力を得てしまうのだが、
同時に、人類の業を知り、
その力の使い方を考えなければならなくなる。
彼が出した結論は――。って話。
深い。深いよ、このマンガ。
最後のほうの
「許してくれるからこそ 傷つけてはいけないのだ」ってとこで、
わたしは泣いた。マジ泣きした。
 世界っていったいなんだろうね。
 人類は世界をどうすべきなんだろうね。
 このままでいいのかな。
そんなことを考えさせられるぞ。
このマンガはけっして説教くさくないし、
考えさせようという意図が透けて見えるわけじゃない。
読んでいくうちに、考えずにはいられなくなるんだ。
それは物語の力だよな。想像させる力だ。
語り手の力量だよ。
紫堂様をわたしはすごい尊敬しているぞ。
いつかわたしも、立派なホラ吹きになって、
人々を感動させられるようになりたいな。
感動して、笑わせられるようになりたい。
そりゃ、最後はネタバレして笑わせなきゃダメさ、
ホラはね。そこが物語と違うかな。
ホラはユーモアだからね、オチがないとな。

自分で物語を作るとしたら、どんな物語を作る?
絶対ハッピーエンドじゃなきゃダメかな?
それとも心にしみじみ沁みる切ない結末?
どれもありだよな。どれでもいい。
だが、わたしの執事は以前、
「わたしはハッピーエンドがいいです」と言っていた。
なぜ? と訊いたら、
「みんなが笑顔で終わるのがいい。
笑顔がこれからも続いていくのがいい。
ホラも物語も。わたくしはそう思います、ご主人様」
って言っていた。
あいつ、黒ミサやったり、女に騙されたりするけど、
根はすげえ真面目で、何事に対しても真剣なんだよな。
もし、全世界のひとが、みんなあいつみたいだったら、
戦争なんてなくなるんだろうな。
ああ、そしたら、でも、つまらなくなるかもなあ。
あいつ、笑うのは好きだけど、笑わせるのは下手だから、
笑いがなくなっちゃうかも。
じゃあダメだね。いろんなひとがいないとね。
やっぱり、多様性が世界を支えているんだな。
そう、結婚詐欺をやるようなやつがいるんなら、
そいつらを、呆然とさせるようなひともいなきゃならないよな(笑顔)。
現在 わたしは悪だくみ中なので、
人を陥れることを考えているのだが、
ヒッジョーに楽しいな。ああ、ヒッジョーに上機嫌だ。
人の足元に穴を掘るのって、なんでこんなに楽しいんだろう。
とか言ってるときに、自分の足元に穴掘られてたりするから、
要注意だな。

以上、半ホラくらいで。(2/3ホラくらいかな?)
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悪だくみ中。

我が家は男爵家だ。
それはホラ吹きだからだ。
ホラ吹きは「男爵」と昔から決まっている。
ホラを吹くことが家業。
そんな家の人間・執事が、結婚詐欺にひっかかって、
黒ミサやって若返って結婚しようとした。
しょうもない話だ。わたしは執事にガンガン説教した。
クビにしないのは家族だからだ。
たぶん、普通の家なら、これで終わりだ。

だが、我が家は男爵家だ。誇りあるホラ吹きだ。
ホラ吹きが悪意あるウソに騙されて、
騙されっぱなしでいるわけにはいかない。
「お礼」をしないといけないな。
昨日と今日と、わたしは執事のPCの中を漁り、
結婚詐欺女・美知子さんとのやりとりを把握した。
携帯メールはやり方がわからなかったということで、
PCの中のメールだけがすべてのようだ。
「ふうむ、なるほど」
どうやら話はかなり進んでいたみたいで、
彼女の弟が心臓手術のため渡米する、
渡米前に会いたいわ、
みたいなことがメールに書かれていた。
これが伏線で、執事からカネを
まきあげるつもりだったのだろう。
うん、これはどうにかなりそうだな。
そう思っていたら、内線が鳴った。執事室からだ。
「わたしだ。どうした?」
「ご主人様、あのう、
もうひとつ申し上げていないことがありまして……」
「おまえの開けてないドアはまだあんのか、何枚あるんだ、
いいかげんにしろ」
「いえ、これが最後でございます。あの、
そちらへうかがってもよろしいでしょうか」
「わかった」
しばしの間の後、ノックがあり、執事が入ってきた。
なにか手に持っている。紙?
「実は、美知子さんから写真(画像)をいただいたときに、
こちらからも画像を渡しておりまして……」
「画像? おまえのか?」
「はい」
「それがどうかしたのか」
「あの、その、こんなじじいではガッカリされてしまうと思いまして、
ウソの画像を渡しました」
「その手の写真がそれか? 見せてみろ」
「はい」
わたしは渡された写真を凝視した。顎が落ちた。
「――」
「あの、申し訳ありません」
「……ていうか、おまえ、これは!
これはマズイだろ、いろんな意味で!
なんでこんな写真を選んだんだよ?!」
「さ、最近の若い方の好みは
こういうのかと思いまして、それで」
「これ、ジャ●ーズの●潤じゃねえか!
おまえ、いろんなところにひっかかってるじゃねえか。
そもそもこんなアイドルの写真、
どこの馬鹿が自分だって言って渡すんだよ?!
AK●と●ャニーズのカップル?
どんだけビッグカップルなんだ?!」
「申し訳ありません!」
「おまえなあ……」
頭痛が痛い。本当、頭痛が痛い。(あえて間違って使ってるぞ)
ああもう、わたしの作戦を練り直さなければ。
いや、ちょっと待て。
「この画像を渡した後、それでも
「ぜひ会いたいわ」ってメールが来たんだな?」
「はい。わたくし、このまま会うことはできませんので、
あせっておりまして、それで急いで黒ミサを」
「ぜひ会いたいわ、ね……」
大丈夫か? 大丈夫だな、イケそうだ。
「わかった、おまえの最後の秘密はわかった。
これはもういいから、
とにかくおまえは女のことは忘れろ。
いいな、忘れられるな」
「……はい」
「泣くなよ、馬鹿。
世の中、もっといい女がいくらでもいるぜ。
今度、休みの日にゲートボールでもやってみたらどうだ。
友達ができるかもしれないぞ」
「わたくし、ゲートボールのルールを知りません」
「じゃあ、教えてやるよ。そういうマンガ持ってるから。
とにかく忘れろ、いいな」
「はい」
執事は涙目になりながら、退室した。

さて。ではわたしは本日分の
お勧めのマンガをUPしたら、
悪だくみの準備にとりかからねばならない。
数日中に、この結婚詐欺騒動をどうまとめたか、
報告できると思う。
しばし、お待ちくだされ。



以上、混じりけのない純粋なホラで。
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2010年11月26日 (金)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――完全自殺マニュアル

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は= 完全自殺マニュアル で。

前回紹介した たのしい川べ との落差に
驚く読者もいるかもしれないが、
どちらもわたしの中の「おもしろい」引き出しに入っているので、
ノー問題。わたしの守備範囲は広いのだ。
人生に行きづまることはけっこうある。
息つまることもな。
そんなとき「非常口」があるといいかもしれない。
というような趣旨の前書きを読んで、この本を購入した。

で、非常口の話だが。
ある種の人間にとっては信じがたいことだが、
この世には「自殺を検討したことがない」ひともいる。
また、別な種の人間にとっては信じがたいことだが、
この世には「自殺を検討したことがある」ひともいる。
この二つの人種の間の川は深くて広い。
この人種たちは互いに無理解で、
「ええっ、自殺を考えたことがあるなんて信じらんない」
「ええっ、自殺を考えたことがないなんて信じらんない」と、
まったく相容れない。
完全自殺マニュアルは、「自殺を考えたことがある」人向けの本。
初めから、対象読者はある程度 絞られてるんだな。
人生に疲れ、行きづまり、息つまると、
死にたくなってくる。
もしくは、もう生きているのがイヤになった。
そんな人たちは非常口が欲しい。
それが自殺だ。そして、わたしが考えるに、
非常口にもランクというか、難易度がある。
それを解説してくれるのが、
この完全自殺マニュアル。
なんかあったときのために、一冊保持しているぞ。
人生なにが起きて、もう生きるのやめた、となるか
わからないからな。

この本は本当にマニュアルだ。
数々の自殺方法について解説し、難易度をつけてくれている。
こういうことを書くと、
「あなたは自殺を推奨してるんですか」ってなるかもしれないけど、
別に推奨はしていない。
死ぬことは推奨していない。
生きることも推奨していない。
そんなことは、自分で決める問題だ。
「わたしは」非常口が欲しい、というだけのことだ。
逆に、この本を読んだがために、
ええっ、自殺ってこうなの? こんなになっちゃうの?
痛いし、汚いじゃん、
ならやめよう、ということにもなるかもしれない。
さらに、死なないで済む場合もあるので、
そんな簡単に自殺せねばと思い込まなくてもよいとも思う。
たとえば、イジメ。
これは、経験者じゃないとわからないくらいツラい。
死にたくなるし、誰かに助けてもらいたくなるけど、
心配かけたくないから両親には言えない。
で、行きづまって自殺――おいおい、ちょっと待てよ、死ぬ必要ねーよ。
なにゆえ、君が死なねばならんのだ?
被害者がなんで自殺しなきゃならんのだ。
そんなのおかしいじゃないか。
罰を受けるべきは加害者だろ。
賭けてもいいけど、いじめられっ子が自殺するときに書く遺書で
いじめっ子を名指ししても十年も経てば忘れられちゃうぞ。
あと、死後の世界から呪うってのは
死後の世界の存在が立証されていないので、無効っぽい。
自殺以外で、できることはたくさんあるよ。
いじめる人たち=全世界の人間じゃないよ。
学校なんて、他にいくらでもある。
生きていく方法だって、いくらでもある。
そう考えたら、自殺する必要性ってなんだろうね。
生きることも、死ぬことも、真面目に考えたら、
深いよなあ。結論はすぐでない。
わたしは死ぬことがよいとも悪いとも言わない。
死にたい時もある。
でも、生きたい時もある。
そうやって迷っているうちは、
非常口を使う必要はないのかもな。

うちの執事は、黒ミサやったり、邪神信仰したり、
斜め上のことをやっている。
つまり、単に「生きている・老後がある」以上に
やりたいことがあるんだ。
若返りたいとか、結婚したいとか願いがあるんだ。
ある意味、非常口からとても遠い。
「充実して」生きることに一生懸命なんだな。
ひいちゃんを生贄にしようとした件は
許しがたいが、わたしは彼の、
「単に生きる以上に生きたい」という姿勢は
嫌いじゃない。欲張りだなあとは思うけど。

題材が題材だったので、
今回も教祖的になってしまった。
ヤバイなあ、そろそろ書き方を変えないと、
誰かがわたしを拝み始めるかもしれん。
くれぐれもこのホラブログを信じるなよ。
だが、少なくとも、
このブログを読んでくれているだけで、
あなたには生きる価値があります。
生きてくれ。
そして、また読みにきてくれ。
わたしはここでぴーひゃらホラを吹いているんで。
また馬鹿やってるなあ、と笑ってくれたら、
これ幸い。

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執事と、執事の執事の羊のひいちゃん。短かった蜜月。

さきほどの対面から二時間後、
「仲良くなっているかなあ」
わたしは「お昼だということを知らせる」ということにかこつけて、
執事の部屋へむかっていた。
もちろん、主人が召使を呼びにいくなんて、
本末転倒なのだ。
だが転倒がどうした。転倒だろうと転勤だろうと、
ひいちゃんがめんこいのなら、わたしはどこへでも行くぞ。
元気いっぱいのひいちゃん。
さっきも走り回っていたなあ。
お耳と尻尾がぴるぴる動いて、かわいかったなあ。
執事の居室は新館の一階にある。
「おい、執事」
自動ドアは閉じられていた。
どうやらひいちゃんが逃げないようにロックしているみたいだ。
わたしは軽くノックした。親しき仲にも礼儀あり。
「おい」
ノックが聞こえていないのか。庭にでも出てるのかな?
部屋にいるんだよな?
わたしはなにか聞こえないかと、扉に耳をつけた。
「……うなりごえ?」
執事がうなってる。なにやらごにょごにょ言ってる。
ひいちゃんに話しかけているのか?
その割にはなんだか、居丈高で脅すような……。
ひいちゃんがおびえたら、かわいそうじゃないか!
「おい、こら、執事!」
扉の開閉を手動に切り替え、
無理やり扉を開けたわたしの眼に飛び込んできたのは、
「おまっ、なにしてるんだ?!」
白く発光する床の魔法陣とがくがく震えてるひいちゃん。
執事はなにかを詠唱しながら、ひいちゃんを指さす。
霧のようなものがひいちゃんを包み始めた。
「やめろ、なにすんだ、おまえ」
わたしは部屋へ踏み込み、ひいちゃんを円陣から連れ出した。
「あああっ」
無心に詠唱していた執事がよろめく。
「「あああ」じゃねえだろ、この馬鹿!」
わたしはすばやく魔法陣を確認する。
天使や悪魔を召喚する魔法陣じゃない。
ということは、
「おまえ、ひいちゃんを生贄に邪神を呼ぶつもりだったのか。
最初っからそのつもりで子羊って指定して――!」
黒ミサだ。
ひいちゃんを邪神の黒ミサの生贄にする気だったのだ。
だから、「子羊」って指定したのだ。
わたしは思い切り靴で床の線ををこすってやった。
魔法陣が消されて、急速に光と霧が消える。
がくっ、とトランス状態だった執事がへたり込んだ。
「……ご主人様……?」
「ご主人さまじゃねえええ!」
わたしの怒声が執事の鼓膜をつんざいた。
「おまえ、ひいちゃんをどうする気だったんだ。
こんなかわいい、めんこいひいちゃんを
生贄にするとはどういうことだ。
ひいちゃんと引き換えにするような、
そんな願い事捨てちまえ!
捨てろ、そんな願いは人生に必要ねえ!」
「わ、わたしの老後の安泰が……美知子さんとの結婚が」
「老後なら、わたしが面倒をみてやる。
フロリダでもニューカレドニアでも、
好きなところに連れて行ってやるよ。
邪神にすがる必要はない!
……ん? 美知子さん?」
ニューキャラの名前に、わたしは首をかしげた。
誰だ、それは。少なくとも屋敷内の人間ではない。
屋敷の人間はひとりをのぞき、
全員、顔と名前が一致しているが、
美知子なんて名前の人間は聞いたことがないぞ。
「美知子さんって誰だ」
「美知子さんは……」
執事はおろおろと視線をさまよわせ、
それから観念して肩を落とした。
「就職サイトを見ておりましたら、掲示板とやらがありまして。
そこに美知子さんという美しい方がいらっしゃいまして、
知り合いになったのですが、
わたくし、恋をしてしまったようで……」
「恋? 顔も知らねえんだろ」
「写真はこちらに」
執事が懐から一葉の写真を取り出した。
こちらを見つめて微笑んでいる少女。
これは、
「おまえ、これはA●B48の●●だ!
美知子さんじゃねえよっ」
普通のアイドルの写真だった。
こんなにわかりやすい釣りに
ひっかかるジジイも珍しい。
「美知子さんは若くて、わたしにはつりあいません。
普通の神様は若返りなど聞いてくれるわけもなく、
クトゥルフ様なら、生贄を捧げれば、
若返りさせてくださり、晴れて美知子さんと結婚を」
「だから、このひとは現役のアイドルだ。
おまえは騙されたんだよ。その美知子さんに。
美知子さんって名前もそもそも仮の名前だろうな。
おまえ、老後に向けて貯金してたよな。
貯金の話を美知子さんにしたことがあるだろ」
「はい、せめてお金はあると印象付けたかったので」
「それで結婚詐欺にはめられたんだよ。
まあ、むこうもまさかお金を引き出す前に
黒ミサやるとは思わなかっただろうけどな。
とにかく」
わたしは写真を取り上げ、執事にビシッと言った。
「この美知子さんは悪いやつで、
おまえを結婚話で騙して、貯金を盗み取ろうとしたんだよ。
黒羊家の執事が、ウソに騙されるなんて
家名に泥を塗られたぜ。
今後一切、美知子さんと接触するな。
忘れろ」
「無理でございます。彼女はわたしの、わたしの、婚約」
「だーかーらー、それがウソなんだよ。
眼を覚ませ」
ん? ちょっと待てよ、このまま泣き寝入りってのも
わたしのプライドにひっかかるな。
せめて、倍返しくらいはしないと。
「とにかくおまえは、美知子さんのことを忘れろ。
メアドは? それから携帯番号は?」
わたしは情報を執事から入手し、
執事の携帯から美知子さんの情報を削除した。
PCのほうはまだ使えそうなので、
あとでわたしの書斎へ運ぶことにした。
運ぶための召使を呼び、執事に念を押した。
「いいか、黒ミサはうちの家では禁止だ。
ていうか、もう二度とやるな。
さもないと、老後の面倒みないからな!」
これでこっちのほうはよし、と。
わたしはひいちゃんのたずなを取り、
執事の居室から連れ出した。
どうしようかなあ、まさか生贄にされるために
選ばれたなんて武田さんに言えない。
まあいい、執事とわたしの心の潤いのため、
これからも来てもらおう。
「なあ、ひいちゃん」
「メー」
「本当にかわいいなあ、ひいちゃんは」
思わずかがみこんでしまった瞬間、
「メー」
ガンッ!
再び星が散るのが見えた。
視界が血で赤くなる。
わたしは廊下で昏倒した。
今度は、ああ昏倒するなって、もうわかった。



以上、全ホラで。
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執事と、執事の執事の羊のひいちゃん、対面。

今日はいい天気だな。
お日柄にも恵まれて、絶好の対面日和。
今日の10時に退院してきた執事と、
執事の執事の羊のひいちゃんが引き合わされた。
日の下で見るひいちゃんは、うむ、やっぱりとてもかわいい。
あの丸いおでこが凶器だったとしても、
ぜんぜん許せる。
対する、我が家の老齢の執事はなんだか
老けこんだようだった。
「大丈夫か、おまえ。勤め続けられるのか」
「はい、問題ございません。ああ、あれがひいちゃんで……!」
「そうだ、かっわいいだろう。おまえにはもったいない」
「ひいちゃん」
執事は手を伸ばしてひいちゃんの頭をなでた。
「メー」
「あまりおでこにおでこを近づけないでください。
頭突きされます」
つきそいの武田さんが注意した。
武田さん、その注意を一日早くしてくれれば、
わたしも流血沙汰にならなくて済んだのに。
「たずなはこちらです」
武田さんの手から執事へひいちゃんのたずなが渡される。
「じゃあ、あとは執事と羊で仲良くやるってことで。
事前に他の注意事項も聞いているんだよな」
わたしの念押しに、武田さんと執事がうなずく。
「またあとでな、ひいちゃん」
わたしはひいちゃんをなでなでして、書斎へ引っこんだ。
いいなあ、ひいちゃん。
わたしも執事ならぬ羊の秘書でも募集しようかなあ。



これがだいたい二時間前のホラ出来事。
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2010年11月25日 (木)

執事の執事の羊のひいちゃんがめんこい。

今日は風邪のため、病院へ行き、
18時くらいに帰宅したのだが、
執事の執事の羊のひいちゃんが初出勤だったため、
わたしを待っていてくれた。
(いままでのあらすじ:
 うちの老齢の執事が心のバランスを崩し、
 リクナビを見ながら、邪神に捧げる黒ミサを行うようになった。
 そこで癒し効果のため、「執事の面倒をみる執事」を募集。
 応募してきた中から、羊の武田ひいちゃんが採用された)
ひいちゃんが待っております、と聞かされて、
わたしは家令のジェームズに訊き返した。
「え、ひいちゃんの勤務は10時~17時だろ」
「初出勤なので、ご挨拶したいということで
まだいらっしゃいます」
「待たせて悪いことしちゃったな、ちゃんと残業手当出せよ、
うちはブラック企業じゃないんだからな」
「……ご案内いたします」
どこまでも無表情なロナルド。イヤなやつだ。
ああ、家令の名前がころころ変わるのは、
わたしに覚える気がないからだ。
気にしないように。本名は忘れた。

案内されてやってきたひいちゃんは、
「うわああ、かわいいなああっ」と両手を差し出してしまうくらい、
かわいかった。
履歴書の写真も見てるし、面接もしてるけど、
改めて見ると本当に、むちゃくちゃかわいい。
ミルク色の身体、毛がぽわぽわしてる。
メーと鳴く声もまだ高くてかわいい。眼も大きいなあ。
いままで子羊って食糧だと認識していたけど、
こんなにかわいいの見ちゃうと、もう食べられないな。
つきそいの武田さんがわたしにぺこりと一礼した。
「どうもお世話になります」
「いやいや、お待たせしちゃってすみませんでした。
どうですか、ひいちゃんの様子は。
一応、ひいちゃんが通る部分だけ先に自動ドアに
変えておいたんですけど、大丈夫ですか」
「自動ドアには慣れたようです。
あとは執事さんとうまくいくかですね」
「うまくいくに決まってますよ」
わたしは答えて、ひいちゃんの頭をなでた。
ひいちゃんはぴょこぴょこ動く耳を寝かせて、
ねだるように「メー」と鳴いた。
「ん? なんだろう? お腹が空いたのかな」
わたしが身をかがめた時、「あ!」と武田さんがなにかを言いかけ、 
次の瞬間、
「!?」
わたしの視界がスパークした。
うごおっ! のおおおっ!!
強烈なヘッドバットだった。
ひいちゃんの丸いおでこがわたしの前頭部に激突した。
「あああっ、ひいちゃんは男の子なので、
すもうをしたがるんですっ、すみません」
「あ、いや、子供のすることですから……」
痛い。なんか視界が赤っぽいような……。
「ご主人様、派手に出血されていらっしゃいますけど、
大丈夫ですか」
無表情に聞いてくるジョージ。
大丈夫かと訊かれると根拠なく、
大丈夫だと答えるのが日本人だ。
「頭の怪我は軽いものでも血がたくさん出るもんなんだよ。
大丈夫だ、なあ、ひいちゃん」
「メー」
「あの、男爵様、普通じゃないくらい血が出てますよ」
武田さんが申し訳なさそうに言った。
「病院に行かれたほうがいいのでは」
「え、そうですか? じゃあ行ってこようかな。
はははっ、ひいちゃんは本当にかわいいなあ。
もうかわいいというより、めんこいなあ」
わたしはひいちゃんの額をなでなでした。
これが最後の記憶だった。

つぎに眼が覚めたとき、わたしは病院の処置室にいた。
時間は20時くらいだった。
「お気がつかれましたか」
フィリップがこちらをのぞきこんできた。
状況がわからない。
「……どうなってんの」
「あの後、ご主人様は昏倒されたんですよ。
五針縫いました。一応、脳波などには異常はないようです」
「ひいちゃんは」
「ご主人様がおっしゃられたとおり、
残業代を出してお帰りいただきましたが」
「そっかあ」
わたしは枕を抱きしめて、ひいちゃんを思い出した。
かわいいなあ、ひいちゃん。
もういっそ、あのじじい執事クビにして、
執事の執事を執事にしちゃおうかなあ。
「このまま入院することも可能ですが、
いかがされますか」
「帰るよ、帰るに決まってるだろ。
だって明日はひいちゃんが来るんだぞ」
「かしこまりました」
ネイサンはうなずき、医者と看護婦になにやら話し始めた。
「……あまり刺激すると……」
「ええ、……自覚が」
「なにかあったときは……」
なんだか不穏なことを話してる気がしたが、
まあ、いい。
明日になれば、またひいちゃんが来るのだ。
かわいいなあ、ひいちゃん。
思い描いたひいちゃんは額に血を滲ませていた。
それはもちろん、わたしの血だった。



以上、100%ピュアなホラで。
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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――魔人探偵 脳噛ネウロ

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今日は= 魔人探偵 脳噛ネウロ で。


風邪を引いた。
鼻水と咳がシャレにならん。
病院に行かねばならんので、今日は駆け足でご紹介。
……などと言っていたら、魔人のネウロに殺されそう。
あ、殺しはまだしたことないって言ってたっけ。
じゃあ大丈夫。じゃねえんだよ、ネウロは。
サドだから、死なない程度に「おしおき」される。

それでは、ストーリー紹介だが。
パッと見ればわかる、「魔人探偵」って表紙に書いてある。
だから、探偵=魔人の探偵物。
ドラマの番組表の「温泉おかみ探偵」とかと一緒だな。
探偵役の魔人・ネウロと
ネウロの助手(下僕)・女子高校生のヤコの物語なんだが、
ネウロのSッぷりがハンパない。
ありとあらゆるトラップ、お仕置きグッズがヤコを待ち受ける。
そうなのだ、ネウロのSは事件の犯人にも向けられるが、
仲間(?)であるはずのヤコがメインの犠牲者なのだ。
このあたり、じゃあヤコ、
ネウロとつきあうのやめれば? って感じだが、
やめられるくらいなら、つきあってない。
このネウロとヤコの距離感が微妙で、とてもおもしろいぞ。
仲悪そうで信頼してる。
信頼してるようでトラップ発動。
巻を重ねるごとにヤコが成長していくのが、
とてもよくわかるし、話の内容の探偵ネタもおもしろい。
進化に関する考え方やラスボスのカリスマ性なんかも
よくできていると思う。
少年マンガって、魅力的なラスボスがいるかどうかで
だいぶ評価が変わるよな。
マイナスのカリスマってあるからさ、
それが出てくると、話がぐんとおもしろくなる。
このマンガのラスボスは、すごく強くて悪くて、
それでいて(本人的には)あり方は正しい。
それこそ、「魔人」のネウロと対等にわたりあう進化者。
対決の結末はどうなるか、連載中はもうすげえ楽しみだった。
(このマンガは完結してるのだよ)
いまだに読み返しても、楽しいぞ。お勧めだ。

ええと、さっきも言ったが、風邪をひいた。
実は、わたしの職業は「貴族」だが、
趣味は「病人」なのだ。
自称・七つの持病を持つ病人。
さらに季節によっては風邪もひく。
七つの病気の中には「脊椎側湾症」なんかもあるぞ。けっこうレア物。
そこそこシャレにならない病気もあるが、
まあ死なない程度の病状なので、
ネタにして笑っている。
そうだなあ、ひとによってはこんなに病気抱えてたら、
新興宗教の門を叩いたり、お祓いしたりするかもしれんなあ。
あと自分はツイてないと思うかもしれん。
わたしはそういうことは(あまり)ないな。
わたしの好きなマンガの「おそろしくて言えない」で、
心霊体質で悪霊に祟られまくりの青年が、
「オレはたしかに多少、ツイてないかもしれない。
 でも、それを霊のせいだと思うのはイヤだ」という
趣旨の発言をするのだが、(手元にないのでうろ覚え)
すげえカッコイイと思ったね。
実際には、青年はそのマンガの中では
本当に霊のせいでツイてないんだが
(災難に襲われまくりなんだが)、
それでも霊だの、前世だののせいにするのは
イヤだというその姿勢。その姿勢が素晴らしい。
そうだよ、自分の人生なんだよ。
自分で決めるんだと思いたいじゃないか。
聞いたこともない先祖とか、
会ったこともない悪霊のせいで、
どうにかなるようなヤワなもんじゃないと思いたい。
自分の人生は、自分のものだと言い切りたい。
たしかにツイてないときもある。
なんでわたしばっかりと思うときもある。
でもさ、そこにユーモアと心のゆとりを持とうぜ。
わたしはそう思うよ。

今日は体調不良につき、
第二回「新興宗教の教祖」モードでお届けしました。
信じないように。
くれぐれも信じないように。
内容的にはあんまホラないけど、
ネットの誰かがなんか言ったことくらいで
影響受けちゃダメだぜ。
じゃあ、病院行ってくるから。

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2010年11月24日 (水)

執事の退院予定。

執事の退院予定が明後日(11/26)に決まった。
執事の執事の羊のひいちゃんは屋敷に慣れるため、
明日10時にやって来る。
正直、執事より羊のほうが興味がある。
(だって執事はもう十年以上も見てるから)
ひいちゃんがどんな子か、キャラが気になるところ。
よかったら、11/26にブログを見に来てくれると、
ひいちゃんと執事の対面がどんなだったか、中継するぞ。



以上、全ホラで。
ああ、言っておくが、わたしはホラ吹きであって、
こころの病ではない。
いや、ある意味、病んでるかもしれないが、
医者には治療はできない。
医者には想像力の翼を折れないぜ。
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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――たのしい川べ

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は= たのしい川べ――ヒキガエルの冒険―― だ。

児童文学だよ。
だが、児童文学を馬鹿にするべからず!
ていうか、おもしろい児童文学書ける人って稀だと思うぞ。
子供ってのは感動させよう、泣かせようっていう作者の意図を
見抜くからよ。大人向けよりも書くの難しいかもしれない。
わたしの本の紹介にはこれからバンバン児童文学が
出てくるぞ。なぜなら、わたし自身が児童文学で育ったから。
大人向けの本ももちろん読むが、児童文学だって読むからな。
特に1970-1980年代は児童文学の黄金期だと思う。

話がそれた。で、 たのしい川べ だが。
副題に「――ヒキガエルの冒険――」とついているな。
そうなのだ、この本、出だしと、半ば以降で主人公が変わっちまうのだ。
ええっ、大人向けでもそんな斬新な構成、あんまりないよ?
そうだなあ、一人称の物語で
次々に視点が変わる(ブギーポップみたいに)のはあるけど、
まるっと主人公が変わるのはあんまりないな。
初め、物語はモグラくんと川ネズミくんの視点で進んでいく。
ところが、初めからちょっとして、
川ネズミくんの友達のヒキガエルが出始めたころから
話がおかしくなっていく。
話の内容が「躁的に」なっていくのだ。
え、川岸や森に住まう動物たちの穏やかな物語じゃないの?
クマのプーさん的な?
いや、そうなんだけど、躁的になるんだよ。
躁って、あの躁欝状態の「躁」。ハイテンションというか……。
このヒキガエルのキャラがものすげえ、
余計なくらいに立っていて、
おまえはある意味、「ドラゴンランス」の「ケンダー」かってくらい、
「大活躍」していく(本人談)。
人間騙したり、友達出し抜いたり、牢屋に入れられたり、
出獄したり、また人間騙したり、女装したり、
とにかく、ヒキガエルのやることがハンパない。
たしかに副題の通り「――ヒキガエルの冒険――」なんだが、
これ、冒険って呼んでいいの?
牢屋に入れられてるけど、軽犯罪じゃないの?
お子様向けに適切な内容なの?
――いいんです。おもしろければ、いいんです。
で、話の内容としてはヒキガエルの暴走を
どうにか止めようとする森の仲間たちなんだが、
ヒキガエル一匹に対して、
アナグマ、川ネズミ、モグラそのほかいるんだが、
もう引きずられっぱなし。止められない。
おいおい、ヒキガエルってあのヒキガエルだぜ?
普通の、カエルの。そのカエル一匹を、みんなが止められない。
アナグマなんて、力的にはカエル一匹くらい、
どうとでもなりそうなもんなのに、無力。
とにかくヒキガエルは悪賢く(そんなカエルいんのか)、
頭の回りが余計なところだけ早く(常識はない)、
紳士的で良心的なアナグマたちを出し抜くくらい、
どうってことないのだな。
だからもう、話の流れはヒキガエルに釘付け。
ヒキガエルの叙事詩。ベオカエル(ベオウルフ)。
やがて、ヒキガエルは改心して、まっとうなカエルになるんだが、
それがちょっと残念なくらい、
ヒキガエルのムチャぶりはすごい。
もしわたしに子供がいたら、ぜひ読ませたい一冊。
ちゃんと最後はヒキガエルが改心してるから、いいだろ。
改心しないままで終わっていたら、
絶対に子供には読ませないけどな。
将来がゆがむ可能性がある。そんな一冊。
お子さんがいる方にはぜひお勧めしたい。
毎日一章ずつ読むといいよ。
ヒキガエルの冒険に、家族中で手に汗握ること間違いなし。

うちは貴族だから、帝王学というのをガキのころからやらされた。
マキャべリだの、クラウゼヴィッツだの、孫子だの、
まあ、なんやかんや読まされたり、講義を受けたりしたが、
ほとんど覚えていないな。うん、覚えてない。
そんなことより、ヒキガエルの輝かしい冒険のほうが
何倍も心に深く残ってる。

帝王学ってのはさ、上に立つ人間に必要みたいに思われてるけど、
実際には、いい児童文学の登場人物の心の動きや、
現実に接する召使たちとのやりとりのほうが、ずっと必要だと思う。
帝王は、自分が何を見て目指すのか、ということより、
自分が何の上に立っているのか、理解すべきだ。
足元を知らない帝王はやがて、転がり落ちるだけだから。
――というようなことを、中学のころ、
帝王学の教師に一席ぶったことがある。
もちろん、動機は帝王学をサボりたかったから。
だが、教師は感動の涙を流して、きみは素晴らしい! と大絶賛。
大絶賛して、ものすげえ量の資料と宿題を出してくれた。
これは、ホラが素晴らしすぎてもダメな例。
もう二度とやらない。
ホラは適度に破綻していないとな。
ユーモアが入る隙間がないといかん。

以上、全ホラで。
ああ、ちなみにヒキガエルはホラ吹きだよ。
たのしい川べ を読むと、ホラを悪用すると、どうなるかわかるよ。
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2010年11月23日 (火)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――KATANA

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は=KATANA。

昨夜~今日は、色んな事件が起きて、
ちょっとバテ気味でお届けするぞ。
KATANAは刀研ぎ師(とぎし)の青年が遭遇する
刀との物語(だいたい一話完結)だ。
念のため、付け加えると、このマンガはぶんか社から出てる。

研ぎ師というのは刀を研ぐひとのこと。
主人公の家は刀鍛冶なんだけど、
本人はイマイチ鍛冶には乗り気じゃなくて、
研ぐほうをやっている。
腕はいいんだけど、刀の声が聞こえるから、
毎度 刀をめぐる事件に巻き込まれて、って話。
一巻にだいたい三話くらい入ってる。
読みやすいし、深みもあるので、お気に入り。
うちの刀も研いでもらいたいくらいだ。
何本あったかな……。たぶん太刀で八本くらいはあったんじゃないかな。
ぜんぜん研いでないし、刃を見てもいない。
つうか、研ぐ必要ないんじゃね?
だってうち(男爵家)に伝わる刀なんだぜ?
太刀と言っても、ハリボテとか、刃がついてないとか、
刺すと刃がひっこんでケチャップが出るとか、
そんなオチな気がする。
でも、主人公の滉(アキラ)くんはとても好青年なので、
話をあわせて研ぐふりをしてくれるかもしれない。
そう、滉くんは好青年。だが、わたしは主人公の滉くんよりも
滉くんの友人・京崎くんが大好きだ。
京崎くんは超理数系でテトラ型のたこ焼きを焼く男。
ひとりでマンション暮らししてるプライベートが謎の青年。
わたしが滉くんだったら、尾行して京崎の謎に迫るぞ。
京崎はねー、本当に謎が多いんだよ。
両親=不明、保護者=不明、
名前の由来=不明。(タキオンから取ったのか?)
判明してるのは、理数系で男子で天然ということくらいだ。
外伝で京崎オンリー本出してくれれば買うのに。
そうだな、一冊三千円までだったら出してもいい。

ああ、お金があったらなあ。
いろんな本を買うのになあ。
スーパーのカートでリブロやブックファースト、
じゅんく堂、三省堂へ行くのがわたしの夢だ。
あと、アマゾンでカードの限度額まで
本を買うってのも捨てがたい。
(ゴールドカードは取り上げられてる)
こういうふうに書くと、あれ、男爵って貧乏なんですか、と
言われそうだが、貧乏だ。
局地的にわたしだけ貧乏だ。
なぜなら、お小遣い制だからだ。
毎月 家令からもらうお小遣いがわたしのすべてなのだ。
なぜ全財産がわたしの自由にならないのか。
それは、わたしが湯水のよーに使ってしまうので、
おばあさまがサイフを握っているからだ。
わたしは貴族の三代目なので、
いまいち普通の金銭感覚というものがよくわからない。
お金は必要なときに必要な分だけあるもんだ、と思ってた。
で、爵位引継ぎ後、本とマンガを買いまくっていたら、
家令が財政状況をおばあさまにチクり、
強制的にお小遣い制に。
つうか、うちの家令はおばあさまの忍び。スパイ。
あいつ、いつか泣かせてやる。ああ、泣かせてやるとも、
感激と感謝の涙とともに「ご主人さまあ」と言わせてやる。
え、血の復讐のわりには涙の種類が違う?
だって、うちは男爵だからよ。
ホラは夢とロマンと心のゆとりだからよ。
流す涙は、感激の涙なんだよ。
悲しい涙は、我が家ではありえない。

なんか、後半はわたしの愚痴になってしまったが、
KATANA はいいです、おもしろいです、お勧めだぞ。
あとねー、お勧めのマンガも本もたくさんあるよ。
まだまだ続けるよ。
特にお勧めの本は多い。
わたしは十五歳で男爵の称号を受け継ぐまで、
家族と話した時間よりも、
本を読んでた時間のほうが多かったのだ。
誰もこのブログ読んでなくても、自分の為に続けるぞ。
好きなものを語ってると、楽しいからな!(※ひとりごとでも)

今回の捏造度はまあ、半ホラくらいかなあ。
思わず言ってしまった家令への愚痴は、そっと胸にしまっておいてくれ。
いつかわたしは輝いて、あやつを打ち倒すのだから!
そういや、言い忘れてた。
家令ってのは、執事の上の召使のトップのことだ。
貴族の家では執事がトップだと思われがちだけど、
家令がいるんだよ。
あんのスパイめぇ~(ギリギリ)。

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赤ピーマンと人参とトマトの栄養成分。

赤ピーマンと人参とトマトに共通する栄養成分があるんだよ。
リコビンっていう赤い色素。
赤ワインにも入ってるけどね。
身体にいいらしいよ。特に美肌効果があるらしい。
赤ピーマンをお風呂に浮かべるといいみたいだよ。



以上、混じりけのない純粋なホラ。
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休日にお勧めのレジャー。

意外と知られていないのだが、
シーモンキーって知ってるか?
ミジンコの親戚みたいなヤツじゃないぞ、
ちゃんとした猿だ。
西のガラパゴス島と呼ばれている
マダガスカル島に住んでいる原猿の一種だ。

ガラパゴス島のイグアナは
長い年月をかけて、陸イグアナと海イグアナに
分かれて進化した。
マダガスカル島の猿は、やっぱり長い年月をかけて、
陸に住む陸猿と海に住む海猿(シーモンキー)に
進化したのだ。
シーモンキーは見た目は普通の猿とあまり変わらないけど、
指の間に水かきがあって、泳ぎやすいようになっている。
あと尻尾が他の猿より太いのも特徴。
海中で水をかくためにそのように進化してる。

数が少ないので、シーモンキーはWWFのレッドデータブックに
登録されているが、
千葉の黒潮水族館にいるから、
今度 休日に見に行ってみるといいよ。
なかなか見られない猿だから、カタログやヌイグルミを
ゲットすれば、友達に話しやすいかもな。



以上、純粋なホラで。
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おばあさまにやられた。

やられたよ、今年最後にやられたよ……。
「こっちに来る」って、おばあさまのホラだった……。
本当に、おばあさまの言葉は、なにを信じていいのかわからない。
どこまで本気で言ってるんだろう。人間不信になる……。

24時になってもいらっしゃらないから、
どうしたんだろうと思って電話しても留守電。
まさか、おばあさままで事故かなにかじゃ、と思い、
わたしは5時くらいまで連絡待ちで眠れない状態。
5時過ぎにおばあさまから電話が入った。
ひとこと目が「まだまだね」。
えええ、それは某テニスマンガの●のせりふでは。
なんでご存知なんですか。
「おまえは執事に心配ばっかりかけていたんでしょう。
たまには心配する側になりなさい。
今回のことでよくわかったでしょう」
「ハイ……」
おばあさま、言ってることはいいことなんだけど、
やったことはつまり、孫のわたしを騙したんだよな?
悪いことだよな?
「おばあさま、執事の容態は」
「家令から聞いています。心労による過労だったのでしょう?
しばらく執事は休息させてあげなさい」
こっちの状況は、家令からおばあさまには筒抜けだった。
(「……あんの家令……」)
あとで家令をシバくことを決意。
おばあさまの説教は続く。
「まだまだコロっと騙されるし、
まったく、おまえはいつになっても子供みたいで」
「ハイ、申し訳ありません」
「そんなんだから、執事が倒れるのですよ。
いいですか、ホラというのは、夢とロマンがあるものです。
人が倒れるようなタチが悪いものはホラとは言いません。
修行が足りない」
「ハイ、申し訳ありません」
「これから、もっと精進して、黒羊男爵家の主にふさわしい
技術と想像力を身につけなさい」
「ハイ、申し訳ありません」
「さっきから、申し訳ありませんばかり言っていますね。
反省していないのでは?」
「いえいえいえいえいえ、そんなことはございません!」
「ならよいです。執事を大切にするのですよ、いいですね」
ブチッ、ツーツーツー。
かっこよく、おばあさまの通話は切れた。

そういうわけで、
わたしはこれからやっと仮眠が取れる。
執事は二、三日、入院し、経過を見ることになった。
早くも「ひいちゃんに会いたい」と言っているので、
大丈夫だろう。
だが。
あいつ、「ジンギスカン」の件を忘れていないらしく、
「大奥様の電話番号」と言って、
家令から入手したメモを手にシニカルに笑う。
畜生、わたしの唯一の弱点を握られている。
家令といい、執事といい、屋敷内にわたしの味方はいないのか。
あとはひいちゃんを人質ならぬ羊質にとるくらいしか
残された道はないのか。

意外と、わたしも好き勝手やってるようで
苦労しているのだ。
今回のおばあさまのホラは本当にシャレになっていなかった。
それを言うなら、おばあさまのホラこそ、
夢もロマンもなかったのに、
迫力に押されて負けた。
くっ、まだまだだな……。

てなわけで、わたしのホラ修行は続く。
このブログも細々と、すぐにでも使える便利な、
毎日がエイプリルフールな情報をどんどん提供していくぞ。
とりあえず、いまは寝る。
起きたら、お勧めマンガを更新予定だ。

あと、家令をシバく。
これを忘れてはいけない。
でも執事に電話番号を教えたってことは、
家令になんかすると、おばあさまに抜けるってことだよな。
じゃあ、なにもできないのか。
く、くやしい(ギリギリ)。
いつか、家令や執事の度肝を抜くようなホラを吹いてみせる。
精進あるのみ。



以上、新たな決意とホラでした。
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2010年11月22日 (月)

おばあさま降臨。やべえ。

やべえ、執事問題の一部始終を、家令のスチュアートが
おばあさまにチクりやがった。
うちの執事は家族同然だから、
おばあさま、これからこっちに来るって。
どうしよう……。いや、ホント、初めは悪気なく、
「黒い執事がいいな」って言ってただけ。
そのあとも執事の執事を探してやったり、
我ながら、そこそこいいご主人だったと思うのだが、
やっぱ「ジンギスカン」がまずかったか……。

わたしはおばあさまには頭が上がらないのだ。
だって、怖いんだよ、おばあさまは!
伊達に初代黒羊男爵夫人ではない。
あのひとの、あのひとの、虚言癖ときたら……!
人間不信になるぜ、ホント。
誰か助けてー!!

ちなみに執事は無事に病院へ搬送された。
医者がすげえ難しい顔をして「ご高齢ですからねえ」とか言いながら、
処置室の扉を、付き添ったわたしの目の前で閉めた。
容態はわからない。
わたしはいま病院の外で、この文章を携帯で打っている。
手が震えるのはどうしようもない。
おばあさま、おばあさまがいらっしゃる……。
おばあさまになんて説明しよう。
対策、対策を考えないと。
今日はもうブログ更新できないかもしれない。
明日もブログ更新できないかも……。



以上、緊迫した現場から、
混じりけなしのホラをお届けしました。
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執事が倒れた。

希望通りの執事の執事の羊が決定し、
安定するかと思えたうちの執事の精神状態だったが、
わたしがひとこと「ジンギスカン」と言ったために、卒倒。
いま救急車を待ってる。
もうダメかもしれん。



以上、純粋なホラ。

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執事募集終了。ご応募ありがとうございました。

執事の執事、緊急募集が終了しました。
採用は練馬ぽっぽ広場の武田ひいちゃんに決定しました。
募集に「羊不可」と書いておかなかったことは悔やまれますが、
おかげさまでホモ・サピエンス以外の方から(主に羊)、
たくさんの応募をいただきました。ありがとうございます。
執事本人がメリノ種の子羊がいい、と希望したので、
執事の執事の羊は、ひいちゃんに決定しました。
これからひいちゃんには毎日、わたしの屋敷まで通ってもらい、
執事の面倒をみてもらいます。
具体的には執事にブラッシング、ふれあいなどをさせてあげて、
老齢の執事の精神的な安定をはかってもらいます。
ご協力、ありがとうございました。



ひいちゃんが執事とどんな生活を送るのかは、
また別の機会に。
以上、ホラのオチです。100%ホラ。

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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ラブクラフト全集

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリース。

今回は =ラブクラフト全集 だ。

え、ラブクラフトって誰? 聞いたことないよってひとが世界の89%。(もっと少ないかも)
だが、わたしは強く言っておく。
H・P・ラヴクラフト を知らずして、恐怖小説を究めたとは言えない、と!
恐怖小説ってなによ? つまり、いわゆるホラー小説だ。
だが、ラブクラフトの小説は角川ホラー文庫とは一味違うぞよ。
なんつっても、ラブクラフトは不可能に挑戦した男、
禁忌をブチ破る男、
天才だったからだ。

「天才」とは「新しいものを創造できる人物」のことだ。
いままであったものを改良してうまく作るのは、秀才に過ぎない。
天才とは、見たことも聞いたこともねえ、すげえなにかを作る。
ラブクラフトがそうだった。
彼こそが、
インスマウスの生みの親、クトゥルフ神話の作り手なのだ。
ええーっ、クトゥルフ神話ってなに? 知らないんだけど。
馬鹿者、お、おまえはクトゥルフ神話を知らんのか?
大学生までに読んでおくべきだろうが。
古事記、日本書紀、論語、ギリシア神話、聖書、シェークスピア、クトゥルフ神話は
立派な貴族になるための義務教育だ。
もっと広げるなら、黄金伝説(TV番組じゃないぞ)くらい、
絵画のための教養として読んでいて欲しいところだが、
あれはまあ、キリスト教のコアな本なんで、未読でもしかたない。

とにかく話は戻って、クトゥルフ神話。
これはラブクラフトが創作した神話体系である。
わかりやすく説明すると、ギリシア神話ってあるよな。
簡単に言えば、オリンポス十二神がいて、それぞれにキャラがあって、
色んな事件を引き起こす、という内容だ。
クトゥルフ神話も同じ。
ラブクラフトが創作した神々がいて、それぞれにキャラがあって、
色んな事件を引き起こす、という内容だ。
だが、クトゥルフ神話は民間伝承の神様じゃなくて、
作家がゼロから作った神様ってところがポイント。
それからオリンポス十二神とはまったく似ていない。
ええー、なんか恐怖と違くない? 神様なんでしょ?
馬鹿者、わたしは心霊写真なんかにはまったく反応しないが、
クトゥルフ神話を初めて読んだ日は背筋が寒くなって
終夜灯りをつけてベッドで丸まって眠ったくらい、怖い。
 Q:なぜそんなに怖いのか。神様の話なのに。
 A:神様は神様でも邪神だから。異次元からの侵入者で、
  身の毛もよだつような、想像を絶する姿・性格だから。
ここがポイント。「想像を絶する」神様なんだが、
本当に「想像を絶し」たら、なにもわからない。白紙。
だから、ラブクラフトは天才として、わたしが知る限り、
当時、彼だけがとった行動に出た。
想像を絶するものを、読み手の想像力を喚起する形で、形容しようとしたのである。
筆舌尽くしがたいものを、形容できないほど怖いものを、形容したのである。
「不可能に挑戦した」とはこのことだ。
ゆえに。
ラブクラフトの小説は「想像力が豊かな人ほど恐ろしく」、
「想像力が乏しい人にはまったく怖くない」という結果になった。
あと、形容詞に使われている漢字もけっこう難しいので、
国語ダメな人はダメだな。

おもしろいことに、ラブクラフトの
クトゥルフ神話は
他の作家にも共有された。
初めはラブクラフトが書いていたんだが、
仲間がオレも書いてみるぜ!
オレはこんな神様作ってみるぜ! ッて感じで
クトゥルフ神話の輪がどんどん広がっていき、
神様の背景や、なりたち、信仰形態なんかがどんどん深くなった。
ラブクラフトが亡くなった現代でも
クトゥルフ神話を書いている人はいるぞ。
全部を追いきるのは不可能なので、
初心者には ラブクラフト全集 を勧めておく。
イギリスでは冬が怪談のシーズンだ。
ここは日本だが、暖炉の前で、
冬に背筋が寒くなるのもいいだろう。

ちなみに、わたしは現在、ラブクラフト全集を持っていない。
大学生のときに、こっそり持ってたのが
執事にバレて「教育上よくない」って取り上げられた。
いまだに、ご主人様の精神衛生によくないから、って返してくれない。
だがわたしは知っている。
執事が
クトゥルフ神話にはまってしまい、
こっそりクトゥルフに捧げる暗黒ミサを行っていることを。
そう、やつは邪神崇拝に染まってしまったのだ。
だが、信仰の自由は憲法で保障されているからな。
邪神でも、神様は神様。
ちゃんと祈れば、そこそこ願いを聞いてくれる
(聞いてもらえずに喰われることもある)
ので、自室でやってる分にはかまわない。
ただ、やつの願い事がなんなのか、気になるんだよな……。
正規の神様じゃない、邪神に祈る願い事なんだぜ?
よっぽど道を踏み外した願い事だと思うんだが、
もともと執事は真面目な人間だ。
真面目な人間の邪神への願い事ってなんだろう。
つまり、真面目だけじゃどうしようもないことなんだろうな。
いまの自分じゃ、思い通りにならないことなんだろうな。
……。
……。
ヤバイ、もしかして、あいつ、わたしのことを……?
わたしは禁断の扉を開いて、ガサいれすべきなんだろうか。
ちょっと背中が寒くなってきた。
もしも、「調べたほうがいいですよ?」と思ったら、
コメントをつけてくれ。
コメントがなかったら、このまま、放置しておくかも……。
執事ネタひっぱるが、いろいろ全ホラで。

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2010年11月21日 (日)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――封神演義

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリース。

今回のこのマンガはおもしろい=封神演義 で。

もうジャンプに連載してから、かなり経ってるし、
そろそろいいかな、と。
もともと高校生のころに安能務様の訳本を読んで、
これ、おもしれええ! ってなった。
西遊記や水滸伝も読んだが、一番エネルギーを感じたのは、
封神演義。(ちなみに三国志は別枠)
やはり、宝貝があると違う。レーザーあり、人造人間あり、なんでもあり。
(インドだとマハバーラタやラーマヤナがそれっぽいよな)
登場人物もキャラが立ってて、
マンガ版を読んだ人には、ぜひ安能務様の訳本を勧めたい。
ちなみに、マンガと訳本で、一部キャラが違うのはしかたない。
メインどころとして、妲己ちゃんのキャラが
だいぶ、かなり、違うのは仕方がない。
マンガのほうの妲己ちゃんは輝いてる。まさにスター。
ゴージャスに悪の道を突き進む。
訳本のほうでは、妲己ちゃんはけっこう地味に苦労してる。
ひとつの国を傾けるにはそれなりの努力が必要なのだ。
太公望はマンガと訳本ではまあ、ちょっとキャラ違うけど、
飄々としてるのは同じかなあ。
あと笑ったのが、楊戩。はははっ、たしかにこの人(?)、
完璧主義者っぽいところは元本にもあるけど、
マンガの中で、ここまで自分の立ち位置を把握して
ナルシーだと笑う。わかりやすくナルシスト。
マンガでは妖怪仙人ってことになってて、
半妖態が出たけど、最終的になんの妖怪かわからなかった。
楊戩の本体、知りたかったなあ。
でも花は趙公明だったから、
花ではないのだろうなあ。
それからマンガと訳本で超・違うのが、
趙公明の三人の妹たち。どこがどう違うのかは、
ぜひ読み比べて欲しい。
あのマンガ、趙公明の三人の妹たちを
藤崎様がああデザインしただけで
もう永遠のお宝だぜ……。あの表紙は家宝。
申公豹に至っては、もう何も言うまい。
わたしの友人は、申公豹像が違うという理由で、
マンガは読まなかった。
友人の中では申公豹はもっと、なんというか、
デキる感じの落ち着いたおじ様だったらしい。
絵を見せたら、こんなん違うよー! と半泣きが入っていた。
まあまあ、そういうことはあるよ。
原作とマンガって、ギャップがあるのはしょうがない。
でもそれを超えて、藤崎様の封神演義はおもしろい。
オリジナルで足してるところもいいし、
逆にオリジナルで引いているところもいい。
マンガとしてとてもきれいにまとまっているし、
間違いなく他人にお勧めできる高レベル。すごい。
週刊少年ジャンプでよくこんなん連載したよな。
ぜひ、読んでみてください。

今日はとても真面目に話したよ。
なぜなら、ちょっといま家の中がゴタついてて、
ふざける余裕がなかったからだ。
そうなのだ、執事問題があとを引いてて、
面接だの履歴書だの、いまの執事の号泣だのを
処理せなならん。
ああ、おかげさまをもちまして、執事の執事には
たくさんの応募をもらったぜ。
ええと、北海道は紋別市郊外在住の加藤アトムくんだろ、
東京からは練馬ぽっぽ広場在住のひいちゃんだろ、
はるばる海外・オーストラリアから、メリー・スミスちゃんだろ、
他にもいろいろ。

問題は、執事の執事募集の際に、
「羊不可」って書かなかったことだ。
動物には癒しの効果があるらしいから、
まあ、執事が元気になるんなら、
執事の執事が羊でもいいかなとは思う。
ただその場合、給与は日本円じゃなくて、
牧草の現物支給だよな……。
屋敷の構造も考えないとならん。
羊はドアを開けられないから、屋敷の扉、全部自動ドアにしないと。
クリスマスには近所の子供を招いてパーティーしなきゃならないから、
自動ドアにするんなら、11月中にやっておかないと。突貫工事だ。
わたしは工事の采配や手配はまったくしない(執事がやる)が、
屋敷の完成図確認したり、銀行に支払いを命じたり、と、
いま、けっこうやることがあって、忙しいんだ。
だから、今日の話は半ホラくらいで読んでくれ。

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2010年11月20日 (土)

執事募集中。至急。

ヤバイ、そうとうキテる。執事の執事、緊急募集。
うちの執事、フランフランへクリスマス用のおもちゃを注文しろと命じたら、
「腐乱腐乱でございますね」とか言いやがった。
過労かな……。年齢からくるボケではないと思いたい、主人としては。

じいさんの面倒をみてくれる執事の執事、
応募を待っている。
たぶんボケじゃないから、介護じゃなくて
執事で対応できると思うのだが。



以上、基本ホラだが、一部真実を含む。真実の部分が問題だ。

執事募集中。

ひょんなことから、執事を募集することになった。

いや、うちにはちゃんと家令も執事もいるのだが、
「黒執事」というマンガに出てくる執事がいいなー、
いいなー、と言っていたら、執事本人に、
涙目でリクナビで募集すればいいでしょう、と言われた。
そこで、
泣くなよ、おまえ、もういい歳だろ。
おまえにはおまえのいいところがあるよ。
冗談通じないし、いまどき珍しい振り込め詐欺にひっかかるし、
(わたしは自動車事故を起こして、妊婦と示談になったりしない。
 なぜなら、自動車はベテラン運転手が運転しているからだ)
料理の腕は壊滅的だが、なにか、いいところあるよ。
ちょっとええと、すぐには出てこないけどな。
っつったら、
募集すればいいです! と言って泣きながら走り去ってしまった。

そこで、しょうがないので、執事の執事を募集する。
誰かうちの執事の面倒を見てくれるひと募集。
まあ、執事はわるい人間じゃないんで、
じいさんの面倒をみるつもりでよろしく。



以上、執事ネタにて全部ホラ。
うちの執事は、泣いたりはしないよ。
ものすごい冷静に怒られた。
ま、ホラはホラ。

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――ドラゴンランス

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今日は= ドラゴンランス(「戦記」)(「伝説」) だぞ。
超有名(だと思う)だが、もうブームは去っていると思うので、
(ブーム去って定着化してると思う)
今回はこれで。



話の内容はわかりやすく、ファンタジーだ。
ドラゴンがいるような。ドワーフと魔法使いがいるような。
主人公(?)タニスをリーダーに、邪悪なドラゴン卿と戦ったり、
冒険したりする。
まあこれだけなら、よくあるアメリカンファンタジーか、と思うが、
アメリカ的な正義感を突破している特筆すべき点が二つあるぞ。
その一:ケンダーがいる。
その二:性格が悪い(暗い・ネガティブ)な魔法使いがいる。
(その三:主人公がうじうじ悩む)
わたしはその三は個人的にはあまり気にしていない。
だが、ファーストガンダムのアムロの葛藤がいいと思う人は
嬉しい主人公かもしれない。

その一の「ケンダー」ってなに? と不思議になるだろう。
ケンダーとはドラゴンランスの世界特有の種族で、
しゃべり好き、器用、すばしっこい、ちょっと自分本位な種族である。
上記の要素がすべて兼ね備えられると、立派な「スリ」が誕生する。
ケンダーは軽犯罪者の温床なのだ。
だから、みんながシリアスやってるときに、とんでもないもの盗んできたり、
ひとりでふらふら(「斥候」)したり、
「ちょっと借りるだけ」したりする。
これがいちいち同じ一行のドワーフ(頑固者)の逆鱗をさかなでして、
大喧嘩になる。もっとも、ケンダーがピンチになると一番心配するのも
このドワーフなので、いいオヤジだ。

その二の「性格が悪い(暗い・ネガティブ)な魔法使いがいる」は
具体的にはレイストリンという魔法使いだ。
まあ、明るく「やあ、今日の調子はどうだい?!」と手を差し出しながら、
全面スマイルする魔法使いはそれはそれでなんとなくイヤなので、
(文化系なのに体育会系みたい)
魔法使いはちょっと性格にひねりが入ってるくらいがちょうどいいかなと思うが、
レイストはひねりが入ってるどころじゃない。
とてもたくさん、亀裂とひねりが入っている。
実は同じ一行にレイストの実の兄・キャラモンという戦士がいる。
二人は双子なのだが、これが似ていない双子。
キャラモンはイイヒト。敵と戦ったりするけど、
レイストリンには草食動物的な優しさで接してくる。
レイストにはそれがまたイヤ。哀れまれてれるんじゃなかろうか、とか、
いろいろかんぐって、兄の単細胞ぶりを馬鹿にして、
とにかく屈折しているブラコン。
レイストはやがてブラコンを卒業して、
とても偉大でとても悪い魔法使いになるが、
それでも兄との妙な縁は切れなくて、
冒険はタニスが主人公だったはずなのに、
いつのまにか兄弟の話になってしまって、
タイトルも「ドラゴンランス伝説」になったりする。
個人的には「戦記」よりも「伝説」のほうがおもしろくて好きだ。
レイストがいっぱい出てるから。

レイストリンは、複雑な性格なのだよ。
語り始めるとこのブログ終わらないと思うので、
そろそろまとめなければならないが、
彼は頭がいいので、偽善を見抜く人だったのだと思う。
他人に接するとき「他人に優しい自分が好き」で優しくするひとがいる。
結果的に、優しくなって丸くおさまってんだからオーライとも思うが、
レイストはそういうのが許せないんだよね。
自分が身体が弱かったり、小さなころ仲間はずれだったりして、
異端者・疎外者の気持ちがすごくよくわかってる。
だから、貧者の最後の財産を守ろうとしたのだと思う。
「貧者の最後の財産」って?
異端者・疎外者・つまはじきもの・貧乏人、失敗者、そのほか、
マイナスにあえいでいるひとがもてる、
最期まで持ち続けられる財産がひとつだけある。
それは「自尊心」(プライド)だ。
これだけは外の人間がなにを言おうとしようと、
「持っている」と思った瞬間から本人が投げ出さない限り、
心の中で、光を放ち続ける財産だ。
偽善は自尊心を馬鹿にする。
優位差を見せつけて傷つけようとする。
だから、「ほどこしなら、いらない」になるんだよな。
もちろん、「ほどこしでもいい、ほしい」ときもある。
それでも、いつか見返す、いつか恩を返すと思っていれば、
自尊心は保てる。
誰かに優しくするとき、それが偽善かどうかを判別するのは簡単だ。
 ・相手の自尊心を傷つけるもの。
 ・他にも方法があるのに、自分が勝手にこれがいい、と決め付けるもの。
それは偽善だ。共感じゃない。
だから、レイストリンは、みんなに馬鹿にされるどぶドワーフの女の子には
とても優しい。ほどこしじゃない、共感だよ。気持ちがわかるからだよ。
そうなのだ、レイストリンは物語の世界では悪名高い魔法使いになるんだけど、
でも優しい部分があるんだよ。
初めから容姿端麗で困ったことなさそうな女神官とか、
偽善と共感の見分けがつかない兄貴とかは、すげえ駒扱いする。
それは否定しない。レイストは悪いやつだ。
でもレイストのひねくれた部分には、ひねくれたなりの自尊心がある。
彼は自分の自尊心を守ろうとしたのだ。

な? やっぱりレイストリンについて語ると長くなるだろ?
実はわたしとレイストリンは性格的にはほぼ62度くらい異なっている。
正反対まではいかないのは、
わたしもひねくれているがユーモアのセンスがあるので、
レイストとはやっぱりちょっと違う世界の見方をするからだ。
たとえば原因が偽善でも結果がよけりゃいいじゃんか、と思ったりもする。
難しいよな。
でもたったいま、もう死ぬと決めて準備始めてる人にも、
ものすごく他人に傷つけられて、もう生きる意志も価値も失ったと思う人にも、
自尊心はあるんだよ。それは他人には傷つけられない宝石なのだ。
失ったと思っても、いやまだあると思った瞬間によみがえる財産だ。
心の中に、芯を持つんだ。大丈夫、誰でも持てる。
だから世の中は捨てたものでもない。とわたしは思うよ。

以上、今日は真面目に「新興宗教の教祖」モードでお届けしました。
どうよ、カリスマあった?
いや、あの、これはホラブログだぜ?
真剣にわたしを拝んだりしないように。
今日みたいな話を毎日してると、教祖になるのかな。
で、「イリュージョン」の救世主みたく、ある日、
オレの人生、こんなんじゃねえとか思ったりするのかな。
あくまで、このブログはホラですから。信じないように。

でもウソじゃなくて、ホラだからよ。
ウソより夢とロマンはあるよ。夢とロマンと、心のゆとりがね。

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2010年11月19日 (金)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――黒執事

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は= 黒執事 で。

えええっ! このマンガ、みんなもう知ってるじゃん!
いまさらこんな小さなブログで取り上げる必要がねえよ。
そう、できれば知る人ぞ知る、
あんまりみんなは知らないマンガを取り上げていきたかった……。
(カプセル・ヨードチンキのように)
だが、勝手に売れちゃうんだよ、おもしろいと思ったマンガが!
黒執事だって初版で買ってるし、
テルマエ・ロマエも店頭ですぐ買ってる。
でもすぐ有名になっちゃうんだな。
あとは、ヴィクトリアものだと Under the Rose を
ネタとして保持している。これも売れちゃったんだよな……。

で、黒執事ですが、それにしても、タイミングが不自然ッスね?
なにもこんなに早く取り上げなくても、
鋼の錬金術師みたく、ブームが去ってからやろうという
姿勢でも問題ないのでは?

問題ありません。本来、そうしようと思ってた。
だが、だがしかし、いいか、よく聞け、
わたしの太い自制心をもってしても、
三回も、連続して、同じクロードとアロイスがガチャポンから出てきたら、
もう我慢ができん!! 誰かに言わずにはいられん。
黒執事ですよ、黒執事! 主人公はセバスとシエルだろ、
あのガチャポン、セバス+シエルが本当は入ってないんじゃねえの?!
わーたーしーが見たかったのは、セバスチャンだ。
セバスチャンなのだよっ(はあはあ。息が切れる←体力がないので)

いや、執事そのものはよく見るぞ? うちにもいるからな。
だが、「あくまで執事ですから」のセバスチャンが大好きなのだ。
なぜなら極悪で非道だから。いいですな、黒い忠誠心。
うちの執事はぜんぜん黒くない。
というか、こんなに善良な人間も珍しいくらいの男だ。
正直に言おう。
安心できるが、つまらない、と。
やつに任せておけば、万事 間違いはない。
しかし、セバスチャンとシエルの会話のような
刺激的なスパイス成分がないのだよ。
わかるかね? 貴族にとって、退屈は罪悪なんだよ。
黒執事のような、黒くて、パーフェクトで
うまいスイーツが作れる執事が欲しい。

と、いうようなことを、うちの執事に言ったら、
「リクナビに求人広告を出してみてはいかがでしょうか」って言われた。
おいおい、まっとうにもほどがあるだろ。
ていうか、おまえがなんでリクナビ知ってるんだ。
もしかして夜な夜なチェックしてるのか。
もしかして、わたしのブログも読んでいたりするのか。
その可能性もあるので、黒執事についてはこれ以上、
深くは言及はせん。
ただ一言だけ言っておく。
「黒執事万歳。ヴィクトリアン好きにはたまらない」。

今回は現実とホラが微妙に混じりあっていて、
何割がホラかは言えないな。
仕方がないから、全部ホラだ、と言っておく。

ホラだからな、だからリクナビを見るのはやめるんだぞ?
いいな?
今度、勤務継続記念して食事でもおごるから。
あまり思いつめるなよ?

2010年11月18日 (木)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――女二人のニューギニア

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は =女二人のニューギニア である。

たぶんけっこう有名な本。
他人にお勧めは、って訊かれると勧める本・二冊目。
この本は、秘境冒険小説である。わけはなく、旅行記(?)だ。
作者が友達の人類学者に「今度機会があったら、遊びに来れば」と誘われ、
「じゃあ、行こうかな」といってたどり着いたのが、
ニューギニアのもんのすごい山奥。
飛行場から山をいくつも踏破しなければならないような秘境だった。
もちろん、そんなの作者の想定外。
その人類学者のフィールドは、とにかく、絵に描いたような、
日本人がアニメとかで想像するような秘境。緑・ジャングルしかない。
インディ・ジョーンズがいそう。
そんな場所で人類学者は女ひとりで(!)現地民族とコンタクトをとり、
地道に調査を進めていくのだ。
こういう人がいてくれるから、人類の進歩ってあるんだ、と思うぜ。
利便性とか、報酬とか、そんなの度外視して、未知なるものに挑んでる。
ただ、そういう場所に気楽に「遊びにおいでよ」なんて言うのはどうかな……。
あまりにも軽い誘いだったから、作者も行っちまったわけだし。
どうも人類学者のほうは「秘境」という認識をあんまりしてないっぽい。
ものすごい環境への普通人の作者の絶叫を、
「あれまあ」みたいな感じで流しとる。
とにかく、普通人の秘境への反応が、腹が痛くなるほど笑えておもしろい。
日本の常識がことごとく瓦解する環境なので、
作者の足は「壊れて」しまう。というか、足以外のすべても壊れてしまう。
さあ、こうなるといったいどうやって日本へ帰国するのか。
もうあんな山を越えることは無理。
オチとしてはきれいにオチているので、作者はちゃんと日本へは帰国します。
(帰国できなかったら、この本、出版されてねえ)
帰国どころか、後日、日本で帰国してきたあの友人の人類学者に会い、
人類学者が「日本はやだよー、ニューギニアがいいわー」という言葉に
半笑い。心情的には「二度と行かない」だよな。

この本を読んで、「快適」が一番好きな言葉であるわたしは、
絶対にジャングルには行かないと決意。
まあ、行きたくない場所はジャングル以外にもたくさんあるけどな。
深海だろ、北極だろ、南極だろ、
暑い国だろ(暑いの駄目)、
寒い国だろ(寒いのも嫌い)……。
だが、こうやって考えていくと、実は行動範囲がとても狭められて、
たぶん視野も狭くなって、日本から絶対出ないみたいに
なってしまうんじゃなかろうか。
もしかしたら、たまには冒険したほうが、
いろいろな事柄を理解できるようになるのかもしれない。

そういや、最近、冒険してないな。
最後に冒険したのは、竜を探しに行ったのが冒険かなあ。
いや、死ぬ前にドラゴン見ておこうと思って。
やっぱゲームのラスボスだし。
日本各地に竜の伝承はあるけど、
日本の竜は=自然の精霊みたいなところがある。
人質のお姫様とって、騎士と対戦したりしねえからな。
日本風の竜にはなかなか会えないらしい。
で、西洋風の人質を取るタイプの竜に会ってきた。
やっぱり騎士に刺し殺されてたぞ。
思ったよりデカかったし、あ、これ竜イケるんじゃね? と思ったけど、
あえなく撃沈。竜って弱いのかな。ちょっとがっかりだな。
ちなみに、竜に会ったのは千葉にあるのに
名前は東京とつく夢の国のお城の中だった。
本当に本物の西洋風の竜って、イギリスで聖ジョージが殺しちゃったのが、
最後の一頭だったんだって。
人間が乱獲するから、絶滅しちゃったんだね。

日本風の竜はまだいるみたいだけど、
深山幽谷に隠れ住んでるみたいなんで、なかなか会えない。
地脈が読めれば、竜に会えることもあるみたいだから、
そっちから勉強することにした。
まだまだ勉強中。

以上、まあ、半分ホラですな。

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2010年11月17日 (水)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――っポイ! と シグルイ

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は、完結記念ということで、 っポイ! と シグルイ で。



えええええっ、このふたつを同じくくりにしちゃうんですか。
どう考えても、分けてとりあげたほうがいいんじゃないですか。
という脳内つっこみが入っているが、オールスルーで。
なぜなら、わたしの脳内の引き出しは
「おもしろい」「おもしろくない」の二種類しかなく、
っポイ! も シグルイ も「おもしろい」引き出しに入っているからだ。
これは対人関係にも言えて、わたしにとって生物は、
「好き」「好きじゃない」の二種類しか存在しない。
ちなみに「生物」というカテゴリーには人間以外も含む。
わたしにとって大事な親友とトウカイテイオーは同じカテゴリー。

で、肝心のマンガだが。
っポイ! は学園物ですな。
基本的に、
元気いっぱい・イレギュラーの塊・天野平くんと
平くんのお隣の家の幼馴染・万里くん中心のマンガですぞ。
万里くんはなんでもできるぜ。
かっこいいぜ、ユーモアのセンスがあって、話がわかるんだぜ。
頭も良くて、スポーツも得意なんだぜ。家も金持ち。
こんなに全部できたら、嫌なやつになるはずなんだが、
本人が飄々としているので、なぜか楽しい万ちゃんに。
わたしは万里くんは好きですな。見ててあきないぞ。
学園生活上、平くんは理想主義で何度も壁にぶちあたるのだが、
万里くんがフォローアンド野次馬していって、壁を超えていく。
イジメとか中退とか、親の暴力とか、けっこうネタは黒い。
あと特筆すべき点として、キャラクターがおしゃれ。男爵的におされと思う。
ええと、たまにあるパターンとして、
漫画家が理想の女・少女を描いてくれるが、
顔・スタイルはよくても下着や服装がブーッ! で萎えることがある。
じっさいにストーリーでキャラを動かして、パンチラしてくれても、
肝心のパンツが平面的で可愛くないとガックリくるでしょ。
迫ってくる女教師の黒下着が総レースじゃなくて
単なる三角形だったら「ええっ」ってなるでしょ。
そりゃ、そこを想像力で補うべきなのかもしれないが、
野郎が考える女下着には限界があるんだから、
事前にちゃんと描いていて欲しいと思うだろ。
つまりイイ女・かわいい少女が日常どんな格好をしているのか、
たぶん知らないひともいるのだな。
逆に、ある種の漫画家は女の子が「かっこいい」「かわいい」という
衣装を知っているような気がする。あくまで、キガス。
CLAMP様とか、っポイ! のやまざき様とかはここすごいと思うぜ。
女の子の衣装もいいと思うが、
作者から見て異性の平や万里のファッションセンスがかっこよい。
あと時代が違うとは思うが、黒執事 も衣装ポイントは高い。

ただ問題は、わたし自身のファッションセンスがアニメが基準なので、
わたしがどんなに激賞しても、間違っているかもしらんということだ。
まあ、っポイ! は好きだな。たまに読み返してみよう。

次は シグルイ。ええと、シグルイ のファッションポイントは――。
そんなもん、あるか! いや、厳密に言えばあるのだが、
おされ かどうかではなく、時代考証にあっているか になるんだろうな。
シグルイ は侍マンガです。「すごい侍のマンガ」。
意味不明に聞こえると思うが、そうとしか表現できん。
ストーリー的には敵討ち物になるのかなあ?
ただものすごく密度が濃いマンガ。好き嫌い分かれるかもしらん。
っポイ! にはギャグがあるが、シグルイ はノーユーモア。
真剣勝負です。文字通り、常に問題は、真剣(ホンマもんの刀)の勝負です。
が、陰惨な内容ともとれるのに、なぜか引き込まれてしまうのだ。
敵討ちとか倫理的にはぜんぜん理解できない事柄だし、
特に剣道に興味もないが(子供のころ暴れん坊将軍を見ていたレベル)、
シグルイ にはぐいぐいひっぱりこまれるのだ。
これがマンガの力なのかもしれません。
嫌じゃなかったら、読んでみれば。

そうゆうわけで、完結おめでとう記念で二作同時に取り上げてみた。
今月はけっこういろいろ出るよな。
鋼の錬金術師の最終巻も出るし。
鋼の~は語らせると長いぞ。
なぜなら錬金術や召喚魔法にもともと興味があり、
家に魔法陣や魔法書、錬金術の資料まであるからだ。
黄金の夜明け団とかな。ソロモンの小さな鍵とか。
鋼の は取り上げるとしてもずっと先かなあ。
みんなが話している間は、わたしが話す必要はないと思うぞ。

大学生のある日、
将来の夢は「魔法使い」だったわたしは、
召喚魔法を試みたことがある。
ちゃんと潔斎して、円陣も準備したよ。
リブロで買った本に円陣を書いた紙がついてて
広げるだけでよかったので、便利だった。
生贄の鳥は100グラム98円の腿肉と鳥ガラを用意。
もう死んでるけど、から揚げ作れるし、出汁もとれるから大丈夫だろ。
天使を呼ぶか、悪魔を呼ぶかで悩んだが、
悪魔は出現時に「くさい」ことがあるらしいんで、
じゃあ、天使のほうがよかろうってことで、天使に。
あとはお決まりの召喚の呪文だよな。
例の、「我が前に~」ってやつ。
ちょっと順番間違えたけど、意味が通じるから、問題なし。だって天使だから。
で、結局、どうなったかって言うと。
「神様はいないと思うから」っていう高校のときの
教会の日曜学校の教訓を思い出しただけだった。
「(神様いないのに)天使なんているわけねえじゃねえか! タコ!」って紙が、
ひらひらとわたしの前に落ちてきた。
いやあ、天使ってちゃんと人界を見てるんだね。
信じてる人の前にしか出てこないらしいよ。
信じてる君は、召喚してみればいいと思う。
そして結果をコメントで教えてください。
ちなみにわたしと同じ結果になった場合は、教えてくれなくていいです。
成功したら教えてくれ。

以上、まあ本当のことも混じってるけど、だいたいホラな話。

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2010年11月16日 (火)

殺意の瞬間。

今日もあのひとは、わたしの顔も見ずに家を出て行った。
朝の出勤前から夜の帰宅後まで、まったくわたしを見ようとしない。
最初はこんなじゃなかった。
調子がいいか、大丈夫かと細やかに声をかけてくれ、
気遣ってくれた。
それが今では、埃をかぶった関係。
いつからこんな状態になってしまったのだろうか。
わたしがこの家に来てからどれくらい経ってから、
こんなふうになってしまったのだろう。
わたしが、悪かったのだろうか。
これでも精一杯、できることはやってきたつもりだったのに。
それは独りよがりに過ぎなかったということだろうか。
あのひとは、もうこちらを見ない。
たぶん、二度とかえりみない。
ならば、いっそ、必ず視界に入るように、
棚に指をのばしたところでこの棘を突き刺して――。



以上、飼い主に放置されているサボテンの心境をお届けしました。
サボテンって必ず花が咲くらしいよ(咲かない種類がない)。
こういうホラはいいね、書きやすいぞ。

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この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――イリュージョン

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今回は=イリュージョン だ。
カモメのジョナサンの作者、リチャード・バックの傑作だぞ。
※手品の本ではない。


前回のこの本がおもしろい~にて、
わたしは重大なミスを犯してしまった。
取り上げた本がおもしろくないという間違いではなく、
内容が間違っていたという間違いでもなく、
「いま一番おもしろいと思う本」を取り上げてしまったのだ。
座右の本が他にあるのに!
てなわけで、今日 記載する。
このあたりは柔軟に。思いつめると身体に悪いからな。
他人に厳しく、自分に優しく、地球に優しく、リサイクル!
わたしの一番好きな言葉は「快適」。
嫌いな言葉は「汗・努力・根性・精神論」。
嫌いな言葉は存在を否定しているのではなく、
単純に関わらなくて済むなら、関わりたくないだけ。

いっぱんに「リチャード・バック=カモメのジョナサン」という公式が
有名だが、あえて言おう、
リチャード・バックはイリュージョンだ、と。
(カモメのジョナサンも持っているし、読んでいる)
イリュージョンとは魔法の話ではなく、手品の話でもなく(二回目)、
催眠療法の話でもなく、救世主の物語である。
救世主って言うと、世界を救う的な? 自己犠牲的な?
それってさっき言ってた嫌いな単語とカブりそうじゃない?
違うのだ、救世主は救世主でも、イリュージョンの救世主は
「救世主業を辞めちまった救世主」なのさ。
ええっ、救世主って辞められるの?
――辞められるんです。救世主になろうが辞めようが自由なんです。
物語の中の救世主は救世主学校(!)へ通い、
救世主としてデビュー、奇跡を行っていく。
すると救われたい・救ってもらいたい人がたくさんたくさん、
砂糖に群がるアリンコのように集まってくる(当たり前)。
で、救世主はある日、思う。
え、これが一生続くの?
これってなんか、俺が想像してた人生と違くね?
じゃあ、辞めちゃうか。辞めちゃおう。神様もいいって言ってくれたし。
ってことで、彼は救世主を辞めてしまい、
飛行機乗りという自由業になって、大空へ羽ばたくわけだ。
このフリーダム感!
世界を救わなきゃならない的な悲壮感・義務感はいっさいなし。
念のため、繰り返すが、「救世主」だぞ。新興宗教の「教祖」じゃないぞ。
本当に奇跡を起こす力を持っているのに、辞めちゃうのだ。
いや別に、無責任というわけじゃないよ、
逆に性格的には普通の人なんだな。自分も幸せになりたいだけ。
いいやつだよ、彼は。
そんな元救世主がある青年と知り合い、
「え、救世主ってそんな簡単になれんの?」
「なれるよ、教えてあげるよ」って言って救世主入門書(!)を貸してあげて、
勉強を始める。その結果、青年は――。って話。
おもしろいぞ。単行本で出てるし、薄いから、立ち読みでもしてみれば。
だが、じゅうぶんにお金を払う価値はあると思うが。
(もっとも、わたしは六時間で三冊を立ち読みするような人間なので、
 一般人がどのくらいのペースでどのくらい立ち読みするのかわからんが)

中学生のころ、「なんかおもしろいお勧めの本ない?」と訊かれたら、
「イリュージョン」と即答していた。
次点として、「女二人のニューギニア」も貸していたが、
この本はまた後日。

ちなみに。
わたしはいままで他人に「宗教作れば」「教祖になれるよ」と何回も言われている。
わたしにカリスマ性があるからではなく(あるのかもしらんが)、
男爵なので、マイワールドを作ることができるから、
そう言われるのだろう。
ホラは世界を救う。
これが本当の「ホラ話」。

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2010年11月15日 (月)

この本がおもしろい。わたしが勝手に思うに。――容疑者Xの献身

以下、ネタバレを含むので、いやんなひとはバックプリーズ。

今日のこの本がおもしろい=容疑者Xの献身。……いまさらか!!


次点で葉桜>模倣犯(このあたりは好みだよな)だが、
個人的に、容疑者~のほうが最後の
「あああああっつっつっつ」感が強かったので、こっちに。
いやあ、ベストセラーっておもしろいですねって、あたりまえ。
ここ数日、ミステリーを読み漁ってるが、
半落ち→葉桜の季節→容疑者→模倣犯の順で読んで、
一番の「あああああっつっつっつ」感は容疑者X。
この「あああああっつっつっつ」感は小学生のとき、
アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を読んで以来かもしれん。
あの時は震えた。本当に、最後のほう、マジで手が震えた。
いやだって、あの話、小学生にだってわかるロジックだぞ?
それでいて度肝を抜く結論。
最後のほう、ポアロの台詞を眼で追うのがもどかしいくらいだった。
って。容疑者Xの話じゃねえ!
話を戻して、容疑者Xは、個人的にはオリエントに並びそうだ。

一言にミステリーっても、本格って言われるものから
トラベル物まで多岐に渡るが、
個人的に一番好きなタイプは、容疑者X。
模倣犯の書き込みを分厚く重ねた上での
最後のカタルシスも快感だったが、
容疑者のトリックは盲点。まさに盲点。
言われれば「ああ(納得)」となるが、
言われるまではぜんぜん気づかない。
ミステリーのひとつの理想形だと思う。
作者はいっさいご都合的なズルはしていない。
なんというか、本物。これ、マジですごい。

そういうわけで現在 尊敬するミステリー作家は、
アガサ・クリスティ、東野圭吾、アイザック・アシモフである。
え、アシモフってSFのひとじゃないの?
ちーがーう、彼はなんでも書けたのだ。 
彼の黒後家蜘蛛シリーズはわたしの宝だ。
ミステリー好きで黒後家読んでないひとは人生を損してる。
って、また容疑者Xの話じゃねえ!

ええと、容疑者Xの献身はとてもおもしろいです。
本当です。本当に。ホントよー、ワタシ、ウソつかないアルよー、ホラは吹いても。
ちなみに「告発者Yの真実」という本も存在する、というのは
いま思いついたホラ。
いやだって、エラリー・クイーンにXYZシリーズがあるじゃねえか。
容疑者も続いてもいいよな。っつうのは、これが本当の蛇足。

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2010年11月13日 (土)

このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――カプセル・ヨードチンキ

以下、ネタバレを含むのでいやんなひとはバックプリーズ。

今回のこのマンガがおもしろい=カプセル・ヨードチンキ。


※2014年5月25日 遅まきながら、新装版にAmazon画像を張り替えました。
 信者のオレは旧版もめでていますが、新装版もお買い得だよ!

え、そんなマンガ、聞いたことないよ? という人が世界の99%。
もう絶版になってると思われるSF物(?)だが、
 →絶版にはならなかった。新装版が出た。神はいる。
SFマンガが好きでこれを読んでいないひとは
人生で損をしていると勝手にイエロー判定するくらい、おもしろい。
斬新な設定、緻密な伏線、イカす登場人物。
出版当時は「ネットワーク」、「ハッキング」なんて単語は
ほとんど一般人は知らなかった。それがこのマンガには出ている。
初版なんて1995年だ。(もちろん初版を持っている)
とても十五年以上前に描かれたマンガとは思えない。
2010年現在、読んでもおもしろい。
わたしは熱狂的信者なので、作者・石原様の作品はBL含めて
ほぼすべてコンプリートしてるが、
ぶっちぎりでカプセル・ヨードチンキを推す。
モズ最高、カラス大好き。でも一番クるのは克郎。
ウィザード最高!!  ダイブとかすげえ。
こういう男になりたいです。なりません。
続き描いてくれないかなーと思うマンガ・No1。
ちなみにNo3は「少年魔法士」。

ザックリしたストーリー紹介。
毎日がつまらない少年・克郎。
彼は人工子宮で育てられた天才だった。
同じく人工子宮で育ったシーナと一緒に、
ある会社の機密情報を盗むことにする。
ハッキングのエキスパートである克郎は
実行部隊である少年・モズやカラスたちに指示を出し、
見事、電脳の要塞と言われたビルを攻略、機密情報を奪取する。
実は、その会社は克郎の父が経営しており、
克郎は父の保護下から離れるために、
機密情報を手に入れたのだった。
こうして、人工子宮生まれの少年たちは
未来の電脳都市・トーキョーで生きていく――って話。
あくまでもざっくりした紹介ですよ、これは。
実際にはビルを攻略するときのパスワード解読や
監視カメラの映像をハッキングですりかえたりと、
ばんばんウルテク(ウルトラテクニック)が出ます。
手に汗握ること間違いなし。

カプセル・ヨードチンキが出たころ、わたしの将来の夢は「学者」だった。
その前は「魔法使い」だった。
そして現在は、「貴族」(男爵)。
ランクダウンしたかランクアップしたのかは、微妙なところ。
現代日本で貴族がどうやって生活しているのかは、秘密。
ヒントは「日本って豊かな国だよね、特にホテルのゴミ箱。」
さあ、考えてみよう。

以上、いま思いついた半分ホラ。真実もじゃっかん混じってる。

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2010年11月12日 (金)

異常気象の影響で。

今年の夏は異常気象で猛暑となった。
その影響を受けて、いまだに野菜類の値段が高い。
異常気象の影響を受けるのは、もちろん日本だけではない。
同じモンスーン気候の土地も影響を受ける。
そこで問題になってくるのが、バナナ。
ご存知の通り、バナナは特殊な形状から地中で結実する果物だが、
(じゃがいもなんかと同じで、地下茎で実と本体がつながる)
やはり影響を受けるようだ。
具体的には、一房当たりの分岐数が異常に増える。
果実の個数が多いだけ、暑かったということですな。



以上、いまわたしが思いついた全部ホラ。

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このマンガがおもしろい。わたしが勝手に思うに。――血界戦線

以下、ネタバレ含むので、いやんな人はバックプリーズ。

今日のこのマンガがおもしろいは=血界戦線。二巻出たよ。


一巻のときからもちろん初版購入。というか、トライガンのころから初版購入。
わたしは内藤信者である。
とにかくシリアスの中にちりばめられるギャグの密度がものすごく高い。
それでいてギャグがシリアスの進行を邪魔しない。
ザップの隕石のくだりは腹筋割れそうなくらい笑った。
話の構成も無駄がないけど、キャラが立ってるよな。
ごひいきキャラはザップ、ではなく、クラウス。
こういうひとが周りにいたら、かまい倒して遊びたい。かわいいひとだ。

それはさておき。
最近、マンガは読むけど、本は読んでないな。
最後に読んだ本は「聖書」。
趣味の調べ物だったので読破はしなかった。
ちなみに旧約の冒頭から新約の最後まで、
中学のとき一気に読破したことがある。
当時、あまりにも興味をそそったので、外典まで購入。
プロテスタント教会にも通って、英文聖書を毎週読み、
聖書研究の指導を受けた。
けど、高校で教会通いはやめた。
理由は「神様はいないと思うから」。
非常に残念だけど、そのような結論に至ってしまった。
教会仲間もとても残念がっていた。
神様はいるのに、って言ってた。

以上、わたしが今さっき思いついたホラ。
半分本当だけど、半分本当じゃない。

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